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母との別れ
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向こうの世界は、人間界とは似ているが風景、植物等が歪に見え殺伐とした世界であった。
歪んだ木々が生える森を抜けてもカイは走り続けていた。
カイは母が住む館が見えてくると走る速度を落とし、ゆっくりと歩いていた。
しばらく歩くと、大きな門の前に辿り着く。
そこには二人の門番が立っていた。
「止まれ! ここは王の愛妾の館だ! 何の用だ!」
「私は彼女の息子だ! ここを通してくれ!」
カイは叫んだ。
しかし――
「嘘をつくな! 貴様のような奴が息子な訳があるまい!」
門番達はカイの言葉を信じなかった。もちろん、カイの顔も知らないだろう。
「信じてくれ……。母上に会わせて欲しいんだ……。私が来たことを伝えてくれ!」
「駄目だ! 帰れ!」
「頼む……。話を聞いて欲しい……」
「しつこいぞ! 早くここから出て行け!」
門番達が怒鳴る。
「仕方ない……。強行突破するか……」
カイは呟き、臨戦態勢をとろうとする。
その時、声が聞こえてきた。
「何を騒いでいるのですか?」
前から男性の声が聞こえてきた。
「はい……。実は怪しい男がここに来まして……」
「なんだと!?」
声の方向から初老の執事姿の男性がやって来た。
「坊ちゃまでは御座いませんか……。今日は何用で?」
「ああ……。久しぶりだな。爺や。突然だが、母に会いに来たのだ……」
カイは答える。
「そうですか……。お前達! この方は奥様の御子息であられるので通しなさい」
「はっ!」
2人は敬礼をする。
「ありがとう……。では、行こうか……」
カイは歩き出す。
「はい……。こちらで御座います……」
執事の案内の元、カイは館の中へと入っていった。
「母上はいるか?」
「はい。今は自室におられます」
「分かった。呼んでくれぬか……」
「かしこまりました」
カイは応接間に入り、ソファーに腰掛ける。
しばらくして、扉が開き、中年の女性が入ってきた。
「あら……? 来てたの?」
女性はカイを見ると驚いた表情をしていた。
女性の顔は、まるでカイを女性にしたような顔つきであった。若い頃は、さぞや美しくあったであろう。髪の色もカイと同じく銀髪である。
そして、その瞳からは強い意志を感じるのに充分な鋭い眼つきであった。
「はい……。少々、話したいことがありまして……」
「そう……。何を……?」
「単刀直入に言います……。この世界に混乱を起こす企てを止めませんか……」
「…………」
「息子として忠告します。今ならまだ間に合います……。考え直してください……」
カイは真剣な眼差しで訴える。
「それは出来ないわね……」
女性は即答する。
「何故です!? こんなことをして私を王位に就かせようとしても無駄ですよ……。私には正室の妹達がいるのですから……」
「私が魔界出身だった為、王妃になれず妾という地位に今まで甘んじてきたのよ……。しかも、自分の子は王位継承権を与えられていない」
「ええ……。 私が王位を継げないことは判っているつもりです……。しかし、父上は貴方を愛していましたし、今でも愛していると思いますが……」
「私は、もう王を愛してなどいないわ……。あなたを王にして私は、この世界の政を執るのよ……。そして、我が一族が魔界とこの世界を支配する……。それだけのことよ……」
「母上……!」
「話は終わった……。もう用はないわ……」
「待ってください! 母上!」
カイは叫ぶ。
すると―――
「うるさい! 黙りなさい!」
女性の身体から妖気が溢れ出る。
「ぐっ……。母上……」
カイが怖気を感じる。
「フッ……。今の私の力を見て怯えているのね……。やはり、まだまだ子供だこと……」
女性は嘲笑う。
「母上……。お願いします……。どうか止めてください……」
カイは懇願するが、
「無駄よ……」
「そうですか……。残念です……。ならば、実力行使しかありませんね……」
カイは悲しい表情になりながら立ち上がり答える。
