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その107
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「で、王子様?ひょっとして、もう一回私とやり直したいとでも思っていますか?」
「どうしてそう思うんだ?」
「だって、顔にそう書いてありますから……」
「やっぱり君にはかなわないなぁ。でもどうせ、君の思い描く世界では、私はしななければならないのだろう?」
王子はよくわかっていると思った。
「どうしてそう思うんだ?」
「だって、顔にそう書いてありますから……」
「やっぱり君にはかなわないなぁ。でもどうせ、君の思い描く世界では、私はしななければならないのだろう?」
王子はよくわかっていると思った。
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