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命繋ぎ編
58話 無我夢中の無謀な心で
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~蛇口殿 入り口~
そして二人は出ていった
仮想マリアに早速伝えた
ラウド
「俺達はもう脱出出来たから
後はマリアも早く来い」
仮想マリア
「私はもういいさ」
仮想まりの表情からは
その焦りなどが存在しなかった
焦りの無い声にラウドたちは焦っていた
リリーナ
「え?どういう事ですか?
マリアさん…最初からもしかしてそのつもりで」
マリアは最初からそのつもりだった
自身の攻撃範囲ではラウドたちを帰すだけで精いっぱいだった
ラウド
「ふざけるな!それじゃ駄目だろ!
お前…自分を犠牲にしていいって…本気で思ってるのかよ!」
仮想マリア
「ありがとうなラウド
その言葉だけでうれしいよ
お前が私の事を忘れていても…そうした言葉は本物だから」
遠き日を忘れたラウドを
マリアは仮想マリアからそう感じて会話していた
仮想マリア
「早く今すぐ逃げろ
お前たちでは手が付けられない」
それは蛇口殿が再び動く合図だった
ラウドもリリーナも蛇口殿を攻撃するつもりだった
しかし結果は防衛するのに手一杯だった
ラウド
「俺は真空円化して防御するだけで精いっぱいだった
おかげで森林は全て伐採されている」
リリーナ
「何て威力なの…これじゃ私達じゃ絶対歯が立たないよ」
森林全てそのひと振りだけで伐採されていた
一度でも攻撃がまともに食らえば
頭部など肉体など叩き潰されるだけだ
「でも…俺はマリアを助けたい」
「私もそれに賛成しているよ 私達を引き合わせてくれたんだもの」
二人は懸命に足掻く
変身メイズでドラゴン変身して防衛を試みる
炎を吐いても蛇口殿の一振りという暴れるだけで簡単に振り払われる
ラウドの攻撃も同じだった
仮想マリア
「無理だラウド…!
あいつには攻撃が通用しない
お前らとあいつでは…小さな生物と人間の状態だ
それがどれだけ辛い状態か
ラウドから受け取ったエミナ町での経験資料から見ていれば一目瞭然でお前も分かるだろう!?」
ラウドはエミナ町で文豪メイズによって
小さき姿に帰られた事があった
その時に人への攻撃は全く入らなかった
それどころか扇風機や小さな風にすらなっていない
風力に届かない強さだったからだ
「これが如何に無謀か分かっただろう?」
「けど…!俺はマリアをたすけたいよ!」
仮想マリア
「お前…この時にも私の心配を…やはり私が選んだ奴だよお前は
真空メイズのお前のことを支持するよ
私はお前を…きっと好きだ」
デバイス機器の中では仮想マリアはいつでも存在しているが
そのマリアの心のメッセージは届いてこない
その証明に蛇口殿が暴れ狂っている
マリアは蛇口殿の中身で戦っていた
『メイズ道具と自分の肉体が尽きるまで戦うのだ私は…!』
「そう
こうするしか無かったのだ
こうすることでしか災害メイズ生物「メノワール」と同化してきている蛇口殿を倒す事は出来なかった」
そして二人は出ていった
仮想マリアに早速伝えた
ラウド
「俺達はもう脱出出来たから
後はマリアも早く来い」
仮想マリア
「私はもういいさ」
仮想まりの表情からは
その焦りなどが存在しなかった
焦りの無い声にラウドたちは焦っていた
リリーナ
「え?どういう事ですか?
マリアさん…最初からもしかしてそのつもりで」
マリアは最初からそのつもりだった
自身の攻撃範囲ではラウドたちを帰すだけで精いっぱいだった
ラウド
「ふざけるな!それじゃ駄目だろ!
お前…自分を犠牲にしていいって…本気で思ってるのかよ!」
仮想マリア
「ありがとうなラウド
その言葉だけでうれしいよ
お前が私の事を忘れていても…そうした言葉は本物だから」
遠き日を忘れたラウドを
マリアは仮想マリアからそう感じて会話していた
仮想マリア
「早く今すぐ逃げろ
お前たちでは手が付けられない」
それは蛇口殿が再び動く合図だった
ラウドもリリーナも蛇口殿を攻撃するつもりだった
しかし結果は防衛するのに手一杯だった
ラウド
「俺は真空円化して防御するだけで精いっぱいだった
おかげで森林は全て伐採されている」
リリーナ
「何て威力なの…これじゃ私達じゃ絶対歯が立たないよ」
森林全てそのひと振りだけで伐採されていた
一度でも攻撃がまともに食らえば
頭部など肉体など叩き潰されるだけだ
「でも…俺はマリアを助けたい」
「私もそれに賛成しているよ 私達を引き合わせてくれたんだもの」
二人は懸命に足掻く
変身メイズでドラゴン変身して防衛を試みる
炎を吐いても蛇口殿の一振りという暴れるだけで簡単に振り払われる
ラウドの攻撃も同じだった
仮想マリア
「無理だラウド…!
あいつには攻撃が通用しない
お前らとあいつでは…小さな生物と人間の状態だ
それがどれだけ辛い状態か
ラウドから受け取ったエミナ町での経験資料から見ていれば一目瞭然でお前も分かるだろう!?」
ラウドはエミナ町で文豪メイズによって
小さき姿に帰られた事があった
その時に人への攻撃は全く入らなかった
それどころか扇風機や小さな風にすらなっていない
風力に届かない強さだったからだ
「これが如何に無謀か分かっただろう?」
「けど…!俺はマリアをたすけたいよ!」
仮想マリア
「お前…この時にも私の心配を…やはり私が選んだ奴だよお前は
真空メイズのお前のことを支持するよ
私はお前を…きっと好きだ」
デバイス機器の中では仮想マリアはいつでも存在しているが
そのマリアの心のメッセージは届いてこない
その証明に蛇口殿が暴れ狂っている
マリアは蛇口殿の中身で戦っていた
『メイズ道具と自分の肉体が尽きるまで戦うのだ私は…!』
「そう
こうするしか無かったのだ
こうすることでしか災害メイズ生物「メノワール」と同化してきている蛇口殿を倒す事は出来なかった」
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