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4章 青髪騎士団長お姉さん
第50話 騎士団での初仕事
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騎士団の業務である町の巡回は、オレたち3人とステラさん、そしてステラ派の騎士5名の計9名で行うことになった。
巡回中に、中級Aから上級Aくらいのモンスターに何度か遭遇するがサクッと倒していく。
上級Aのモンスターにも遭遇するのにサクッと?と疑問に思ったかもしれない。
そう、ステラさんが強すぎるのだ。
冒険者の町オラクルでオレたちを苦しめたキマイラレーベとの一戦を思い出すと、上級Aのモンスターはそれなりに手ごたえのある相手だ。
しかし、そんなレベルのモンスターをステラさんは一撃で葬り去る。
鬼人のごとき強さ、綺麗で強い、最高じゃないか。
だけど、これは良い面ばかりではない。ステラさんが強すぎて、巡回部隊に緊張感がないのだ。
これはよくないと思い、オレたちはいつも通り連携して戦うことを意識した。誰か一人に頼って戦っても強くなれないし、そもそもステラさんだけに負担をかけるのはよくない。
数時間の巡回とモンスター討伐を行い、はじめての巡回任務をおえて、駐屯地に戻ってくる。
「それでは、私は業務がありますので、これで。皆さんに報酬の方をお願いしますね」
「はい、わかりました。団長」
オレたちもステラさんにお辞儀をして帰る準備をする。帰り際に、建物の前で騎士に渡された報酬は5万ルピーであった。
♢
-宿への帰り道-
「これだけ貰えるなら、もうちょっとリングベルに滞在できそうね!」
ソフィアが上機嫌に話している。
「そうですね、オラクルにいたころと同じくらいの収入になりそうですね」
とリリィ。
オレは同意しながら宿への帰り道を進んだ。
♢
それから4日間、オレたちは騎士団の依頼を受け続け、ステラさんとともに巡回任務に勤しんだ。
その間に、ステラさんの後ろに乗馬しているリリィは、話す機会が多いからか、少しずつ仲が良くなっていってるように見えた。
2人のことを観察してると、
「なにあっちのことばっか見てるのよ」と手綱を持つソフィアに言われたので、
「可愛いソフィアのこともちゃんと見てるよ」と後ろから囁いてみる。
きまったな、そう思ったのに、
「ふんっ!」と言われるだけだった。
あれ、もしかして慣れてきちゃった?う~ん。
これは今晩教え込まないといけないな、と帰り際に駐屯地の建物の前で考えていると、
「あ、ライさん、明日は朝会議の予定があるので、30分早く食べに来てくれますか?」
と書類を持ってバタバタ走ってきたステラさんに提案される。
「あ、はい、わかりました」
あまりに自然な流れで言うもんだから、オレも素直に応えてしまう。
書類に囲まれてテンパっていたのだろう。だって、ココは騎士団の中だし、朝食の件は秘密にしておく雰囲気だったじゃん。
「……なんの話よ?」
「ライ様?」
ここで2人にステラとの密会がバレることとなる。
あれ?これ修羅場?……はは…まさかね?
2人からのジト目を感じながら、ステラさんに助けを求めようとするが、彼女はすでに去った後だった。
「……」
「ライ様?今の話は?」
リリィがニッコリしている。
「…えーっと、宿に帰ったら話すから」
駐屯地の門を出ながらそう言うと
「今話してください」
「今話しなさい!」
と両側から詰められる。
「…はい」
オレは観念して、すぐ近くにあった広場のベンチに向かった。
「…よっこいしょ」
オレはそのベンチに腰かけて、「2人も座る?」と声をかけるが、2人はオレの前に立って、ジッとオレのことを見つめていた。
「早く話しなさいよ、ぶっとばすわよ」
「…えと、実は毎朝ジョギングしたあと、ステラさんに朝食を作ってもらってまして…」
「へー」
「……」
「あっ!とは言ってもちゃんとお金は払ってますし!別にやましいことはないんですよ!ご飯食べてるだけですから!…ねぇ?」
「ふーん」
「……」
「それ、いつからの話よ?」
「えと、かれこれ、2週間くらいになるでしょうか??」
「浮気ね」
「……」
「いや!そんな!めっそうもない!」
リリィがなにも言わないのがめちゃくちゃ怖い。
「言い訳しない!これは罰を与えないと!
罰として!罰としてー…うーん…1ヶ月お触り禁止よ!」
別れる、なんて死刑宣告を言われるかと思ってドキドキしていたのだが、予想の斜め上をいく可愛らしい罰を宣告されてしまった。
ソフィアのことがもっと好きになる、なんて可愛い子なんだろう。
いや、しかし、雰囲気は悪いままだ。感動してる場合じゃない。言い訳しないと、
「そんな!実は、その!彼女の実家はファビノ食堂さんでして!たまたまですね!」
「ライ様」
「はい!」
リリィの静かな圧に気圧され、言葉を止める。
「ライ様はステラさんのことをどうされたいんですか?」
リリィに真剣な目で見られる。
これは適当にはぐらかすのは良くないな、とわかり、
「できれば…オレたちのパーティに入ってもらいたいと思ってます」
と答える。
「…そうですか。でしたら、浮気の件はいいでしょう」
ま、まだ浮気してないもん。というかハーレム目指してるんだし?
