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戦い その5

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   ハルクは私の提案を受け入れてくれた。休戦に応じ、我が城までやってきた。これで戦いは全て終わり、少なくとも私の目が黒いうちは平和が担保されると思った。

   私はエドワードと、ハルクの処遇について議論した。叛逆者は処刑するというのが決まりではあるが、二人とも否定的だった。エドワードに直接第3地区の統治権を与えるという案が一番に浮上した。

   さて、残る課題はキャシーだった。彼女は徹底抗戦を声高に主張していた。

「王様が何と言おうと、私は必ず殲滅してみせますから」
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