2 / 5
この世を「生きる」ということ
生と命
しおりを挟む
───こんな世界で、生きるくらいなら。
そんなことを考えた人は、山のようにいるだろう。
これを書いているわたしも、まったく同じことを考えたことがある。今も考えている。
生きることを嫌だと思い始めたのは、いつからだっただろう。
わりと最近のようにも思えるし、それよりもずっと前からだったようにも思える。
だが、それが明確になったのは去年の冬だった。
わたしは普通の社会人だった。
高校を卒業し、接客業と販売業が主となる職に就くことが出来た。
初めての仕事は不安でいっぱいだったし、どきどきした。でも、そばには優しい先輩や上司の人達がいてくれた。たとえ大きなミスをしても、先輩達はわたしのことを助けてくれた。
非常に恵まれた環境だった。にも関わらず、わたしは考えてしまったのだ。
「生きたくない」と。
「死んでしまいたい」と。
ただ普通に仕事をしていただけ。それなのに、わたしは考えてしまった。
これを書いている今も、わたしは思っている。
「生きる」なんて、くだらないと。
「命」など、なくなってしまえばいいと。
これを読んだあなたは、どう思うだろうか。
馬鹿馬鹿しいと思うだろうか。それともああ、わかるなと思うだろうか。
考えは人それぞれだ。わたしの考えを非難してくれたっていい。
哀れだと言って目を逸らしてくれても、馬鹿が馬鹿な発言をしていると笑ってくれたって構わない。
両親が与えてくれたものなのに、何を言っているんだと怒る人もいるだろう。
だけれど、どうか言わせてほしい。
こんな世界を、こんな自分が生きるくらいなら。
死んでしまえた方がずっといいと。
そんなことを考えた人は、山のようにいるだろう。
これを書いているわたしも、まったく同じことを考えたことがある。今も考えている。
生きることを嫌だと思い始めたのは、いつからだっただろう。
わりと最近のようにも思えるし、それよりもずっと前からだったようにも思える。
だが、それが明確になったのは去年の冬だった。
わたしは普通の社会人だった。
高校を卒業し、接客業と販売業が主となる職に就くことが出来た。
初めての仕事は不安でいっぱいだったし、どきどきした。でも、そばには優しい先輩や上司の人達がいてくれた。たとえ大きなミスをしても、先輩達はわたしのことを助けてくれた。
非常に恵まれた環境だった。にも関わらず、わたしは考えてしまったのだ。
「生きたくない」と。
「死んでしまいたい」と。
ただ普通に仕事をしていただけ。それなのに、わたしは考えてしまった。
これを書いている今も、わたしは思っている。
「生きる」なんて、くだらないと。
「命」など、なくなってしまえばいいと。
これを読んだあなたは、どう思うだろうか。
馬鹿馬鹿しいと思うだろうか。それともああ、わかるなと思うだろうか。
考えは人それぞれだ。わたしの考えを非難してくれたっていい。
哀れだと言って目を逸らしてくれても、馬鹿が馬鹿な発言をしていると笑ってくれたって構わない。
両親が与えてくれたものなのに、何を言っているんだと怒る人もいるだろう。
だけれど、どうか言わせてほしい。
こんな世界を、こんな自分が生きるくらいなら。
死んでしまえた方がずっといいと。
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる