34 / 200
第一章 龍の料理人
第33話
しおりを挟む
そしてカミルに再び抱えられ、城へと戻ってくるとカミル命名モーモーとピッピが中庭で遊んでいた。時折ピッピはモーモーから牛乳を飲んだりしてお腹を満たしている姿も見て取れた。
「おぉ!!モーモーがピッピの世話をこなしておるのじゃ!!」
そんな二匹の姿を見てカミルははしゃいでいる。昨日自分で世話をするとか言っていたような気がするが……。まぁあまり突っ込まないでおこう。逆にさっきのことをぶり返されるとこちらが危うくなるしな。
地面に降り立つと、こちらに気が付いたピッピがパタパタと羽をはばたかせながら私の方に走ってきた。最初は遠目で見ていたからわからなかったが、こちらに近づいてくるにつれ私はピッピにある違和感を感じ始めていた。
ん?ピッピってあんなに大きかったか?昨日見た時よりもなんか大きくなっているような気がするんだが……。
私のその確証のない疑問はピッピが私の間近に迫ってきたときに確信に変わった。
「ピィィィッ!!」
ピッピはとんでもない勢いで私に向かって飛びついてきた。その勢いに負けて転んだ私の顔をピッピはざらついた長い舌でペロペロと舐めてくる。
「どわっ!?お、お前なんでこんなに大きくなってんだ?」
私に向かって走ってきたピッピは昨日の比ではないぐらい大きくなっていた。昨日までは手乗りサイズだったのに、今は大型犬ほどの大きさになっている。とんでもない成長スピードだ。
私に馬乗りになりながらじゃれついてくるピッピ。私がその驚異的な成長スピードに驚いていると、腕にシュルシュルと何かが巻き付いてくるような感覚があった。
「……ッ!!へ、蛇が巻き付いて……。ん?これよく見たらピッピのお尻から生えてないか?」
よーく見てみると、その蛇はピッピのお尻から生えているのが見て取れた。その蛇はやけに友好的で、私の腕にすりすりと体をこすりつけてくる。
「お?もう尻尾の蛇まで生えたのか、ピッピは成長が速いのじゃ~。」
「尻尾が蛇ってことは……この子コカトリスの雛なの!?よくこんな危ない魔物を飼えるわね。」
少したじろぎながらヴェルは言った。確かに傍から見ればかなり危険なことをしていることには違いない。だがこの子は……。
「この子は幸い私とカミルのことを親だと思っているらしいからな。危なくないぞ?……多分。」
「多分……ねぇ。」
ピッピは私とじゃれ合って満足すると再びモーモーのもとへと戻っていった。
「どうやらモーモーが世話をしてくれるみたいだな。」
モーモーのもとに戻ったピッピは私とじゃれ合って喉が渇いたのか、ごくごくと勢いよく牛乳を飲み始めた。
「むぅ……妾が世話をしたかったが、まぁ良いか。生憎妾はモーモーのように乳が出るわけではないしのぉ。」
ムニムニとカミルは自分の平らな胸を揉みながら言った。すると勝ち誇ったようにヴェルがその豊満な胸をカミルの頭の上に乗せた。
「まぁカミルのその貧相な胸じゃ~ねぇ?」
「重いっ!!その脂肪の塊を退けるのじゃ!!妾だってそのように胸が大きい姿に変化することは可能なのじゃ!!ただ体が重くなるのが嫌なだけなのじゃ!!」
頭にのせられたヴェルの胸を振り落とし、カミルはそう主張する。
「へぇ~?じゃあやってみなさいよ。」
「ほぅ?ずいぶん挑発してくるではないか?じゃが今日はあえてそれに乗ってやるのじゃ!!刮目せよ、これが妾の魅力全開の変身じゃっ!!」
そうカミルが高らかに宣言すると、カミルの体を不可思議な煙が覆い隠し始めた。カミルが変身するまでの間、私はヴェルに話しかける。
「あんまりカミルをたきつけないでやってくれよ?」
