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バニー、さっそくバレました ⑧
しおりを挟む「あぁああっ……!」
「いい、ですか…?」
「ん、あ、いい、きもちいい、です……!あ、あぁ…!」
「私も……木下さんの中、とても、いい……」
膣の入り口を弄ぶようにくるくると肉棒で掻き回され、焦れていると一気に奥まで亀頭を打ち付ける。その何度も繰り返される快楽に腰を震わせていると、課長も鼻にかかるような息をもらした。
課長の抽送はどんどん激しくなり、粘膜同士の摩擦が呼び起こす快楽は、それに比例する様に体の中で増していく。
「木下さん、もう、出そうだ……いい?」
「あ、ん、ん、出して、も、課長だしてぇ……」
背中にかかる課長の呼吸は熱を帯び、余裕を失っているのが分かった。私の秘部と擦れあっている課長の剛直も、先ほどよりも熱く腫れあがり……そろそろ限界であることを告げていた。
「……出しますよ、木下さん」
「ん、あ、はい、あ、あぁ…」
反り上がった課長の陰茎は私の肉壁をえぐり、互いの粘液が混じり合った音は大きく倉庫の中を響いていく。何度も膣の奥を突かれ、私自身も課長をきゅうきゅうと締め付けていることが伝わってきた。
「……ん、あ……くそっ!」
課長は勢いよく私の秘部から剛直を引き抜き……お尻に、生温い液体を不規則に浴びせかけた。ふわっと、課長のオスの匂いが倉庫中に広がっていく。
「……木下さん、大丈夫でした?」
副島課長はポケットからティッシュペーパーを取り出し、私に放った精液を拭っていく。私はお尻を突き出したまま、頷いていた。
「あの……、課長」
「何か?」
「……これで、アレ……内緒にしてくれるんですよね…?」
不安げな私の呟きを聞いた課長は、少しだけ噴き出した。……こんな大変なことになっているのに、今日はあの仏頂面ばかりの副島課長の新しい表情ばかり見ている。
「ええ。……『そのコト』なら心配しなくても大丈夫ですよ」
「良かったぁ……」
ふにゃっと力が抜けた私は、うつ伏せのまま床に崩れ落ちていく。課長は汗ばんだ私の頬を撫で、スラックスのベルトを元に戻していた。
「そのまま、少しだけ休んでいてください。疲れたでしょう?」
「……ありがと、ございます……」
瞼は重たくて、視界を奪って行く。甘い疲れが私の意識をさらに遠くへ引きずり込もうとするのが分かった。課長はそんな私の頭をずっと撫でていた。
意識を失う瞬間、どこか聞きなれた機械の音が聞こえていた。それが何の音なのかなんて、この時は毛頭気にもとめていなかった。
それが、課長によるめくるめく、私という名のバニーちゃんの調教の始まり。
この時はまだ、二人の結末になんて、まるで気にも留めていなかったんだけどね。
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