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ハンニバルの3分クッキング
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ここはアメリカの住宅街の中にある民家の中。子供を含む一家全員が惨殺され、無残な死体が転がっている。
「ひゃははははッ! 獲物を狩る気分は最高だな! 今回も良い収穫だったぜ!」
「フフ……これで5家族目ね。今頃警察たちも必死になってるんだろうけど、改造人間となったあたしたちに勝てるわけないわ」
「そうだぜ。警察なんぞ俺たちの敵じゃねぇんだよ!」
16~17歳ほどの2人組の少年少女がいる。彼らはストリートギャングだ。
かつて改造人間を生み出していた生物兵器研究所は、今から20数年前に廃墟となった。
しかし、生物兵器を生み出す技術は完全には途絶えておらず、闇ルートを通じて肉体強化を施す人間もいる。彼らもその一部の人間ということだ。
「ピンポーン! ピンポーン!」
民家にインターホンが鳴った。
「ちょっと待ってろ。片づけてくる」
少年はアサルトライフルを持ちながら玄関へ向かって歩いていく。
少年がドアノブを回した瞬間、ドアの向かい側から衝撃が走り、ドアは少年に向かって勢いよく吹っ飛んだ。
「うわあああ!」
少年はドアと共に吹っ飛ばされ、玄関の向かい側の壁に叩きつけられた。
「大丈夫!? 何があったの?」
別の部屋にいた少女は少年の叫び声を聞いて彼の元へ駆け寄る。
すると、外から巨大なバズーカを持った大柄で筋肉質な男が入ってきた。
身長2メートルを軽く超える巨体、茶髪で赤い瞳を持つ野性的な風貌で、軍の戦闘服を着ている。
彼の名はハンニバル・クルーガー中将。かつて荒廃した世紀末の時代を生き抜いてきた軍人だ。
生物兵器研究所で生み出された最高傑作の人間兵器であり、常人を遥かに凌ぐ筋力・身体能力・回復力を持つ。
壮年となった今も力の衰えを感じさせないどころか、若き頃よりも強い戦闘力を持っている。
「う、うわああああ!」
少年はアサルトライフルを構え、ハンニバルへ向けて銃を乱射するが、ハンニバルには傷一つ付かない。
ハンニバルはゆっくり歩き、少年少女と距離を詰めたところで2人の頭部をそれぞれ右手と左手で掴んだ。
少年少女は恐怖で大きく震えている。
「どうだ? 狩られる者になった気分は?」
「た、助けてくれ! 俺たち孤児が生きていくにはこうするしかなかったんだ!」
「そ、そうよ! 生きていくために仕方なかったのよ!」
「人を殺していいのは殺される覚悟のある奴だけだ。俺はガキだからって容赦しねーぞ」
ハンニバルは怯える2人の頭部を持ち上げ、狂気に満ちた表情で語り始める。
「本当はてめぇら2人とも生まれてきたことを後悔するくらい痛めつけてやりたいけどよ、今回は時間が無ぇから手短に済ませるぜ。てめぇらみたいなクソガキでも食料になれるんだ。ありがたく思え」
ハンニバルはそう言うと、手に持っている少年少女の頭部をぶつけて押し潰した。
そして、少年少女の死体を軍事基地へ持ち帰っていったのであった。
――ここは軍事基地の中にある広々とした調理室。
そこには先ほど始末した少年少女の死体が全裸の状態で寝かされている。
「よく来たな、お前ら。今回はこのストリートギャングのガキどもの肉を使って調理するぜ」
「イエーイ! 待ってました! ハンニバル中将!」
人肉料理好きな変態兵士たちが集まり、ハンニバルの料理を楽しみに待っていた。
ハンニバルが最初に披露するのは、下ごしらえも兼ねた人間解体ショーだ。
ハンニバルは人体解体用の包丁を手に持ち、慣れた手つきで素早く少年少女を解体していく。その様子を兵士たちは歓喜の声を上げながら眺めていた。
不要な臓器を取り除き、食べやすい大きさに切り終えたところで、その肉を水と一緒に大きな鍋に入れてしばらく煮込む。
肉を煮込んでいる間に、ジャイアントコーン、みじん切りの玉ねぎ、皮を剥いだにんにく、各種ハーブを別の鍋に入れて煮込んだ。
煮込み終えた野菜は鍋から取り出し、保存容器に入れておく。
そして肉の灰汁を出し切った頃に、肉を野菜の入っていた鍋に移し替え、野菜とハーブの出汁で煮込む。
煮込み終えたら肉とスープを取り出し、茹でた野菜と一緒に盛り付け、塩、オレガノ、唐辛子パウダーで味付けをすれば完成だ。
ハンニバル特製、人肉ポソレが出来上がった。人肉の臭みは野菜とハーブの出汁で抑えられており、見た目は普通の肉料理と変わらない出来栄えだ。
ハンニバルと兵士たちは人肉料理を美味しく頂いた。
「これは我ながら上手く出来上がったな。お前ら、味はどうだ?」
「ハンニバル中将、これめっちゃうまいです! こんな素晴らしい料理をありがとうございます!」
「この肉は柔らかいから女の子の肉かなぁ~? 若い女の子の肉を食えるなんて最高ッス!」
人肉料理は兵士たちに大好評で、人間2人分の人肉すらもあっさり完食した。
殺戮と略奪を繰り返してきたストリートギャングの少年少女は、最期に軍人たちの腹を満たすことで役に立ったのであった。
「ひゃははははッ! 獲物を狩る気分は最高だな! 今回も良い収穫だったぜ!」
「フフ……これで5家族目ね。今頃警察たちも必死になってるんだろうけど、改造人間となったあたしたちに勝てるわけないわ」
「そうだぜ。警察なんぞ俺たちの敵じゃねぇんだよ!」
16~17歳ほどの2人組の少年少女がいる。彼らはストリートギャングだ。
かつて改造人間を生み出していた生物兵器研究所は、今から20数年前に廃墟となった。
しかし、生物兵器を生み出す技術は完全には途絶えておらず、闇ルートを通じて肉体強化を施す人間もいる。彼らもその一部の人間ということだ。
「ピンポーン! ピンポーン!」
民家にインターホンが鳴った。
「ちょっと待ってろ。片づけてくる」
少年はアサルトライフルを持ちながら玄関へ向かって歩いていく。
少年がドアノブを回した瞬間、ドアの向かい側から衝撃が走り、ドアは少年に向かって勢いよく吹っ飛んだ。
「うわあああ!」
少年はドアと共に吹っ飛ばされ、玄関の向かい側の壁に叩きつけられた。
「大丈夫!? 何があったの?」
別の部屋にいた少女は少年の叫び声を聞いて彼の元へ駆け寄る。
すると、外から巨大なバズーカを持った大柄で筋肉質な男が入ってきた。
身長2メートルを軽く超える巨体、茶髪で赤い瞳を持つ野性的な風貌で、軍の戦闘服を着ている。
彼の名はハンニバル・クルーガー中将。かつて荒廃した世紀末の時代を生き抜いてきた軍人だ。
生物兵器研究所で生み出された最高傑作の人間兵器であり、常人を遥かに凌ぐ筋力・身体能力・回復力を持つ。
壮年となった今も力の衰えを感じさせないどころか、若き頃よりも強い戦闘力を持っている。
「う、うわああああ!」
少年はアサルトライフルを構え、ハンニバルへ向けて銃を乱射するが、ハンニバルには傷一つ付かない。
ハンニバルはゆっくり歩き、少年少女と距離を詰めたところで2人の頭部をそれぞれ右手と左手で掴んだ。
少年少女は恐怖で大きく震えている。
「どうだ? 狩られる者になった気分は?」
「た、助けてくれ! 俺たち孤児が生きていくにはこうするしかなかったんだ!」
「そ、そうよ! 生きていくために仕方なかったのよ!」
「人を殺していいのは殺される覚悟のある奴だけだ。俺はガキだからって容赦しねーぞ」
ハンニバルは怯える2人の頭部を持ち上げ、狂気に満ちた表情で語り始める。
「本当はてめぇら2人とも生まれてきたことを後悔するくらい痛めつけてやりたいけどよ、今回は時間が無ぇから手短に済ませるぜ。てめぇらみたいなクソガキでも食料になれるんだ。ありがたく思え」
ハンニバルはそう言うと、手に持っている少年少女の頭部をぶつけて押し潰した。
そして、少年少女の死体を軍事基地へ持ち帰っていったのであった。
――ここは軍事基地の中にある広々とした調理室。
そこには先ほど始末した少年少女の死体が全裸の状態で寝かされている。
「よく来たな、お前ら。今回はこのストリートギャングのガキどもの肉を使って調理するぜ」
「イエーイ! 待ってました! ハンニバル中将!」
人肉料理好きな変態兵士たちが集まり、ハンニバルの料理を楽しみに待っていた。
ハンニバルが最初に披露するのは、下ごしらえも兼ねた人間解体ショーだ。
ハンニバルは人体解体用の包丁を手に持ち、慣れた手つきで素早く少年少女を解体していく。その様子を兵士たちは歓喜の声を上げながら眺めていた。
不要な臓器を取り除き、食べやすい大きさに切り終えたところで、その肉を水と一緒に大きな鍋に入れてしばらく煮込む。
肉を煮込んでいる間に、ジャイアントコーン、みじん切りの玉ねぎ、皮を剥いだにんにく、各種ハーブを別の鍋に入れて煮込んだ。
煮込み終えた野菜は鍋から取り出し、保存容器に入れておく。
そして肉の灰汁を出し切った頃に、肉を野菜の入っていた鍋に移し替え、野菜とハーブの出汁で煮込む。
煮込み終えたら肉とスープを取り出し、茹でた野菜と一緒に盛り付け、塩、オレガノ、唐辛子パウダーで味付けをすれば完成だ。
ハンニバル特製、人肉ポソレが出来上がった。人肉の臭みは野菜とハーブの出汁で抑えられており、見た目は普通の肉料理と変わらない出来栄えだ。
ハンニバルと兵士たちは人肉料理を美味しく頂いた。
「これは我ながら上手く出来上がったな。お前ら、味はどうだ?」
「ハンニバル中将、これめっちゃうまいです! こんな素晴らしい料理をありがとうございます!」
「この肉は柔らかいから女の子の肉かなぁ~? 若い女の子の肉を食えるなんて最高ッス!」
人肉料理は兵士たちに大好評で、人間2人分の人肉すらもあっさり完食した。
殺戮と略奪を繰り返してきたストリートギャングの少年少女は、最期に軍人たちの腹を満たすことで役に立ったのであった。
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