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『メイズ協会』

23話 メイズ協会の襲撃

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~メイズ協会前~

ラウド
「こいつはひでぇな…メイズ協会が崩落してやがる…」


メイズ協会は崩壊していた

建物が至る所で破壊されている
そして声も聞こえる

戦っている声だった
しかしメイズ協会に存在している者達が戦えるスキルがあるかどうかは当然信用成らなかった

だからラウドは誰よりも早く足を運びたかった
しかしそこにマリアは待ったをかける

マリア
「災害メイズ生物メノワールはいないようだ
首謀者はアキトという者らしい」

ラウド
「らしいというのは?」

マリア
「これは魔法学園「マギノテック学園」からの報告だ」


マギノテック学園 メイズの一つの結社である
メイズ協会とは違う別の結社
そこからの情報だった

ラウド
「信用できるのか?」

マリア
「馬鹿正直に向かうよりはな…
それにラウド…お前は地下施設で機械繊維を見てこい」

ラウド
「待てまだ話を――」

マリア
「ラウド…お前は今は眠れ」


マリアが裏切ったのか裏切ってないのかそれは分からなかった
しかしラウドに加えられた亀裂メイズによる首後ろへの攻撃はラウドの気絶状態を成立させていた

マリア
「転送メイズ道具を使う
お前はナイトメアラビリンスに向かいにはまだ駄目だ
あと少し、ラウドの真空率を上げ続けなければ…」


緊急でしか使う事はしない貴重な転送メイズ道具
その転送メイズ道具をラウドに使用して
ラウドを地下施設の牢獄へと入れた
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