17 / 38
獣耳イケメン王子達とドキドキ学園ライフ
快適学園ライフとヒロインの誤算
しおりを挟む
「サクラちゃん、一緒にカフェでランチしましょう?」
どの学年でもX組は男子率が高いらしくて、少ない女子生徒達は実力も伴いエリート意識が高いなる。その為にプライドが高い女子生徒達多くなり、彼女達が打ち解けるのには時間が掛かります。中には6年間の学園生活の中で、無言で牽制しあい1度も話さない女子生徒も居るらしい。サクラが飛び級した2年生のX組の女子生徒5人しか居ませんでした。
今はサクラとカメリアが増え、7人の女子生徒が在籍している。
ちなみに翡翠には、先輩呼びを本気で嫌がられたので呼び捨てにさせてもらっています。
2年生は特に少ないのだと、マルカブが教えてくれました。
冒頭で私に声を掛けてくれたのは白い羽根が綺麗で、緑色の髪と目が可愛らしい鷺族の舞冬です。翡翠とはタイプが違うお姫様オーラを感じる女の子です。
「はい」
「翡翠さんも行きましょうよ」
フサフサの尻尾と大きな耳が茶色で、所々黒が混じる犬族でシェパードのソフィアは、キリッとした凛々しい表情に、ピンと伸ばされた背筋が気難しそうに見えるけど、実は可愛いものが大好きな女の子で、初日にカミングアウトされて”一生のお願いです!そのラベンダー色の髪の毛をモフらせて下さい!!”と土下座されていたビックリしたけど、膝に乗せられ大人しく撫でられていると釣り上がっていた目尻が垂れ幸せそうな顔でギューッと抱き締められた。
余談だけど小型動物系の特に猫族は愛苦しい見た目もあり、毛繕いや求愛とは関係なく、モフりたい衝動に駆られる人が多いらしいです。
よほど相手の猫族が嫌がってない限り、微笑ましい光景として暖かい目で見られる傾向にあります。
私をモルふらせてと懇願するソフィアを見て、好みが合うと判断した翡翠が話し掛け、即効で打ち解け、よく2人で話し込んでいる事が増えました。
サクラとカメリアが可愛いと盛り上がっているのは、本人達以外はクラス全員が知っていた。
「仲間外れ………イヤ」
舞冬よりも大きな翼は白地に黒い羽根が斑にまじり、大きな青い目が闇夜に輝くようにキラリと輝く梟族のエーナーも闇属性でカメリアと打ち解けるのが早かった。
「狡いわ。私にも声を掛けてよ!」
最後に来たのが、人間に近い風貌のゴリラ族のディエリは、少し浅黒い肌に黒い髪の毛の身長が1番高い。動物のゴリラみたいにムキムキなんてことは無くモデル体型の母性溢れる優しい女の子です。
ただ力が強過ぎて扉や壁を壊してしまう事が多いとかで、私とカメリアが飛び級してくるまでは大人しくしていたそうです。
でも2人を可愛がりたい衝動には勝てずに寝ているカメリアを抱っこしていました。
つまり、私達がクラスに来てから、7人しか居ない女子生徒は珍しく全員が仲良しなのです。
寮に案内してくれた翡翠に「こんなに早くクラスメイトの女子達と打ち解けられたのは、全てサクラとカメリアのお陰じゃ」と嬉しそうに私を抱き締める姿が可愛いかったです。
そんな微笑ましい光景を他のクラスメイト達も嬉しそうに眺めていた。X組の中で可愛い猫族の2人を年下だからと馬鹿にする生徒は1人も居ませんでした。
まさに2年生のX組は、サクラとカメリアを中心に纏まっていました。
7人の女子生徒が一緒に行動する事が多く、その光景を先生達も嬉しそう見守っていました。
「あら、今日の日替わりランチはベーグルサンドね。中身はスモークサーモンとクリームチーズね」
「美味しそう。でもエビとアボカドのサンドイッチも気になる~♡」
「なら1切れずつ」
「うん。シェアしよう」
「えぇ」
お魚が好きな舞冬とサクラは食の好みが合い、違うメニューをわざと頼んでシェアしていました。
(自分で料理するには魚って面倒くさいから、つい外で食べたくなるんだよね)
