71 / 75
最終章 さよなら摂理、ようこそ命の世界
神々にかかる僅かな負担
しおりを挟む
「リンファンさん、見つけられましたか?」
「……はい。ここから北東、三〇〇キロ先ですね」
インフェスタを訪れた祈世は、耳を澄まし集中しているリンファンに小声で尋ねた。
インフェスタ。それは全ての世界で最も特徴がはっきりしていると言っていい世界だ。剣と魔法を極めることで生きる術を身に着けるという点ではヒューズドに似ているが、インフェスタはあからさまな差別が存在しないという長所がある。
ヒューズドも今は以前のような魔法至上主義思想は消えつつあるが、やはり差別を完全に消すことは難しい。
そして、インフェスタはソヨが人間として産まれた世界でもある。ソヨがインフェスタの住人だった頃起きた一騒動をきっかけにソヨは神になった訳だが、現在インフェスタではそんなソヨを必死に捜索しようとしている人間が多くいる。
理由は簡単。命の指示により、インフェスタの異分子たちに事の真相に関する記憶を植え付けたことで、インフェスタの人々が自身の愚かしい誤りに気づいてしまったから。
何の罪もなかったソヨを悪者にしたレールスの策略にまんまと嵌ってしまい、彼女を深く傷つけた。その真実に気づいた人々は、一向に姿を見せないソヨのことを何としてでも見つけ、謝罪する機会を得たいと思っているのだ。
だがソヨがインフェスタに現れないのは神になったことで天界に住まい始めたからだ。そんなソヨがインフェスタに降り、人々の謝罪を受け入れるなどありえない。
ソヨはもうインフェスタに未練など少しも無いのだから。
そんなこんなで色々と複雑な事情を抱えているインフェスタを襲っているのは地震と津波だ。だがラインとは違い、主な被害は津波が原因で起こっている。
いくつかの地震が同時多発的に起こってしまったのだが、震源のほとんどが海という更に最悪な事態に陥っているのである。
とりあえず津波の原因となる地震の方を何とか対処しなければならないので、祈世たちはハクヲのしたように震源を探すことにした。
震源の捜索方法は極めてシンプル。リンファンの優れた聴覚を使って探るという方法だ。リンファンは神として産まれた頃の何倍も神力を使いこなしていて、自身の聞きたい音と不要な音を完全に区別して聞くことも出来るのだ。
なので今リンファンの耳に入っているのは祈世の声と地震の揺れの音のみ。インフェスタに存在するありとあらゆる微細な音を全てシャットダウンしている状態なのだ。
震源地を特定することに成功したリンファンたちは、すぐに問題の地に転移することにした。
リンファンが特定した震源地はインフェスタ一の大きさを誇る大洋だった。インフェスタを襲う津波の大元も当然ここで、その波は空まで届きそうな程高く打ちあがっている。
「私は地震の方をどうにかします。祈世には津波の方を頼みます。あぁ、あと私は手加減が出来ないもので、カバーをよろしくお願いします」
「分かりました」
リンファンはこう見えて、戦闘に関しては武尽・クランタイプだ。魔法が使えないわけではないが、己の身体能力だけで敵を瞬殺する方を得意としている。要するに〝ぶちのめすなら己の拳で〟みたいなタイプなのだ。
なので地震を男気溢れる方法で止めた場合、津波の方がさらに悪化してしまう可能性があるので、リンファンはその尻拭いを祈世に頼んだのだ。
祈世の了承を得たリンファンは早速空から海へ真っ逆さまに落ちると、水中へと姿を消した。今の大洋はまともに泳げる状態ではないが、リンファンには全く関係ないようで彼は一直線に震源地へと進む。
震源地――海底まで泳いだリンファンは何の前触れもなく拳を振り上げると、揺れの根幹目がけてそれを振り下ろした。
ドガーン!という海底からの爆音は地上にいる祈世にも聞こえる程だ。もちろん耳の良いリンファンはその音でダウンしないように聴覚を制御済みである。
