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5章 合法ロリBBAエルフ
第87話 みんなで考える俺たちの店
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ティナちゃんとのラブラブデート?の翌日、オレは自信満々で攻略スキルを開いた。
-------------------
ティナルビア
好感度
1/100
-------------------
……ひぃーん(泣
昨日のデート、いい感じだったのに……
なんで……なんでよ……なんでなのよ!
私のこと弄んだの!?
そうなんでしょ!?
ハッキリ言ってよ!!
………ふぅ……ヒステリーごっこはココまでにしよう。
それにしても、なんでティナの好感度は一向に上がらないのだろう?
ティナは、人間ではオレが1番好きって言ってくれたんだけどな~
……へへっ
あ~……なにか、ティナの中にオレに対する懸念点があってそれで上がらないのだろうか?
それとも、好感度以外に隠しパラメータがあって、そっちは上がってたりするのだろうか?
例えば、好感度ってのが異性としての数値で、そっちは低くて、友人としての好感度、みたいなパラメータはかなり高いとか?
『その辺どうですか?攻略さん?』
『……』
攻略さんはなにも答えてくれなかった。特に新規のアドバイスもない。
『つまり、順調ってことでイイんですよね?』
『……』
『おっけー、わかりました、引き続きがんばります』
オレは答えてくれない攻略さんに勝手に宣言して、ベッドからおりた。
便りの無いのは良い便り、というやつだろう。
♢♦♢
オレはそれから、食堂と釣具屋店のデザインを考えはじめた。
とはいっても、オレが独断で決めるのではなく、子どもたちにアイデアを募集することにした。
やっぱり、実際に働く子たちのアイデアを取り入れた方がモチベが上がるだろうと思って、みんなで話し合って決めていく。
食堂のデザインは、男の子組のカイリとキッカが主にアイデアを出し、釣具屋の方は女の子組のユーカとトトが色々と考えてくれた。
それをノアールに絵にしてもらう。
食堂と釣具屋は1つの建物の中に区画を分けて作るつもりで、みんなに考えてもらったのは、主に内装だ。
というのも、外観はノアールが既に考えてくれていて、自信満々に見せてくれたお店のデザインはすごく可愛らしくて、そのデザインをみんなで絶賛して満場一致で採用となった。
食堂と釣具店、この2つのお店に加えて、建物の中には、子どもたち5人が生活するためのスペースを組み込んで設計図を作っていく。
こうして、〈住居+食堂+釣具屋〉の建物がノアールのお絵描きノートの中に描き上がった。
「これがオレの食堂かぁ!」
「お店も可愛いね!」
「うん!楽しみ!」
子どもたちは、みんな楽しそうだ。建物ができるのが楽しみだというのが伝わってくる。
建物を建てる場所だが、釣り堀のすぐ近くにすることにした。
釣り堀で釣った魚を食堂に持ってこれば、少し割引して料理にしますよ、という動線を作りたかったからだ。
ただ、あんまり海の近くだと津波がこわいかな、と懸念したが、釣り堀の後ろには、崖があって、その上には灯台がある。
そして、そこには宿を作るので、もし津波が来たら宿に避難すればいいね。とみんなで話し合った。
ティナ曰く、津波では崩れないように地面を補強してある、とのことだ。土の精霊さまさまである。
建物を建てるところが決まったので、次は土地の購入だ。また、市場に行き、町長と話す。
「昔はこの辺の土地は高くてねー」
と長話がはじまったが、なんとか耐えて、釣り堀の近くの土地と灯台の近くの土地、そして灯台までの道を購入できた。
全部で400万ルピーであった。
正直、高いのか安いのか判断しずらいが、事前に町の人に聞いた限りだと、相場通りの金額だった。
ただ、灯台付近は価値がないと思われているらしく、50万もしない金額で、400万ルピーの内訳は、ほとんどが釣り堀近くの土地代であった。
まぁ、ティナが地面を補強したことなんて、オレとノアールしか知らないしね。
なにはともあれ、これであとは建物を建てれば準備は整うところまできた。
だが、土地を買ったことで貯金はほとんど使ってしまったので、建物にどれくらいお金をかけれるかは、釣り竿とかの独占販売権の買取価格次第ではあるんだよな。
そこは、太っ腹のディグルムさんに期待しよう。あの興奮ぶりなら、いい値段をつけてくれるはずである。
こうして、ディグルムが戻ってくるのを待って準備を進めていたら、あっという間に1週間が過ぎて、ディグルムがウミウシに戻ってきた。
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ティナルビア
好感度
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……ひぃーん(泣
昨日のデート、いい感じだったのに……
なんで……なんでよ……なんでなのよ!
私のこと弄んだの!?
そうなんでしょ!?
ハッキリ言ってよ!!
………ふぅ……ヒステリーごっこはココまでにしよう。
それにしても、なんでティナの好感度は一向に上がらないのだろう?
ティナは、人間ではオレが1番好きって言ってくれたんだけどな~
……へへっ
あ~……なにか、ティナの中にオレに対する懸念点があってそれで上がらないのだろうか?
それとも、好感度以外に隠しパラメータがあって、そっちは上がってたりするのだろうか?
例えば、好感度ってのが異性としての数値で、そっちは低くて、友人としての好感度、みたいなパラメータはかなり高いとか?
『その辺どうですか?攻略さん?』
『……』
攻略さんはなにも答えてくれなかった。特に新規のアドバイスもない。
『つまり、順調ってことでイイんですよね?』
『……』
『おっけー、わかりました、引き続きがんばります』
オレは答えてくれない攻略さんに勝手に宣言して、ベッドからおりた。
便りの無いのは良い便り、というやつだろう。
♢♦♢
オレはそれから、食堂と釣具屋店のデザインを考えはじめた。
とはいっても、オレが独断で決めるのではなく、子どもたちにアイデアを募集することにした。
やっぱり、実際に働く子たちのアイデアを取り入れた方がモチベが上がるだろうと思って、みんなで話し合って決めていく。
食堂のデザインは、男の子組のカイリとキッカが主にアイデアを出し、釣具屋の方は女の子組のユーカとトトが色々と考えてくれた。
それをノアールに絵にしてもらう。
食堂と釣具屋は1つの建物の中に区画を分けて作るつもりで、みんなに考えてもらったのは、主に内装だ。
というのも、外観はノアールが既に考えてくれていて、自信満々に見せてくれたお店のデザインはすごく可愛らしくて、そのデザインをみんなで絶賛して満場一致で採用となった。
食堂と釣具店、この2つのお店に加えて、建物の中には、子どもたち5人が生活するためのスペースを組み込んで設計図を作っていく。
こうして、〈住居+食堂+釣具屋〉の建物がノアールのお絵描きノートの中に描き上がった。
「これがオレの食堂かぁ!」
「お店も可愛いね!」
「うん!楽しみ!」
子どもたちは、みんな楽しそうだ。建物ができるのが楽しみだというのが伝わってくる。
建物を建てる場所だが、釣り堀のすぐ近くにすることにした。
釣り堀で釣った魚を食堂に持ってこれば、少し割引して料理にしますよ、という動線を作りたかったからだ。
ただ、あんまり海の近くだと津波がこわいかな、と懸念したが、釣り堀の後ろには、崖があって、その上には灯台がある。
そして、そこには宿を作るので、もし津波が来たら宿に避難すればいいね。とみんなで話し合った。
ティナ曰く、津波では崩れないように地面を補強してある、とのことだ。土の精霊さまさまである。
建物を建てるところが決まったので、次は土地の購入だ。また、市場に行き、町長と話す。
「昔はこの辺の土地は高くてねー」
と長話がはじまったが、なんとか耐えて、釣り堀の近くの土地と灯台の近くの土地、そして灯台までの道を購入できた。
全部で400万ルピーであった。
正直、高いのか安いのか判断しずらいが、事前に町の人に聞いた限りだと、相場通りの金額だった。
ただ、灯台付近は価値がないと思われているらしく、50万もしない金額で、400万ルピーの内訳は、ほとんどが釣り堀近くの土地代であった。
まぁ、ティナが地面を補強したことなんて、オレとノアールしか知らないしね。
なにはともあれ、これであとは建物を建てれば準備は整うところまできた。
だが、土地を買ったことで貯金はほとんど使ってしまったので、建物にどれくらいお金をかけれるかは、釣り竿とかの独占販売権の買取価格次第ではあるんだよな。
そこは、太っ腹のディグルムさんに期待しよう。あの興奮ぶりなら、いい値段をつけてくれるはずである。
こうして、ディグルムが戻ってくるのを待って準備を進めていたら、あっという間に1週間が過ぎて、ディグルムがウミウシに戻ってきた。
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