エーナーとカメリアは噛むのが面倒くさいからと麺類を頼むことが多く、翡翠とソフィアとディエリの3人は比較的 肉が多い。
最早の定番であるBOX席に7人で座れば、他の生徒たちの視線を集めるのだけど、彼女達には何処吹く風です。
そしてラベンダー色の猫族の女子生徒が注目されればされる程、飛び級した理由も広がっていきました。
「サクラちゃんが、本当はカメリアちゃんみたいに黒猫だったって本当なの?」
注文を終えて、まったりしていると心配そんな顔で舞冬が聞いてきた。
「あ」
「サクラの腕とか肋骨がボキボキに折れてて、熱や痛みに1週間くらい苦しんでる間に色が抜け落ちたの」
言葉を失った私の代わりにカメリアが話し始めてビックリしました。
「そんなに酷かったのかえ?」
「えっと「あの女だけは許さない」」
私が大丈夫だと言って話を終わらせようとしたけど、被せるようにカメリアがハッキリ言い放った。
「あたしは突き飛ばさて意識を失っていたから、あまり殴られなかったけど。目が覚めて血塗れの包帯だらけのサクラを見て死ぬほど後悔した。お父様の部下で治癒魔法が使える人達が近くに居たから治せたけど、痛みと熱は取ってあげられなかった。見てるしか出来なくて悔しかった」
「やめよ。カメリアの気持ちは嬉しいけど、もう終わった事だよ。大丈夫、私は元気だもの。それに人が多いカフェで話す様な内容じゃないから」
「サクラは優し過ぎるから心配」
「「「「「………」」」」」
5人が恐い顔をしているので、とりあえず話題を逸らしたくてカフェの入口に視線を向けると、赤いリボンタイを結んだアンジェが立っていました。
なんてタイミングで現れるのよ!お願いだから大人しくしててよ?!
そんな私の気持ちも知らずに、視線が合うと不機嫌そうに眉間に皺を寄せて睨まれた。恐くて慌てて視線を外すとズカズカと足音を立てながら近寄って来ました。
「気持ち悪い腐った色の猫がイキがりやがって。目障りなんだよ、モブのくせに。あの時に死ねば良かったのに」
鋭い言葉に胸が痛んだ。なんで、あんなに優しかったアンジェが豹変したのか分からなかったけど、ハッキリと私を”モブ”と呼んだので、自分がヒロインと自覚しているみたいです。
「気持ち悪い」
言うだけ言って去って行きました。
カメリアが怒りをあらわにした直後のアンジェの行動は、瞬く間に学園中に広まり、彼女が孤立する原因になったのです。
どの学年でもX組は男子率が高いらしくて、少ない女子生徒達は実力も伴いエリート意識が高いなる。その為にプライドが高い女子生徒達多くなり、彼女達が打ち解けるのには時間が掛かります。中には6年間の学園生活の中で、無言で牽制しあい1度も話さない女子生徒も居るらしい。サクラが飛び級した2年生のX組の女子生徒5人しか居ませんでした。
今はサクラとカメリアが増え、7人の女子生徒が在籍している。
ちなみに翡翠には、先輩呼びを本気で嫌がられたので呼び捨てにさせてもらっています。
2年生は特に少ないのだと、マルカブが教えてくれました。
冒頭で私に声を掛けてくれたのは白い羽根が綺麗で、緑色の髪と目が可愛らしい鷺族の舞冬です。翡翠とはタイプが違うお姫様オーラを感じる女の子です。
「はい」
「翡翠さんも行きましょうよ」
フサフサの尻尾と大きな耳が茶色で、所々黒が混じる犬族でシェパードのソフィアは、キリッとした凛々しい表情に、ピンと伸ばされた背筋が気難しそうに見えるけど、実は可愛いものが大好きな女の子で、初日にカミングアウトされて”一生のお願いです!そのラベンダー色の髪の毛をモフらせて下さい!!”と土下座されていたビックリしたけど、膝に乗せられ大人しく撫でられていると釣り上がっていた目尻が垂れ幸せそうな顔でギューッと抱き締められた。
余談だけど小型動物系の特に猫族は愛苦しい見た目もあり、毛繕いや求愛とは関係なく、モフりたい衝動に駆られる人が多いらしいです。
よほど相手の猫族が嫌がってない限り、微笑ましい光景として暖かい目で見られる傾向にあります。
私をモルふらせてと懇願するソフィアを見て、好みが合うと判断した翡翠が話し掛け、即効で打ち解け、よく2人で話し込んでいる事が増えました。
サクラとカメリアが可愛いと盛り上がっているのは、本人達以外はクラス全員が知っていた。
「仲間外れ………イヤ」
舞冬よりも大きな翼は白地に黒い羽根が斑にまじり、大きな青い目が闇夜に輝くようにキラリと輝く梟族のエーナーも闇属性でカメリアと打ち解けるのが早かった。
「狡いわ。私にも声を掛けてよ!」
最後に来たのが、人間に近い風貌のゴリラ族のディエリは、少し浅黒い肌に黒い髪の毛の身長が1番高い。動物のゴリラみたいにムキムキなんてことは無くモデル体型の母性溢れる優しい女の子です。
ただ力が強過ぎて扉や壁を壊してしまう事が多いとかで、私とカメリアが飛び級してくるまでは大人しくしていたそうです。
でも2人を可愛がりたい衝動には勝てずに寝ているカメリアを抱っこしていました。
つまり、私達がクラスに来てから、7人しか居ない女子生徒は珍しく全員が仲良しなのです。
寮に案内してくれた翡翠に「こんなに早くクラスメイトの女子達と打ち解けられたのは、全てサクラとカメリアのお陰じゃ」と嬉しそうに私を抱き締める姿が可愛いかったです。
そんな微笑ましい光景を他のクラスメイト達も嬉しそうに眺めていた。X組の中で可愛い猫族の2人を年下だからと馬鹿にする生徒は1人も居ませんでした。
まさに2年生のX組は、サクラとカメリアを中心に纏まっていました。
7人の女子生徒が一緒に行動する事が多く、その光景を先生達も嬉しそう見守っていました。
「あら、今日の日替わりランチはベーグルサンドね。中身はスモークサーモンとクリームチーズね」
「美味しそう。でもエビとアボカドのサンドイッチも気になる~♡」
「なら1切れずつ」
「うん。シェアしよう」
「えぇ」
お魚が好きな舞冬とサクラは食の好みが合い、違うメニューをわざと頼んでシェアしていました。
(自分で料理するには魚って面倒くさいから、つい外で食べたくなるんだよね)
エーナーとカメリアは噛むのが面倒くさいからと麺類を頼むことが多く、翡翠とソフィアとディエリの3人は比較的 肉が多い。
最早の定番であるBOX席に7人で座れば、他の生徒たちの視線を集めるのだけど、彼女達には何処吹く風です。
そしてラベンダー色の猫族の女子生徒が注目されればされる程、飛び級した理由も広がっていきました。
「サクラちゃんが、本当はカメリアちゃんみたいに黒猫だったって本当なの?」
注文を終えて、まったりしていると心配そんな顔で舞冬が聞いてきた。
「あ」
「サクラの腕とか肋骨がボキボキに折れてて、熱や痛みに1週間くらい苦しんでる間に色が抜け落ちたの」
言葉を失った私の代わりにカメリアが話し始めてビックリしました。
「そんなに酷かったのかえ?」
「えっと「あの女だけは許さない」」
私が大丈夫だと言って話を終わらせようとしたけど、被せるようにカメリアがハッキリ言い放った。
「あたしは突き飛ばさて意識を失っていたから、あまり殴られなかったけど。目が覚めて血塗れの包帯だらけのサクラを見て死ぬほど後悔した。お父様の部下で治癒魔法が使える人達が近くに居たから治せたけど、痛みと熱は取ってあげられなかった。見てるしか出来なくて悔しかった」
「やめよ。カメリアの気持ちは嬉しいけど、もう終わった事だよ。大丈夫、私は元気だもの。それに人が多いカフェで話す様な内容じゃないから」
「サクラは優し過ぎるから心配」
「「「「「………」」」」」
5人が恐い顔をしているので、とりあえず話題を逸らしたくてカフェの入口に視線を向けると、赤いリボンタイを結んだアンジェが立っていました。
なんてタイミングで現れるのよ!お願いだから大人しくしててよ?!
そんな私の気持ちも知らずに、視線が合うと不機嫌そうに眉間に皺を寄せて睨まれた。恐くて慌てて視線を外すとズカズカと足音を立てながら近寄って来ました。
「気持ち悪い腐った色の猫がイキがりやがって。目障りなんだよ、モブのくせに。あの時に死ねば良かったのに」
鋭い言葉に胸が痛んだ。なんで、あんなに優しかったアンジェが豹変したのか分からなかったけど、ハッキリと私を”モブ”と呼んだので、自分がヒロインと自覚しているみたいです。
「気持ち悪い」
言うだけ言って去って行きました。
カメリアが怒りをあらわにした直後のアンジェの行動は、瞬く間に学園中に広まり、彼女が孤立する原因になったのです。
10
お気に入りに追加
3,419
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
公爵令嬢は薬師を目指す~悪役令嬢ってなんですの?~【短編版】
ゆうの
ファンタジー
公爵令嬢、ミネルヴァ・メディシスは時折夢に見る。「治癒の神力を授かることができなかった落ちこぼれのミネルヴァ・メディシス」が、婚約者である第一王子殿下と恋に落ちた男爵令嬢に毒を盛り、断罪される夢を。
――しかし、夢から覚めたミネルヴァは、そのたびに、思うのだ。「医者の家系《メディシス》に生まれた自分がよりによって誰かに毒を盛るなんて真似をするはずがないのに」と。
これは、「治癒の神力」を授かれなかったミネルヴァが、それでもメディシスの人間たろうと努力した、その先の話。
※ 様子見で(一応)短編として投稿します。反響次第では長編化しようかと(「その後」を含めて書きたいエピソードは山ほどある)。
悪役令嬢の生産ライフ
星宮歌
恋愛
コツコツとレベルを上げて、生産していくゲームが好きなしがない女子大生、田中雪は、その日、妹に頼まれて手に入れたゲームを片手に通り魔に刺される。
女神『はい、あなた、転生ね』
雪『へっ?』
これは、生産ゲームの世界に転生したかった雪が、別のゲーム世界に転生して、コツコツと生産するお話である。
雪『世界観が壊れる? 知ったこっちゃないわっ!』
無事に完結しました!
続編は『悪役令嬢の神様ライフ』です。
よければ、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
俺が悪役令嬢になって汚名を返上するまで (旧タイトル・男版 乙女ゲーの悪役令嬢になったよくある話)
南野海風
ファンタジー
気がついたら、俺は乙女ゲーの悪役令嬢になってました。
こいつは悪役令嬢らしく皆に嫌われ、周囲に味方はほぼいません。
完全没落まで一年という短い期間しか残っていません。
この無理ゲーの攻略方法を、誰か教えてください。
ライトオタクを自認する高校生男子・弓原陽が辿る、悪役令嬢としての一年間。
彼は令嬢の身体を得て、この世界で何を考え、何を為すのか……彼の乙女ゲーム攻略が始まる。
※書籍化に伴いダイジェスト化しております。ご了承ください。(旧タイトル・男版 乙女ゲーの悪役令嬢になったよくある話)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とある侯爵家で出会った令嬢は、まるで前世のとあるホラー映画に出てくる貞◯のような風貌だった。
髪で顔を全て隠し、ゆらりと立つ姿は…
悲鳴を上げないと、逆に失礼では?というほどのホラーっぷり。
そしてこの髪の奥のお顔は…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドで世界を変えますよ?
**********************
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生侍女シリーズ第二弾です。
短編全4話で、投稿予約済みです。
よろしくお願いします。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシャリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる