34 / 100
3章 白髪クソガキ魔女っ娘
第34話 大好きな仲間を侮辱された日
しおりを挟む
-ソフィア視点-
「はぁはぁ……わたし1人だって、こんなやつ倒せるんだから…」
わたしはギルドで酔っ払いに喧嘩を売られて、そのままこのキマイラレーベの依頼を受けてしまった。
最初はただの酔っ払いだから無視しようと思ったのだが、ライとリリィのことを引き合いに出されたら黙っていることは出来なかった。
「わたしだって、あいつらの仲間なんだから!」
キマイラレーベと対峙しながら叫ぶ。
すでに何発も上級魔法を打ち込んでいるが、あまり効いているようには見えない。ところどころ血は出ているが致命傷という感じではなかった。
キマイラレーベが駆け出して、突進してくる。わたしは防御魔法で受け止めて、そいつを跳ね返した。
「くっ!」
だけど、徐々にMPが減ってきたせいで、完全に防ぎきれず突進の振動が身体に伝わる。
たまらず尻餅をついてしまった。
「はぁはぁ……くそっ、まだ、やれるんだから…」
杖を両手で抱きしめながら、それを頼りに立ち上がる。
そんなとき、森の木陰から1人の男性が飛び出してきた。
「ソフィア!!」
「ライ!?」
なんでここに?とは聞く体力は残っていない。
ライの後ろにはリリィもいた。「ぜぇぜぇ」と息も絶え絶えだ。全力で走ってきてくれたんだろう。
「う、わたし……」
そんな2人を見て、わたしは泣きそうになってしまう。身体は動かない。
「ソフィア!そこから離れろ!」
ライが剣を構えて走ってくる。
「え?」
わたしがそう声を発したときには、わたしの太ももに蛇が噛み付いていた。
さぁっと血の気がひく。
キマイラレーベの毒は猛毒だ。
-主人公視点-
やばいやばいやばい!
ソフィアが噛まれた!
毒が回ったら助からない!
「リリィ!解毒を!」
「はい!すぐに!」
倒れているソフィアにリリィが駆け寄って解毒魔法をかけはじめる。
「てめぇ!」
オレはキマイラレーベと向き合って剣を構える。こいつをどうにかしないとソフィアの治療はできないと判断する。
自分の数倍もある体格の敵、今までにない強敵。
だか恐れはない。
オレの女を傷付けたことを後悔させてやる。
オレは、すぐに駆け出して相手の攻撃をよけ、懐に潜り込んで前足と後ろ足を切りつける。
「まずはてめぇだ!」
そのまま尻尾側に抜けて、尻尾から生えている蛇の頭を切り刻んだ。キマイラレーベは咆哮をあげながら倒れるがまた生きている。
こちらを向いて噛みつこうとしてくるので、それを剣で受け止め、牙を叩き折った。
そこでやっとこいつは逃げようと背を向けたので、背中に乗って剣を突き刺す。
「ライトニング!」
剣づたいに魔力を流し込んで体内に向けて放つ。
やつは一際大きな咆哮を放った、効いている。
「ライトニング!ライトニング!」
やつの背中に乗ったまま、さらに2発叩き込んだ。
そこで、やっと、やつの目から光が失われる。
ズドン、とゆっくりと倒れ込んだ。
そんなことはどうでもいい!
「ソフィアは!?」
すぐにソフィアに駆け寄ると意識はあるようだった。
「ご、ごめんなさい…
わたし、どうしても許せなくって…あいつに言われたこと…だって、2人は仲間だし…
わたしに気を遣って一緒にいてくれてるわけじゃないって…証明したくて…」
「あたりまえだ!バカやろう!リリィ!容体は!?」
「解毒はずっとかけていますが!これは……っ!」
ソフィアの顔は真っ青だ。
「絶対助けるから!死ぬな!」
オレは蛇に噛まれたソフィアの太ももに唇を当て、毒を吸い出す。
「ライ様!いけません!ライ様にも毒が!」
「大丈夫だ!オレにはエリクサーが!」
ああ!そうか!ここでエリクサーを使うのか!
