9 / 24
『プロポーズされてません♡』9
しおりを挟む
9.
杏 side:
私たちの間に・・私に・・
彼に手作りチョコを渡せる来年のバレンタインデーが果たしてあるのか?
そう思い。
つい先だってまでは、また次のデートのお誘いがあればいいのに
と願ったものだ。
今は、お誘いがあってもこれが最後のデートなのかも、と
心配が先に立つばかり。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ドライブ、海デートまでの一週間、坂口さんが多忙だった為
会社帰りのカフェ立ち寄りは一度もなく過ぎていった。
そしてやっと迎えたドキドキの土曜日
自宅の近くまで迎えに来てもらい、出発した。
都心の海がいいか、田舎の海がいいかと聞かれて、私は
静かな田舎の海がいいと答えた。
メリケンパークなんかも、特に夜景が綺麗だと聞いては
いたけれど・・・なんか、今は凪いだ静かな浜辺がいいなって
思えたから。
公園やミニ動物園なんかも併設されていて、チマチマっといろいろ
楽しめて、久しぶりに孔雀見たぁー。
寒い時期ってこともあるのかなぁ、寂れた感があって、そこも良かった。
歩くだろうなって思ってたから今回の装いは、ネイビーの丈短め
生地軽めのロングコートとカジュアルなデニムパンツと白いスニーカー
にした。 バッグは斜めに掛けられるもの。
話してると時間を忘れて、結構私たちは歩いた。
靴はスニーカーで正解だった。
杏 side:
私たちの間に・・私に・・
彼に手作りチョコを渡せる来年のバレンタインデーが果たしてあるのか?
そう思い。
つい先だってまでは、また次のデートのお誘いがあればいいのに
と願ったものだ。
今は、お誘いがあってもこれが最後のデートなのかも、と
心配が先に立つばかり。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ドライブ、海デートまでの一週間、坂口さんが多忙だった為
会社帰りのカフェ立ち寄りは一度もなく過ぎていった。
そしてやっと迎えたドキドキの土曜日
自宅の近くまで迎えに来てもらい、出発した。
都心の海がいいか、田舎の海がいいかと聞かれて、私は
静かな田舎の海がいいと答えた。
メリケンパークなんかも、特に夜景が綺麗だと聞いては
いたけれど・・・なんか、今は凪いだ静かな浜辺がいいなって
思えたから。
公園やミニ動物園なんかも併設されていて、チマチマっといろいろ
楽しめて、久しぶりに孔雀見たぁー。
寒い時期ってこともあるのかなぁ、寂れた感があって、そこも良かった。
歩くだろうなって思ってたから今回の装いは、ネイビーの丈短め
生地軽めのロングコートとカジュアルなデニムパンツと白いスニーカー
にした。 バッグは斜めに掛けられるもの。
話してると時間を忘れて、結構私たちは歩いた。
靴はスニーカーで正解だった。
1
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
雨音と恋
菅井群青
恋愛
取引先からの帰り道に昔恋心を寄せていた会社の同僚と雨宿りをすることになった。
降りしきる雨は止まない。
雨音に包まれた私たちは互いの温もりに目を瞑る。
やっぱりあなたが好き──
後半はエロ注意でお願いします。
※本編は完結です。また後々番外編予定です
年下の彼氏には同い年の女性の方がお似合いなので、別れ話をしようと思います!
ほったげな
恋愛
私には年下の彼氏がいる。その彼氏が同い年くらいの女性と街を歩いていた。同じくらいの年の女性の方が彼には似合う。だから、私は彼に別れ話をしようと思う。
フローライト
藤谷 郁
恋愛
彩子(さいこ)は恋愛経験のない24歳。
ある日、友人の婚約話をきっかけに自分の未来を考えるようになる。
結婚するのか、それとも独身で過ごすのか?
「……そもそも私に、恋愛なんてできるのかな」
そんな時、伯母が見合い話を持ってきた。
写真を見れば、スーツを着た青年が、穏やかに微笑んでいる。
「趣味はこうぶつ?」
釣書を見ながら迷う彩子だが、不思議と、その青年には会いたいと思うのだった…
※他サイトにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる