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5章 合法ロリBBAエルフ
第75話 5人の子どもたちを救い出せ
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-ドルダナ商会-
「おやおや!お客様!昨日はお買い上げありがとうございました!また新しい奴隷をお探しですかな?」
昨日の奴隷商の店を訪ねると、すぐに店主がオレに話しかけてきた。
「いや、そちらで売却した奴隷について、その居所を教えて欲しい」
「と、言われましても、ワタクシどもは売却したお客様の所在は把握しておりませんので」
「そうか。なら、その人物の名前と外見的特徴はどうだ?」
「えぇえぇ、それでしたら。ただですねぇ~……ワタクシどもにも守秘義務というものがありまして……ねぇ?」
「いくら欲しい?」
「それは難しいところですな」
「所在を知りたいのは5人だ。50万出す」
「……どうぞこちらへ」
オレは応接間に通された。
♢♦♢
宿に戻ると、すでにみんな揃っていた。
ティナルビアは、白いワイシャツのような服に茶色の短パンを履いている。駆け出し冒険者の初期装備みたいな服装だ。
「この服は、その、この子が自分で選びました」
「可愛い服は嫌いなんだって」
ステラとソフィアがつまらなそうに言う。色々選んであげたのに受け入れてもらえなかったようだ。
「そっか、まぁ服の好みは人それぞれだからね。で、本題だけど5人を購入した人物の特徴がわかったから共有したい」
ティナルビアが1番に近づいてきた。やはり心配なのだろう。
「まず、購入した人物は3人だ。カイリとユーカを買ったのは商人。荷物運びなどの労働力として購入したとのことだ。2人で110万ルピー。ノアールを購入したのは辺境の村の農民。農作業を手伝わせるため。35万ルピー。最後に問題なのが……トトとキッカ、2人を買ったのは性的サービスの店、今朝のことだ。150万ルピー。いますぐ動けば間に合うかもしれない」
「2人はどこじゃ!!」
「わかった。ティナルビアはオレときて」
「カイリとユーカの商店はわかってるから、3人はそっちにいってくれ。で、もし見つけれたらノアールも頼む」
リリィに300万ルピーを渡す。
「少し高くてもいい。必ず買い戻してくれ」
「わかりました。お任せください」
「じゃあ、いくぞ」
♢♦♢
オレとティナルビアはガルガントナの町を走る。
問題の娼館はスラム街の奥にあると聞いている。すぐにスラム街の入り口につく。整備されていない道、ボロボロの建物、その建物にぐったりともたれ掛かる人たち、ガラの悪いチンピラ。
通りは薄暗くて治安の悪さが見て取れた。
「ティナルビア、オレから離れるなよ?」
「……」
同意はないが、そのまま駆け出した。
真っ直ぐ走っていくと、昼なのに薄暗いスラム街に異様に派手な電飾がついた店にたどり着く。トトとキッカが買われた娼館だ。
「入ろうか」
バンッ!
「トト!キッカ!どこじゃ!」
オレが言い切る前にティナルビアがドアを思いっきり叩いて入っていった。
「まったく!」
オレも後を追う。
「トト!キッカ!」
ティナルビアが店の中で騒いでいる。しかし誰もいない。
正面には受付があって、2階への階段がすぐ側にある。2階にはいくつものドア。客を取るための部屋だろう。
「いやー!!」
2階から少女の声が聞こえてくる。
「トト!」
ティナルビアが駆け出した。
声がした部屋の前までいき、ガチャガチャと扉を開けようとするが開かない。
「チッ!風の精霊よ…」
ティナルビアが手を前に出して詠唱を開始するが、
「こっちの方が早い!」
オレが剣でドアノブを破壊してドアを蹴り破る。
そこには、大男がトランクス一枚の姿でムチを持って、少女を叩こうとしていた。客を取れるような、そんな年齢には見えない少女にだ。
「貴様!トトになにをしておる!」
「ティナおねぇちゃん!助けて!」
「なんだ!オメーらは!俺の店に何しやがる!」
これはまずい展開だ。暴れて店をつぶすようなことになれば、色んなところから恨みを買う。警察にも追われるかもしれない。
オレはティナルビアの前に出て彼女を押さえながら、大男に提案する。
「突然のことですみませんでした。実はその子は私の身内でして、申し訳ないが買い戻させていただきたい」
一旦、剣を鞘に納め、穏便に済ませようと努力する。
「ふ!ふざけんな!こいつはオレの店でこれから目いっぱい稼ぐんだ!」
「トト!こちらへ来い!」
「う!うん!」
タタタっと少女がティナルビアの方に駆け寄ってこようとするが、
「まて!このクソガキ!」
男が手を伸ばそうとする。
そこですぐに剣を抜いた。男の喉元につき当てて動きを止める。
トトはティナルビアの胸の中にたどり着いた。
「ティナおねぇちゃん!ティナおねぇちゃん!」
「おぉ……トト……無事で良かった。キッカはどうした?」
「わ、わからない……」
「もう1人の子どもは?」
オレが大男に尋ねる。
「と……隣の部屋で調教待ちだ……」
「手は出してないか?」
「ま、まだ何もしてない……」
「購入した金額は150万だな?」
「そうだ……」
「250万で2人を買い取る。いいな?」
「わかった……」
大男の同意を引き出したので、喉元から剣を離してやる。
「ティナルビア、奴隷契約の解除は出来るか?」
「……可能じゃ」
「よし、じゃあキッカを連れてきて」
「わかった」
ほどなくして、トトとキッカは娼館の主人との奴隷契約を解除された。
お互いの同意があれば、魔法を使えるものなら解除は簡単なようだ。ちなみに、オレはできないけど。
オレは250万を部屋の机の上に置いて、3人と一緒に店を出る。
トトとキッカは10歳にも満たない子どもに見えた。
こんな子どもを娼館で働かせるなんて…
なんて店だ…
潰してやりたいと思ったが、大きなトラブルを抱えるリスクを考えてやめておいた。
オレには周りの人しか助ける力はない。
英雄になるつもりはないのである。
それと、意外なことにキッカはかわいらしい容姿ではあったが、男の子であった。そのあたりも、あの店について考えさせられたが、気分が悪くなったので、考えるのをやめた。
♢♦♢
宿に戻ると、リリィたちが、カイリと、ユーカと思われる2人に食事を与えていた。
「カイリ!ユーカ!」
「ティナねぇちゃん!」
「ティナおねぇちゃん!」
2人が椅子から飛び降りて駆け出す。ティナルビアと抱き合った。
「よかった……よかった……2人とも。ど、どこか痛いところはないか?怪我は?怪我はどうじゃ?」
ティナルビアは2人の身体を心配そうに触る。服はボロボロだが、外傷は無さそうだ。
「うん。殴られて痛いところはあったけど、あのシスターのねぇちゃんが治してくれたんだ」
