51 / 84
第2部 その1 幼馴染み達が冒険についてくるが別にどうでもいい
第十話 幸せなひと時
しおりを挟む
その後村の広場へ行き、クロスはフローズを含めミク達とも再び婚約関係になった事を話した。
もちろんみんな驚いたが、クロス自身が英雄として勇者マンルを倒した話も出始め今は色んな人達にあれやこれやと質問責めにあっている。
ミク「.........凄い人集りね」
メミル「そりゃあ、あの親善試合を見たんだから誰だって驚くわよ」
セシル「やっぱりそうだよね、私だって未だに実感ないもん」
フローズ「フフッでもクロス楽しそう」
女性陣は少し離れた所でクロスの様子を見ていた。
両親達は今度こそ歓迎するためにと食材を買いに行っている、前回はマンルのせいで悲惨な目に遭ったので、今度こそ!と意気込んでいる。
女性陣はまだまだ時間がかかりそうだと思ったので、フローズのために村を案内していた。
フローズには前世の記憶もあるため最低限の知識はある、それでもこの世界で17年間王族として暮らしているため、このようなのどかな景色をあまり見たことがないため、非常に喜んでいた。
様々な所を案内して、最後にクロスの家、ミク達の家を紹介した。
フローズ(ここがこの世界で暮らしたクロスの家か)
ミク「フローズ様にしたらちょっと田舎過ぎましたか?」
まじまじと見ていた為、気に入ってないのでは?と気を使ってくれるミク
フローズ「いえ、ここでクロスが暮らしていたんだなぁと思ってまして」
メミル「そうですね、小さい頃に拾われてから、もう数十年、色々ありましたね」
セシル「ええ、私達も良かれと思ってやっていたことが、あそこまでクロスを追い込んでいたなんて」
そう言って顔を下げる、彼女達にとってここは楽しい日々を思い出す反面、己の過ちを思い出させる場所でもある。
そんな姿を見てフローズは言った
フローズ「でも、私は貴女達に感謝していますよ?」
ミク「フローズ様?」
フローズ「もし貴女達がそんな人でなければ、私はクロスと出会わなかった、そして勇者マンルに勝てなかった、貴女達はずっとあの屑の性処理道具として一生生きていたかもしれない、そう考えると今の私達がいるのは、過去の後悔によるものなんです、貴女達が犯した罪は消えないけれど、更なる悲劇を止めることが出来た、そう思えばいいのです。」
メミル「フローズ様」
セシル「フローズ様」
彼女の言葉にミク達は心を打たれた。
そう、彼女達の束縛がなければ彼は森に行かなかった、そうすれば前世の記憶も戻らず、ミク達はずっとマンルに寝取られたまんまだった、今こうしてまたクロスといられるのは単に昔の彼女達の束縛のおかげでもある、それが許されるわけではないが、それがあってのこの未来だと言うのを実感できた。
そう考え耽っていると、
クロス「テメーら、よくも俺を見捨てたなぁ......」ニコ
フローズ「あ」
ミク「やべ」
メミル「すっかり忘れてた」
セシル「ごめんね」
クロス「....................」ニコ
女性陣「.............」ニコ
クロス「油風呂に入りたい奴から前に出ろ」
フローズ「それ本当に死んじゃうから!?」
ミク「てか、しょうがないじゃん!あたし達は蚊帳の外だったんだから!」
メミル「うんうん、しょうがないしょうがない!」
セシル「だから義兄落ち着いて、ね?」
クロス「.........」
クロス「はあ、まぁそうだよな、ずっと話しかけられて疲れたからつい、すまなかった」
どうやら落ち着いてくれたようだ、しかし、もしこれで許してくれなかったらと考えるとゾッとするので考えるのをやめた
ミク「とりあえず家に入りましょ?お父さん達は買い物に行っていないからそれまでは部屋でゆっくりしてましょ?」
クロス「それもそうだな、んじゃ久しぶりの我が家に入りましょうか」
そう言って家の中に入る、そこは前と変わらない自分達の家の中だった
クロス「.....帰ってきたんだな」
ミク「ええ、懐かしい匂いがする」
メミル「なんか何十年も家に帰ってきてなかった感じね」
セシル「本当は数ヶ月振りなのにそんなにも長く感じる程、色々あったからね」
フローズ(ここがクロスの家の中か、昔暮らしていた家と似ている)
そして5人は2階に上がりクロスの部屋に入った
クロス「5人だと狭いな」
フローズ「まぁいいんじゃない?私は気にしてないし」
メミル「だからクロスと部屋をくっつけようって言ったのに」
セシル「それで壁を壊してこっ酷く叱られたの忘れたの?」
メミル「ちょっとセシル!?」
クロス「ハハッそう言えばそんな事もあったなw」
メミル「クロスまで!?」
ミク「メミル、貴女ねぇ」ドン引き
セシル「部屋と部屋をくっつけようと道を作ってた貴女に言われたくない」
ミク「ちょ!それは言わないでよ!?」
クロス「確かそれで雨の日にもずっと道作ってて風邪ひいたんだっけ?ハハッ懐かしいな」
ミク「ちょっと忘れなさいよ!?」
フローズ「フフッ本当に仲が良いわね、みんな」
クロス「.....だな、なんで忘れてたんだろ」
そう言って上を見るクロス、それに同じてミク達も少し表情が暗くなった。
クロスを追い込み、こんななんと変哲もない日常を忘れさせる程追い込んだ事を彼女達は悔やんでいる、例え誰がなんと言おうともこれは暫く続くだろう。
クロス「すまん、ちょっと暗くしすぎた」
この空気に耐えきれなくなり、話出すクロス
フローズ「ううん、私の方こそごめんなさい、ちょっとヤキモチ妬いちゃって」
ミク「......フローズ様も可愛い一面あるんですね?」
フローズ「ちょ、どう言う事!」
メミル「確かにフローズ様って最初はザお姫様って感じでしたけど」
セシル「今は私達と同じ女の子って感じですね♪」
クロス「それと大食いだしな」
ミク「ああ、あの姿を見た時は驚いたなぁ、あんなにあった食材がなくなるなんて。」
メミル「王女様なんて思わなかった」
セシル「ただの大食らい」
フローズ「酷い!」
そうしてみんなで笑う、他愛もない話だが、つい前までは叶うことのなかった光景だ
そうこうしているうちに、クロスとミクの両親が帰きた
クロス「よし!では俺も手伝いに行こうかな?」
フローズ「んじゃあ、私も」
クロス「いや、フローズはここでミク達が調理場に行かせないようにしといてくれ」ひそひそ
フローズ「え?なんで?」ひそひそ
クロス「........いいから....頼む」ひそひそ
フローズ「....まぁ、クロスが言うなら、わかったわ」ひそひそ
クロス「ありがとう」ひそひそ
ミク「なんの話してんの?」
クロス「ん.....ああ、俺は調理場に行くから時間になったら呼ぶからそれまで”ミク達と”待機してくれって頼んだんだ。」
メミル「?...なんで私達も残るの?私達も行くわよ」
クロス「いや、許してもらったとは言え、まだまだ時間がかかる、今回は俺1人で行くから.....な?」
セシル「.......なんか怪しいけど、その通りだから、わかったわ義兄さん今回は素直に待つわ」
クロス「ありがとう、みんな」
クロス(これでよし!両親達は分かってるから安心だな)
こうしてクロスは未然に殺人を防ぐことができた、ミク達の料理は未だに人が食える物ではない、昔料理の仕方を教えて貰っていたらしいが、信用できるものではない。
そしてクロスが手伝いに来た時にまず言われたのが、客人扱いのクロスが何故来たのかではなく、しっかりとミク達が来ないように説得したかと最初に言われた。
しっかりと対策を立てたと言った時は今日1番の緊張が解れたかのように、とても大きなため息を吐いた
————————————————————
Twitter始めてみましたが、あんまりよくわからない、今日この頃です。
もちろんみんな驚いたが、クロス自身が英雄として勇者マンルを倒した話も出始め今は色んな人達にあれやこれやと質問責めにあっている。
ミク「.........凄い人集りね」
メミル「そりゃあ、あの親善試合を見たんだから誰だって驚くわよ」
セシル「やっぱりそうだよね、私だって未だに実感ないもん」
フローズ「フフッでもクロス楽しそう」
女性陣は少し離れた所でクロスの様子を見ていた。
両親達は今度こそ歓迎するためにと食材を買いに行っている、前回はマンルのせいで悲惨な目に遭ったので、今度こそ!と意気込んでいる。
女性陣はまだまだ時間がかかりそうだと思ったので、フローズのために村を案内していた。
フローズには前世の記憶もあるため最低限の知識はある、それでもこの世界で17年間王族として暮らしているため、このようなのどかな景色をあまり見たことがないため、非常に喜んでいた。
様々な所を案内して、最後にクロスの家、ミク達の家を紹介した。
フローズ(ここがこの世界で暮らしたクロスの家か)
ミク「フローズ様にしたらちょっと田舎過ぎましたか?」
まじまじと見ていた為、気に入ってないのでは?と気を使ってくれるミク
フローズ「いえ、ここでクロスが暮らしていたんだなぁと思ってまして」
メミル「そうですね、小さい頃に拾われてから、もう数十年、色々ありましたね」
セシル「ええ、私達も良かれと思ってやっていたことが、あそこまでクロスを追い込んでいたなんて」
そう言って顔を下げる、彼女達にとってここは楽しい日々を思い出す反面、己の過ちを思い出させる場所でもある。
そんな姿を見てフローズは言った
フローズ「でも、私は貴女達に感謝していますよ?」
ミク「フローズ様?」
フローズ「もし貴女達がそんな人でなければ、私はクロスと出会わなかった、そして勇者マンルに勝てなかった、貴女達はずっとあの屑の性処理道具として一生生きていたかもしれない、そう考えると今の私達がいるのは、過去の後悔によるものなんです、貴女達が犯した罪は消えないけれど、更なる悲劇を止めることが出来た、そう思えばいいのです。」
メミル「フローズ様」
セシル「フローズ様」
彼女の言葉にミク達は心を打たれた。
そう、彼女達の束縛がなければ彼は森に行かなかった、そうすれば前世の記憶も戻らず、ミク達はずっとマンルに寝取られたまんまだった、今こうしてまたクロスといられるのは単に昔の彼女達の束縛のおかげでもある、それが許されるわけではないが、それがあってのこの未来だと言うのを実感できた。
そう考え耽っていると、
クロス「テメーら、よくも俺を見捨てたなぁ......」ニコ
フローズ「あ」
ミク「やべ」
メミル「すっかり忘れてた」
セシル「ごめんね」
クロス「....................」ニコ
女性陣「.............」ニコ
クロス「油風呂に入りたい奴から前に出ろ」
フローズ「それ本当に死んじゃうから!?」
ミク「てか、しょうがないじゃん!あたし達は蚊帳の外だったんだから!」
メミル「うんうん、しょうがないしょうがない!」
セシル「だから義兄落ち着いて、ね?」
クロス「.........」
クロス「はあ、まぁそうだよな、ずっと話しかけられて疲れたからつい、すまなかった」
どうやら落ち着いてくれたようだ、しかし、もしこれで許してくれなかったらと考えるとゾッとするので考えるのをやめた
ミク「とりあえず家に入りましょ?お父さん達は買い物に行っていないからそれまでは部屋でゆっくりしてましょ?」
クロス「それもそうだな、んじゃ久しぶりの我が家に入りましょうか」
そう言って家の中に入る、そこは前と変わらない自分達の家の中だった
クロス「.....帰ってきたんだな」
ミク「ええ、懐かしい匂いがする」
メミル「なんか何十年も家に帰ってきてなかった感じね」
セシル「本当は数ヶ月振りなのにそんなにも長く感じる程、色々あったからね」
フローズ(ここがクロスの家の中か、昔暮らしていた家と似ている)
そして5人は2階に上がりクロスの部屋に入った
クロス「5人だと狭いな」
フローズ「まぁいいんじゃない?私は気にしてないし」
メミル「だからクロスと部屋をくっつけようって言ったのに」
セシル「それで壁を壊してこっ酷く叱られたの忘れたの?」
メミル「ちょっとセシル!?」
クロス「ハハッそう言えばそんな事もあったなw」
メミル「クロスまで!?」
ミク「メミル、貴女ねぇ」ドン引き
セシル「部屋と部屋をくっつけようと道を作ってた貴女に言われたくない」
ミク「ちょ!それは言わないでよ!?」
クロス「確かそれで雨の日にもずっと道作ってて風邪ひいたんだっけ?ハハッ懐かしいな」
ミク「ちょっと忘れなさいよ!?」
フローズ「フフッ本当に仲が良いわね、みんな」
クロス「.....だな、なんで忘れてたんだろ」
そう言って上を見るクロス、それに同じてミク達も少し表情が暗くなった。
クロスを追い込み、こんななんと変哲もない日常を忘れさせる程追い込んだ事を彼女達は悔やんでいる、例え誰がなんと言おうともこれは暫く続くだろう。
クロス「すまん、ちょっと暗くしすぎた」
この空気に耐えきれなくなり、話出すクロス
フローズ「ううん、私の方こそごめんなさい、ちょっとヤキモチ妬いちゃって」
