中年教師と初恋と調教

熊次郎

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息子の告白②

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いつか話をしようとしていた血の繋がりを知ったことだけでなく、全く気付かなかった拓真の性的趣向の話に衝撃を受け過ぎて、告白のような話の部分が頭からぶっ飛んでいた。

血の繋がりの話はいつかするつもりだった。それより拓真は男が好きなのか?いつから?興味だけでなく本気で?たくさんの質問が喉まで出るが黙って話を聞いた。

『山岡と結衣って幼馴染って知ってた?あいつら実は仲良いんだぜ。』
『えっ?そーなのか?いや、知らなかった。』
山岡と結衣が繋がってるとは思いもしなかった。あの2人が学校で話をしている姿を見たことがない。結衣と付き合ってて、山岡の話は聞いたことがない。どんどんいろんな情報が出て来て俺はパニック状態だ。

『山岡には真田先生が親父だとは話してない。てか、親父じゃないか。』
『俺は、、、。』
俺が言葉を発しかけた時、拓真は続けた。
『ただ、真田先生のこと好きだって話はした。山岡もイケるってなって、、、。
真田先生とsexが出来る方法があるって言われて、一回だけでいいからとお願いしたら、あの日体育倉庫に連れてかれた。』

『目隠しで山岡に射精させられる親父を見て理性がぶっ飛んだ。山岡と何の話をしてるか分からなかったけど、親父もゲイかもしれないと思ったらすげぇ興奮して無我夢中でsexした。
最後俺が寝てる時、山岡とsexしてただろ?横でsexして感じてる親父を薄目で見て俺は興奮してた。でも、親父は山岡のことが好きなのかもってその時思ってしまって、、、。』
『そんなことある訳ない!』
俺は叫び顔を上げた。山岡とのsexがバレていたことに驚きながら。

『後から山岡から脅しのネタを聞かされて、俺は後悔した。知らなかったとは言え、俺は親父を脅してレイプしてた。今更だけどごめん。ほんとごめん。』
俺の目を見て何度も頭を下げる拓真。
『いや、気にするな。』
精一杯の返答。今となっては俺自身が求めていた行為かもしれなかったと思いながら。

『脅しの話を聞いて山岡にも二度としないと固く約束してた。それから山岡と連絡がつかない日があるなって、ずっと思ってたけど気にしてなかった。でもあの日、胸騒ぎがして体育倉庫に行ったんだ。』
『そうか。それで、、、。』
モヤモヤしたことが次々と消化されていった。

結衣は直接俺との話をしてないかもしれない。何かのきっかけで山岡は気付いて、脅しのネタに使ったんだろう。
そして、拓真があの日以来俺を避けてたこと、山岡に呼び出されても拓真がいなかったこと、不思議に思っていたことが一気に解決した。

ぎゅっ。
『拓真、話してくれてありがとう。』
俺は腕枕をされている拓真を引き寄せハグをした。拓真は勇気を出して話してくれた。

『親父、、、。』
ぎゅっ。
拓真も俺の脇に手を回しハグをしてきた。

『ちゃんと話せてスッキリした。』
拓真が仰向けにもどる。俺の右で腕枕をされながら俺の左手をぎゅと握る。俺もぎゅと握り返した。
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