31 / 50
影の街編
31話 錬金悪魔
しおりを挟む
エクスラ
「嘆きの力は使えないから
特化能力で何とかするしかない」
エクスラは錬金術機を見る
しかし、錬金術機は既にコーティングされていた
影を完全に支配したエルドによって
影の力を錬金術機に分配してコーティングバリアしてるので
エクスラの力では攻撃が効かない
エクスラ
「エルドの力は錬金術機を守ってるから強さ的には強くないって事だな」
エクスラは玉座の上階にいるエルド目掛けて
速度特化で突進した
壁ごと貫いた
しかしエルドはぴんぴんしていた
エクスラの攻撃を受け止めていた
エルド
「現実的に存在する悪魔とは少し劣る
錬金悪魔だからな
だがそれでも、特化した攻撃を受け止める力くらいはある」
エルドはそのままエクスラの腕を掴んで下階に投げ落とす
そしてそのままエクスラ目掛けて肘を腹にめり込ませる
エクスラは腹に防御特化していた
しかしそれでもエクスラの細胞に損傷を与える程に貫通していた
エルド
「痛いだろう?それもそのはずだ
今のは影の支配で物理現象を起こしたからな」
エルドの攻撃は
影の支配によって強さが増していた
影の支配分の体重や攻撃を一瞬だけ物理現象として再現出来る
その瞬間的なダメージによってエクスラはダメージを貫通されていた
エクスラ
「体重分って事は…逃げ道は作られたな」
エクスラの下の地面が破壊される
エクスラ
「エルドへ攻撃を貫通させるには一瞬を突くしかない」
エクスラはエルドへ攻撃を仕掛けた
エルド
「防御されれば終わりだ」
要領の悪い攻撃の仕方を罵倒しては防御を物理現象として再現
しかしエクスラの攻撃の見込みはそこでは無かった
エクスラ
「騙し打ちだ」
本命の攻撃は片方のパンチに委ねていた
パンチ力特化を分配していた
そしてその分配したパンチ力をエルドの防いでいない場所で攻撃する
エルドの首をもぐレベルで攻撃がヒットしてエルドは壁を貫き飛んでいく
確かな手ごたえを感じていたのでエルドの行方を捜す
エルド
「良いパンチではあったが、思った以上に弱いな」
エルドは攻撃された損傷を背負っていなかった
エクスラ
「確かに攻撃が貫通したし、手ごたえはあったはずだ」
エルド
「影を支配していると言っただろう?
その損傷したダメージは他の人物に映した
どれだけエクスラが攻撃しようが、その分、他へ分配していくだけだ」
エクスラ
「悪魔武装するとしても、レシアの力を使い切ってる時点で弱いままだ」
エクスラは絶望を味わう
エルドの能力は利便性抜群だからだ
攻撃したとしても他に映されて即再生されるし
防御の面でも同じだ 一瞬の物理再現によって攻撃が貫通される
エクスラ
「長期戦になるとこちらが不利だし
短期戦でも不利だ」
エルド
「長期戦に持ち込めば、エクスラは影に支配されて私の勝利が約束される
短期戦では、そもそも私の力に及ぼないからな
どのみち、エクスラは死ぬ運命にある」
エルドがエクスラに攻撃繰り出す
エクスラが防御すると、物理現象を起こさず
エクスラが防御していない場所に、物理現象を流し込んだ攻撃を繰り出す
そして蹴飛ばす
その連打である
エクスラ
「俺がこんだけ力を出し切って戦うのは初めてだ」
エルド
「私はリンク兵器でエクスラの動向を見ているからな
今までのエピソードを知っている ブローカーから聞かされている」
徹底的な攻略法を持っている
エクスラ
「攻略されちゃ俺の特化能力は使えねぇな
これからは戦闘スキルだけでいかせてもらう」
エルド
「無駄だ」
エクスラは攻撃を繰り出すが
エルドに防御される
