聖女様を事故死させてしまったので、即刻悪役令嬢認定されて、婚約破棄されました

この世界において、聖女様は絶対。何があっても守られなければならない。そんなはずだったのに、聖女様はある日、事故に巻き込まれて呆気なくこの世を去ってしまった。事故を起こしたのは、王子ツァイスの婚約相手である令嬢エリーナの乗る馬車だった。
エリーナに直接の非があったわけではなかったが、これに怒ったツァイスは、即刻婚約破棄を申し出た。そして、罪深き令嬢として、広く世界に知れ渡ることになった。

「ふざけんじゃないわよ!何が悪役令嬢よ!」

エリーナも怒った。しかしながら、ツァイスに逆らったところで何もできなかったので、とりあえず、実家に帰ることにした……。

*よくある(?)物語だと思います。投稿のペースは日によって異なりますので、悪しからず。
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