海の中でただでさえ力が半減してしまっているというのに、リンファンの打撃は揺れを起こしている震源そのものを崩してしまうような威力を誇っていた。
リンファンの攻撃で揺れは収まったが、その反動で海の中に激流が起こる。だがこれは予想通りなのでリンファンが慌てることは無い。これから先は祈世の仕事なのだ。
「天界は馬鹿力さんが多いですよねぇ」
神という生き物は命から先天的に与えられた身体能力が既に化け物レベルなので怪力が多い。特にそれが顕著に表れているのが武尽やクラン、意外だが静由などだ。
それはリンファンも例外ではなく、地震を拳一つで収めてしまった彼に祈世は感嘆の声を漏らした。
だが祈世に感心している暇など無く、早速津波の対処を行うことにした。
祈世は分身体を何十体も作り出すと、インフェスタのあらゆる地点に配置した。現在インフェスタはどこもかしこも海のような状態で水浸しになっているので、それらを吸収する必要がある。そうなってくると分身体を作っていろんな場所から吸収した方が効率がいいのだ。
祈世の神力の一つである分身は、その数によって祈世の力が分配される。例えば十体の分身体を作れば、一体につき祈世の神力の十分の一が分け与えられるということだ。
だが祈世本人の力が減ることは一切ないので総合的な力は二倍になるのだ。
祈世自身はリンファンの攻撃の反動で発生した大波を、分身体は各地の津波を魔法で一気に吸い込んだ。大波に向けた祈世の片手には物凄い勢いで海水を吸収し、数分後にはインフェスタ中が浸かっていた水も消え去った。
津波を起こしていた大洋はそのほとんどの海水が荒れ狂っていた。なので祈世が吸収したことで海があったはずの場所に不自然なほどぽっかりとした大穴が空いてしまった。
その大穴だけではなく地上には、津波で移動してしまった魚などの海の生物が取り残されている。
祈世はとりあえず吸収した海水を元の場所に少しずつ戻すことにした。リンファンが地震を止めてから数分経っても新たな地震が発生する気配がなかったので、戻しても問題ないと判断したのだ。
勢いがつかないよう、慎重に慎重に分身体の分も含めて吸収した海水を大穴へと送った祈世。最後の一滴に至る頃には、元の平穏な大洋が姿を現した。
祈世はそれを確認すると、次に地上に移動してしまった海の生き物たちを元の場所に転移させてやった。
「流石ですね。祈世」
「いえ……」
随分前に地上に上がり、祈世の対処を眺めていたリンファンは軽く拍手をしつつ称賛した。そんなリンファンに破顔して返した祈世だったが、ラインにいるはずの未乃からの念話に気づき表情を引き締めた。
未乃と祈世が前世で恋人同士だったというのは、今では天界周知の事実だ。未乃の場合一つ前の前世は魔王ザグナンなので、正しくは前世の前世だが。
今の未乃と祈世は互いにそういった感情を持ってはいないが、前世の記憶もあるのでなんとなく構えて接してしまうのだ。
「未乃さん?どうしましたか?」
『祈世殿、そちらも地震の対応をしているのだろう?』
「はい」
『ラインも地震だったが、止めても止めてもまた湧いてくる。恐らくそちらもそうなるだろうから気をつけた方がいい』
「……分かりました。わざわざありがとうございます」
未乃はラインとほぼ同じ自然崩壊に襲われているインフェスタのことを心配して祈世に助言をした。ラインの場合は未乃の力を獣に譲渡したことで解決したが、インフェスタはまだ最初の山場を越えただけなのだ。
祈世が未乃との念話を切ると、早速リンファンが反応を見せた。祈世にはまだ感じることができないが、リンファンには地震の序章とも呼べる僅かの揺れの音を感じることが出来たのだ。
面白いぐらいにタイムリーな自然現象にリンファンはため息をついてしまう。
「またあの海ですね。もういっそのこと私がずっと抑え込んでおきましょうか?」
リンファンが地震を感じ取ったのはまたしてもあの大洋で、彼は呆れたように呟いた。自然現象、天災は世界が起こす唯一の反抗。癇癪の様なものだ。今回に限って言えば否定できるが、神々にとっては前者の認識が強い。
なのでリンファンには、インフェスタという世界が何が何でもこの大洋を震源とした津波を起こしたいという我が儘を目の当たりにしている気がしたのだ。
「流石にそれはリンファンさんの負担が大きいですよ。私の分身体も一緒に向かわせます」
「ありがとうございます」
先刻のようにリンファンの馬鹿力で地震を収めては、またしてもとんでもない津波が起きて二度手間になってしまうので、リンファンは地震を無理に消そうとするのではなく、揺れのみを弱体化することにした。
だがリンファンだけに負担をかけるのは忍びないと感じた祈世は、自身の分身体にも手伝わせることを提案した。まぁ、負担といってもリンファンが被る被害は〝腕が少し疲れたな〟と感じる程度なのだが。
祈世の厚意に礼を言ったリンファンは大洋に向かって落ちていく。それに続いて祈世の分身体たちも海へと飛び込んだ。
それから起こる地震はリンファンたちが自重しつつ揺れを抑えたことで、震度一程度の地震が続くだけで多くの被害は出なかった。
「命様……どうか……」
空に向かって拝むように目を閉じた祈世。
〝どうか〟その一言に全ての思いが込められていた。命の身の安全、現在起こっている各世界の自然崩壊の沈静化、原因の究明と解決。その全てを祈世は祈ったのだ。
「……はい。ここから北東、三〇〇キロ先ですね」
インフェスタを訪れた祈世は、耳を澄まし集中しているリンファンに小声で尋ねた。
インフェスタ。それは全ての世界で最も特徴がはっきりしていると言っていい世界だ。剣と魔法を極めることで生きる術を身に着けるという点ではヒューズドに似ているが、インフェスタはあからさまな差別が存在しないという長所がある。
ヒューズドも今は以前のような魔法至上主義思想は消えつつあるが、やはり差別を完全に消すことは難しい。
そして、インフェスタはソヨが人間として産まれた世界でもある。ソヨがインフェスタの住人だった頃起きた一騒動をきっかけにソヨは神になった訳だが、現在インフェスタではそんなソヨを必死に捜索しようとしている人間が多くいる。
理由は簡単。命の指示により、インフェスタの異分子たちに事の真相に関する記憶を植え付けたことで、インフェスタの人々が自身の愚かしい誤りに気づいてしまったから。
何の罪もなかったソヨを悪者にしたレールスの策略にまんまと嵌ってしまい、彼女を深く傷つけた。その真実に気づいた人々は、一向に姿を見せないソヨのことを何としてでも見つけ、謝罪する機会を得たいと思っているのだ。
だがソヨがインフェスタに現れないのは神になったことで天界に住まい始めたからだ。そんなソヨがインフェスタに降り、人々の謝罪を受け入れるなどありえない。
ソヨはもうインフェスタに未練など少しも無いのだから。
そんなこんなで色々と複雑な事情を抱えているインフェスタを襲っているのは地震と津波だ。だがラインとは違い、主な被害は津波が原因で起こっている。
いくつかの地震が同時多発的に起こってしまったのだが、震源のほとんどが海という更に最悪な事態に陥っているのである。
とりあえず津波の原因となる地震の方を何とか対処しなければならないので、祈世たちはハクヲのしたように震源を探すことにした。
震源の捜索方法は極めてシンプル。リンファンの優れた聴覚を使って探るという方法だ。リンファンは神として産まれた頃の何倍も神力を使いこなしていて、自身の聞きたい音と不要な音を完全に区別して聞くことも出来るのだ。
なので今リンファンの耳に入っているのは祈世の声と地震の揺れの音のみ。インフェスタに存在するありとあらゆる微細な音を全てシャットダウンしている状態なのだ。
震源地を特定することに成功したリンファンたちは、すぐに問題の地に転移することにした。
リンファンが特定した震源地はインフェスタ一の大きさを誇る大洋だった。インフェスタを襲う津波の大元も当然ここで、その波は空まで届きそうな程高く打ちあがっている。
「私は地震の方をどうにかします。祈世には津波の方を頼みます。あぁ、あと私は手加減が出来ないもので、カバーをよろしくお願いします」
「分かりました」
リンファンはこう見えて、戦闘に関しては武尽・クランタイプだ。魔法が使えないわけではないが、己の身体能力だけで敵を瞬殺する方を得意としている。要するに〝ぶちのめすなら己の拳で〟みたいなタイプなのだ。
なので地震を男気溢れる方法で止めた場合、津波の方がさらに悪化してしまう可能性があるので、リンファンはその尻拭いを祈世に頼んだのだ。
祈世の了承を得たリンファンは早速空から海へ真っ逆さまに落ちると、水中へと姿を消した。今の大洋はまともに泳げる状態ではないが、リンファンには全く関係ないようで彼は一直線に震源地へと進む。
震源地――海底まで泳いだリンファンは何の前触れもなく拳を振り上げると、揺れの根幹目がけてそれを振り下ろした。
ドガーン!という海底からの爆音は地上にいる祈世にも聞こえる程だ。もちろん耳の良いリンファンはその音でダウンしないように聴覚を制御済みである。
海の中でただでさえ力が半減してしまっているというのに、リンファンの打撃は揺れを起こしている震源そのものを崩してしまうような威力を誇っていた。
リンファンの攻撃で揺れは収まったが、その反動で海の中に激流が起こる。だがこれは予想通りなのでリンファンが慌てることは無い。これから先は祈世の仕事なのだ。
「天界は馬鹿力さんが多いですよねぇ」
神という生き物は命から先天的に与えられた身体能力が既に化け物レベルなので怪力が多い。特にそれが顕著に表れているのが武尽やクラン、意外だが静由などだ。
それはリンファンも例外ではなく、地震を拳一つで収めてしまった彼に祈世は感嘆の声を漏らした。
だが祈世に感心している暇など無く、早速津波の対処を行うことにした。
祈世は分身体を何十体も作り出すと、インフェスタのあらゆる地点に配置した。現在インフェスタはどこもかしこも海のような状態で水浸しになっているので、それらを吸収する必要がある。そうなってくると分身体を作っていろんな場所から吸収した方が効率がいいのだ。
祈世の神力の一つである分身は、その数によって祈世の力が分配される。例えば十体の分身体を作れば、一体につき祈世の神力の十分の一が分け与えられるということだ。
だが祈世本人の力が減ることは一切ないので総合的な力は二倍になるのだ。
祈世自身はリンファンの攻撃の反動で発生した大波を、分身体は各地の津波を魔法で一気に吸い込んだ。大波に向けた祈世の片手には物凄い勢いで海水を吸収し、数分後にはインフェスタ中が浸かっていた水も消え去った。
津波を起こしていた大洋はそのほとんどの海水が荒れ狂っていた。なので祈世が吸収したことで海があったはずの場所に不自然なほどぽっかりとした大穴が空いてしまった。
その大穴だけではなく地上には、津波で移動してしまった魚などの海の生物が取り残されている。
祈世はとりあえず吸収した海水を元の場所に少しずつ戻すことにした。リンファンが地震を止めてから数分経っても新たな地震が発生する気配がなかったので、戻しても問題ないと判断したのだ。
勢いがつかないよう、慎重に慎重に分身体の分も含めて吸収した海水を大穴へと送った祈世。最後の一滴に至る頃には、元の平穏な大洋が姿を現した。
祈世はそれを確認すると、次に地上に移動してしまった海の生き物たちを元の場所に転移させてやった。
「流石ですね。祈世」
「いえ……」
随分前に地上に上がり、祈世の対処を眺めていたリンファンは軽く拍手をしつつ称賛した。そんなリンファンに破顔して返した祈世だったが、ラインにいるはずの未乃からの念話に気づき表情を引き締めた。
未乃と祈世が前世で恋人同士だったというのは、今では天界周知の事実だ。未乃の場合一つ前の前世は魔王ザグナンなので、正しくは前世の前世だが。
今の未乃と祈世は互いにそういった感情を持ってはいないが、前世の記憶もあるのでなんとなく構えて接してしまうのだ。
「未乃さん?どうしましたか?」
『祈世殿、そちらも地震の対応をしているのだろう?』
「はい」
『ラインも地震だったが、止めても止めてもまた湧いてくる。恐らくそちらもそうなるだろうから気をつけた方がいい』
「……分かりました。わざわざありがとうございます」
未乃はラインとほぼ同じ自然崩壊に襲われているインフェスタのことを心配して祈世に助言をした。ラインの場合は未乃の力を獣に譲渡したことで解決したが、インフェスタはまだ最初の山場を越えただけなのだ。
祈世が未乃との念話を切ると、早速リンファンが反応を見せた。祈世にはまだ感じることができないが、リンファンには地震の序章とも呼べる僅かの揺れの音を感じることが出来たのだ。
面白いぐらいにタイムリーな自然現象にリンファンはため息をついてしまう。
「またあの海ですね。もういっそのこと私がずっと抑え込んでおきましょうか?」
リンファンが地震を感じ取ったのはまたしてもあの大洋で、彼は呆れたように呟いた。自然現象、天災は世界が起こす唯一の反抗。癇癪の様なものだ。今回に限って言えば否定できるが、神々にとっては前者の認識が強い。
なのでリンファンには、インフェスタという世界が何が何でもこの大洋を震源とした津波を起こしたいという我が儘を目の当たりにしている気がしたのだ。
「流石にそれはリンファンさんの負担が大きいですよ。私の分身体も一緒に向かわせます」
「ありがとうございます」
先刻のようにリンファンの馬鹿力で地震を収めては、またしてもとんでもない津波が起きて二度手間になってしまうので、リンファンは地震を無理に消そうとするのではなく、揺れのみを弱体化することにした。
だがリンファンだけに負担をかけるのは忍びないと感じた祈世は、自身の分身体にも手伝わせることを提案した。まぁ、負担といってもリンファンが被る被害は〝腕が少し疲れたな〟と感じる程度なのだが。
祈世の厚意に礼を言ったリンファンは大洋に向かって落ちていく。それに続いて祈世の分身体たちも海へと飛び込んだ。
それから起こる地震はリンファンたちが自重しつつ揺れを抑えたことで、震度一程度の地震が続くだけで多くの被害は出なかった。
「命様……どうか……」
空に向かって拝むように目を閉じた祈世。
〝どうか〟その一言に全ての思いが込められていた。命の身の安全、現在起こっている各世界の自然崩壊の沈静化、原因の究明と解決。その全てを祈世は祈ったのだ。
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
よろしくお願いいたします。
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
[完結:1話 1分読書]幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進
無責任
ファンタジー
<毎日更新 1分読書> 愛する幼馴染を失った不遇職の少年の物語
ユキムラは神託により不遇職となってしまう。
愛するエリスは、聖女となり、勇者のもとに行く事に・・・。
引き裂かれた関係をもがき苦しむ少年、少女の物語である。
アルファポリス版は、各ページに人物紹介などはありません。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
この物語の世界は、15歳が成年となる世界観の為、現実の日本社会とは異なる部分もあります。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる