わが友ヒトラー

名無ナナシ

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帝国宰相編

アドルフからの手紙

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(;;;゚Д゚;)「ク、クビツェクさんお、お、お便りです…」
(´・ω・`)「はーい」

(;;;゚Д゚;)「こ、これを ででは失礼します」

(´・ω・`)?
なにをそんなに怯えているんだろう
それで、差出人は?

『アドルフ・ヒトラー』

(。゚ω゚)!!!

『親愛なるクビツェク!
今日やっと君の手紙を見た。
就任以来、膨大な量の手紙を見るので、こういうことは珍しくないないのだ。
それだけに、長い年月の末に初めて君の消息と居場所がわかって、とても嬉しい。
困難な闘争の日々が終われば
僕は喜んで我が人生最良の日々の思い出にまた浸りたい。
君が僕のところに来ることは可能だろうか?
旧友を想いながら、君と君の母上にご多幸をお祈りします
アドルフ・ヒトラー彡(゚)(゚)』

(。゚ω゚) .。oO(アドルフは僕のことを覚えていた……!!)

(;´・ω・` ) .。oO(…でも)
『我が人生最良の日々』は言い過ぎだと思う
あの貧しくて困窮していた日々を……

   ブンブン
(-ω-`;≡;´-ω-)

アドルフの想いを僕が否定していいはずがない

(´・ω・`) .。oO(それにしても…)
『君が僕のところに来ることは可能だろうか?』だって?

( ;´-ω-` ) .。oO(無理に決まってるじゃないか……)
僕はただの小役人、アドルフは帝国宰相
どの面下げて会いにいけばいいのさ…
それに僕にはもう家庭がある
仕事をほっぽり出すこともできない……

(;`・ω・´) .。oO(って何を真に受けてるのさ!)
こんなのただの社交辞令じゃないか
僕はもう子供じゃない大人だ
社交辞令を真に受けるなんてどうかしてる

(´・ω・`) .。oO(そうだよ………)
ほんとうにどうかしてる
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