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1章 呪いの女
91話 対抗心
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俺よりデカいオーガが何を欲しがったのか気になる。
エドガーも気になるようなので、2人でガグが金額を書き加えた品物を見る。
1つは旅人の輪だった。
大きめなサイズの旅人の輪。
俺の親指にはめているサイズと同じぐらい。
ガグの指にもちょうどいいだろう。
傭兵Bランクのあいつが、旅人の輪を持っていないわけないだろうから予備だろうか。
この大きさならエドガーでも問題ないだろう。
ほしい。
こんなのなかなか出会えるものではない。
金額を見る。
最高額はガグの描いた28000ロング
期間はあと4日。
俺はそこに40000ロングの文字と名前を書き記す。
俺の所持金のほとんどだ。
「タイガ!?」
「エドガー、このサイズは中々出会えない。この機会を逃したくない。それに俺はあいつには負けたくない。これはおれのプライドをかけた勝負だ」
「俺そんなに出せないぞ!」
「大丈夫、俺が出す。
俺の予備だと思えばいい。
それに金なら当てがある!」
「そうか、た、タイガがやる気なら俺は止めはしないけど・・・」
「おう、全力で勝ちに行くぜ」
欲しいもんをかけた勝負だ。譲るわけにはいかねえよな。
俺たちはもう一つのガグが金額を書き込んだ商品を見る。
「また旅人の輪?でも少しデカくないか?」
俺には見覚えがあった。
「これはちんぽにつける用だって書いてあるぞ」
「え!入るのか?これ」
俺たちにとってはもっともである。
多分これは大きさ的には普人族の普通サイズぐらいだろう。
体の大きな種族には厳しそうなサイズだ。
とはいえ体の大きい種族だってそう他の種族と差がありすぎる程ではない。
どんな種族とだって交われるのだからそこまで激しく違わない。
その中では俺やエドガーは相当デカすぎるだけだ。
「俺とエドガーじゃ先っぽも無理だな。」
「タイガ・・・俺の太さまで見てたのか?」
「エドガーが寝てる間、パンツ越しに散々眺めてたしなー。それしかすることなくて。」
「俺が寝てる間にそんな事を・・・」
「なんなら触っちまったな、最初見た時に」
「えっ!!」
「それは悪かったと思ってるよ。エドガーの体の機能がちゃんと戻ってると思って嬉しくてな。つい触って確かめてしまった。」
「そ、そういうことか、まあ、わかった。
今度は先に言ってくれ」
「それって言えばいいって事?」
「やっ!違う!やっぱダメだからな!」
「ははは、ウブなやつだなー!」
めちゃくちゃ恥ずかしがっているエドガーを揶揄うのは楽しい。
しかしなるほど、ガグはこのサイズを欲しがるのか。
あいつの指にもこれは緩いだろう。
つまりそういうことか。
俺は内心でガグに大勝利を収めた。
これは競り合う必要がない。
俺たちには不要なものだ。
やつに譲ってやろうじゃないか。
エドガーも気になるようなので、2人でガグが金額を書き加えた品物を見る。
1つは旅人の輪だった。
大きめなサイズの旅人の輪。
俺の親指にはめているサイズと同じぐらい。
ガグの指にもちょうどいいだろう。
傭兵Bランクのあいつが、旅人の輪を持っていないわけないだろうから予備だろうか。
この大きさならエドガーでも問題ないだろう。
ほしい。
こんなのなかなか出会えるものではない。
金額を見る。
最高額はガグの描いた28000ロング
期間はあと4日。
俺はそこに40000ロングの文字と名前を書き記す。
俺の所持金のほとんどだ。
「タイガ!?」
「エドガー、このサイズは中々出会えない。この機会を逃したくない。それに俺はあいつには負けたくない。これはおれのプライドをかけた勝負だ」
「俺そんなに出せないぞ!」
「大丈夫、俺が出す。
俺の予備だと思えばいい。
それに金なら当てがある!」
「そうか、た、タイガがやる気なら俺は止めはしないけど・・・」
「おう、全力で勝ちに行くぜ」
欲しいもんをかけた勝負だ。譲るわけにはいかねえよな。
俺たちはもう一つのガグが金額を書き込んだ商品を見る。
「また旅人の輪?でも少しデカくないか?」
俺には見覚えがあった。
「これはちんぽにつける用だって書いてあるぞ」
「え!入るのか?これ」
俺たちにとってはもっともである。
多分これは大きさ的には普人族の普通サイズぐらいだろう。
体の大きな種族には厳しそうなサイズだ。
とはいえ体の大きい種族だってそう他の種族と差がありすぎる程ではない。
どんな種族とだって交われるのだからそこまで激しく違わない。
その中では俺やエドガーは相当デカすぎるだけだ。
「俺とエドガーじゃ先っぽも無理だな。」
「タイガ・・・俺の太さまで見てたのか?」
「エドガーが寝てる間、パンツ越しに散々眺めてたしなー。それしかすることなくて。」
「俺が寝てる間にそんな事を・・・」
「なんなら触っちまったな、最初見た時に」
「えっ!!」
「それは悪かったと思ってるよ。エドガーの体の機能がちゃんと戻ってると思って嬉しくてな。つい触って確かめてしまった。」
「そ、そういうことか、まあ、わかった。
今度は先に言ってくれ」
「それって言えばいいって事?」
「やっ!違う!やっぱダメだからな!」
「ははは、ウブなやつだなー!」
めちゃくちゃ恥ずかしがっているエドガーを揶揄うのは楽しい。
しかしなるほど、ガグはこのサイズを欲しがるのか。
あいつの指にもこれは緩いだろう。
つまりそういうことか。
俺は内心でガグに大勝利を収めた。
これは競り合う必要がない。
俺たちには不要なものだ。
やつに譲ってやろうじゃないか。
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