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墓場編
68話 箱庭の世界から現実世界へ
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ラウド
「これは楽園メイズだ!
そしてこれはアリスこそが楽園に訪れている来訪者なのだ!」
バラバラにさせていった銃弾をそのまま
真空加速させて、その対象へと撃つ
目に見えない何かを撃っている
アリス
「誰…誰なの…
あんなの知らない…あんなの知らないよアリスは…!私は…!」
黒うさぎがアリスを囲って守る
白うさぎは巨大化してラウドを攻撃する
その精神ダメージ対象者への攻撃は
ラウドのメンタル強化された心にはかないはしなかった
ラウド
「心すら真空メイズで強化されている俺にはかなわんよ
俺は残り少ないクラウドメイズからデータを貰った
そのメイズ協会の過去情報でお前はいたよ
なぁ…トルギスコピー」
アリス
「私の楽園メイズは…私のじゃないの…?」
アリスは涙を流すのを止めていた
そして黒うさぎの手すらも振りほどいていた
着実に確実にラウドに手を伸ばしていた ラウドに駆け寄っていた
ラウド
「あぁ違うさ
お前の楽園じゃない
こいつはお前を箱庭へ閉じ込めたタイムパラドックスだ」
目に見えないトルギスコピーに銃撃し続ける
楽園メイズの管理者でもないラウドなのにだ
アリス
「私は操ってないはず…
私が疑問したから…そのカラクリが解けかかっているの…?」
ラウド
「そうだな
でも、トルギスコピーは残っている記憶だけで生きているメイズ生物だから
やがてはまたアリスの心を支配するだろう
そうしてアリスはずっとこの箱庭に閉じ込めらていたんだ」
楽園メイズの答えをラウドは口にする
ラウド
「メイズ協会が最初に作ったのが
箱庭型の仮想メイズだ
その箱庭型の仮想メイズが基盤となり
機械天使や電子マグニ生物が出来た
世界を利用するなら
俺も利用させてもらう」
ラウドがそう放った言葉にアリスも頷く
白うさぎと黒うさぎが遠くなるアリスに
一つ、二つ、遠ざかっていくアリスに
アリスがそこに執着されない事に
その気付きこそが楽園を止める術だった
二人
「楽園は…迷宮なる世界で探す!」
アリスとラウドが一心に思った言葉だ
そこで楽園は世界をこじ開けた
アリス
「ラウドさん
ありがとう
まさか私が閉じ込められてた存在だったなんて
おかげで私の肉体が蘇ったよ」
アリスは傀儡で作られた人形であった
人形に意思を持たせるために試験的に作られたがそれを利用された
天使祭殿が近くにある事を墓場に案内していた仮想マリアは知っていた
仮想マリアは一度だけ起動してはまたシャットダウンしていた
「これは楽園メイズだ!
そしてこれはアリスこそが楽園に訪れている来訪者なのだ!」
バラバラにさせていった銃弾をそのまま
真空加速させて、その対象へと撃つ
目に見えない何かを撃っている
アリス
「誰…誰なの…
あんなの知らない…あんなの知らないよアリスは…!私は…!」
黒うさぎがアリスを囲って守る
白うさぎは巨大化してラウドを攻撃する
その精神ダメージ対象者への攻撃は
ラウドのメンタル強化された心にはかないはしなかった
ラウド
「心すら真空メイズで強化されている俺にはかなわんよ
俺は残り少ないクラウドメイズからデータを貰った
そのメイズ協会の過去情報でお前はいたよ
なぁ…トルギスコピー」
アリス
「私の楽園メイズは…私のじゃないの…?」
アリスは涙を流すのを止めていた
そして黒うさぎの手すらも振りほどいていた
着実に確実にラウドに手を伸ばしていた ラウドに駆け寄っていた
ラウド
「あぁ違うさ
お前の楽園じゃない
こいつはお前を箱庭へ閉じ込めたタイムパラドックスだ」
目に見えないトルギスコピーに銃撃し続ける
楽園メイズの管理者でもないラウドなのにだ
アリス
「私は操ってないはず…
私が疑問したから…そのカラクリが解けかかっているの…?」
ラウド
「そうだな
でも、トルギスコピーは残っている記憶だけで生きているメイズ生物だから
やがてはまたアリスの心を支配するだろう
そうしてアリスはずっとこの箱庭に閉じ込めらていたんだ」
楽園メイズの答えをラウドは口にする
ラウド
「メイズ協会が最初に作ったのが
箱庭型の仮想メイズだ
その箱庭型の仮想メイズが基盤となり
機械天使や電子マグニ生物が出来た
世界を利用するなら
俺も利用させてもらう」
ラウドがそう放った言葉にアリスも頷く
白うさぎと黒うさぎが遠くなるアリスに
一つ、二つ、遠ざかっていくアリスに
アリスがそこに執着されない事に
その気付きこそが楽園を止める術だった
二人
「楽園は…迷宮なる世界で探す!」
アリスとラウドが一心に思った言葉だ
そこで楽園は世界をこじ開けた
アリス
「ラウドさん
ありがとう
まさか私が閉じ込められてた存在だったなんて
おかげで私の肉体が蘇ったよ」
アリスは傀儡で作られた人形であった
人形に意思を持たせるために試験的に作られたがそれを利用された
天使祭殿が近くにある事を墓場に案内していた仮想マリアは知っていた
仮想マリアは一度だけ起動してはまたシャットダウンしていた
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