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2.騎士団寮に住む騎士たちの朝。
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全ての配膳が全て終わる頃、ぞろぞろと寮住まいの騎士たちが食堂に集まってきました。
現在、騎士団寮に住んでいる騎士たちは15人。
そして、この15人が選ばれし……と言うより、結果的に特殊隊と呼ばれるようになった騎士団員たちなのです。
入隊した時期は、今は様々。
入寮した時期も、今は様々。
もちろん、年齢も身分も様々。
それでも同じ釜の飯を食べる仲間です。
自然と絆も生まれます。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「おはようございます、寮母♂さん」
「はい、おはよう。体調に変化は無いか?」
「はい、良好です」
「ん、今日も安全にな」
寮母♂さんと騎士たちの朝のやり取りは、寮母♂さんの体調チェックから始まります。
「寮母♂さん、」
「む、寮長もだな。お前は起きるの早いからタイミングがズレるんだよ。元気そうだが?」
「はい、寮母♂さんのおかげで絶好調です」
「よしよし」
ポンポンと、子どもをあやす様に寮母♂さんが寮長の頭を撫でました。
「あぁー!!!寮長いいな!俺もされたい!」
先程、体調チェックをされていた騎士が寮母♂さんの所へドドドド(重量級)と駆け寄り頭を差し出しました。
「この甘えん坊め」
寮母♂さんはニコニコ笑いながら頭を差し出した騎士を撫でました。
そして、今日はその流れのまま、騎士たちみんなの頭をヨシヨシナデナデする事になった寮母♂さんなのでした。
お気づきかと思いますが、騎士団長・寮長を始め、騎士団寮に住む騎士たちは、寮母♂さんの事が大好きです。
隙あらばスキンシップを試み、受け入れて貰い、それを見ていた他の騎士たちも寮母♂さんとスキンシップを求めます。
寮母♂さんも、寮に住む騎士たちが可愛くて仕方がないみたいで、ついつい構ってしまうのでした。
𓂃𓈒𓂂𓏸
さて、全員揃ったところで……
と、言いたい所なのですが……どうやら一人足りないみたいです。
新米騎士くんの1人が、まだ来てません。
「おかしいな?あいつが朝メシに遅れるなんて」
寮母♂さんが独りごちて彼の部屋に向かおうとした所、顔を赤らめた新米騎士くんがフラフラと食堂に入ってきました。
「おはようごらいまふ……」
見るからにお熱です。
頑張り屋の新米騎士くんは、他のつよつよ騎士たちに追いつこうと毎日頑張っていました。
その疲労が今、出てしまったみたいですね。
「はい、おはよう。具合い悪そうだな」
「いえ……大したことありません……」
早く先輩騎士たちに追いつきたい新米騎士くんは、休むまいと気丈に振舞……えてませんね、目元もウルウルと潤んで、お顔がポヤポヤとしています。
「大したこと、あるぞ。ホラ、熱計ってやるから」
そう言って寮母♂さんは自分のシャツのボタンを外し、胸元を露わにしました。
そして、周りの騎士たちはギュギュギュンンン!!!!と寮母♂さんの胸元に注目するのです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「ほら、額出しな……」
「ふぇ……!?」
寮母♂は、新米騎士くんを自分のお胸にピッタリと引き寄せました。
頭を掴まれ身動きが取れない新米騎士くん。
何が起こったのか良く分かっていません。
ただ引き寄せられたお顔が、ふっくらモチムチした何かに挟まれていることは理解しました。
スリ……スリ……と、ふっくらモチムチに額が擦り付けられています。
あといい匂いもします。
外野からはヒソヒソ声も聞こえてきます。
他の新米「ふぁぁ……寮母♂さんの胸に挟まってる……俺も熱出せばやって貰えるの………?」
中堅「あぁ、俺たちもやられたなぁ……懐かしい……羨ましい……もう熱なんて滅多に出さねぇからなぁ……」
ベテラン「よっ、初恋泥棒!相変わらずいーい雄っぱいしてんなぁ。挟まれてぇ……」
寮長「ふっ……(後方彼氏ヅラ)」
団長「ちょっと冷水浴びて風邪ひいてくるわ(ガタッ)」
外野の声を聞いて、新米騎士くんは状況を理解しました。
これは……オトナなお店でやって貰えると言う噂の……ぱっふぱっふ……!
なんと、寮母♂さんはお熱を計る時に相手のお顔を自分のお胸に挟むのです。
スリ……スリ……額がずらされると、新米騎士くんの頬にポッチリとしたナニカが当たりました。
「んんっ……」
と、同時に漏れる寮母♂さんの甘い声。
数人の騎士が前屈みになってるぞ!元気だね!