焦りすぎて今やっと気付く。
すぐに箱からエリクサーを取り出し、「ソフィア!これを飲め!」と声をかける。
ソフィアはヒューヒューと短く息をしながら空な目をしている。声は届いていなさそうだ。
「あぁ!くそ!」
オレはエリクサーを口に含み、ソフィアに無理矢理飲ませた。
唇を合わせるとソフィアは抵抗もなく受け入れてくれる。飲む力が残っていないようなので、こちらから送り込んでやる。
コクッと喉が鳴るのを確認してから、何度か同じ行為を繰り返した。
エリクサーの瓶が空になりかけたころ、ソフィアの呼吸は「スースー」と穏やかになっており、顔色もさっきまでより随分と良くなった。
目はつむっている、眠っているようだ。
オレは、瓶に残ったエリクサーを手に取ると、ソフィアの噛まれた太ももに塗り込んでやる。
そうしたら、シューと煙をあげ、たちまち傷が塞がった。エリクサー様々である。
「よ、よかった……」
ソフィアを膝枕しているリリィが泣いている。
それを見て、助かったんだな、と実感した。
「本当に…良かった…」
オレは心の底からそう呟いて、空を仰いだ。
♢♦♢
ソフィアを担いでオラクルに戻ると、オレたちは自分の部屋に向かい、ソフィアを自分たちのベッドに寝かせた。
ソフィアはまだスースーと眠っている。
「本当に良かったです」
リリィがベッドの隣でソフィアの頭を撫でている。とても穏やかな光景だ。
「リリィ、無理に走らせてごめんな?」
「いえ、ライ様1人ならもっと早く走れたのに…すみませんでした」
「ううん、リリィがいなかったら解毒が遅れて最悪なことになってたかもだよ」
そういって抱きしめた。キスはしない、愛情を確かめ合うハグだった。
「んん……ここは?」
「ソフィア!目が覚めたんですね!」
「リリィ?わたし、生きてるの?」
「はい!もちろんです!ライ様が助けてくれました!」
「ライが?」
オレと目が合う。
「でも、どうやって?」
「エリクサーのおかげだよ。それで助かった」
「エリクサー?そんな高価な薬を?わたしなんかのために?」
「わたしなんかってなんですか!心配したんですよ!?」
リリィが泣きながらソフィアに覆いかぶさる。
「え?」
そのリリィの肩を確かめるようにソフィアは両手で掴む。
「わたしたちは仲間でしょう!?いえ!それ以上のはずです!もう1人で危ないことはしないでください!」
「あう、だって……わたし……ご、ごべん…ごべんなさい……
あ、う、う、うぁぁ、うぁぁぁぁ!」
ソフィアはリリィの涙と言葉を聞いて、大きな声で泣き出した。
オレもそれを見て涙を流す。
ソフィアの手に、自分の手のひらを被せると、泣きながら握り返してくれた。
♢
その日、オレたちの部屋のベッドにはソフィアとリリィが寝て、オレは机に突っ伏して寝ることにした。
もう一部屋借りようかと思ったが、2人と離れたくなくて、こういう選択になった。
朝になったら、ソフィアの体調はすっかり良くなっていたので、一緒にご飯を食べて、1日中一緒に過ごした。
特に何をするわけでもないが、一緒にいることが心地良かった。
そしたら夕方ごろ、「わたしもこの宿に泊まるわ」とソフィアが言い出す。
「それがいいですね」とリリィも同意した。
その流れで、みんなでソフィアの荷物を取りに行き、ついでにギルドに顔を出して受付嬢にお礼を言う。
「無事で良かったです」との返答をもらったが、
「迷惑をかけてすみませんでした」とみんなで頭を下げた。
「いえいえ!ホントは私が止めるべきだったので!」
受付嬢に依頼受注を止める権利はないようだが、仲間が揃うまで時間を稼ぐことは出来たはず、でも、ソフィアのあまりの剣幕に依頼を受諾してしまって、後悔していた、と話してくれた。
まぁ、彼女に罪はないから、そのことで責めるつもりは毛頭ない。
「そういえば、あの酔っ払いは?」
オレは破壊したジョッキとテーブルの代金を弁償しながら、受付嬢に確認する。
「あの人は町を出たらしいですよ?ライさんに恫喝されたのが効いたんじゃないですか?」
恫喝とは実に物騒だが、そう捉えられることは言っていたな、と振り返る。
今となってはどうでもいいが、腕の2、3本でもへし折ってやろうと思っていたので残念だ。
ギルドでの用事を済ませると、オレたちは宿に戻った。出かける前にソフィアの部屋はとっており、オレたちの隣の部屋で寝泊まりすることになった。