浮気とかじゃないし?
「ライ様、聞いてますか?」
脳内で言い訳していたらニコリと睨まれる、全てを見透かされているようだ。
「はい!」
「わたしが怒っているのは、ステラさんと会っていたことをわたしたちに言わなかったことです。わかりますか?」
「はい!たしかに良くなかったです!良くなかったと思います!」
「これからは、わたしたちに隠し事はしませんね?」
「はい!もう2度としません!」
「なら、いいでしょう、ソフィアもいいですか?」
「むー、リリィがそれでいいなら…まぁ許してあげないこともないわ」
「ふ、2人ともありがとう」
「ただし!明日からはわたしたちも一緒に行くから!」
♢♦♢
-翌朝-
オレはジョギングをしたあと、まっすぐファビノ食堂に向かわず、まずは宿に戻って、リリィとソフィアを迎えにいった。そして、そのまま3人で連れだってファビノ食堂に向かう。
カランコロン
「いらっしゃいませ。あれ?今日は皆さんご一緒なんですね?」
「えぇ、3人分朝食をお願いできますか?」
「大丈夫ですよ。そちらの席にお掛けください」
ステラさんは特に嫌な顔もせず、席を案内してくれた。
オレとしては、
「せっかく2人っきりだったのに!ライさんとの蜜月が!」
みたいなリアクションを期待したが、まぁしょーがない。
というか、ここで騎士団長が料理してること、リリィとソフィアにバレても焦ったりしないんだな。オレのときは隠してたのに。
疑問に思いながらも、3人して席に腰掛ける。
少しして、ステラさんが4人分の朝食を用意してくれた。初日に食べたガレットの具が違うバージョンだった。
「なにこれ!はじめたみたわ!」
「なんだか、かわいいですね」
女子たちにも大変受けている。
「味もとっても美味しいわ!」
「ほんとですね。ふくろうでの食事も美味しくて、リングベルの食堂は名店ばかりなのでしょうか?」
リリィもソフィアも喜んで食べてくれて、
「ありがとうございます!嬉しいです!女の子の意見は貴重ですね!」
なんてステラさんも言っていた。
え?男の意見はいまいちだったん?と思ったがオレはなにも言わなかった。
オレは空気が読める男だ(キリッ
♢
こうしてオレたちは、毎朝4人で朝食をとることが日常になった。
そんな楽しい日常は、これから2週間ほど続くことになる。
しかし、ほんのちょっとの行き違いで日常は壊れるものだ。このときのオレは、ステラさんの気持ちをちゃんと理解できていなかった。
巡回中に、中級Aから上級Aくらいのモンスターに何度か遭遇するがサクッと倒していく。
上級Aのモンスターにも遭遇するのにサクッと?と疑問に思ったかもしれない。
そう、ステラさんが強すぎるのだ。
冒険者の町オラクルでオレたちを苦しめたキマイラレーベとの一戦を思い出すと、上級Aのモンスターはそれなりに手ごたえのある相手だ。
しかし、そんなレベルのモンスターをステラさんは一撃で葬り去る。
鬼人のごとき強さ、綺麗で強い、最高じゃないか。
だけど、これは良い面ばかりではない。ステラさんが強すぎて、巡回部隊に緊張感がないのだ。
これはよくないと思い、オレたちはいつも通り連携して戦うことを意識した。誰か一人に頼って戦っても強くなれないし、そもそもステラさんだけに負担をかけるのはよくない。
数時間の巡回とモンスター討伐を行い、はじめての巡回任務をおえて、駐屯地に戻ってくる。
「それでは、私は業務がありますので、これで。皆さんに報酬の方をお願いしますね」
「はい、わかりました。団長」
オレたちもステラさんにお辞儀をして帰る準備をする。帰り際に、建物の前で騎士に渡された報酬は5万ルピーであった。
♢
-宿への帰り道-
「これだけ貰えるなら、もうちょっとリングベルに滞在できそうね!」
ソフィアが上機嫌に話している。
「そうですね、オラクルにいたころと同じくらいの収入になりそうですね」
とリリィ。
オレは同意しながら宿への帰り道を進んだ。
♢
それから4日間、オレたちは騎士団の依頼を受け続け、ステラさんとともに巡回任務に勤しんだ。
その間に、ステラさんの後ろに乗馬しているリリィは、話す機会が多いからか、少しずつ仲が良くなっていってるように見えた。
2人のことを観察してると、
「なにあっちのことばっか見てるのよ」と手綱を持つソフィアに言われたので、
「可愛いソフィアのこともちゃんと見てるよ」と後ろから囁いてみる。
きまったな、そう思ったのに、
「ふんっ!」と言われるだけだった。
あれ、もしかして慣れてきちゃった?う~ん。
これは今晩教え込まないといけないな、と帰り際に駐屯地の建物の前で考えていると、
「あ、ライさん、明日は朝会議の予定があるので、30分早く食べに来てくれますか?」
と書類を持ってバタバタ走ってきたステラさんに提案される。
「あ、はい、わかりました」
あまりに自然な流れで言うもんだから、オレも素直に応えてしまう。
書類に囲まれてテンパっていたのだろう。だって、ココは騎士団の中だし、朝食の件は秘密にしておく雰囲気だったじゃん。
「……なんの話よ?」
「ライ様?」
ここで2人にステラとの密会がバレることとなる。
あれ?これ修羅場?……はは…まさかね?
2人からのジト目を感じながら、ステラさんに助けを求めようとするが、彼女はすでに去った後だった。
「……」
「ライ様?今の話は?」
リリィがニッコリしている。
「…えーっと、宿に帰ったら話すから」
駐屯地の門を出ながらそう言うと
「今話してください」
「今話しなさい!」
と両側から詰められる。
「…はい」
オレは観念して、すぐ近くにあった広場のベンチに向かった。
「…よっこいしょ」
オレはそのベンチに腰かけて、「2人も座る?」と声をかけるが、2人はオレの前に立って、ジッとオレのことを見つめていた。
「早く話しなさいよ、ぶっとばすわよ」
「…えと、実は毎朝ジョギングしたあと、ステラさんに朝食を作ってもらってまして…」
「へー」
「……」
「あっ!とは言ってもちゃんとお金は払ってますし!別にやましいことはないんですよ!ご飯食べてるだけですから!…ねぇ?」
「ふーん」
「……」
「それ、いつからの話よ?」
「えと、かれこれ、2週間くらいになるでしょうか??」
「浮気ね」
「……」
「いや!そんな!めっそうもない!」
リリィがなにも言わないのがめちゃくちゃ怖い。
「言い訳しない!これは罰を与えないと!
罰として!罰としてー…うーん…1ヶ月お触り禁止よ!」
別れる、なんて死刑宣告を言われるかと思ってドキドキしていたのだが、予想の斜め上をいく可愛らしい罰を宣告されてしまった。
ソフィアのことがもっと好きになる、なんて可愛い子なんだろう。
いや、しかし、雰囲気は悪いままだ。感動してる場合じゃない。言い訳しないと、
「そんな!実は、その!彼女の実家はファビノ食堂さんでして!たまたまですね!」
「ライ様」
「はい!」
リリィの静かな圧に気圧され、言葉を止める。
「ライ様はステラさんのことをどうされたいんですか?」
リリィに真剣な目で見られる。
これは適当にはぐらかすのは良くないな、とわかり、
「できれば…オレたちのパーティに入ってもらいたいと思ってます」
と答える。
「…そうですか。でしたら、浮気の件はいいでしょう」
ま、まだ浮気してないもん。というかハーレム目指してるんだし?
浮気とかじゃないし?
「ライ様、聞いてますか?」
脳内で言い訳していたらニコリと睨まれる、全てを見透かされているようだ。
「はい!」
「わたしが怒っているのは、ステラさんと会っていたことをわたしたちに言わなかったことです。わかりますか?」
「はい!たしかに良くなかったです!良くなかったと思います!」
「これからは、わたしたちに隠し事はしませんね?」
「はい!もう2度としません!」
「なら、いいでしょう、ソフィアもいいですか?」
「むー、リリィがそれでいいなら…まぁ許してあげないこともないわ」
「ふ、2人ともありがとう」
「ただし!明日からはわたしたちも一緒に行くから!」
♢♦♢
-翌朝-
オレはジョギングをしたあと、まっすぐファビノ食堂に向かわず、まずは宿に戻って、リリィとソフィアを迎えにいった。そして、そのまま3人で連れだってファビノ食堂に向かう。
カランコロン
「いらっしゃいませ。あれ?今日は皆さんご一緒なんですね?」
「えぇ、3人分朝食をお願いできますか?」
「大丈夫ですよ。そちらの席にお掛けください」
ステラさんは特に嫌な顔もせず、席を案内してくれた。
オレとしては、
「せっかく2人っきりだったのに!ライさんとの蜜月が!」
みたいなリアクションを期待したが、まぁしょーがない。
というか、ここで騎士団長が料理してること、リリィとソフィアにバレても焦ったりしないんだな。オレのときは隠してたのに。
疑問に思いながらも、3人して席に腰掛ける。
少しして、ステラさんが4人分の朝食を用意してくれた。初日に食べたガレットの具が違うバージョンだった。
「なにこれ!はじめたみたわ!」
「なんだか、かわいいですね」
女子たちにも大変受けている。
「味もとっても美味しいわ!」
「ほんとですね。ふくろうでの食事も美味しくて、リングベルの食堂は名店ばかりなのでしょうか?」
リリィもソフィアも喜んで食べてくれて、
「ありがとうございます!嬉しいです!女の子の意見は貴重ですね!」
なんてステラさんも言っていた。
え?男の意見はいまいちだったん?と思ったがオレはなにも言わなかった。
オレは空気が読める男だ(キリッ
♢
こうしてオレたちは、毎朝4人で朝食をとることが日常になった。
そんな楽しい日常は、これから2週間ほど続くことになる。
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