うらぽっちゃり

11 「ぽっちゃり教のご神体」とはなんぞや

　こんにちは。お久しぶりです～。
　だいぶ涼しくなってきましたね……と書こうとしたら、また夏日に戻ってしまった日本列島。
　台風が何回もやってきて、各地の運動会は影響を受けたようですね。
　みなさんのところではいかがだったでしょう。

　さてさて。
　表側「うちのダンナはぽっちゃり男子」のほうでご紹介していた「ぽっちゃり教」のお話の続きなんですが、内容的に「うらぽっちゃり」かなあ……ということで、こちらへ(笑)。
　あちらをご覧でない方のために一応ご説明しますと、我が家ではダンナがときどき踊り出すナゾの踊りがありまして。最近は私も一緒になって踊ってるんですが、それがいつしか我が家では「ぽっちゃり教」の神様を崇める踊りってことに……。

　ほんで。
　台風が去ってしばらく涼しい日が増えてたもんで、このところのダンナは「ぺったり男子」の称号を返上してさらさらお肌が復活していたのですが。
　夜も暑くなくなったんで、ベッドに入るともそもそ寄っていって、例のごとく体じゅう撫でまわし、揉みまくるわたくし。
　そのまんま、足の間の大事なモンも触りにいく。

　と、バシャーンと片手で隠してブロックされてまして。いやここまではいつものことやけども。

「ああっ！　ご神体が！　『ぽっちゃり教』のご神体が隠されているうう！」
「はあ？」
「いやご神体っていうのは隠されてるモンやけどね。こう、深山の奥にひっそりと……」

　と言いつつ、「深山」に見立てたダンナの太腿のあたりをさわさわ触る。
　「ふへっ」とくすぐったそうにするダンナ。
　すかさず今度はち○びを触りに走る私。

「おおっ！　こっちのご神体は健在やった！　ありがたや、ありがやた……」
　くりくり触りまくる。
「こらこらこらって！」
　ダンナたまらず身をよじって大笑い。

　まあ、大体夜はこんな感じな我が家です。
　我が家「だけ」で崇あがめ奉られている「ぽっちゃり教」の神様はダンナの三点セットのご神体を奉じる由緒正しくない地域神(笑)。いや家庭神かな？
　
「ああっ、今日は御本尊がこんなに小さくなって隠れておられる……！」
「ヤ、ヤメテ……」

　ダンナ、顔を隠して恥ずかしがってます。
　そういえば、最近は反撃されるので困っちゃいます。
　私が日々触りまくったせいで、前はあんなにくすぐったがりーやったダンナにはかなり耐性がついちゃったんですが、私は普通にくすぐったいので参る。

「ぐひゃひゃひゃひゃ！」

　寝る前やというのに、身をよじって大暴れせんならん。
　ってまあ自業自得なんやけどー。

　という、今回はまあそんだけのお話でした！
　ではでは～。