「ふふっ、わかってるわ。それよりも……多分面白いのが見れるわよ?」
にやにやとしながらヴェルは煙の向こう側を眺めている。
「面白いもの?」
「カミルはね、自分を変身させるのが何よりも苦手なの。あの姿だって何十年と練習して、やっとできたまともな姿なんだから。」
そうだったのか。それは知らなかった。やはりいくら生態系の頂点のドラゴンであっても苦手分野というのは存在するようだ。
そんなことを話していると、カミルを包んでいた煙が晴れ始め徐々に変貌したカミルの姿が露わになり始めた。
「むっはっは!!どうじゃこれが妾の魅力全開の変身じゃ~!!……胸が重いのじゃ~。」
「ねっ?面白いものが見れるって言ったでしょ?」
にやにやと笑みを浮かべながらヴェルはこちらを向いて言った。確かに彼女の言う通り煙の向こう側にいたカミルはなんとも珍妙な姿をしていた。
簡単に言えば……元の幼い少女のような姿はそのままに、胸だけが異様に大きくなっている。かなり不釣り合いな姿だ。
「ぷっ……くくく、確かに胸はおっきくなったわね~。」
「どうじゃヴェル!!お主よりも大きいぞ!!」
「そうね、私よりもすっっごくおっきいわね。でも、その体型に不釣り合いな大きい胸で歩けるかしら?」
「むぐぐっ……むぐぐぐぐ……む、胸が重すぎて歩けんのじゃ~。」
そりゃあそうだろうな。そんな体じゃ立ってるのが精いっぱいだろう。早く元の体に戻るように言ってあげるか。
「無理してないで早く元の体に戻ったらどうだ?」
「くっ……無念じゃが、この姿では日常生活もままならん。」
私の助言を聞き入れ、渋々カミルは元の姿に戻る。
「むぅ……無駄に魔力を使ったから腹が減ったのじゃ。ミノル!!飯じゃ~!!」
「だから引っ張るなって!!」
またもやずるずると私はカミルに引きずられ城の中へといざなわれる。もはやこれに抵抗するよりも、身を任せてしまった方が楽になれるんじゃないか?
と、一瞬そんな考えが頭をよぎったミノルだった。
「おぉ!!モーモーがピッピの世話をこなしておるのじゃ!!」
そんな二匹の姿を見てカミルははしゃいでいる。昨日自分で世話をするとか言っていたような気がするが……。まぁあまり突っ込まないでおこう。逆にさっきのことをぶり返されるとこちらが危うくなるしな。
地面に降り立つと、こちらに気が付いたピッピがパタパタと羽をはばたかせながら私の方に走ってきた。最初は遠目で見ていたからわからなかったが、こちらに近づいてくるにつれ私はピッピにある違和感を感じ始めていた。
ん?ピッピってあんなに大きかったか?昨日見た時よりもなんか大きくなっているような気がするんだが……。
私のその確証のない疑問はピッピが私の間近に迫ってきたときに確信に変わった。
「ピィィィッ!!」
ピッピはとんでもない勢いで私に向かって飛びついてきた。その勢いに負けて転んだ私の顔をピッピはざらついた長い舌でペロペロと舐めてくる。
「どわっ!?お、お前なんでこんなに大きくなってんだ?」
私に向かって走ってきたピッピは昨日の比ではないぐらい大きくなっていた。昨日までは手乗りサイズだったのに、今は大型犬ほどの大きさになっている。とんでもない成長スピードだ。
私に馬乗りになりながらじゃれついてくるピッピ。私がその驚異的な成長スピードに驚いていると、腕にシュルシュルと何かが巻き付いてくるような感覚があった。
「……ッ!!へ、蛇が巻き付いて……。ん?これよく見たらピッピのお尻から生えてないか?」
よーく見てみると、その蛇はピッピのお尻から生えているのが見て取れた。その蛇はやけに友好的で、私の腕にすりすりと体をこすりつけてくる。
