わが友ヒトラー

名無ナナシ

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リンツ編

手紙

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一九〇六年の五月から六月にかけて
アドルフはウィーンに滞在していた

( ¯灬¯ )「おーいクビツェク、ヒトラー君から絵葉書が届いているぞ」
(´ᴖωᴖ`)「え、ほんと!?」

『絵葉書を送る。ずっと便りを出さなかったことはすまないと思っている。
僕はとても元気で、今はあちこちを見て回っている。
明日はトリスタンを見に行き、明後日はさまよえるオランダ人という具合だ。』

(`・ω・´) .。oO(ふむふむ…)
(´^ω^`)いろんな劇を見れて楽しそうだなぁ

『全てがとても素晴らしいのだが、僕はもうリンツが恋しい。
今日は市立劇場に行く。尊敬するご両親によろしく。
アドルフ・ヒトラー彡(゚)(゚)』

(`・ω・´) .。oO(むむ…)
きっとこの『リンツ』っていうのはそのままの意味じゃない!
アドルフは慣れ親しんではいるけど、田舎のリンツに限界を感じていたはずだ
それに『恋しい』という……この表現…

(`・ω・´) .。oO(わかった!)
きっとこの『リンツ』は『ステファニーJ(„❛ꇴ❛„)』のことだ!

( ;´-ω-` ) .。oO(全くもう…)
気恥ずかしいからって……
こんな回りくどい表現をして
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