犬ニンゲン

MIKAN🍊

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19.淫らなエイミー

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夫と子ども達を送り出し掃除と洗濯を終えるとエイミーは、リビングのソファーにもたれテレビのスイッチを入れた。
どのチャンネルも台風接近のニュースをやっていた。
「また台風なの?イヤになっちゃう」

冷めかけのコーヒーに手を伸ばしスマホを起動する。
暇な時はオンラインゲームをして過ごす。
本当はパートに出たいのだけど主人が許してくれない。
夫のリュウは少々堅物なのだ。女が外に仕事に出るとろくな事にならないというのが口癖だった。
男女が平等などとはハナから思っていない。
エイミーが発情期不順になってからはとくにそうだ。

もともと嫉妬深い性格なのか。
「おい。今あの男に色目を使っただろう」
ちょっと一緒に買い物に出掛けてもすぐそんな事まで言う様になった。
私だってもう少し自由にしたいわ、とエイミーは思うのだった。
それに引き換え夫の同僚で幼馴染みの白撫祐馬は物腰や言葉遣いが丁寧で柔らかく、雰囲気も穏やかだ。会話もとても聞き上手で。
あんな事を頼むんじゃなかった…
スポットで恋人になって欲しいなんて。はしたない女だと思われても仕方ない。

それでも何処かで期待もしていた。
淡い夢と消えてしまったけれど。
夫の口車に乗せられたのがそもそも間違い。

今さら遅いわね…

エイミーは部屋着の上から豊満な胸をそっと撫でた。
最近はすぐに感じてしまう。夫が嫌がるのも無理はないのかも知れなかった。
「イヤだわ。こんな身体になってしまって…」
ゲームをログオフしてアダルトサイトに接続する。

無修正の動画。
男と女が裸で絡み合うのを見ながらの一人エッチ。
詫びしいとは思いつつ、いつの間にか習慣になっていた。
あぁ… 凄いわ…
あんな事やこんな事してる…

Tシャツの上からでは物足りず、エイミーはシャツの下に手を入れじかに触れた。
乳首がこんなに…

ショートパンツを脱ぎ捨て、下着一枚になった。
乳房を揉みながらパンティーの上から秘部をなぞる。
あぁ…
祐馬さん…

ドアをそっと開けてヒデユキがのそりと入って来た。
もう30才位になる人間のオスだ。ソファーの前にペタリと座る。
エイミーがオナニーを始めると何処からともなく現れるようになった。
エイミーは脚を大きく広げてヒデユキに見せるように股間を愛撫した。
「ヤラシイ人間ね。ヒデユキ…」

ヒデユキが興奮し始めた。大ぶりの睾丸を床にこすりつけて鼻息を荒くした。
「ハッハッ、ハッ…」
「ダメよ。おあずけ」
エイミーは目を閉じパンティーの隙間から指を差し入れた。
「ウフン… 祐馬さん… やめてください…」
中はもうグチョグチョだった。
パンティーを脱ぎM字開脚で具をかき回す。
「あぁ…ダメです。祐馬さん…祐馬さんには奥様が… ああ!」
エイミーは妄想派だった。


エイミーはヒデユキにおいでおいでをした。
「クゥ~ン」
「ヒデユキ、お手。よし。ヒデユキ、オマ○コ!」
自分で言って自分で恥ずかしくなる。
ヒデユキはエイミーの濡れた股間を美味そうに舐めた。
ペロペロ… ペロペロ…
「はぁ…ぅ…」
ヒデユキはすでにギンギンになっていた。

エイミーはソファーに座り直し、床に膝をついてお尻を向けた。
「ヒデユキ。オマ○コ…」
大柄な人間のオスが前脚をエイミーの背中に乗っけた。マウンティングだ。
毛深い下半身がエイミーの尻を襲う。

露出した性器がエイミーの花芯を狙うが、うまく仕留められなかった。

「ヒデユキ、焦らないで。そこじゃないわ…」
ブスリ…。
「あぅ…!」

エイミーとヒデユキは結合した。
背後から一心不乱に腰を振るヒデユキ。
「あぁ…気持ちイィ…、気持ちイイよ。祐馬…もっとして…もっと…」

エイミーは恍惚の表情を浮かべた。
一部始終を庭の隅から祐馬が見ているとも知らずに。

「エイミーさん… 何という淫らな…」

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