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その21
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「知り合い、まぁそのようなものですわ」
カーチャは言った。
「そうだったのか……。これは悪いことをしたかな?」
「いえいえ、王子様が気になさる必要なんてないんですよ?全く。ねえ、マリア?」
いや、どう考えても問題だろうと思った。でも、確かに王子様の問題ではない。これは私たち2人の問題なのだ。
「私は今日は一人で寝ることにしよう……」
王子様は逃げていった。
カーチャは言った。
「そうだったのか……。これは悪いことをしたかな?」
「いえいえ、王子様が気になさる必要なんてないんですよ?全く。ねえ、マリア?」
いや、どう考えても問題だろうと思った。でも、確かに王子様の問題ではない。これは私たち2人の問題なのだ。
「私は今日は一人で寝ることにしよう……」
王子様は逃げていった。
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