「お?もう尻尾の蛇まで生えたのか、ピッピは成長が速いのじゃ~。」
「尻尾が蛇ってことは……この子コカトリスの雛なの!?よくこんな危ない魔物を飼えるわね。」
少したじろぎながらヴェルは言った。確かに傍から見ればかなり危険なことをしていることには違いない。だがこの子は……。
「この子は幸い私とカミルのことを親だと思っているらしいからな。危なくないぞ?……多分。」
「多分……ねぇ。」
ピッピは私とじゃれ合って満足すると再びモーモーのもとへと戻っていった。
「どうやらモーモーが世話をしてくれるみたいだな。」
モーモーのもとに戻ったピッピは私とじゃれ合って喉が渇いたのか、ごくごくと勢いよく牛乳を飲み始めた。
「むぅ……妾が世話をしたかったが、まぁ良いか。生憎妾はモーモーのように乳が出るわけではないしのぉ。」
ムニムニとカミルは自分の平らな胸を揉みながら言った。すると勝ち誇ったようにヴェルがその豊満な胸をカミルの頭の上に乗せた。
「まぁカミルのその貧相な胸じゃ~ねぇ?」
「重いっ!!その脂肪の塊を退けるのじゃ!!妾だってそのように胸が大きい姿に変化することは可能なのじゃ!!ただ体が重くなるのが嫌なだけなのじゃ!!」
頭にのせられたヴェルの胸を振り落とし、カミルはそう主張する。
「へぇ~?じゃあやってみなさいよ。」
「ほぅ?ずいぶん挑発してくるではないか?じゃが今日はあえてそれに乗ってやるのじゃ!!刮目せよ、これが妾の魅力全開の変身じゃっ!!」
そうカミルが高らかに宣言すると、カミルの体を不可思議な煙が覆い隠し始めた。カミルが変身するまでの間、私はヴェルに話しかける。
「あんまりカミルをたきつけないでやってくれよ?」
「ふふっ、わかってるわ。それよりも……多分面白いのが見れるわよ?」
にやにやとしながらヴェルは煙の向こう側を眺めている。
「面白いもの?」
「カミルはね、自分を変身させるのが何よりも苦手なの。あの姿だって何十年と練習して、やっとできたまともな姿なんだから。」
そうだったのか。それは知らなかった。やはりいくら生態系の頂点のドラゴンであっても苦手分野というのは存在するようだ。
そんなことを話していると、カミルを包んでいた煙が晴れ始め徐々に変貌したカミルの姿が露わになり始めた。
「むっはっは!!どうじゃこれが妾の魅力全開の変身じゃ~!!……胸が重いのじゃ~。」
「ねっ?面白いものが見れるって言ったでしょ?」
にやにやと笑みを浮かべながらヴェルはこちらを向いて言った。確かに彼女の言う通り煙の向こう側にいたカミルはなんとも珍妙な姿をしていた。
簡単に言えば……元の幼い少女のような姿はそのままに、胸だけが異様に大きくなっている。かなり不釣り合いな姿だ。
「ぷっ……くくく、確かに胸はおっきくなったわね~。」
「どうじゃヴェル!!お主よりも大きいぞ!!」
「そうね、私よりもすっっごくおっきいわね。でも、その体型に不釣り合いな大きい胸で歩けるかしら?」
「むぐぐっ……むぐぐぐぐ……む、胸が重すぎて歩けんのじゃ~。」
そりゃあそうだろうな。そんな体じゃ立ってるのが精いっぱいだろう。早く元の体に戻るように言ってあげるか。
「無理してないで早く元の体に戻ったらどうだ?」
「くっ……無念じゃが、この姿では日常生活もままならん。」
私の助言を聞き入れ、渋々カミルは元の姿に戻る。
「むぅ……無駄に魔力を使ったから腹が減ったのじゃ。ミノル!!飯じゃ~!!」
「だから引っ張るなって!!」
またもやずるずると私はカミルに引きずられ城の中へといざなわれる。もはやこれに抵抗するよりも、身を任せてしまった方が楽になれるんじゃないか?
と、一瞬そんな考えが頭をよぎったミノルだった。
0
お気に入りに追加
210
あなたにおすすめの小説
家に住み着いている妖精に愚痴ったら、国が滅びました
猿喰 森繁
ファンタジー
精霊の加護なくして魔法は使えない。
私は、生まれながらにして、加護を受けることが出来なかった。
加護なしは、周りに不幸をもたらすと言われ、家族だけでなく、使用人たちからも虐げられていた。
王子からも婚約を破棄されてしまい、これからどうしたらいいのか、友人の屋敷妖精に愚痴ったら、隣の国に知り合いがいるということで、私は夜逃げをすることにした。
まさか、屋敷妖精の一声で、精霊の信頼がなくなり、国が滅ぶことになるとは、思いもしなかった。
この話は、カクヨム様にも投稿しております。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス3巻が発売しました!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍のイラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
7巻は6月17日に発送です。地域によって異なりますが、早ければ当日夕方、遅くても2~3日後に書店にお届けになるかと思います。
今回は夏休み帰郷編、ちょっとバトル入りです。
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
異世界だろうがソロキャンだろう!?
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
仕事とプライベートの両方に押し潰されそうな毎日を過ごしていたサラリーマン、四万十 葦拿は知らんうちに異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたソロキャン経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
カクヨム様でも小説は公開しております。
あちらは先行配信しておりますのであらかじめご了承ください。
https://kakuyomu.jp/works/16817330655794984553
異世界のサバゲーマー 〜転移したおっさんは国を救うために『ミリマート』で現代兵器を購入して無双します〜
フユリカス
ファンタジー
アラサー独り身の坂本勇馬は、しがない会社員をしながらも、それなりに充実した日々を送っていた。
だが、趣味であるサバイバルゲーム――いわゆる『サバゲー』の最中に、穴へ落ちて異世界に飛ばされてしまう。
目を覚ました勇馬が慌てて愛用の電動ガンを確認すると……なんと『本物』に変わっているのだった!
呆然とする勇馬だったが、突然森の中に響き渡った悲鳴で我に返ると、銃を手に駆けだす。
そして、勇馬は本物化した89式小銃とM26手榴弾を使って獣をあっさりと倒し、女騎士を救うのだった。
すると――、
『ショップが開放されました!』
勇馬の目の前には、普段から利用している『ミリマート』というミリタリー系を扱うネットショップが突然現れたのだった。
だがその中身は、勇馬の知るものとは違う、本当の兵器を扱うショップなのだった――。
※作者は軍事知識がかなり薄いため、間違っていたりおかしなところがある場合があります。できる限り修正いたしますが、温かい目で読んでいただけると助かります!
隻腕のミーク ※近未来サイボーグ、SF技術を駆使し異世界のトラブルに立ち向かう
やまたけ
ファンタジー
左腕と左目に最先端の技術を組み込まれたサイボーグ、彼女の名は大島美玖。その下の名から親しい友人からは「ミーク」というあだ名で呼ばれていた。
彼女は西暦3000年は経過した地球にて、人類の愚かな所業により、破滅まで後一歩のところまで来ていた中、自身に備え付けられた最新鋭の武器を用いながら必死に抗い生き延びていた。だがその抵抗虚しく、大量の自動攻撃型ドローンの一斉攻撃に遭い絶命してしまう。
しかし死んだ筈の彼女は目を覚ます。するとそこは、これまで見た事の無い、魔法や魔物が存在する世界だった。
近未来サイボーグが異世界で様々なトラブルに巻き込まれながら、とある想いを捨てきれずも精一杯生きていく物語。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる