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1章 呪いの女
195話 おすそわけ
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「あらタイガくんいらっしゃい待っとったよ」
娼館の女王ことリーシーがベッドの上で男に跨り体を揺らすとデカい胸がばいんばいんと揺れ動く。
そして周りに絡み合った男達が一斉に勢いよく発射し始めた。
リーシーは俺を見るや即本気モードなようだ。
この空間不思議なことにリーシーにしか気がいかず、周りの男達は太い喘ぎ声をあげているがあまり耳に入ってこない。
俺はまたしても速攻でリーシーのことで思考が埋め尽くされているし下腹部がじんじんとしてくる。
とにかく思考を片付けて冷静さを維持する。
「今日は賑やかだな」
「タイガくんこんなの好きやろ。やる気になってくれたかしら」
「全く俺のことよくわかってるな」
「男心なら手に取るようにわかるわ」
全く、つくづく厄介な奴だ。
俺はバッグから今日買った折りたたみの背の低い机を出してベッド近くに設置すると腰を下ろし、さらに今日買った茶器一式を広げて茶の準備をする。
もともと茶でもするかと軽く考えていたのだが、昨日のこともあり案外いい考えだったと改めて考え直ししっかり準備してきたのだ。
ただ耐えるだけの目的も意志もない状態では勝ち目はないので、しっかりと目的を作った訳だ。
俺はリーシーを眺めつつ落ち着いて茶を楽しみ何事もなく帰る。
それが勝利条件だ。
俺がやりたい事を突き通すための勝負を挑む。
「ふふふタイガくんやっぱり面白いわね。ここでお茶する人なんて初めてよ」
「花を愛でて茶を楽しむ、最高だろ」
「お酒じゃないのねー」
「酒は他の楽しいやつと飲む約束でな」
「もう、またうちを見てくれてない」
「そうだな、ここではリーシーしか見えないさ」
リーシーは俺と会話を進めるが流石なことに他の奴ら全員にもきっちり気遣っている。
そいえば今相手されてるのは2本持ちのサメ男のイーサンくんじゃないか。
なかなかデカいし男前な奴である。
これに気が回せるだけあって今日はまだ余裕があるな。
「あら、タイガくんはイーサンくんが気になるのかしら、だめ、うちのだからあげないわ」
リーシーはイーサンくんに噛み付くように口づけをしイーサンは腰が抜けて2本の竿からダバダバと白いのを漏らしている。
男前が台無しである。
よかったねイーサンくん。
そんな光景に胸が熱くなりながら魔法で湯呑みを温めてつつ急須に適当に茶葉を入れ魔法で作った熱湯を注ぐ。
俺の故郷や魔法学園のあった九孫はなかなか趣あるの茶の文化が発達していたがあまり興味なかったので適当にしか知らない。
一応下働きとして茶の淹れ方は覚えさせられたが俺の淹れた茶は不評だった。
文句言う奴は放り投げた。
さてそろそろいいか、時間は測ってないが急須から湯呑みに茶を注ぐ。
あえて高い位置からダバダバと。
茶が注がれると良い香りが立ち登る。
この部屋は甘い香りの香が焚かれているが、それの邪魔にならず香りが引き立つ茶葉を選んで買ってきた。
リーシーはまだ物足りなさそうなイーサンくんの男のシンボルを舐めて綺麗にしている。
その刺激でまた発射してる。
2本の竿から噴き出す様は見応えがある。
「タイガくん1本余ってるわよ、どお?」
「俺にくれないんじゃなかったのか」
ずずずず
茶を啜ると口の中から更に良い香りが鼻に抜け、茶の甘みを感じる。
甘味は次第に苦味へと移り変わるが、その苦味が頭をスッキリとさせてくれる。
うん、なかなかいい茶葉じゃないか。
高かっただけはある。
俺が淹れた茶も悪くないと思う。
茶で思考を紛らわせるがイーサンくんのが心残りである。
俺誰かの舐めたりとかしたっけ、ガキん時に突っ込まれたことはあるな。顎が外れたっけ。
これは女王の誘惑か俺の願望なのかどっちなんだ。
「いい香りね、うちにもちょうだい」
そう言われちゃ仕方がない、もう一つ湯呑みを出して茶を入れてやるとリーシーがこちらに来る。
「ほらよ」
「ふふ、ほんといい香りね」
リーシーは茶を口に含むと俺の膝の上に乗り上げ口づけをして俺の口に茶を注ぎ込む。
頭が沸騰しそうだ。
「ふふ、うちとイーサンくんのおすそわけよ」
全てを俺に注ぎ込んだリーシーからは茶の良い香りがした。
くそー勃っちまった。直接攻撃はまだきつい。
イーサンくんの飲んじまったのか。
複雑だ、いや、しかし嫌な感じがしないのはどうしてだ。
そんなにリーシーの口移しが嬉しかったのか。
ずずずず
湯呑みに残った茶を全て飲み干す。
リーシーも可愛らしい仕草で茶を啜る。
「ふふ、タイガくん頑固ね」
そういうとリーシーはベッドへ戻って行った。
耐えた、耐えたぞ今の攻撃を俺の大蛇は耐え切った。
やれると信じてた。
やっぱりやれるじゃないかおれのちんぽは!
追撃来なくて良かった。
リーシーは俺の目的をしっているから、一度仕切り直す猶予をくれたようだ。
今のうちにしっかりと大蛇を鎮め次に備えねば。
鎮まるか、鎮めてみせる。
勝負はまだまだこれからだ。
娼館の女王ことリーシーがベッドの上で男に跨り体を揺らすとデカい胸がばいんばいんと揺れ動く。
そして周りに絡み合った男達が一斉に勢いよく発射し始めた。
リーシーは俺を見るや即本気モードなようだ。
この空間不思議なことにリーシーにしか気がいかず、周りの男達は太い喘ぎ声をあげているがあまり耳に入ってこない。
俺はまたしても速攻でリーシーのことで思考が埋め尽くされているし下腹部がじんじんとしてくる。
とにかく思考を片付けて冷静さを維持する。
「今日は賑やかだな」
「タイガくんこんなの好きやろ。やる気になってくれたかしら」
「全く俺のことよくわかってるな」
「男心なら手に取るようにわかるわ」
全く、つくづく厄介な奴だ。
俺はバッグから今日買った折りたたみの背の低い机を出してベッド近くに設置すると腰を下ろし、さらに今日買った茶器一式を広げて茶の準備をする。
もともと茶でもするかと軽く考えていたのだが、昨日のこともあり案外いい考えだったと改めて考え直ししっかり準備してきたのだ。
ただ耐えるだけの目的も意志もない状態では勝ち目はないので、しっかりと目的を作った訳だ。
俺はリーシーを眺めつつ落ち着いて茶を楽しみ何事もなく帰る。
それが勝利条件だ。
俺がやりたい事を突き通すための勝負を挑む。
「ふふふタイガくんやっぱり面白いわね。ここでお茶する人なんて初めてよ」
「花を愛でて茶を楽しむ、最高だろ」
「お酒じゃないのねー」
「酒は他の楽しいやつと飲む約束でな」
「もう、またうちを見てくれてない」
「そうだな、ここではリーシーしか見えないさ」
リーシーは俺と会話を進めるが流石なことに他の奴ら全員にもきっちり気遣っている。
そいえば今相手されてるのは2本持ちのサメ男のイーサンくんじゃないか。
なかなかデカいし男前な奴である。
これに気が回せるだけあって今日はまだ余裕があるな。
「あら、タイガくんはイーサンくんが気になるのかしら、だめ、うちのだからあげないわ」
リーシーはイーサンくんに噛み付くように口づけをしイーサンは腰が抜けて2本の竿からダバダバと白いのを漏らしている。
男前が台無しである。
よかったねイーサンくん。
そんな光景に胸が熱くなりながら魔法で湯呑みを温めてつつ急須に適当に茶葉を入れ魔法で作った熱湯を注ぐ。
俺の故郷や魔法学園のあった九孫はなかなか趣あるの茶の文化が発達していたがあまり興味なかったので適当にしか知らない。
一応下働きとして茶の淹れ方は覚えさせられたが俺の淹れた茶は不評だった。
文句言う奴は放り投げた。
さてそろそろいいか、時間は測ってないが急須から湯呑みに茶を注ぐ。
あえて高い位置からダバダバと。
茶が注がれると良い香りが立ち登る。
この部屋は甘い香りの香が焚かれているが、それの邪魔にならず香りが引き立つ茶葉を選んで買ってきた。
リーシーはまだ物足りなさそうなイーサンくんの男のシンボルを舐めて綺麗にしている。
その刺激でまた発射してる。
2本の竿から噴き出す様は見応えがある。
「タイガくん1本余ってるわよ、どお?」
「俺にくれないんじゃなかったのか」
ずずずず
茶を啜ると口の中から更に良い香りが鼻に抜け、茶の甘みを感じる。
甘味は次第に苦味へと移り変わるが、その苦味が頭をスッキリとさせてくれる。
うん、なかなかいい茶葉じゃないか。
高かっただけはある。
俺が淹れた茶も悪くないと思う。
茶で思考を紛らわせるがイーサンくんのが心残りである。
俺誰かの舐めたりとかしたっけ、ガキん時に突っ込まれたことはあるな。顎が外れたっけ。
これは女王の誘惑か俺の願望なのかどっちなんだ。
「いい香りね、うちにもちょうだい」
そう言われちゃ仕方がない、もう一つ湯呑みを出して茶を入れてやるとリーシーがこちらに来る。
「ほらよ」
「ふふ、ほんといい香りね」
リーシーは茶を口に含むと俺の膝の上に乗り上げ口づけをして俺の口に茶を注ぎ込む。
頭が沸騰しそうだ。
「ふふ、うちとイーサンくんのおすそわけよ」
全てを俺に注ぎ込んだリーシーからは茶の良い香りがした。
くそー勃っちまった。直接攻撃はまだきつい。
イーサンくんの飲んじまったのか。
複雑だ、いや、しかし嫌な感じがしないのはどうしてだ。
そんなにリーシーの口移しが嬉しかったのか。
ずずずず
湯呑みに残った茶を全て飲み干す。
リーシーも可愛らしい仕草で茶を啜る。
「ふふ、タイガくん頑固ね」
そういうとリーシーはベッドへ戻って行った。
耐えた、耐えたぞ今の攻撃を俺の大蛇は耐え切った。
やれると信じてた。
やっぱりやれるじゃないかおれのちんぽは!
追撃来なくて良かった。
リーシーは俺の目的をしっているから、一度仕切り直す猶予をくれたようだ。
今のうちにしっかりと大蛇を鎮め次に備えねば。
鎮まるか、鎮めてみせる。
勝負はまだまだこれからだ。
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