カイリがリリィを指差す
「……そうか。ありがとう」
ティナルビアはリリィに頭を下げる。
「いえ、当然のことをしたまでです」
「ノアールは?」
オレは気になっていたことを質問する。
「すみません。見つけられませんでした……」
「そうか……」
ノアールが売られたのは昨日の午後、ティナルビアより前のオークションだったらしい。
買った男は辺境の農民らしいから、近いうちに村に帰ると思う。もしかしたら、もう町を出てしまったかもしれない……
「みんなで、門の前で待ち構えよう。子どもたちは……」
「わたしがここで見ています」
リリィが申し出てくれたので任せることにした。
「じゃあ、ステラは東門、ソフィアが西門、ティナルビアが北門でオレが南門だ。なにかあれば意識共有で伝えるように。ティナルビアもいいね?」
「……わかった」
オレは3人にそれぞれ100万ルピーずつ渡し、ノアールを見つけたらすぐに買い戻せる体制を整えた。
もうすぐお昼になる、すぐに動かねば。
「じゃあ!それぞれの持ち場へ!」
オレたちは走って門へ向かった。
「おやおや!お客様!昨日はお買い上げありがとうございました!また新しい奴隷をお探しですかな?」
昨日の奴隷商の店を訪ねると、すぐに店主がオレに話しかけてきた。
「いや、そちらで売却した奴隷について、その居所を教えて欲しい」
「と、言われましても、ワタクシどもは売却したお客様の所在は把握しておりませんので」
「そうか。なら、その人物の名前と外見的特徴はどうだ?」
「えぇえぇ、それでしたら。ただですねぇ~……ワタクシどもにも守秘義務というものがありまして……ねぇ?」
「いくら欲しい?」
「それは難しいところですな」
「所在を知りたいのは5人だ。50万出す」
「……どうぞこちらへ」
オレは応接間に通された。
♢♦♢
宿に戻ると、すでにみんな揃っていた。
ティナルビアは、白いワイシャツのような服に茶色の短パンを履いている。駆け出し冒険者の初期装備みたいな服装だ。
「この服は、その、この子が自分で選びました」
「可愛い服は嫌いなんだって」
ステラとソフィアがつまらなそうに言う。色々選んであげたのに受け入れてもらえなかったようだ。
「そっか、まぁ服の好みは人それぞれだからね。で、本題だけど5人を購入した人物の特徴がわかったから共有したい」
ティナルビアが1番に近づいてきた。やはり心配なのだろう。
「まず、購入した人物は3人だ。カイリとユーカを買ったのは商人。荷物運びなどの労働力として購入したとのことだ。2人で110万ルピー。ノアールを購入したのは辺境の村の農民。農作業を手伝わせるため。35万ルピー。最後に問題なのが……トトとキッカ、2人を買ったのは性的サービスの店、今朝のことだ。150万ルピー。いますぐ動けば間に合うかもしれない」
「2人はどこじゃ!!」
「わかった。ティナルビアはオレときて」
「カイリとユーカの商店はわかってるから、3人はそっちにいってくれ。で、もし見つけれたらノアールも頼む」
リリィに300万ルピーを渡す。
「少し高くてもいい。必ず買い戻してくれ」
「わかりました。お任せください」
「じゃあ、いくぞ」
♢♦♢
オレとティナルビアはガルガントナの町を走る。
問題の娼館はスラム街の奥にあると聞いている。すぐにスラム街の入り口につく。整備されていない道、ボロボロの建物、その建物にぐったりともたれ掛かる人たち、ガラの悪いチンピラ。
通りは薄暗くて治安の悪さが見て取れた。
「ティナルビア、オレから離れるなよ?」
「……」
同意はないが、そのまま駆け出した。
真っ直ぐ走っていくと、昼なのに薄暗いスラム街に異様に派手な電飾がついた店にたどり着く。トトとキッカが買われた娼館だ。
「入ろうか」
バンッ!
「トト!キッカ!どこじゃ!」
オレが言い切る前にティナルビアがドアを思いっきり叩いて入っていった。
「まったく!」
オレも後を追う。
「トト!キッカ!」
ティナルビアが店の中で騒いでいる。しかし誰もいない。
正面には受付があって、2階への階段がすぐ側にある。2階にはいくつものドア。客を取るための部屋だろう。
「いやー!!」
2階から少女の声が聞こえてくる。
「トト!」
ティナルビアが駆け出した。
声がした部屋の前までいき、ガチャガチャと扉を開けようとするが開かない。
「チッ!風の精霊よ…」
ティナルビアが手を前に出して詠唱を開始するが、
「こっちの方が早い!」
オレが剣でドアノブを破壊してドアを蹴り破る。
そこには、大男がトランクス一枚の姿でムチを持って、少女を叩こうとしていた。客を取れるような、そんな年齢には見えない少女にだ。
「貴様!トトになにをしておる!」
「ティナおねぇちゃん!助けて!」
「なんだ!オメーらは!俺の店に何しやがる!」
これはまずい展開だ。暴れて店をつぶすようなことになれば、色んなところから恨みを買う。警察にも追われるかもしれない。
オレはティナルビアの前に出て彼女を押さえながら、大男に提案する。
「突然のことですみませんでした。実はその子は私の身内でして、申し訳ないが買い戻させていただきたい」
一旦、剣を鞘に納め、穏便に済ませようと努力する。
「ふ!ふざけんな!こいつはオレの店でこれから目いっぱい稼ぐんだ!」
「トト!こちらへ来い!」
「う!うん!」
タタタっと少女がティナルビアの方に駆け寄ってこようとするが、
「まて!このクソガキ!」
男が手を伸ばそうとする。
そこですぐに剣を抜いた。男の喉元につき当てて動きを止める。
トトはティナルビアの胸の中にたどり着いた。
「ティナおねぇちゃん!ティナおねぇちゃん!」
「おぉ……トト……無事で良かった。キッカはどうした?」
「わ、わからない……」
「もう1人の子どもは?」
オレが大男に尋ねる。
「と……隣の部屋で調教待ちだ……」
「手は出してないか?」
「ま、まだ何もしてない……」
「購入した金額は150万だな?」
「そうだ……」
「250万で2人を買い取る。いいな?」
「わかった……」
大男の同意を引き出したので、喉元から剣を離してやる。
「ティナルビア、奴隷契約の解除は出来るか?」
「……可能じゃ」
「よし、じゃあキッカを連れてきて」
「わかった」
ほどなくして、トトとキッカは娼館の主人との奴隷契約を解除された。
お互いの同意があれば、魔法を使えるものなら解除は簡単なようだ。ちなみに、オレはできないけど。
オレは250万を部屋の机の上に置いて、3人と一緒に店を出る。
トトとキッカは10歳にも満たない子どもに見えた。
こんな子どもを娼館で働かせるなんて…
なんて店だ…
潰してやりたいと思ったが、大きなトラブルを抱えるリスクを考えてやめておいた。
オレには周りの人しか助ける力はない。
英雄になるつもりはないのである。
それと、意外なことにキッカはかわいらしい容姿ではあったが、男の子であった。そのあたりも、あの店について考えさせられたが、気分が悪くなったので、考えるのをやめた。
♢♦♢
宿に戻ると、リリィたちが、カイリと、ユーカと思われる2人に食事を与えていた。
「カイリ!ユーカ!」
「ティナねぇちゃん!」
「ティナおねぇちゃん!」
2人が椅子から飛び降りて駆け出す。ティナルビアと抱き合った。
「よかった……よかった……2人とも。ど、どこか痛いところはないか?怪我は?怪我はどうじゃ?」
ティナルビアは2人の身体を心配そうに触る。服はボロボロだが、外傷は無さそうだ。
「うん。殴られて痛いところはあったけど、あのシスターのねぇちゃんが治してくれたんだ」
カイリがリリィを指差す
「……そうか。ありがとう」
ティナルビアはリリィに頭を下げる。
「いえ、当然のことをしたまでです」
「ノアールは?」
オレは気になっていたことを質問する。
「すみません。見つけられませんでした……」
「そうか……」
ノアールが売られたのは昨日の午後、ティナルビアより前のオークションだったらしい。
買った男は辺境の農民らしいから、近いうちに村に帰ると思う。もしかしたら、もう町を出てしまったかもしれない……
「みんなで、門の前で待ち構えよう。子どもたちは……」
「わたしがここで見ています」
リリィが申し出てくれたので任せることにした。
「じゃあ、ステラは東門、ソフィアが西門、ティナルビアが北門でオレが南門だ。なにかあれば意識共有で伝えるように。ティナルビアもいいね?」
「……わかった」
オレは3人にそれぞれ100万ルピーずつ渡し、ノアールを見つけたらすぐに買い戻せる体制を整えた。
もうすぐお昼になる、すぐに動かねば。
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