「ほら、やっぱり熱があるぞ。今日の勤めは休め」
引き寄せられた体が離されたことで、新米騎士くんの頬に当たってたポッチリは、寮母♂さんのプックリツヤツヤピンクのオチクビだった事に気付きました。
「ふあわわわわっ!!」
新米騎士くんは驚きのあまり声が漏れました。
が、寮母♂さんはそれどころではありません。
寮住まいの騎士たちの体調管理も、寮母♂さんのお仕事なのです。
騎士の不調は寮母♂の失態、とでも思っているのでしょう。
寮母♂さんは、申し訳なさそうに眉をへにゃりと八の字にし、新米騎士くんをゆっくり横抱きにしました。
お姫様抱っこです。
新米騎士と言っても、体は十分に重量感マシマシの屈強体型です。
寮母♂さんは、そんな彼をいとも簡単に抱き上げてしまうのです。
新米騎士くんは、先程のオチクビの感触に加え、人生で1度もされたことが無いお姫様抱っこをされ、余計に熱が上がってしまいました。
「うっわ!あっっつ!!ほら、言わんこっちゃない。熱上がってるぞ?部屋に戻すからな。団長、ちょうど良かった。こいつの休暇届出しておいてくれ」
「りょーかーい」
真っ先に前屈みになってた騎士団長、復活も早いものです。
指で丸サインを寮母♂さんに向けて、配膳された朝ごはんをモリモリと食べています。
冷水は、あとで浴びるつもりみたいですね。
騎士団寮に住む騎士たちが全力で邪魔しそうですけど。
「あ、今日非番だったから、俺が新米騎士くんとお勤め変わろうか?」
そう声を上げたのは、同じ頃に入寮してきた別の新米騎士くんです。寮に住む騎士たちは、交代制でお勤めをしています。
なので、今日が休みだった別の新米騎士くんが融通しようとしました。
けど、それを団長が断りました。
「ん、仲間をカバーしようとするのは良い心がけだ。けど案ずるな。急遽欠員が出たって騎士業は回る様に人員配置は出来ている。今日は通常稽古と街と森周辺の巡回くらいしかない。急遽討伐があってもいる人数で対処出来る。お前は与えられた休息をきちんと取れ」
ヨシヨシ、と声を上げてくれた新米騎士くんを撫でる騎士団長。
寮母♂さんへの愛情が少しばかりアレソレしてますが、それでも騎士団長は騎士団長です。
きちんと騎士団をまとめる気質はあるのです。
撫でられてる元気な方の新米騎士くんも嬉しそうですね。
なんだかんだ、騎士団長も慕われています。
そんなワケで本日は、1名欠員で騎士たちのお仕事が始まるのでした。
✂ーーーーーーーーーーーーー✂
実は新米騎士君と寮母♂さんのお熱のくだりを、我が推し作家ナイトウ様がコミカライズしてくださってます。
ご興味ありましたら、黒川のXの固定ポストのツリーから、寮母♂さんネタをお探しください(なかなかの不親切)
現在、騎士団寮に住んでいる騎士たちは15人。
そして、この15人が選ばれし……と言うより、結果的に特殊隊と呼ばれるようになった騎士団員たちなのです。
入隊した時期は、今は様々。
入寮した時期も、今は様々。
もちろん、年齢も身分も様々。
それでも同じ釜の飯を食べる仲間です。
自然と絆も生まれます。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「おはようございます、寮母♂さん」
「はい、おはよう。体調に変化は無いか?」
「はい、良好です」
「ん、今日も安全にな」
寮母♂さんと騎士たちの朝のやり取りは、寮母♂さんの体調チェックから始まります。
「寮母♂さん、」
「む、寮長もだな。お前は起きるの早いからタイミングがズレるんだよ。元気そうだが?」
「はい、寮母♂さんのおかげで絶好調です」
「よしよし」
ポンポンと、子どもをあやす様に寮母♂さんが寮長の頭を撫でました。
「あぁー!!!寮長いいな!俺もされたい!」
先程、体調チェックをされていた騎士が寮母♂さんの所へドドドド(重量級)と駆け寄り頭を差し出しました。
「この甘えん坊め」
寮母♂さんはニコニコ笑いながら頭を差し出した騎士を撫でました。
そして、今日はその流れのまま、騎士たちみんなの頭をヨシヨシナデナデする事になった寮母♂さんなのでした。
お気づきかと思いますが、騎士団長・寮長を始め、騎士団寮に住む騎士たちは、寮母♂さんの事が大好きです。
隙あらばスキンシップを試み、受け入れて貰い、それを見ていた他の騎士たちも寮母♂さんとスキンシップを求めます。
寮母♂さんも、寮に住む騎士たちが可愛くて仕方がないみたいで、ついつい構ってしまうのでした。
𓂃𓈒𓂂𓏸
さて、全員揃ったところで……
と、言いたい所なのですが……どうやら一人足りないみたいです。
新米騎士くんの1人が、まだ来てません。
「おかしいな?あいつが朝メシに遅れるなんて」
寮母♂さんが独りごちて彼の部屋に向かおうとした所、顔を赤らめた新米騎士くんがフラフラと食堂に入ってきました。
「おはようごらいまふ……」
見るからにお熱です。
頑張り屋の新米騎士くんは、他のつよつよ騎士たちに追いつこうと毎日頑張っていました。