ミク「......フローズ様も可愛い一面あるんですね?」
フローズ「ちょ、どう言う事!」
メミル「確かにフローズ様って最初はザお姫様って感じでしたけど」
セシル「今は私達と同じ女の子って感じですね♪」
クロス「それと大食いだしな」
ミク「ああ、あの姿を見た時は驚いたなぁ、あんなにあった食材がなくなるなんて。」
メミル「王女様なんて思わなかった」
セシル「ただの大食らい」
フローズ「酷い!」
そうしてみんなで笑う、他愛もない話だが、つい前までは叶うことのなかった光景だ
そうこうしているうちに、クロスとミクの両親が帰きた
クロス「よし!では俺も手伝いに行こうかな?」
フローズ「んじゃあ、私も」
クロス「いや、フローズはここでミク達が調理場に行かせないようにしといてくれ」ひそひそ
フローズ「え?なんで?」ひそひそ
クロス「........いいから....頼む」ひそひそ
フローズ「....まぁ、クロスが言うなら、わかったわ」ひそひそ
クロス「ありがとう」ひそひそ
ミク「なんの話してんの?」
クロス「ん.....ああ、俺は調理場に行くから時間になったら呼ぶからそれまで”ミク達と”待機してくれって頼んだんだ。」
メミル「?...なんで私達も残るの?私達も行くわよ」
クロス「いや、許してもらったとは言え、まだまだ時間がかかる、今回は俺1人で行くから.....な?」
セシル「.......なんか怪しいけど、その通りだから、わかったわ義兄さん今回は素直に待つわ」
クロス「ありがとう、みんな」
クロス(これでよし!両親達は分かってるから安心だな)
こうしてクロスは未然に殺人を防ぐことができた、ミク達の料理は未だに人が食える物ではない、昔料理の仕方を教えて貰っていたらしいが、信用できるものではない。
そしてクロスが手伝いに来た時にまず言われたのが、客人扱いのクロスが何故来たのかではなく、しっかりとミク達が来ないように説得したかと最初に言われた。
しっかりと対策を立てたと言った時は今日1番の緊張が解れたかのように、とても大きなため息を吐いた
————————————————————
Twitter始めてみましたが、あんまりよくわからない、今日この頃です。
0
お気に入りに追加
2,950
あなたにおすすめの小説
戦争から帰ってきたら、俺の婚約者が別の奴と結婚するってよ。
隣のカキ
ファンタジー
国家存亡の危機を救った英雄レイベルト。彼は幼馴染のエイミーと婚約していた。
婚約者を想い、幾つもの死線をくぐり抜けた英雄は戦後、結婚の約束を果たす為に生まれ故郷の街へと戻る。
しかし、戦争で負った傷も癒え切らぬままに故郷へと戻った彼は、信じられない光景を目の当たりにするのだった……
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
幼馴染の彼女と妹が寝取られて、死刑になる話
島風
ファンタジー
幼馴染が俺を裏切った。そして、妹も......固い絆で結ばれていた筈の俺はほんの僅かの間に邪魔な存在になったらしい。だから、奴隷として売られた。幸い、命があったが、彼女達と俺では身分が違うらしい。
俺は二人を忘れて生きる事にした。そして細々と新しい生活を始める。だが、二人を寝とった勇者エリアスと裏切り者の幼馴染と妹は俺の前に再び現れた。
空間魔法って実は凄いんです
真理亜
ファンタジー
伯爵令嬢のカリナは10歳の誕生日に実の父親から勘当される。後継者には浮気相手の継母の娘ダリヤが指名された。そして家に置いて欲しければ使用人として働けと言われ、屋根裏部屋に押し込まれた。普通のご令嬢ならここで絶望に打ちひしがれるところだが、カリナは違った。「その言葉を待ってました!」実の母マリナから託された伯爵家の財産。その金庫の鍵はカリナの身に不幸が訪れた時。まさに今がその瞬間。虐待される前にスタコラサッサと逃げ出します。あとは野となれ山となれ。空間魔法を駆使して冒険者として生きていくので何も問題ありません。婚約者のイアンのことだけが気掛かりだけど、私の事は死んだ者と思って忘れて下さい。しばらくは恋愛してる暇なんかないと思ってたら、成り行きで隣国の王子様を助けちゃったら、なぜか懐かれました。しかも元婚約者のイアンがまだ私の事を探してるって? いやこれどーなっちゃうの!?