エクスラの騙し打ち連打も空しく、一瞬にして対策されてしまう
エルド
「エクスラの戦い方に対策するとしたら、瞬発力を鍛える事だ
私はそれを錬金悪魔にやらせている
私からは何もやっていない
瞬発力の支配領域を錬金悪魔に支配させている」
エルド自体は、瞬発力を鍛えてなどいない
エルドは瞬発力ではエクスラにかなわないと始めから分かっていたので
それを影を対価に召喚した錬金悪魔にやらせている
エクスラはエルドの攻撃に耐えたが、地面を貫かれて玉座の下の階に落ちた
エクスラ
「戦える要素が無い…」
エクスラは自信を無くしていた
しかし落ちたその瞬間、アイデアが生まれた
エルド
「さて、どうするのだ
どのみち、もう助かる事はあるまい」
エクスラはクリアに既に浸食を開始されていた
レシアに何とか持ちこたえさせてもらっていた
エクスラ
「錬金術機を破壊させてもらうぜ」
エルドは笑ったが
エクスラはそのまま上の階にある錬金術機目掛けて
風力特化のかかった攻撃を繰り出した
しかし錬金術機はバリアコーティングで無効化された
エクスラ
「確かに攻撃は無効化される 攻撃はな」
錬金術機はそのまま壁を破壊されて落ちていく
エルドは気付いた
その気付きは遅かった
錬金術機は落ちた衝撃で壊れる
エクスラのクリア浸食は止まった
そしてエクスラの反撃が始まる
エクスラ
「攻撃特化と速度特化の紙防御スタイルで一気にやらせてもらうぜ」
エクスラは瞬時にエルドへと攻撃を図った
エルドは考えが早いが、瞬発力を鍛えていなかった
だから、エクスラの攻撃と速度には付いていけず
そのまま攻撃を食らう
エクスラ
「俺の体力ありったけこの攻撃にはめ込むぞ」
体力全てを使い切るまで攻撃を相手にねじ込む
エルドは錬金悪魔として肉体強化されていたが
徐々にそれも解除されていく
影の支配をしていた錬金術機が壊された事で
細胞ダメージを分配出来ないからだ
錬金悪魔一体だけのステータスとなったので
エクスラの体力使い切るまでの攻撃には耐えられない
エルド
「私はこんな所で死んでたまるか…!」
エクスラ
「いや、お前はここで倒す
ここで倒さなければ俺を倒すためにエルドは立ちふさがる
そしてまた犠牲者をうませるからな それをしてはならないんだ!」
エクスラは確信していた
エルドに宿ったクリアのある場所を
そしてそこに目掛けて握力特化とパンチ力特化でねじ込む
エルド
「私の生命はここで朽ちるのか…!」
エルドの腹を抉り貫く
握力特化で掴んだであろう心臓をそのまま握りつぶした
エルドが死に絶えた時に
影のフィールドの城が崩れる
エクスラ
「やべぇな…これは…」
エクスラは住民を助ける力も残っていなかった
ただ、自分だけ残る力しか残されてはいなかった
そして命からがら影のフィールドから抜け出す
~影の街~
影の街だった場所へ戻された
そこは森が生い茂る場所だった
ドッペリアン
「まさかエルド少佐を殺してしまうなんて思わなかったなー」
エクスラ
「今度は何しにきたんだ」
ドッペリアン
「エルド少佐の生命の回収さ
エルド少佐はまだ死んではいない
影となりクリアとなってまだここに潜んでいる」
ドッペリアンは既にエルドを回収していた
エルドはクリアとなっていた
それをドッペリアンは瓶に詰めて回収していた
エクスラ
「結局住民たちは無駄だったのか?」
ドッペリアン
「この町自体がビルド国から逃れてきた奴隷たちの集合思念で出来たような町だからねー
だからまあ無駄だったんじゃないかなー」
ははは、と笑いながら告げる
ドッペリアン
「今度はビルド国に行く気かな?
力の従属ではエクスラ君は相性良いかもね」
ドッペリアンは笑いながらまた転送して消えていった
影の街は静かさだけ残していた
そこからエクスラは森を抜け出した
「嘆きの力は使えないから
特化能力で何とかするしかない」
エクスラは錬金術機を見る
しかし、錬金術機は既にコーティングされていた
影を完全に支配したエルドによって
影の力を錬金術機に分配してコーティングバリアしてるので
エクスラの力では攻撃が効かない
エクスラ
「エルドの力は錬金術機を守ってるから強さ的には強くないって事だな」
エクスラは玉座の上階にいるエルド目掛けて
速度特化で突進した
壁ごと貫いた
しかしエルドはぴんぴんしていた
エクスラの攻撃を受け止めていた
エルド
「現実的に存在する悪魔とは少し劣る
錬金悪魔だからな
だがそれでも、特化した攻撃を受け止める力くらいはある」
エルドはそのままエクスラの腕を掴んで下階に投げ落とす
そしてそのままエクスラ目掛けて肘を腹にめり込ませる
エクスラは腹に防御特化していた
しかしそれでもエクスラの細胞に損傷を与える程に貫通していた
エルド
「痛いだろう?それもそのはずだ
今のは影の支配で物理現象を起こしたからな」
エルドの攻撃は
影の支配によって強さが増していた
影の支配分の体重や攻撃を一瞬だけ物理現象として再現出来る
その瞬間的なダメージによってエクスラはダメージを貫通されていた
エクスラ
「体重分って事は…逃げ道は作られたな」
エクスラの下の地面が破壊される
エクスラ
「エルドへ攻撃を貫通させるには一瞬を突くしかない」
エクスラはエルドへ攻撃を仕掛けた
エルド
「防御されれば終わりだ」
要領の悪い攻撃の仕方を罵倒しては防御を物理現象として再現
しかしエクスラの攻撃の見込みはそこでは無かった
エクスラ
「騙し打ちだ」
本命の攻撃は片方のパンチに委ねていた
パンチ力特化を分配していた
そしてその分配したパンチ力をエルドの防いでいない場所で攻撃する
エルドの首をもぐレベルで攻撃がヒットしてエルドは壁を貫き飛んでいく
確かな手ごたえを感じていたのでエルドの行方を捜す
エルド
「良いパンチではあったが、思った以上に弱いな」
エルドは攻撃された損傷を背負っていなかった
エクスラ
「確かに攻撃が貫通したし、手ごたえはあったはずだ」
エルド
「影を支配していると言っただろう?
その損傷したダメージは他の人物に映した
どれだけエクスラが攻撃しようが、その分、他へ分配していくだけだ」
エクスラ
「悪魔武装するとしても、レシアの力を使い切ってる時点で弱いままだ」
エクスラは絶望を味わう
エルドの能力は利便性抜群だからだ
攻撃したとしても他に映されて即再生されるし
防御の面でも同じだ 一瞬の物理再現によって攻撃が貫通される
エクスラ
「長期戦になるとこちらが不利だし
短期戦でも不利だ」
エルド
「長期戦に持ち込めば、エクスラは影に支配されて私の勝利が約束される
短期戦では、そもそも私の力に及ぼないからな
どのみち、エクスラは死ぬ運命にある」
エルドがエクスラに攻撃繰り出す
エクスラが防御すると、物理現象を起こさず
エクスラが防御していない場所に、物理現象を流し込んだ攻撃を繰り出す
そして蹴飛ばす
その連打である
エクスラ
「俺がこんだけ力を出し切って戦うのは初めてだ」
エルド
「私はリンク兵器でエクスラの動向を見ているからな
今までのエピソードを知っている ブローカーから聞かされている」
徹底的な攻略法を持っている
エクスラ
「攻略されちゃ俺の特化能力は使えねぇな
これからは戦闘スキルだけでいかせてもらう」
エルド
「無駄だ」
エクスラは攻撃を繰り出すが
エルドに防御される
エクスラの騙し打ち連打も空しく、一瞬にして対策されてしまう
エルド
「エクスラの戦い方に対策するとしたら、瞬発力を鍛える事だ
私はそれを錬金悪魔にやらせている
私からは何もやっていない
瞬発力の支配領域を錬金悪魔に支配させている」