その疲労が今、出てしまったみたいですね。
「はい、おはよう。具合い悪そうだな」
「いえ……大したことありません……」
早く先輩騎士たちに追いつきたい新米騎士くんは、休むまいと気丈に振舞……えてませんね、目元もウルウルと潤んで、お顔がポヤポヤとしています。
「大したこと、あるぞ。ホラ、熱計ってやるから」
そう言って寮母♂さんは自分のシャツのボタンを外し、胸元を露わにしました。
そして、周りの騎士たちはギュギュギュンンン!!!!と寮母♂さんの胸元に注目するのです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「ほら、額出しな……」
「ふぇ……!?」
寮母♂は、新米騎士くんを自分のお胸にピッタリと引き寄せました。
頭を掴まれ身動きが取れない新米騎士くん。
何が起こったのか良く分かっていません。
ただ引き寄せられたお顔が、ふっくらモチムチした何かに挟まれていることは理解しました。
スリ……スリ……と、ふっくらモチムチに額が擦り付けられています。
あといい匂いもします。
外野からはヒソヒソ声も聞こえてきます。
他の新米「ふぁぁ……寮母♂さんの胸に挟まってる……俺も熱出せばやって貰えるの………?」
中堅「あぁ、俺たちもやられたなぁ……懐かしい……羨ましい……もう熱なんて滅多に出さねぇからなぁ……」
ベテラン「よっ、初恋泥棒!相変わらずいーい雄っぱいしてんなぁ。挟まれてぇ……」
寮長「ふっ……(後方彼氏ヅラ)」
団長「ちょっと冷水浴びて風邪ひいてくるわ(ガタッ)」
外野の声を聞いて、新米騎士くんは状況を理解しました。
これは……オトナなお店でやって貰えると言う噂の……ぱっふぱっふ……!
なんと、寮母♂さんはお熱を計る時に相手のお顔を自分のお胸に挟むのです。
スリ……スリ……額がずらされると、新米騎士くんの頬にポッチリとしたナニカが当たりました。
「んんっ……」
と、同時に漏れる寮母♂さんの甘い声。
数人の騎士が前屈みになってるぞ!元気だね!
「ほら、やっぱり熱があるぞ。今日の勤めは休め」
引き寄せられた体が離されたことで、新米騎士くんの頬に当たってたポッチリは、寮母♂さんのプックリツヤツヤピンクのオチクビだった事に気付きました。
「ふあわわわわっ!!」
新米騎士くんは驚きのあまり声が漏れました。
が、寮母♂さんはそれどころではありません。
寮住まいの騎士たちの体調管理も、寮母♂さんのお仕事なのです。
騎士の不調は寮母♂の失態、とでも思っているのでしょう。
寮母♂さんは、申し訳なさそうに眉をへにゃりと八の字にし、新米騎士くんをゆっくり横抱きにしました。
お姫様抱っこです。
新米騎士と言っても、体は十分に重量感マシマシの屈強体型です。
寮母♂さんは、そんな彼をいとも簡単に抱き上げてしまうのです。
新米騎士くんは、先程のオチクビの感触に加え、人生で1度もされたことが無いお姫様抱っこをされ、余計に熱が上がってしまいました。
「うっわ!あっっつ!!ほら、言わんこっちゃない。熱上がってるぞ?部屋に戻すからな。団長、ちょうど良かった。こいつの休暇届出しておいてくれ」
「りょーかーい」
真っ先に前屈みになってた騎士団長、復活も早いものです。
指で丸サインを寮母♂さんに向けて、配膳された朝ごはんをモリモリと食べています。
冷水は、あとで浴びるつもりみたいですね。
騎士団寮に住む騎士たちが全力で邪魔しそうですけど。
「あ、今日非番だったから、俺が新米騎士くんとお勤め変わろうか?」
そう声を上げたのは、同じ頃に入寮してきた別の新米騎士くんです。寮に住む騎士たちは、交代制でお勤めをしています。
なので、今日が休みだった別の新米騎士くんが融通しようとしました。
けど、それを団長が断りました。
「ん、仲間をカバーしようとするのは良い心がけだ。けど案ずるな。急遽欠員が出たって騎士業は回る様に人員配置は出来ている。今日は通常稽古と街と森周辺の巡回くらいしかない。急遽討伐があってもいる人数で対処出来る。お前は与えられた休息をきちんと取れ」
ヨシヨシ、と声を上げてくれた新米騎士くんを撫でる騎士団長。
寮母♂さんへの愛情が少しばかりアレソレしてますが、それでも騎士団長は騎士団長です。
きちんと騎士団をまとめる気質はあるのです。
撫でられてる元気な方の新米騎士くんも嬉しそうですね。
なんだかんだ、騎士団長も慕われています。
そんなワケで本日は、1名欠員で騎士たちのお仕事が始まるのでした。
✂ーーーーーーーーーーーーー✂
実は新米騎士君と寮母♂さんのお熱のくだりを、我が推し作家ナイトウ様がコミカライズしてくださってます。
ご興味ありましたら、黒川のXの固定ポストのツリーから、寮母♂さんネタをお探しください(なかなかの不親切)
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