黄昏一番星

更科二八

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1章 呪いの女

127話 モーガンの雄姿

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食堂で朝食を食べながらエドガーと今日この後の予定を軽く話した。

「昼前にはトレイとモーガンは起きるだろうからそれを待って挨拶してから兵舎を出よう。
そして兵舎の前に泊まっていたグーグさんの宿が空いていればそこに泊まらせてもらおうと思う。空きが無ければ宿探しだな」
「わかった、看板出してる宿屋なら大体案内できるはずだぜ」
「流石」

町案内に関してはエドガーは本当に役に立つ。宿探しも苦労はそんなにしないだろう。

「宿探しが終わればギルドだな。仕事を受けるかはは今のところ決めてない」

昨日コリンズにもらった小切手は換金して俺の口座に入れておきたい。
そこからの予定は未定。
ギルドで仕事を受けないならちょっとやりたい事はある。

部屋に戻るとまだトレイとモーガンは眠っていた。
予想通り昼前までは寝ているだろう。
2人とも朝方までは起きていたようである。

仰向けになったモーガンを見ると俺が起きたときよりも明らかに股間の毛布が持ち上がっている。
エドガーと2人でそれを眺める。
別に初見というわけではないがやっぱり気になるもんだ。

「モーガンってどのぐらいなんだ?」
エドガーが小声で聞いてくる。
「けっこうあるよな。星3は余裕である」

レアリティの判定に体格の違いは含まれていない。あくまでブツの大きさでの判断だ。
体格が大きいと相対的に大きくなりがちな気がするのでお得だ。
熊獣人で身長も2メートルに近いモーガンは体格を考慮しても大きな方だろう。

毛布越しでしか寝てる姿しか見れていないので正確な判定はできないのだが、しっかりとした物量がある。
この姿を見れば普段おっとりとした愛嬌のある雰囲気をはなっているモーガンのイメージと違い、立派な雄としての存在感がある。
現物拝めなくて悔しい。

ちなみにトレイはいつも横向きで寝ていてどんな具合なのかは全くわからず仕舞いである。

寝ている2人が起きるまでは暇になった俺たちはベッドでゴロゴロしたり道具の手入れなどしながら過ごした。
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