なんだって? 俺を追放したSS級パーティーが落ちぶれたと思ったら、拾ってくれたパーティーが超有名になったって?
名無し
ファンタジー
「ラウル、追放だ。今すぐ出ていけ!」
「えっ? ちょっと待ってくれ。理由を教えてくれないか?」
「それは貴様が無能だからだ!」
「そ、そんな。俺が無能だなんて。こんなに頑張ってるのに」
「黙れ、とっととここから消えるがいい!」
それは突然の出来事だった。
SSパーティーから総スカンに遭い、追放されてしまった治癒使いのラウル。
そんな彼だったが、とあるパーティーに拾われ、そこで認められることになる。
「治癒魔法でモンスターの群れを殲滅だと!?」
「え、嘘!? こんなものまで回復できるの!?」
「この男を追放したパーティー、いくらなんでも見る目がなさすぎだろう!」
ラウルの神がかった治癒力に驚愕するパーティーの面々。
その凄さに気が付かないのは本人のみなのであった。
「えっ? 俺の治癒魔法が凄いって? おいおい、冗談だろ。こんなの普段から当たり前にやってることなのに……」
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】6歳の王子は無自覚に兄を断罪する
土広真丘
ファンタジー
ノーザッツ王国の末の王子アーサーにはある悩みがあった。
異母兄のゴードン王子が婚約者にひどい対応をしているのだ。
その婚約者は、アーサーにも優しいマリーお姉様だった。
心を痛めながら、アーサーは「作文」を書く。
※全2話。R15は念のため。ふんわりした世界観です。
前半はひらがなばかりで、読みにくいかもしれません。
主人公の年齢的に恋愛ではないかなと思ってファンタジーにしました。
小説家になろうに投稿したものを加筆修正しました。
幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい
みっちゃん
ファンタジー
アイ「恥ずかしいから家の外では話しかけて来ないで」
サユリ「貴方と話していると、誤解されるからもう2度と近寄らないで」
メグミ「家族とか気持ち悪、あんたとは赤の他人だから、それじゃ」
義理の妹で同い年のアイ
幼馴染みのサユリ
義理の姉のメグミ
彼女達とは仲が良く、小さい頃はよく一緒遊んでいた仲だった…
しかし
カイト「皆んなおはよう」
勇者でありイケメンでもあるカイトと出会ってから、彼女達は変わってしまった
家でも必要最低限しか話さなくなったアイ
近くにいることさえ拒絶するサユリ
最初から知らなかった事にするメグミ
そんな生活のを続けるのが
この世界の主人公 エイト
そんな生活をしていれば、普通なら心を病むものだが、彼は違った…何故なら
ミュウ「おはよう、エイト」
アリアン「おっす!エイト!」
シルフィ「おはようございます、エイト様」
エイト「おはよう、ミュウ、アリアン、シルフィ」
カイトの幼馴染みでカイトが密かに想いを寄せている彼女達と付き合っているからだ
彼女達にカイトについて言っても
ミュウ「カイト君?ただ小さい頃から知ってるだけだよ?」
アリアン「ただの知り合い」
シルフィ「お嬢様のストーカー」
エイト「酷い言われ様だな…」
彼女達はカイトの事をなんとも思っていなかった
カイト「僕の彼女達を奪いやがって」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる