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しおりを挟む「・・・なんだこの人間は。」
発情期まで部屋で自由に過ごしていいよと言われ1週間が経った。
毎回エレナが部屋に遊びに来てくれていた。この世界のことや文字も少しずつ分かってきた。
今日もエレナがやって来たが部屋にハンカチを忘れていった。
「ハンカチ!届けた方いいのかな?」
部屋から出るなとは言われてなかった。途中でメイドに渡せばいいと思い廊下を歩いていると背の高いエレナによく似た男とぶつかった。
「・・・・・・っ!!エレナさんを探していまして・・・あの公爵様ですよね?」
「あいつか・・・はぁ。部屋に戻れ!」
「それが・・・部屋の場所が分からなくなりました。」
広すぎる屋敷に、長い廊下、いくつもある同じ扉の部屋。
いざ廊下に出てみたはいいがすぐに迷子になった。
「・・・メイドに部屋を聞け。僕は部屋に戻る。」
公爵はさっさと歩き出し部屋へ歩いていく。
「・・・・・・・・・・・・なんでついてくる!!」
「っ!!!メイドさん全然見かけないので公爵様のお部屋の前だったらいつか来るかなと思いまして・・・。」
「はぁ・・・好きにしろ。」
公爵はため息をながら部屋の前まで歩き中に入っていった。
よかった、ここまで来ればメイドさん来るよね。ハンカチも返せるし。
それにしても寒いな・・・。
窓の外は雪景色だ。
部屋はいつも暖かくて薄着で大丈夫だったが廊下は寒い。エレナが用意してくれたの中に靴はなくいつも裸足で歩いていた。
「ハックシュン・・・上着着てくればよかった。」
30分しても誰も来る気配がなく廊下に座り待つことにした。
うとうとし始め少しなら寝てもいいかなと思い瞼を閉じる。
「なんで僕が・・・。」
心地いい暖かさに目を覚ますとソファの上で寝ていたようだ。
「っ!!!?」
慌てて起きると公爵様がこちらをみてため息をつく。
「ありがとうございます!公爵様!!」
「公爵様と呼ぶのはやめろ。ノアでいい。」
「はい、ノア様。」
部屋は万年筆を走らせる音響き時折紙をめくる音がするだけだ。
仕事が一段落したのか公爵は私の目の前のソファに座りコーヒーを飲み始めた。
「で?お前の目的はなんだ?」
「えと、それは・・・」
EDなのかを確かめるためとは言えないし・・・
「言えないのか?・・・っ、カハッ・・・はぁ、はぁ」
「え?・・・ノア様!!?」
突然苦しみ出し胸を抑え始める。
顔は赤く呼吸も荒い。
「今、メイドさんを呼びます!!」
「ダメだっ!!!!!」
手首を強く掴まれ床に膝をつく。
「でも!苦しそうじゃないですか!!」
「ダメだ、獣人を呼んではダメだ・・・薬があるテーブルの引き出しだっ・・・はぁ、はぁ、ウッ。」
「今とってきます!!!」
テーブルの引き出し、引き出し!
ど、どれ!?!
開いている引き出しを全てあけやっとくすりらしきものを見つけ持っていこうと振り返ると真後ろにノア様が立っていた。
「っ・・・お薬ありましたよ?ノア様・・・?」
「フゥー・・・フゥー・・・げろ、・・・逃げろ!!」
「え?・・・あの・・・。」
一歩後ろに下がろうとしても背中にテーブルが当たり逃げ道を失う。
ギラリと光る瞳が恐ろしくて机を飛び越えて背を向けた瞬間肩を掴まれ気がついた時にはテーブルの上に上半身だけうつ伏せの状態で両手首を後ろで固定されていた。
「痛っ・・・ノア様っ!!離してくださいっ!!」
「フゥー、フゥー・・・暴れるな・・・傷ついてもしらんぞ。」
ビリビリッと布を破り色白い肌があらわになる。
心臓の音が鮮明に聞こえ公爵の興奮をより煽った。ツツーっと人差し指で背中を触り鋭利な牙をゆっくりと柔らかい皮膚に突き立てていく。
「ゔぁ・・・痛い、や、やめ・・・っ!」
痛みで涙が零れ落ち止まらない。
次第に体が熱くなり始め視界がぼやけ始める。
なにこれ、熱い・・・!
スカートをたくし上げられ片足をテーブルの上にあげられる。
くちゅっと秘部から水音がもれ顔が一気に熱くなる。隠したいのに両手は固定され動けない。
ノアの指がそっと割れ目をなぞり声が漏れそうになった。
指が突起を掠めた瞬間「っぁ、」っと甘い声が無意識にでる。
噛まれた部分はビリビリと痛むが徐々に快感へと変わっていった。
指はダラダラと溢れる蜜を掬い突起に優しく塗りたくり動かす。
「ぁ、ぁあっ・・・や、やめっ!!ん、んぁっ!?!!」
視界が真っ白に弾け腰を振るわせ果てた。
ガクッと力が抜けた瞬間公爵のモノが辛い抜いた。
どちゅり-
「ぁあっ?!・・・っ、はっ、フゥ、フゥ・・・うぁ」
「フゥーフゥー・・・、逃げぬお前が悪いのだぞ。」
子宮に亀頭をグリグリと当てられその度に快感が伝わり子宮をひくつかせた。
馴染んだことを確認するとなつほの細い腰を掴みゆるゆると腰を振り始める。
「ひっ、あぅ・・・こ、しゃく・・・さまっ、んっあっ、あぁ、んっ。」
もう逃げられないと分かり両手で腰を鷲掴んだ。なつほの両脚は浮きより奥にあたる。
「足、つかなっ!??・・・うぅ♡、や、あっ♡」
「支えている・・・お前は集中だけしていろっ、はぁ、はぁ、っ。」
ごちゅ、ごりゅ♡
「うぅ、うぁ、はっ♡♡!?」
亀頭が擦れるたびに甘イきが止まらない。
後ろからハグされるように支えられて逃げさないと言わんばかりに腰を激しくり続ける。
時折獣みたいな唸り声と掠れた声がなつほを興奮させた。
「出すぞ・・・はぁ、はぁ、はぁっ」
「ふっ♡ぁあっ・・・う゛ぁ、や、イっちゃう♡♡」
とぷぅーー♡っと子宮に注がれると同時になつほも果てた。
そのまま意識が暗闇に引き摺られていくのを公爵は許さなかった。
繋がったままひっくりかえされ正常位の形で奥まで突き上げられる。
「カハッ・・・」
空気が喉から抜け掻き出された精液がお尻を伝い落ちる。
「誰が終わりだと言った・・・っ!・・・んっ」
なつほに覆い被さり貪るようなキスをする。
破かれた服は脱がされ一糸纏わぬ姿になるが隠す気力もなくただ快楽だけが脳を支配していく。
「はぁ、はぁ・・・エレナめ・・・っ、クッ、お前名は?」
「う、ぁああ♡な、なつ、ほれすっ♡♡」
「なつほか、もう逃げられると思うなよ。」
「は、ぇ?ぁああ、や、激しっ♡イっちゃ、う♡」
ばちゅばちゅばちゅ♡
公爵が果てると同時になつほは意識を失った。
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