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その18

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「マリア、君は一体ここで何をしているんだ!!!!!!!」

バビンスキーが怒っている理由が、マリアには全くもって理解できなかった。当たり前の話である。これほど、チャーリーをないがしろにしていたと言うのに、今この場で、自分を責める理由なんてないと思ったからだ。

「どうして、この女のことなんてどうでも良いと、あなたは思っているのではありませんか?」

「そんな事はないだろう!!!チャーリーは私の大切な妻なのだから!!!」

「へええ、そうなんですか?だったら……このまま殺してしまっても問題ないですよね?」

殺気立つマリアの神経を、バビンスキーは読むことができなかった。
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