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54新規契約
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「溜まり溜まっている発注書を私はどうにかしたいのでそれをどうにか出来るなら虫除け効果が大きい方がいいです。」
グッ。と、拳を握って仕事優先。と、意気込んでいるけれどミカエラ嬢にはワザとヘラルド様の地位や身分を教えていない。大公の身分を賜って王位継承権第2位のヘラルド殿下の愛人だと知ったら真っ青になってしまうだろう。地位はこれからも秘匿するだろうし、彼女には職人、技術者として囲っておきたい。魔導師団でも少しずつ技術が着いてきたけれどそれでもまだ彼女程の効力を出すには至っていない。仕事が大量にあるのは商業ギルドに聞けば下手したら来年になるかもしれないと言われている程に順番待ちがあり、彼女が仕事に打ち込めば早くなるくらいに溜まっている。処理も早いようなので実際注文した人間からしたら以外に早く手元に届いて更に追加注文をする人間が増えているとか。
愛人が作業時間を作るのに1番最適ではあるけれど、侯爵家がなんというか…イザーク殿とレオンハルト様、明らかに気にしてる様子でしたし。そして本人はそういうのに興味が無いのか、知識がないのか全く気付いていない。
「勿論恋人を探しても作ってもいいが、守秘義務の事もあるから誰と仲良くなったのかは教えて欲しい。」
「愛人という肩書きで良いのですか?恋人探したりって。」
「肩書きだからその辺は別に。個人の行動をなるべく制限はしたくない。私の方に何か迷惑蒙りそうとか調べたいから連絡だけはして欲しい。」
「誰が誰の愛人なのかな?ミカエラ。」
振り返るといい笑顔のユーリ様がいた。イザーク様は後ろに控えているだけではあるけれど。
「ヒッ…お貴族様面倒臭いという話になりまして…」
ヘラルド様から提示された選択肢を伝える。ユーリはふうん。と、ニコニコしながら自分の席に着く。
「ヘラルド殿、自分の甥より年下の少女を愛人にって趣味ですか?」
「相互虫除けだ。そろそろそういう季節になる。」
「いやいや、ヘラルド殿の嫁希望殺到はいつもの事ではないですか。愛人希望も。」
「…ヘラルド様年齢の割にお顔が整っていらっしゃいますし。」
そうでは無い。と、全員が思ったが、彼女には適度に勘違いを続けて欲しい。その方が関係者には都合がいい。とても都合がいい。貴族として地位を上げたいとか領地が欲しいのでは無く、好きな事だけをしていたい。と、本人がそれしか言っていないし、野心が全くない。必要以上働きたくないとまで言うのだから自由な立場で好きな事だけをしてもらって力、能力、技術だけを借りたい。
「別に肩書き愛人になった所で恋人を作るなとか言ってないから安心したらいい。」
「…じゃあ大丈夫かな。ミカエラ、家貰っちゃってるし。」
家貰って…確かに。報酬で家って多すぎると思ったけれど、可笑しいよね!?家だよ家。貴族の金銭感覚だとそんなもんって勝手に思ってたけど。
「やっぱり家頂くって変ですよね!?」
「値段的に問題ない。」
体裁上問題ありなのでは!?
「いくら報酬の1部とはいえ家にベッドなんて愛人や婚約者に送るものだよ…」
ユーリの説明にそりゃそうだ。と、思いつつ受け取ったのは私だ。ミカエラは受け取ったし突き返すのも出来ない。断るつもりはないけれど。
「値段的に問題ないというのは…」
「私の財布には痛くも痒くもないということだ。」
流石お貴族様。でも立地条件とか家っていいお値段のはず。こんな宝飾品を見てお値段も素敵といって値札をそっと見なかったようにするのとは訳が違うはず…怖くて金貨何枚飛びました?なんて聞けていない。聞くのが怖い。
「…本当ですか?」
「甥っ子二人の教育の出来高が良かったからと思ってくれたら。必要なら契約書も書くが?」
「愛人って契約書交わすんですか?」
ミカエラ以外が顔を逸らして肩を震わせている。どういう意味で解釈しろと?
「お互い守るべき最低限の事だけ決めておいたら…?ミカエラの場合友達が出来たら報告するとか、肉体関係は絶対にしないとか…」
「そうなるのが面倒臭いから私が愛人になるという展開になっていると思うんですけど。」
貴族って本当に面倒臭い。習ったこと以外が出る。ユーリも笑いながら家貰っていて相互に利益があるなら好きにしたらいいと面白がっていた。
「ミカエラって意外と魔導師団や第三騎士団で可愛いとかで狙っている彼女無しの残念な男達には評判なんだよ。」
「言われたことないので」
ユーリ達が貴族の話し方で言ってはダメな表現だけ教えているようで褒め言葉は習っていない。結果、ミカエラは褒められていても褒められたと全く理解していない。
取り敢えず人の目がある中条件を擦り合わせて愛人契約の契約書を作成する。ヘラルドからしたら適度に夜会のパートナーなどをしつつ、その日はそのまま邸でお泊まりでドレス等はヘラルドが準備するということになった。金銭的負担が全くないが報酬もない。
「髪飾りとかは可能なら都度新作を持って来たらいい。いい宣伝になるはずだ。」
「…自信作出来たらそうします。」
「コツは自分が製作者と言わずにプレゼントだと言っておけば更に効果はある。」
知ってる人は知ってるでしょうに。自作をプレゼントなんて言ってて悲しくなるのでは???
グッ。と、拳を握って仕事優先。と、意気込んでいるけれどミカエラ嬢にはワザとヘラルド様の地位や身分を教えていない。大公の身分を賜って王位継承権第2位のヘラルド殿下の愛人だと知ったら真っ青になってしまうだろう。地位はこれからも秘匿するだろうし、彼女には職人、技術者として囲っておきたい。魔導師団でも少しずつ技術が着いてきたけれどそれでもまだ彼女程の効力を出すには至っていない。仕事が大量にあるのは商業ギルドに聞けば下手したら来年になるかもしれないと言われている程に順番待ちがあり、彼女が仕事に打ち込めば早くなるくらいに溜まっている。処理も早いようなので実際注文した人間からしたら以外に早く手元に届いて更に追加注文をする人間が増えているとか。
愛人が作業時間を作るのに1番最適ではあるけれど、侯爵家がなんというか…イザーク殿とレオンハルト様、明らかに気にしてる様子でしたし。そして本人はそういうのに興味が無いのか、知識がないのか全く気付いていない。
「勿論恋人を探しても作ってもいいが、守秘義務の事もあるから誰と仲良くなったのかは教えて欲しい。」
「愛人という肩書きで良いのですか?恋人探したりって。」
「肩書きだからその辺は別に。個人の行動をなるべく制限はしたくない。私の方に何か迷惑蒙りそうとか調べたいから連絡だけはして欲しい。」
「誰が誰の愛人なのかな?ミカエラ。」
振り返るといい笑顔のユーリ様がいた。イザーク様は後ろに控えているだけではあるけれど。
「ヒッ…お貴族様面倒臭いという話になりまして…」
ヘラルド様から提示された選択肢を伝える。ユーリはふうん。と、ニコニコしながら自分の席に着く。
「ヘラルド殿、自分の甥より年下の少女を愛人にって趣味ですか?」
「相互虫除けだ。そろそろそういう季節になる。」
「いやいや、ヘラルド殿の嫁希望殺到はいつもの事ではないですか。愛人希望も。」
「…ヘラルド様年齢の割にお顔が整っていらっしゃいますし。」
そうでは無い。と、全員が思ったが、彼女には適度に勘違いを続けて欲しい。その方が関係者には都合がいい。とても都合がいい。貴族として地位を上げたいとか領地が欲しいのでは無く、好きな事だけをしていたい。と、本人がそれしか言っていないし、野心が全くない。必要以上働きたくないとまで言うのだから自由な立場で好きな事だけをしてもらって力、能力、技術だけを借りたい。
「別に肩書き愛人になった所で恋人を作るなとか言ってないから安心したらいい。」
「…じゃあ大丈夫かな。ミカエラ、家貰っちゃってるし。」
家貰って…確かに。報酬で家って多すぎると思ったけれど、可笑しいよね!?家だよ家。貴族の金銭感覚だとそんなもんって勝手に思ってたけど。
「やっぱり家頂くって変ですよね!?」
「値段的に問題ない。」
体裁上問題ありなのでは!?
「いくら報酬の1部とはいえ家にベッドなんて愛人や婚約者に送るものだよ…」
ユーリの説明にそりゃそうだ。と、思いつつ受け取ったのは私だ。ミカエラは受け取ったし突き返すのも出来ない。断るつもりはないけれど。
「値段的に問題ないというのは…」
「私の財布には痛くも痒くもないということだ。」
流石お貴族様。でも立地条件とか家っていいお値段のはず。こんな宝飾品を見てお値段も素敵といって値札をそっと見なかったようにするのとは訳が違うはず…怖くて金貨何枚飛びました?なんて聞けていない。聞くのが怖い。
「…本当ですか?」
「甥っ子二人の教育の出来高が良かったからと思ってくれたら。必要なら契約書も書くが?」
「愛人って契約書交わすんですか?」
ミカエラ以外が顔を逸らして肩を震わせている。どういう意味で解釈しろと?
「お互い守るべき最低限の事だけ決めておいたら…?ミカエラの場合友達が出来たら報告するとか、肉体関係は絶対にしないとか…」
「そうなるのが面倒臭いから私が愛人になるという展開になっていると思うんですけど。」
貴族って本当に面倒臭い。習ったこと以外が出る。ユーリも笑いながら家貰っていて相互に利益があるなら好きにしたらいいと面白がっていた。
「ミカエラって意外と魔導師団や第三騎士団で可愛いとかで狙っている彼女無しの残念な男達には評判なんだよ。」
「言われたことないので」
ユーリ達が貴族の話し方で言ってはダメな表現だけ教えているようで褒め言葉は習っていない。結果、ミカエラは褒められていても褒められたと全く理解していない。
取り敢えず人の目がある中条件を擦り合わせて愛人契約の契約書を作成する。ヘラルドからしたら適度に夜会のパートナーなどをしつつ、その日はそのまま邸でお泊まりでドレス等はヘラルドが準備するということになった。金銭的負担が全くないが報酬もない。
「髪飾りとかは可能なら都度新作を持って来たらいい。いい宣伝になるはずだ。」
「…自信作出来たらそうします。」
「コツは自分が製作者と言わずにプレゼントだと言っておけば更に効果はある。」
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