「あの、今日はソフィアと寝てもいいですか?」
「うん、いいよ」
食堂で夕食を食べたあと、リリィがそういうので承諾した。
「ありがとうございます。では、おやすみなさい」
「おやすみ」
「うん、おやすみ」
2人に声をかけて自室に戻る。オレは1人になったので、ベッドに腰掛けて攻略スキルを空中に表示させた。
----------------------------
ソフィア・アメジスト
好感度
100/100
----------------------------
ありがたいことに上限まで上がっている。
でも、命の危険にさらしてしまった責任感から脳天気に喜ぶことが出来ず、その日は静かに眠ることにした。
「はぁはぁ……わたし1人だって、こんなやつ倒せるんだから…」
わたしはギルドで酔っ払いに喧嘩を売られて、そのままこのキマイラレーベの依頼を受けてしまった。
最初はただの酔っ払いだから無視しようと思ったのだが、ライとリリィのことを引き合いに出されたら黙っていることは出来なかった。
「わたしだって、あいつらの仲間なんだから!」
キマイラレーベと対峙しながら叫ぶ。
すでに何発も上級魔法を打ち込んでいるが、あまり効いているようには見えない。ところどころ血は出ているが致命傷という感じではなかった。
キマイラレーベが駆け出して、突進してくる。わたしは防御魔法で受け止めて、そいつを跳ね返した。
「くっ!」
だけど、徐々にMPが減ってきたせいで、完全に防ぎきれず突進の振動が身体に伝わる。
たまらず尻餅をついてしまった。
「はぁはぁ……くそっ、まだ、やれるんだから…」
杖を両手で抱きしめながら、それを頼りに立ち上がる。
そんなとき、森の木陰から1人の男性が飛び出してきた。
「ソフィア!!」
「ライ!?」
なんでここに?とは聞く体力は残っていない。
ライの後ろにはリリィもいた。「ぜぇぜぇ」と息も絶え絶えだ。全力で走ってきてくれたんだろう。
「う、わたし……」
そんな2人を見て、わたしは泣きそうになってしまう。身体は動かない。
「ソフィア!そこから離れろ!」
ライが剣を構えて走ってくる。
「え?」
わたしがそう声を発したときには、わたしの太ももに蛇が噛み付いていた。
さぁっと血の気がひく。
キマイラレーベの毒は猛毒だ。
-主人公視点-
やばいやばいやばい!
ソフィアが噛まれた!
毒が回ったら助からない!
「リリィ!解毒を!」
「はい!すぐに!」
倒れているソフィアにリリィが駆け寄って解毒魔法をかけはじめる。
「てめぇ!」
オレはキマイラレーベと向き合って剣を構える。こいつをどうにかしないとソフィアの治療はできないと判断する。
自分の数倍もある体格の敵、今までにない強敵。
だか恐れはない。
オレの女を傷付けたことを後悔させてやる。
オレは、すぐに駆け出して相手の攻撃をよけ、懐に潜り込んで前足と後ろ足を切りつける。
「まずはてめぇだ!」
そのまま尻尾側に抜けて、尻尾から生えている蛇の頭を切り刻んだ。キマイラレーベは咆哮をあげながら倒れるがまた生きている。
こちらを向いて噛みつこうとしてくるので、それを剣で受け止め、牙を叩き折った。
そこでやっとこいつは逃げようと背を向けたので、背中に乗って剣を突き刺す。
「ライトニング!」
剣づたいに魔力を流し込んで体内に向けて放つ。
やつは一際大きな咆哮を放った、効いている。
「ライトニング!ライトニング!」
やつの背中に乗ったまま、さらに2発叩き込んだ。
そこで、やっと、やつの目から光が失われる。
ズドン、とゆっくりと倒れ込んだ。
そんなことはどうでもいい!
「ソフィアは!?」
すぐにソフィアに駆け寄ると意識はあるようだった。
「ご、ごめんなさい…
わたし、どうしても許せなくって…あいつに言われたこと…だって、2人は仲間だし…
わたしに気を遣って一緒にいてくれてるわけじゃないって…証明したくて…」
「あたりまえだ!バカやろう!リリィ!容体は!?」
「解毒はずっとかけていますが!これは……っ!」
ソフィアの顔は真っ青だ。
「絶対助けるから!死ぬな!」
オレは蛇に噛まれたソフィアの太ももに唇を当て、毒を吸い出す。
「ライ様!いけません!ライ様にも毒が!」
「大丈夫だ!オレにはエリクサーが!」
ああ!そうか!ここでエリクサーを使うのか!
焦りすぎて今やっと気付く。
すぐに箱からエリクサーを取り出し、「ソフィア!これを飲め!」と声をかける。
ソフィアはヒューヒューと短く息をしながら空な目をしている。声は届いていなさそうだ。
「あぁ!くそ!」
オレはエリクサーを口に含み、ソフィアに無理矢理飲ませた。
唇を合わせるとソフィアは抵抗もなく受け入れてくれる。飲む力が残っていないようなので、こちらから送り込んでやる。
コクッと喉が鳴るのを確認してから、何度か同じ行為を繰り返した。
エリクサーの瓶が空になりかけたころ、ソフィアの呼吸は「スースー」と穏やかになっており、顔色もさっきまでより随分と良くなった。
目はつむっている、眠っているようだ。
オレは、瓶に残ったエリクサーを手に取ると、ソフィアの噛まれた太ももに塗り込んでやる。
そうしたら、シューと煙をあげ、たちまち傷が塞がった。エリクサー様々である。
「よ、よかった……」
ソフィアを膝枕しているリリィが泣いている。
それを見て、助かったんだな、と実感した。
「本当に…良かった…」
オレは心の底からそう呟いて、空を仰いだ。
♢♦♢
ソフィアを担いでオラクルに戻ると、オレたちは自分の部屋に向かい、ソフィアを自分たちのベッドに寝かせた。
ソフィアはまだスースーと眠っている。
「本当に良かったです」
リリィがベッドの隣でソフィアの頭を撫でている。とても穏やかな光景だ。
「リリィ、無理に走らせてごめんな?」
「いえ、ライ様1人ならもっと早く走れたのに…すみませんでした」
「ううん、リリィがいなかったら解毒が遅れて最悪なことになってたかもだよ」
そういって抱きしめた。キスはしない、愛情を確かめ合うハグだった。
「んん……ここは?」
「ソフィア!目が覚めたんですね!」
「リリィ?わたし、生きてるの?」
「はい!もちろんです!ライ様が助けてくれました!」
「ライが?」
オレと目が合う。
「でも、どうやって?」
「エリクサーのおかげだよ。それで助かった」
「エリクサー?そんな高価な薬を?わたしなんかのために?」
「わたしなんかってなんですか!心配したんですよ!?」
リリィが泣きながらソフィアに覆いかぶさる。
「え?」
そのリリィの肩を確かめるようにソフィアは両手で掴む。
「わたしたちは仲間でしょう!?いえ!それ以上のはずです!もう1人で危ないことはしないでください!」
「あう、だって……わたし……ご、ごべん…ごべんなさい……
あ、う、う、うぁぁ、うぁぁぁぁ!」
ソフィアはリリィの涙と言葉を聞いて、大きな声で泣き出した。
オレもそれを見て涙を流す。
ソフィアの手に、自分の手のひらを被せると、泣きながら握り返してくれた。
♢
その日、オレたちの部屋のベッドにはソフィアとリリィが寝て、オレは机に突っ伏して寝ることにした。
もう一部屋借りようかと思ったが、2人と離れたくなくて、こういう選択になった。
朝になったら、ソフィアの体調はすっかり良くなっていたので、一緒にご飯を食べて、1日中一緒に過ごした。
特に何をするわけでもないが、一緒にいることが心地良かった。
そしたら夕方ごろ、「わたしもこの宿に泊まるわ」とソフィアが言い出す。
「それがいいですね」とリリィも同意した。
その流れで、みんなでソフィアの荷物を取りに行き、ついでにギルドに顔を出して受付嬢にお礼を言う。
「無事で良かったです」との返答をもらったが、
「迷惑をかけてすみませんでした」とみんなで頭を下げた。
「いえいえ!ホントは私が止めるべきだったので!」
受付嬢に依頼受注を止める権利はないようだが、仲間が揃うまで時間を稼ぐことは出来たはず、でも、ソフィアのあまりの剣幕に依頼を受諾してしまって、後悔していた、と話してくれた。
まぁ、彼女に罪はないから、そのことで責めるつもりは毛頭ない。
「そういえば、あの酔っ払いは?」
オレは破壊したジョッキとテーブルの代金を弁償しながら、受付嬢に確認する。
「あの人は町を出たらしいですよ?ライさんに恫喝されたのが効いたんじゃないですか?」
恫喝とは実に物騒だが、そう捉えられることは言っていたな、と振り返る。
今となってはどうでもいいが、腕の2、3本でもへし折ってやろうと思っていたので残念だ。
ギルドでの用事を済ませると、オレたちは宿に戻った。出かける前にソフィアの部屋はとっており、オレたちの隣の部屋で寝泊まりすることになった。
「あの、今日はソフィアと寝てもいいですか?」
「うん、いいよ」
食堂で夕食を食べたあと、リリィがそういうので承諾した。
「ありがとうございます。では、おやすみなさい」
「おやすみ」
「うん、おやすみ」
2人に声をかけて自室に戻る。オレは1人になったので、ベッドに腰掛けて攻略スキルを空中に表示させた。
----------------------------
ソフィア・アメジスト
好感度
100/100
----------------------------
ありがたいことに上限まで上がっている。
でも、命の危険にさらしてしまった責任感から脳天気に喜ぶことが出来ず、その日は静かに眠ることにした。
169
お気に入りに追加
716
あなたにおすすめの小説
異世界を服従して征く俺の物語!!
ネコのうた
ファンタジー
日本のとある高校生たちが異世界に召喚されました。
高1で15歳の主人公は弱キャラだったものの、ある存在と融合して力を得ます。
様々なスキルや魔法を用いて、人族や魔族を時に服従させ時に殲滅していく、といったストーリーです。
なかには一筋縄ではいかない強敵たちもいて・・・・?
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる