VR斗夢／SEASON.2 〜Stop fucking around〜 人がいない時にも定期的に水が流れます。

45.ムスコに触れるのは母の特権

「オチンチン平気なの？ずっとそんな状態で？」

しまった！スーパーボッキング中か！

インターセプター全身タイツ型半透明身体密着タイプスーツ繋ぎ目なし。
上半身には二つの乳房。
股間フロントから飛び出したポール状の筒の中には屹立したペニスが収まる仕組み。
別名変態スーツ。

「うまか棒でも入れてるのかと思って。危うくへし折っちゃうとこだったわ」
「うまか… へし折る…！？」

「そしたらびっくりするほど硬くって。まだお子ちゃまのくせに、オチンチンだけは立派に成長しちゃって」
「母さん！！」

今回のVRスーツの下腹部は特殊なプラグがペニスとアナルに挿入される。
使用中はバイタルと連動した低周波パルスにより常時勃起した状態を維持できる。
その目的は、と言われても… 進化系ドライオーガズムかな？
マニュアルを読んでもわからない。天馬さんに聞いとくれ。

母は続ける。
「寝るのに邪魔そーだったからね。掴んでグルングルンしたんだけど抜けなくって。まさかオチンチンとは思わなかったわ」
「無茶しないでよ！」
「だってー」
「だってもヘチマもないよ！お尻にも触ったでしょ？セクハラだよ！」

「触るわよ。お母さんなんだから。お尻でもオチンチンでも」
「越権行為だよ！人権蹂躙！環境破壊！」

「大袈裟ねえ。ムスコに触れるのは母親の務めであり特権よ」
「母さん！いい加減にしてよ！もう絶対勝手に部屋入らないで！！約束してよね！！」

「はいはい。じゃあね。行ってきます」

「いってらっしゃい！！」
「鈴菜」
「何よ？」

「オナニーばっかりしてちゃダメよ？でもそれはいっぺん出した方が良さそうね」

「もお！！」
僕は枕を投げ飛ばした。

「あらあら。母さん、手伝おうか？」