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離婚
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「あなた……私そろそろあなたと離婚したいと思いますの」
「離婚だって?それまたどうして?」
「あなた……包み隠さず、全てを打ち明けてくださいまし。あなた、私に隠れて浮気していますよね?」
「うん、してるよ?それが何か?」
「……あらあら、あっさりとお認めになられたのですね。それは一体……どうしてですか?」
「どうしてもこうしても……君みたいなおばさんをこれ以上抱きたいとは思わないだろう、ふつう」
「おばさん……ああ、そう言うことですか。若い女だったらいいとでも言うのですか?」
「あのさ、そんな分かり切ったことをいちいち聞かないでくれるかな?あたりまえでしょう」
「ああ、そうなんですね……。それで、離婚して頂けますか?」
「だからさ、どうして不倫が離婚の原因になるのか、僕には分からないんだが」
「どうしてって……そんなの、当たり前じゃないんですか?」
「そうかな……僕だって、まだまだ若いからね。本来ならば君を抱いてストレスでも発散させたいんだけど、それはできないじゃないか。だから……家庭円満を守るために、僕はわざわざ金を払ってまで、不倫していると言うんだよ!」
合理的(?)な説明を聞かされて、私は反論に困った。
あれ、別にちっとも合理的じゃないのか?
「とにかく、君と離婚する気はないからね。ああ、君がたんまり儲けた金を半分くれるって言うんだったら、話は別だけど?」
私はため息をついて、離婚届を一度ビリビリに破いた。
「離婚だって?それまたどうして?」
「あなた……包み隠さず、全てを打ち明けてくださいまし。あなた、私に隠れて浮気していますよね?」
「うん、してるよ?それが何か?」
「……あらあら、あっさりとお認めになられたのですね。それは一体……どうしてですか?」
「どうしてもこうしても……君みたいなおばさんをこれ以上抱きたいとは思わないだろう、ふつう」
「おばさん……ああ、そう言うことですか。若い女だったらいいとでも言うのですか?」
「あのさ、そんな分かり切ったことをいちいち聞かないでくれるかな?あたりまえでしょう」
「ああ、そうなんですね……。それで、離婚して頂けますか?」
「だからさ、どうして不倫が離婚の原因になるのか、僕には分からないんだが」
「どうしてって……そんなの、当たり前じゃないんですか?」
「そうかな……僕だって、まだまだ若いからね。本来ならば君を抱いてストレスでも発散させたいんだけど、それはできないじゃないか。だから……家庭円満を守るために、僕はわざわざ金を払ってまで、不倫していると言うんだよ!」
合理的(?)な説明を聞かされて、私は反論に困った。
あれ、別にちっとも合理的じゃないのか?
「とにかく、君と離婚する気はないからね。ああ、君がたんまり儲けた金を半分くれるって言うんだったら、話は別だけど?」
私はため息をついて、離婚届を一度ビリビリに破いた。
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