1 / 1
つぶやき
しおりを挟む
幼馴染という立ち位置は、強くて弱い。君はたぶん、誰よりも僕のことを知っていて、誰よりも僕のことを知らない。
僕は君のことがずっと好きでした。そろそろ言葉にしてもいいのかな?普通のカップルがしているように、僕は君をデートに連れ出す。君はデートだと思ってない。でも僕にとってはデートなのだ。僕は君と2人で過ごすのが好き。でも君は、それはなんだか寂しいと言う。君は大勢の家族や友人に囲まれているほうが好きなのだ。
僕は1人が好き。君と2人でいるのが好き。そんな僕の好きって気持ちが伝わる日は来るのだろうか?
「僕は君のことが好きだ」
「私もあなたのことが好き」
好きって言葉の意味がきっと違う。昔からずっとそうだった。
君はみんなに好かれるために、とびっきりのおしゃれをして、みんなを楽しませてくれる。
僕は君に好かれるために、とびっきりのおしゃれをするかもしれない。
君は僕のことを見る。でも僕は君にとって数多い人間の1人だ。
「今日は随分と渋いのね」
君は僕のことを渋いと言った。大人の風格?
別に大人にならなくたっていいじゃないか。
あの日、公園の芝生に二人して寝そべって
見上げた空はいつもみたいに青かった。
今も空は青いまま。昔と何も変わっていない。
「僕は君のことが好きなんだ」
「私も君のことが好き」
まあ、好きって言ってくれるだけで十分だと思った。
僕は君のことがずっと好きでした。そろそろ言葉にしてもいいのかな?普通のカップルがしているように、僕は君をデートに連れ出す。君はデートだと思ってない。でも僕にとってはデートなのだ。僕は君と2人で過ごすのが好き。でも君は、それはなんだか寂しいと言う。君は大勢の家族や友人に囲まれているほうが好きなのだ。
僕は1人が好き。君と2人でいるのが好き。そんな僕の好きって気持ちが伝わる日は来るのだろうか?
「僕は君のことが好きだ」
「私もあなたのことが好き」
好きって言葉の意味がきっと違う。昔からずっとそうだった。
君はみんなに好かれるために、とびっきりのおしゃれをして、みんなを楽しませてくれる。
僕は君に好かれるために、とびっきりのおしゃれをするかもしれない。
君は僕のことを見る。でも僕は君にとって数多い人間の1人だ。
「今日は随分と渋いのね」
君は僕のことを渋いと言った。大人の風格?
別に大人にならなくたっていいじゃないか。
あの日、公園の芝生に二人して寝そべって
見上げた空はいつもみたいに青かった。
今も空は青いまま。昔と何も変わっていない。
「僕は君のことが好きなんだ」
「私も君のことが好き」
まあ、好きって言ってくれるだけで十分だと思った。
0
お気に入りに追加
7
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
幾星霜
ゆれ
恋愛
苦い初恋を経験してから希薄な人生を送ってきたいのり。ある日意外な場所でその相手に再会し、思いも寄らない展開に戸惑う。誰かの一番になることは難しくて、それ以下でも身の丈の幸せを掴むことにしたけれど、本当にそれでいいのかわからない。
10 sweet wedding
国樹田 樹
恋愛
『十年後もお互い独身だったら、結婚しよう』 そんな、どこかのドラマで見た様な約束をした私達。 けれど十年後の今日、私は彼の妻になった。 ……そんな二人の、式後のお話。
ヤリたい男ヤラない女〜デキちゃった編
タニマリ
恋愛
野獣のような男と付き合い始めてから早5年。そんな彼からプロポーズをされ同棲生活を始めた。
私の仕事が忙しくて結婚式と入籍は保留になっていたのだが……
予定にはなかった大問題が起こってしまった。
本作品はシリーズの第二弾の作品ですが、この作品だけでもお読み頂けます。
15分あれば読めると思います。
この作品の続編あります♪
『ヤリたい男ヤラない女〜デキちゃった編』
今更だけど、もう離さない〜再会した元カレは大会社のCEO〜
瀬崎由美
恋愛
1才半の息子のいる瑞希は携帯電話のキャリアショップに勤めるシングルマザー。
いつものように保育園に迎えに行くと、2年前に音信不通となっていた元彼が。
帰国したばかりの彼は亡き祖父の後継者となって、大会社のCEOに就任していた。
ずっと連絡出来なかったことを謝罪され、これからは守らせて下さいと求婚され戸惑う瑞希。
★第17回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました。
十年越しの溺愛は、指先に甘い星を降らす
和泉杏咲
恋愛
私は、もうすぐ結婚をする。
職場で知り合った上司とのスピード婚。
ワケアリなので結婚式はナシ。
けれど、指輪だけは買おうと2人で決めた。
物が手に入りさえすれば、どこでもよかったのに。
どうして私達は、あの店に入ってしまったのだろう。
その店の名前は「Bella stella(ベラ ステラ)」
春の空色の壁の小さなお店にいたのは、私がずっと忘れられない人だった。
「君が、そんな結婚をするなんて、俺がこのまま許せると思う?」
お願い。
今、そんなことを言わないで。
決心が鈍ってしまうから。
私の人生は、あの人に捧げると決めてしまったのだから。
⌒*。*゚*⌒*゚*。*⌒*。*゚*⌒* ゚*。*⌒*。*゚
東雲美空(28) 会社員 × 如月理玖(28) 有名ジュエリー作家
⌒*。*゚*⌒*゚*。*⌒*。*゚*⌒* ゚*。*⌒*。*゚
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる