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その36

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「ああ、そう言えば、この世界の変革者になるには……」


フィロソフィアは、学者を多数暗室することにした。世界の変革者なんて、この世界にはいらない……保守的にならなければ、この国は崩壊してしまう……彼の考えだった。そして、それが実現しないのだったら……潔く全てを諦めるしかないと思った……。

「君の行動は高く評価したいと思うが……どうやら、私たちの考え方とは、大きな隔たりがあるようだ。残念だが……これで全て終わりだ……」

弾圧……フィロソフィアは、決して嫌わなかった。自由のない社会……それも、ある種の理想だった。フィロソフィアにとっては……。

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