エルド自体は、瞬発力を鍛えてなどいない
エルドは瞬発力ではエクスラにかなわないと始めから分かっていたので
それを影を対価に召喚した錬金悪魔にやらせている
エクスラはエルドの攻撃に耐えたが、地面を貫かれて玉座の下の階に落ちた
エクスラ
「戦える要素が無い…」
エクスラは自信を無くしていた
しかし落ちたその瞬間、アイデアが生まれた
エルド
「さて、どうするのだ
どのみち、もう助かる事はあるまい」
エクスラはクリアに既に浸食を開始されていた
レシアに何とか持ちこたえさせてもらっていた
エクスラ
「錬金術機を破壊させてもらうぜ」
エルドは笑ったが
エクスラはそのまま上の階にある錬金術機目掛けて
風力特化のかかった攻撃を繰り出した
しかし錬金術機はバリアコーティングで無効化された
エクスラ
「確かに攻撃は無効化される 攻撃はな」
錬金術機はそのまま壁を破壊されて落ちていく
エルドは気付いた
その気付きは遅かった
錬金術機は落ちた衝撃で壊れる
エクスラのクリア浸食は止まった
そしてエクスラの反撃が始まる
エクスラ
「攻撃特化と速度特化の紙防御スタイルで一気にやらせてもらうぜ」
エクスラは瞬時にエルドへと攻撃を図った
エルドは考えが早いが、瞬発力を鍛えていなかった
だから、エクスラの攻撃と速度には付いていけず
そのまま攻撃を食らう
エクスラ
「俺の体力ありったけこの攻撃にはめ込むぞ」
体力全てを使い切るまで攻撃を相手にねじ込む
エルドは錬金悪魔として肉体強化されていたが
徐々にそれも解除されていく
影の支配をしていた錬金術機が壊された事で
細胞ダメージを分配出来ないからだ
錬金悪魔一体だけのステータスとなったので
エクスラの体力使い切るまでの攻撃には耐えられない
エルド
「私はこんな所で死んでたまるか…!」
エクスラ
「いや、お前はここで倒す
ここで倒さなければ俺を倒すためにエルドは立ちふさがる
そしてまた犠牲者をうませるからな それをしてはならないんだ!」
エクスラは確信していた
エルドに宿ったクリアのある場所を
そしてそこに目掛けて握力特化とパンチ力特化でねじ込む
エルド
「私の生命はここで朽ちるのか…!」
エルドの腹を抉り貫く
握力特化で掴んだであろう心臓をそのまま握りつぶした
エルドが死に絶えた時に
影のフィールドの城が崩れる
エクスラ
「やべぇな…これは…」
エクスラは住民を助ける力も残っていなかった
ただ、自分だけ残る力しか残されてはいなかった
そして命からがら影のフィールドから抜け出す
~影の街~
影の街だった場所へ戻された
そこは森が生い茂る場所だった
ドッペリアン
「まさかエルド少佐を殺してしまうなんて思わなかったなー」
エクスラ
「今度は何しにきたんだ」
ドッペリアン
「エルド少佐の生命の回収さ
エルド少佐はまだ死んではいない
影となりクリアとなってまだここに潜んでいる」
ドッペリアンは既にエルドを回収していた
エルドはクリアとなっていた
それをドッペリアンは瓶に詰めて回収していた
エクスラ
「結局住民たちは無駄だったのか?」
ドッペリアン
「この町自体がビルド国から逃れてきた奴隷たちの集合思念で出来たような町だからねー
だからまあ無駄だったんじゃないかなー」
ははは、と笑いながら告げる
ドッペリアン
「今度はビルド国に行く気かな?
力の従属ではエクスラ君は相性良いかもね」
ドッペリアンは笑いながらまた転送して消えていった
影の街は静かさだけ残していた
そこからエクスラは森を抜け出した
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜
mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!?
※スカトロ表現多数あり
※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる