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第2部 最終パート 希望の闇と絶望の光

第三十七話 希望の闇

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ドォォォォォォ...............

レプリカ「!?なんだ!」

クロス達にトドメを刺そうとした瞬間、クロスとそして瓦礫に埋もれていたフローズからオーラが現れる

クロス「................」

レプリカ「ば.......馬鹿な.........さっきまで死にかけていた君たちに何故そんな力が.......」

レプリカ「!!........君......まさか、リミットブレイク......限界を突破したのか!?」

リミットブレイク(限界突破)

英雄の力にはあるところで限界が来る、これが勇者と英雄との違いとも言える、
しかし、英雄には己の壁を乗り越える力があり、それを乗り越えた者は..........

クロス「英雄武装」

フローズ「英雄武装」

クロス「魔王」

フローズ「闇武装」

レプリカ「何!?」

クロスは自身の英雄武装の他に魔王の力を取り入れ、黄金の鎧が漆黒に染まる

フローズも自身の英雄武装に四天王シルフィが持つ闇武装を更に纏い純白の武装から青黒い色と化した

レプリカ「.................馬鹿な!ありえない!英雄の力以外を何故使える!?」

クロス「?..........何を言っているんだ?それ以外の力を使えるわけないじゃないか?」

レプリカ「じゃあ何故その姿になれる!?」

フローズ「簡単な話よ、人間にとっての英雄は私達だけど........」

レプリカ「.........!!まさか.........!!」

クロス「魔族にとっての"英雄"って誰なんだろうな?」

全ての種族の英雄の力を使う事が出来る。

レプリカ「死に損ないガァァァァァ.....いつもいつも僕の邪魔ばかりしてぇぇぇぇぇ.......」

フローズが赤黒い剣を構えながら、クロスの隣に行く

レプリカ「今度こそ.....貴様を殺す!」

血のような目をさらに鈍く光らせる、多分先ほどよりもさらに魔力を高めたのだろう。

クロス「それはこっちの台詞だ、ここでお前を完全に葬り、あいつらの......いや、"俺たちが"成し遂げられなかったことを成し遂げる!」

クロスも真紅の剣を出し構える

レプリカ「僕は負けない.....アリアがいる限り、誰にも復讐は止められない.......絶望に飲まれて朽ち果てろ!」

フローズ「これが、本当の最終決戦よ!レプリカ!!」

クロス.フローズ
「はぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

レプリカ「何!?」

2人で同時に攻める、レプリカはそれに攻撃をするが、最も容易く躱し、

レプリカ「ガハァ!?」ザンッ

斬撃を与える

クロス「ダブル」

フローズ「フレアソード!」

先程までと違う2人に驚き、大きな隙を作る、そこをすかさず狙って攻撃する

炎を纏わせる、それは紅く綺麗な色ではなく、地獄の業火のように禍々しく燃え上がる。

レプリカ「グウッ!!」

油断し、もろにくらう、それは斬られた後も全身を激しく燃やし続ける、まるで魂が燃え尽きるまでの燃え続けるような感じに見える。

レプリカ「調子になるなぁぁぁ!!!」

その炎を自身の力で解き放ち

レプリカ「ヴォーテクス!」

シルフィが使っていた技を使う

レプリカ「僕は神だ!どんなものだって使える!!」

しかし、その威力は桁違いで、
辺り一面を漆黒の闇に包みながら爆発する

先程の2人ならこれで確実に死んでいただろう.....

先程の2人なら..........の話である。

レプリカ「な!?」

グエン、シルフィ、ミク、メミル、セシルを庇いながらな平然と立っている

クロス(これが、前世の俺の力、いや、それだけなら今の攻撃には耐えられない)

フローズ(過去と未来、前世と今世、2つの力が1つになっているからこそ私達は立っていられる)

レプリカ「くくく......あははは.......」

突然笑い出すレプリカ、それを怪訝そうに見ながらレプリカは言う

レプリカ「いいね、いいねぇ、最っ高だねぇ、ただの蝿かと思ったけど、中々楽しめそうじゃないかぁ」

レプリカは不気味に笑う

クロス「笑っていられるのも今のうちだ」

フローズ「ここからが私たちの反撃よ.....!!」

クロス「アカシックレコード!」

更に進化した力で2人の力を上げる

フローズ「エクスプージョン!」

大地に亀裂が走り、レプリカのところで止まり、紅き爆裂がレプリカを襲う

レプリカ「グウッ!?」

予想を超えるダメージに驚くレプリカ、そして

レプリカ「どうした?こんなもんかぁ!?」

レプリカ「カルネージ•レイ!」

今度はグエンの使っていた技を、赤黒いレーザーがこちらを襲う

クロス「くっ.........!!」

フローズ「ガハァ!!」

瞬時に躱そうとするが、シルフィの技同様、更なるパワーアップによりスピードも桁違いの速さとなって、避けきれず、大ダメージを受ける

レプリカ「これで終わりだ!”神殺しの咆哮”」

シルフィが一瞬にしてやられた技をもろにくらう

クロス「ガァァァァァ!!!!!!!!!??????」

フローズ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!????????」

レプリカ「所詮は人間、この程度の力で神に争うからこうなるのだ」

2人は倒れ.......そのまま力尽き......

クロス.フローズ
「英雄の証......決意!」

る直前に決して諦めぬ強き想いが彼らの心を突き動かす!

レプリカ「小癪なぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

レプリカ「World end!!!!」

クロス達の前世でも今世でも聞いた事のない言語で叫ぶとレプリカ、そして..........

レプリカの最恐の技が炸裂する!

自身にもダメージを負うがそれの数100倍ものダメージを相手に与える、そしてそれは大気を揺るがし、文字通り世界の終わりを彷彿させるものとなった

レプリカ「ハァハァハァ........くくくあははは!!!!」

辺り一面が瓦礫の山となった、日が暮れ、夜空が赤い空となっている、それはまるでこの世の終わりを表しているようであった。

レプリカ「これで邪魔者はいなくなった!さあ、今度こそ人間共に復讐を.........」

クロス「まだだ!!」

フローズ「決意!!」

レプリカ「クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

2人は他の仲間を庇い、そして安全な場所に置いてから、レプリカを正面から攻める!

2人の武装は完全に解けるが、真紅の瞳がその揺るぎない決意を表す!

レプリカ「くそ!......体が......!!!」バチチ...

先程の技の反動で、動けないレプリカ
、そこをクロスとフローズが畳み掛ける

クロス.フローズ
「天衣無縫斬!」

紅き剣を投げる

レプリカ「たかが2本の剣を投げただけで何をしているw」

動けない状態の中、挑発するレプリカ

クロス「..........誰が2本だけと言った?」

レプリカ「.....何!?」

フローズ「今の私達を舐めないことね!」

そう言うと、数多の紅き剣を出し、縦横無尽に斬りかかる、今の動けないレプリカにとって、最悪の攻撃であった。

ががががががががががが........剣の凄まじい音が響き渡る。

レプリカ「クゥゥゥゥゥゥゥゥゥ................!!!!!!!」

少しずつ形勢が逆転する.........

クロス「まだまだ、これからだレプリカァ!」

フローズ「私達人間の力を思い知れ!」

..........運命が変わろうとしている

————————————————————
最早題名と全く違うものになってしまった....。




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