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『 LOVE YOU!』65

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65.☑
 " Mail メール "

 楽しい一日を過ごして浮かれていたけれど翌日から
連続して、彼らが公園に姿を現すことはなかった。


 彼には彼の都合もあるだろうしと、香は辛抱強く週末まで
自分から連絡を取らずにいた。

 けれど、流石に週末になるとそんな気遣いなどしていられなくなり
香は思い切って神谷にメールを入れてみることにした。

 返事はすぐには来なかった。

 2時間ほどして、返信があった。

 『次はいつ頃来ますか? 』


 『分かりません』


 これだけ? 
 分かりませんって、、どいうこと?


 『何かありました? 』


 『取り込み中なので、何度もメールしてくるの止めてくださいよ』


 『いや、気になりますから・・理由教えてください』


 『取り込み中は、取り込み中なんですよ、、じゃあ』

 神谷が素直な性格じゃないことを知ってる香は、突っ込んで
聞かずにはいられなかった。


 おかしい、何かおかしい・・。

 『家、教えてください。子供たちに会いに行きますから』

 『あなた強引な人だな・・』

 『子供たちに何かあったんじゃないんですか? 』

 『どうもありませんよ! 』

 あったのは、俺だよ。
 神谷は呟くのだった。

 『早く家、教えて下さい』


             ・・・・・


 神谷の自宅は案外と公園から近く、住所と簡単な道順の
説明書きが届いた、


 住宅の少ない所に住んでいた為、すぐに家は見つかった。
 駐車場も2台分あって、助かった。



 私はインターホンを鳴らさず玄関ドアを開けた。

 入ってすぐに玄関から見えた光景・・
   
 


 
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