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海軍兵学校編
夏休み④
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( ゚∋゚)「おーいチョク、みんなでキャンプに行かないか?」
彡(゚)(゚)「おお、ええやん」
( ゚∋゚)「巌さんもよかったらどうですか?」
川´_ゝ`)「いいのかい?」
( ゚∋゚)「もちろんです」
川´_ゝ`)「では、喜んで参加するよ」
彡 •⌄• )「ワタシも!」
( ゚∋゚)「あったりまえよう!」
( ゚∋゚)「……と言いたいが……」
(; ゚∋゚)「男ばかりの中にカズコちゃん女の子一人というのは……」
彡 •⌄• )「私もいくの!!」
(; ゚∋゚)「うーん……」
彡(゚)(゚)「別にええやろ、ワイが面倒みたるさかい」
川´_ゝ`)「直……そうは言ってもね……」
彡;(゚)(゚)「ぐぬぬぬ……」
彡 •⌄• ) .。oO(巌お兄ちゃんに逆らえないのも相変わらずか……)
彡(•)(•)「いや!連れてく!!」
彡 •⌄• ) .。oO(え?)
川´_ゝ`)「直……」
彡(•)(•)「大丈夫や!兵学校で鍛えられたんや!」
彡(•)(•)「今のワイならカズコぐらい守ってやれるわ!」
川´_ゝ`)……
川´_ゝ`)「直がそこまで言うなら、任せるよ」
彡(゚)(゚)「うん!」
彡 •⌄• ) .。oO(チョク兄ィ……)
次の日
ワタシたちはキャンプ場に向かった
チョク兄ィの自転車の後ろに乗って一時間
太平洋の広々とした光景がとてもまぶしかった
彡 •⌄• )「チョク兄ィ!泳ぎを教えて!!」
彡(゚)(゚)「ええで」ぽいっ
彡 •⌄• )「え!」バシャン!
海に放り投げられた
彡(゚)(゚)「泳ぎってのは……」
彡(゚)(゚)「習うより慣れろや!!」
彡(゚)(゚)「危なくなったら助けたる」
彡; •⌄• )「そ、そんな教え方……アブアブ」
このスパルタ式の教えのせいで
ワタシは塩辛い海水をたくさん飲む羽目になった
それでもなんとか、泳げるようにはなったけど……
こんなやり方は酷いわ!!
夜
キャンプファイヤーが灯り
その周囲でどんちゃん騒ぎが始まった
見ない顔もある、どうやら地元の人も飛び入り参加したみたい
( ゚∋゚)「野菜と果物があったぞ」
彡 •⌄• )「どこにあったの?」
( ゚∋゚)「そこの畑に生えてた……」
彡; •⌄• )「それって泥棒……」
( ゚∋゚)「ちなみに酒もある」
彡; •⌄• )「未成年飲酒……」
( ゚∋゚)「お菓子をあげるから内緒だ」
彡 •⌄• )「収賄……でも、見逃してあげるわモグモグ」
そのうち宴はヒートアップしていった
川´_ゝ`)「菅野巌!一発芸をやります!!」
川´_ゝ`)「男女が布団に入って……」
川´_ゝ`)「ハッスル!ハッスル!」
( ゚∋゚) 「ハッスル!ハッスル!」
彡(゚)(゚)「……巌兄ィがあんな下品なまねを」
彡 •⌄• )「ねえ、男女が布団に入ってなにするの?」
彡;(-)(-)……
彡(゚)(゚)「プロレスやろうな……」
彡 •⌄• )「へー」
彡(゚)(゚)「カズコ……夜の海でも見にいこか」
彡 •⌄• )「うん!」
彡(゚)(゚)「はぁ……まさか巌兄ィが……」
彡 •⌄• ) .。oO(なんで布団の中でプロレスなのかしら……)
その後
彡;ㅿ;)「チョク兄ィ……」
彡;(゚)(゚)「どうしたんや!?誰かにいじめられたんか?」
彡;ㅿ;)「みんなが日焼けしたワタシのことを……」
彡;ㅿ;)「黒ん坊でみっともないって……」
彡(゚)(゚)……
彡(゚)(゚)「泣かんでええ……元気な証拠や」
彡;ㅿ;)「うぅ……でも……」
彡(゚)(゚)「大丈夫や、日焼けした皮がむけたらかえって綺麗になる」
彡(゚)(゚)「だから堂々としとって……」
彡(゚)(゚)「美人になって見かえしたれ!」
彡;ㅿ;)「……うん」
「いくらカズコちゃんが可愛いからって……」ひそひそ
「男ばかりのキャンプに女の子連れていくなんてね……」ひそひそ
彡;ㅿ;)「ワタシが我がまま言ったせいで……」
彡;ㅿ;)「チョク兄ィに悪い噂が……」
彡(゚)(゚)「気にすんな、言わせとけばええ」
彡;ㅿ;)「でも……」
彡(゚)(゚)「キャンプ楽しかったか?」
彡;ㅿ;)「え……うん、楽しかった」
彡(゚)(゚)「なら、それでええやん」
彡(^)(^)「連れて行った甲斐があるってもんやで」
彡っㅿ;)……ゴシゴシ
彡 •⌄• )「うん!」
どんな噂が立とうがチョク兄ィは気にしなかった
それどころか海軍の白い目立つ制服を着て村を歩き回り
自ら人目を引いていた
ワタシはその横にピッタリと張り付いていた
彡(゚)(゚)「ワイの傍におったらカズコも何か言われるかもしれんぞ」
彡 •⌄• )「そんなの平気よ!それに……」
彡 •⌄• )「ワタシにはカッコいいお兄ちゃんがいるんだって……」
彡 •⌄• )「みんなに見せびらかしてやってるのよ」
彡(゚)(゚)「ほーん、ワイはカッコええんか?」
彡 •⌄• )「うん!」
彡 •⌄• ) .。oO(そうこうしているうちに……)
夏休みはあっという間に過ぎて行った
彡(゚)(゚)「じゃあワイは戻るわ」
彡 •⌄• )「うん……」
彡(゚)(゚)「……お父さん、お母さん」
Σ彡( 'ー`)
Σ(゚灬゚)
彡 •⌄• ) .。oO(いつもはオヤジ、オフクロって呼んでるのに)
彡(゚)(゚)「お世話になりました」
彡(゚)(゚)「今度、帰るときまでどうぞお元気で」
彡( 'ー`)「直……あんた……」
(゚灬゚)「うむ!立派になったもんだ」
彡 •⌄• ) .。oO(やっぱりチョク兄ィは……)
カッコいいワタシの自慢のお兄ちゃん
兵学校
(´・ω・`)つ「久しぶりだねチョク、はいお土産」
彡(゚)(゚)「は!」
彡;(゚)(゚)「またお土産忘れてしまっとった……」
彡(゚)(゚)「おお、ええやん」
( ゚∋゚)「巌さんもよかったらどうですか?」
川´_ゝ`)「いいのかい?」
( ゚∋゚)「もちろんです」
川´_ゝ`)「では、喜んで参加するよ」
彡 •⌄• )「ワタシも!」
( ゚∋゚)「あったりまえよう!」
( ゚∋゚)「……と言いたいが……」
(; ゚∋゚)「男ばかりの中にカズコちゃん女の子一人というのは……」
彡 •⌄• )「私もいくの!!」
(; ゚∋゚)「うーん……」
彡(゚)(゚)「別にええやろ、ワイが面倒みたるさかい」
川´_ゝ`)「直……そうは言ってもね……」
彡;(゚)(゚)「ぐぬぬぬ……」
彡 •⌄• ) .。oO(巌お兄ちゃんに逆らえないのも相変わらずか……)
彡(•)(•)「いや!連れてく!!」
彡 •⌄• ) .。oO(え?)
川´_ゝ`)「直……」
彡(•)(•)「大丈夫や!兵学校で鍛えられたんや!」
彡(•)(•)「今のワイならカズコぐらい守ってやれるわ!」
川´_ゝ`)……
川´_ゝ`)「直がそこまで言うなら、任せるよ」
彡(゚)(゚)「うん!」
彡 •⌄• ) .。oO(チョク兄ィ……)
次の日
ワタシたちはキャンプ場に向かった
チョク兄ィの自転車の後ろに乗って一時間
太平洋の広々とした光景がとてもまぶしかった
彡 •⌄• )「チョク兄ィ!泳ぎを教えて!!」
彡(゚)(゚)「ええで」ぽいっ
彡 •⌄• )「え!」バシャン!
海に放り投げられた
彡(゚)(゚)「泳ぎってのは……」
彡(゚)(゚)「習うより慣れろや!!」
彡(゚)(゚)「危なくなったら助けたる」
彡; •⌄• )「そ、そんな教え方……アブアブ」
このスパルタ式の教えのせいで
ワタシは塩辛い海水をたくさん飲む羽目になった
それでもなんとか、泳げるようにはなったけど……
こんなやり方は酷いわ!!
夜
キャンプファイヤーが灯り
その周囲でどんちゃん騒ぎが始まった
見ない顔もある、どうやら地元の人も飛び入り参加したみたい
( ゚∋゚)「野菜と果物があったぞ」
彡 •⌄• )「どこにあったの?」
( ゚∋゚)「そこの畑に生えてた……」
彡; •⌄• )「それって泥棒……」
( ゚∋゚)「ちなみに酒もある」
彡; •⌄• )「未成年飲酒……」
( ゚∋゚)「お菓子をあげるから内緒だ」
彡 •⌄• )「収賄……でも、見逃してあげるわモグモグ」
そのうち宴はヒートアップしていった
川´_ゝ`)「菅野巌!一発芸をやります!!」
川´_ゝ`)「男女が布団に入って……」
川´_ゝ`)「ハッスル!ハッスル!」
( ゚∋゚) 「ハッスル!ハッスル!」
彡(゚)(゚)「……巌兄ィがあんな下品なまねを」
彡 •⌄• )「ねえ、男女が布団に入ってなにするの?」
彡;(-)(-)……
彡(゚)(゚)「プロレスやろうな……」
彡 •⌄• )「へー」
彡(゚)(゚)「カズコ……夜の海でも見にいこか」
彡 •⌄• )「うん!」
彡(゚)(゚)「はぁ……まさか巌兄ィが……」
彡 •⌄• ) .。oO(なんで布団の中でプロレスなのかしら……)
その後
彡;ㅿ;)「チョク兄ィ……」
彡;(゚)(゚)「どうしたんや!?誰かにいじめられたんか?」
彡;ㅿ;)「みんなが日焼けしたワタシのことを……」
彡;ㅿ;)「黒ん坊でみっともないって……」
彡(゚)(゚)……
彡(゚)(゚)「泣かんでええ……元気な証拠や」
彡;ㅿ;)「うぅ……でも……」
彡(゚)(゚)「大丈夫や、日焼けした皮がむけたらかえって綺麗になる」
彡(゚)(゚)「だから堂々としとって……」
彡(゚)(゚)「美人になって見かえしたれ!」
彡;ㅿ;)「……うん」
「いくらカズコちゃんが可愛いからって……」ひそひそ
「男ばかりのキャンプに女の子連れていくなんてね……」ひそひそ
彡;ㅿ;)「ワタシが我がまま言ったせいで……」
彡;ㅿ;)「チョク兄ィに悪い噂が……」
彡(゚)(゚)「気にすんな、言わせとけばええ」
彡;ㅿ;)「でも……」
彡(゚)(゚)「キャンプ楽しかったか?」
彡;ㅿ;)「え……うん、楽しかった」
彡(゚)(゚)「なら、それでええやん」
彡(^)(^)「連れて行った甲斐があるってもんやで」
彡っㅿ;)……ゴシゴシ
彡 •⌄• )「うん!」
どんな噂が立とうがチョク兄ィは気にしなかった
それどころか海軍の白い目立つ制服を着て村を歩き回り
自ら人目を引いていた
ワタシはその横にピッタリと張り付いていた
彡(゚)(゚)「ワイの傍におったらカズコも何か言われるかもしれんぞ」
彡 •⌄• )「そんなの平気よ!それに……」
彡 •⌄• )「ワタシにはカッコいいお兄ちゃんがいるんだって……」
彡 •⌄• )「みんなに見せびらかしてやってるのよ」
彡(゚)(゚)「ほーん、ワイはカッコええんか?」
彡 •⌄• )「うん!」
彡 •⌄• ) .。oO(そうこうしているうちに……)
夏休みはあっという間に過ぎて行った
彡(゚)(゚)「じゃあワイは戻るわ」
彡 •⌄• )「うん……」
彡(゚)(゚)「……お父さん、お母さん」
Σ彡( 'ー`)
Σ(゚灬゚)
彡 •⌄• ) .。oO(いつもはオヤジ、オフクロって呼んでるのに)
彡(゚)(゚)「お世話になりました」
彡(゚)(゚)「今度、帰るときまでどうぞお元気で」
彡( 'ー`)「直……あんた……」
(゚灬゚)「うむ!立派になったもんだ」
彡 •⌄• ) .。oO(やっぱりチョク兄ィは……)
カッコいいワタシの自慢のお兄ちゃん
兵学校
(´・ω・`)つ「久しぶりだねチョク、はいお土産」
彡(゚)(゚)「は!」
彡;(゚)(゚)「またお土産忘れてしまっとった……」
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