「お前は母に攻撃出来るのかしら?」
「……」
カイは戦闘態勢をとる。
「どうやら、お互い戦うしかないみたいね……。でも、ただでは殺さない……」
「どういうことです?」
「お前の母としてではなく、この世界の女王としてお前を殺すということだよ! 死ねぇぇ!!」
女性が叫ぶや否や、壁に飾り付けられていた剣を手に取りカイの心臓目掛けて突いてきた。
「うぐっ……」
剣が心臓を貫く刹那、カイは体をずらして左肩に剣が突き刺さる。
「くっ……」
痛みで顔を歪めるカイ。
「母上よ、それが答えか……。あなたに、この世界を支配する資格は無い……」
カイは傷口を押さえながら囁く。
「これが私の答えだ!」
カイは右手を母の心臓に向けて突き刺す。
「な、なん……だと……」
母は驚愕の表情を浮かべ、見る見るうちに顔に死相が出て崩れ落ちていった。
「これで終わりだ……」
カイが呟いたその時、
「奥様! 何事ですか!?」
後ろから声が聞こえてきた。
カイが振り返ると、そこには老執事がいた。
「坊ちゃま……。なぜ……こんなことを?」
老執事は心臓を貫かれた主を見て驚いていた。
「爺や……。お前まで私が手を掛けることはしないでくれ……」
「坊ちゃま……。申し訳御座いませんが私は奥様に仕える身なので……」
「そうだったな……」
「では、参ります……」
「ああ……」
カイは覚悟を決めた。
執事はカイに向かって手を向け、それぞれの指に細身のナイフを挟んでいた。
次の瞬間、執事は計8本のナイフをカイに向けて放っていた。
カイは、全てのナイフをかわし、執事に肉薄していた。
「ごふっ……」
カイは拳で腹部に強烈な一撃を加え、立ちすくむ執事の首元に手刀で薙ぎ払う。
執事の首が胴体から飛んで絶命した。
「すまない……爺や……。さらばだ……母上……」
カイは悲しげに言う。
その後、カイは肩の傷口を止血し、館を出て行った。
カイは、森へと入っていき森の中に消えていった。
その頃、俺はユナと共に街に買い物に出ていた。
「パパ♪」
俺の腕に抱きつくユナは嬉しそうにしている。
「そんなにくっ付くな……。歩きにくいだろう……」
「え~? いいじゃん!」
「よくない……」
「ケチ……」
「おい……」
「隆司!」
突然、後ろから声を掛けられた。
振り向くと、そこには美和の姿があった。
「ああ……。美和じゃないか……」
「あれから元気だった?」
「ああ……。そっちこそ大丈夫なのか?」
「うん……。もう平気よ……」
「そうか……。それは良かった……」
「ところで、今日はユナちゃんとお買い物?」
「そうだよ」
「親子仲良さそうね……」
「当たり前だろ……。それで、お前はどうなんだ?」
「特に何も変わったことはないわ」
「そうか……。それなら、良かったよ……」
「ねえ……。今度、部屋に遊びに来てよ……」
「えっ……!? へ、部屋に行ってもいいのか……!?」
「ええ……。別に構わないわ……」
「じゃあ、今度の休みに行くよ……」
その時、背後から殺気みたいなものを感じた。
「隆司君!!」
それはアイカの声だった。振り向いたら、怒りの形相をしたアイカが立っていた。
その後ろには広川もいた。
すると、アイカが俺の目の前に来た。
「ちょっと、こっち来て……!」
と、手を引っ張ってどこかに連れて行こうとする。
すると――
「ちょっと待ってよ! お姉ちゃん!」
ユナが止める。
「邪魔しないでくれるかな?」
と、凄まじい形相で睨み付ける。
「ひっ……」
ユナは怯えた表情をする。
「おい、止めろ……」
俺は慌てて止めに入る。
「隆司君は黙っていて……」
「いや、止めてくれ……頼む」
「仕方がないなぁ……。分かったわ……」
アイカの表情はいくらか和らいだみたいだ。
「ありがとう……」
「ふん! 相変わらず調子が良いんだから……」
「何を話しているの……?」
美和もアイカの姿を見て嫉妬を感じているようだ。
「とにかく、約束したわよ」
「ああ……」
「えっ!? どういうこと!?」
戸惑うアイカ。
「まあまあ、落ち着いてくれ……」
「フンッ……」
アイカは不機嫌そうな顔をする。
こうして、俺は何とかその場をやり過ごした。
そうしている内に誰かから声をかけられた。
振り返ると、そこにエンがいた。
「こんな所で何してるの……?」
歪んだ木々が生える森を抜けてもカイは走り続けていた。
カイは母が住む館が見えてくると走る速度を落とし、ゆっくりと歩いていた。
しばらく歩くと、大きな門の前に辿り着く。
そこには二人の門番が立っていた。
「止まれ! ここは王の愛妾の館だ! 何の用だ!」
「私は彼女の息子だ! ここを通してくれ!」
カイは叫んだ。
しかし――
「嘘をつくな! 貴様のような奴が息子な訳があるまい!」
門番達はカイの言葉を信じなかった。もちろん、カイの顔も知らないだろう。
「信じてくれ……。母上に会わせて欲しいんだ……。私が来たことを伝えてくれ!」
「駄目だ! 帰れ!」
「頼む……。話を聞いて欲しい……」
「しつこいぞ! 早くここから出て行け!」
門番達が怒鳴る。
「仕方ない……。強行突破するか……」
カイは呟き、臨戦態勢をとろうとする。
その時、声が聞こえてきた。
「何を騒いでいるのですか?」
前から男性の声が聞こえてきた。
「はい……。実は怪しい男がここに来まして……」
「なんだと!?」
声の方向から初老の執事姿の男性がやって来た。
「坊ちゃまでは御座いませんか……。今日は何用で?」
「ああ……。久しぶりだな。爺や。突然だが、母に会いに来たのだ……」
カイは答える。
「そうですか……。お前達! この方は奥様の御子息であられるので通しなさい」
「はっ!」
2人は敬礼をする。
「ありがとう……。では、行こうか……」
カイは歩き出す。
「はい……。こちらで御座います……」
執事の案内の元、カイは館の中へと入っていった。
「母上はいるか?」
「はい。今は自室におられます」
「分かった。呼んでくれぬか……」
「かしこまりました」
カイは応接間に入り、ソファーに腰掛ける。
しばらくして、扉が開き、中年の女性が入ってきた。
「あら……? 来てたの?」
女性はカイを見ると驚いた表情をしていた。
女性の顔は、まるでカイを女性にしたような顔つきであった。若い頃は、さぞや美しくあったであろう。髪の色もカイと同じく銀髪である。
そして、その瞳からは強い意志を感じるのに充分な鋭い眼つきであった。
「はい……。少々、話したいことがありまして……」
「そう……。何を……?」
「単刀直入に言います……。この世界に混乱を起こす企てを止めませんか……」
「…………」
「息子として忠告します。今ならまだ間に合います……。考え直してください……」
カイは真剣な眼差しで訴える。
「それは出来ないわね……」
女性は即答する。
「何故です!? こんなことをして私を王位に就かせようとしても無駄ですよ……。私には正室の妹達がいるのですから……」
「私が魔界出身だった為、王妃になれず妾という地位に今まで甘んじてきたのよ……。しかも、自分の子は王位継承権を与えられていない」
「ええ……。 私が王位を継げないことは判っているつもりです……。しかし、父上は貴方を愛していましたし、今でも愛していると思いますが……」
「私は、もう王を愛してなどいないわ……。あなたを王にして私は、この世界の政を執るのよ……。そして、我が一族が魔界とこの世界を支配する……。それだけのことよ……」
「母上……!」
「話は終わった……。もう用はないわ……」
「待ってください! 母上!」
カイは叫ぶ。
すると―――
「うるさい! 黙りなさい!」
女性の身体から妖気が溢れ出る。
「ぐっ……。母上……」
カイが怖気を感じる。
「フッ……。今の私の力を見て怯えているのね……。やはり、まだまだ子供だこと……」
女性は嘲笑う。
「母上……。お願いします……。どうか止めてください……」
カイは懇願するが、
「無駄よ……」
「そうですか……。残念です……。ならば、実力行使しかありませんね……」
カイは悲しい表情になりながら立ち上がり答える。
「お前は母に攻撃出来るのかしら?」
「……」
カイは戦闘態勢をとる。
「どうやら、お互い戦うしかないみたいね……。でも、ただでは殺さない……」
「どういうことです?」
「お前の母としてではなく、この世界の女王としてお前を殺すということだよ! 死ねぇぇ!!」
女性が叫ぶや否や、壁に飾り付けられていた剣を手に取りカイの心臓目掛けて突いてきた。
「うぐっ……」
剣が心臓を貫く刹那、カイは体をずらして左肩に剣が突き刺さる。
「くっ……」
痛みで顔を歪めるカイ。
「母上よ、それが答えか……。あなたに、この世界を支配する資格は無い……」
カイは傷口を押さえながら囁く。
「これが私の答えだ!」
カイは右手を母の心臓に向けて突き刺す。
「な、なん……だと……」
母は驚愕の表情を浮かべ、見る見るうちに顔に死相が出て崩れ落ちていった。
「これで終わりだ……」
カイが呟いたその時、
「奥様! 何事ですか!?」
後ろから声が聞こえてきた。
カイが振り返ると、そこには老執事がいた。
「坊ちゃま……。なぜ……こんなことを?」
老執事は心臓を貫かれた主を見て驚いていた。
「爺や……。お前まで私が手を掛けることはしないでくれ……」
「坊ちゃま……。申し訳御座いませんが私は奥様に仕える身なので……」
「そうだったな……」
「では、参ります……」
「ああ……」
カイは覚悟を決めた。
執事はカイに向かって手を向け、それぞれの指に細身のナイフを挟んでいた。
次の瞬間、執事は計8本のナイフをカイに向けて放っていた。
カイは、全てのナイフをかわし、執事に肉薄していた。
「ごふっ……」
カイは拳で腹部に強烈な一撃を加え、立ちすくむ執事の首元に手刀で薙ぎ払う。
執事の首が胴体から飛んで絶命した。
「すまない……爺や……。さらばだ……母上……」
カイは悲しげに言う。
その後、カイは肩の傷口を止血し、館を出て行った。
カイは、森へと入っていき森の中に消えていった。
その頃、俺はユナと共に街に買い物に出ていた。
「パパ♪」
俺の腕に抱きつくユナは嬉しそうにしている。
「そんなにくっ付くな……。歩きにくいだろう……」
「え~? いいじゃん!」
「よくない……」
「ケチ……」
「おい……」
「隆司!」
突然、後ろから声を掛けられた。
振り向くと、そこには美和の姿があった。
「ああ……。美和じゃないか……」
「あれから元気だった?」
「ああ……。そっちこそ大丈夫なのか?」
「うん……。もう平気よ……」
「そうか……。それは良かった……」
「ところで、今日はユナちゃんとお買い物?」
「そうだよ」
「親子仲良さそうね……」
「当たり前だろ……。それで、お前はどうなんだ?」
「特に何も変わったことはないわ」
「そうか……。それなら、良かったよ……」
「ねえ……。今度、部屋に遊びに来てよ……」
「えっ……!? へ、部屋に行ってもいいのか……!?」
「ええ……。別に構わないわ……」
「じゃあ、今度の休みに行くよ……」
その時、背後から殺気みたいなものを感じた。
「隆司君!!」
それはアイカの声だった。振り向いたら、怒りの形相をしたアイカが立っていた。
その後ろには広川もいた。
すると、アイカが俺の目の前に来た。
「ちょっと、こっち来て……!」
と、手を引っ張ってどこかに連れて行こうとする。
すると――
「ちょっと待ってよ! お姉ちゃん!」
ユナが止める。
「邪魔しないでくれるかな?」
と、凄まじい形相で睨み付ける。
「ひっ……」
ユナは怯えた表情をする。
「おい、止めろ……」
俺は慌てて止めに入る。
「隆司君は黙っていて……」
「いや、止めてくれ……頼む」
「仕方がないなぁ……。分かったわ……」
アイカの表情はいくらか和らいだみたいだ。
「ありがとう……」
「ふん! 相変わらず調子が良いんだから……」
「何を話しているの……?」
美和もアイカの姿を見て嫉妬を感じているようだ。
「とにかく、約束したわよ」
「ああ……」
「えっ!? どういうこと!?」
戸惑うアイカ。
「まあまあ、落ち着いてくれ……」
「フンッ……」
アイカは不機嫌そうな顔をする。
こうして、俺は何とかその場をやり過ごした。
そうしている内に誰かから声をかけられた。
振り返ると、そこにエンがいた。
「こんな所で何してるの……?」
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