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アフター編
22.三角関係の行方
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「うっわぁ。なんてつっこみがいのある服」
「そうね、季節はもう5月の後半だというのに」
「羽坂ちゃん! その意味深なタートルネックの下は何があるのかなー」
「うひゃあ! めくらないで下さいー!」
会社に出社してロッカーで着替えている途中、事務員の人達にからかい倒された。しかし、背に腹はかえられないのだ。例え今が初夏といえる季節であろうとも、今日はタートルネックのニットの上から事務服を着なければならない。
うう、笹塚のばかー! 昨日は週末でもない平日だっつうのに、何故にこんな目立つところにぃぃぃ!
でも、「すまん……」と殊勝に謝られてしまうと許すしかない! つくづく自分は笹塚に甘くなった。惚れた弱みというやつだろうか。
とか考えてるうちに、横からぺろりとタートルネックをめくられた。
「うっわ、これは納得」
「えー見せて! きゃーっ! これは目立つわ、これは目立つわ!」
「恐るべきは笹塚の執念。岸さんいい加減しつこいもんね。頭にきてんだろうなぁ」
「早く別の子にしたらいいのにねぇあの人も」
皆が好き勝手に言っている。
でも、岸さんについては私も全く同意見だ。彼はどうやったら私を諦めてくれるのだろう。あのしつこさは、宗像さんと同じように意地になってるのか、それとも私の事を、押せばなんとかなる女だと軽く見ているのか。
朝の世間話をしながらフロアに入り、総務や製造の子と別れて営業事務のデスクへ行く。するとそこには、何故か樋口さんがいた。
水沢のデスクの横で書類を持ち、俯いている。
「おはよう樋口さん。どうしたの?」
水沢の声に彼女が顔を上げ、非常にばつの悪い顔をする。水沢は「ん?」といぶかしげな顔をすると、樋口さんの持つ書類をヒョイと奪い取った。
「あっ」
「何コレ。……営業二課の経費請求書じゃない。5月分の」
「わ、忘れていたんです。これ、ずっとトレーの下に置きっぱなしにしてて」
私に続き、横山さんも請求書を見る。それは二課の営業が5月に使った経費を総務部に請求する書類だった。
ウチの経費は毎月20日締めで落とされる。お金の出し入れに厳格な高畠さんは、この日を超えると次の月――つまり今だと6月末にならないと、経費を落としてくれなくなる。
つまり二課の営業さんはまるまる1ヶ月、5月分の経費が戻らなくなってしまうのだ。
「なんで忘れていたの? 私、これトレーの一番上に置いといたわよね。早くやっといてねって一言つけて」
「………」
面白くなさそうな顔をして樋口さんが横を向く。その顔は拗ねてるような、面白くないと思っていそうな、そんな顔だった。
ふむ、と腕を組み、水沢が小さな声で言ってくる。
「気に入らなかった? 私からの仕事はしたくなかった?」
「……っ」
顔色が変わる。図星と言っていそうな顔。
そうか。樋口さん、水沢のことがキライなんだ。多分原因は園部さんの事だろうけど。あのフットサル弁当事件の後、二人は何となく距離を測っているというか、微妙な距離を保ち続けている。それは何となく見てて判っていたけど。
でもキライだからと言って、彼女からの仕事をしないというのはおかしいのではないだろうか。
「あとで、やろうって思ってたんです。急いでって言われたけど、別にいいかなって思って。5月末までにやればって」
「なるほどね。ウチ、ちょっと早いのよ締め日が。入ったばかりだから分からなかったのね」
「……高畠さんに言ったら、20日締めの25日払いが決まりだから、今月はもう無理って。だから営業に謝ってきなさいって言われたんですけど……でも」
「そう。まぁ言いづらいわよね。高速代やガソリン代もあるから結構な額の人もいるでしょうし」
う、と樋口さんが言いよどむ。
だから途方に暮れていたのか。私と谷口さんの出した請求書はちゃんと処理してる所を見ると、本当に水沢への嫌がらせのつもりで仕事を伸ばしていたのだろう。
私と横山さんが何となく事の成り行きを見守っていると、水沢が「はぁ」と溜息をついた。
「あなたがこの仕事をしないことで、結果的に「あの人」にまで迷惑かかること、考えなかったの?」
「……」
「私もまぁ、そこまで人のこと言える立場でもないけど、それでも仕事はちゃんとしてるわよ?」
「わかってる! ……ご、ごめんなさい。どうかしてたの。あの時は本当にイライラしていて、ちょっと困らせようって、そんな気持ちで。でも、やろうと思ってたのに、そのまま忘れてしまったんです」
俯く樋口さん。その顔は本当に後悔している顔だった。
……やっぱりというか何というか、樋口さんも私や水沢と同系統の人間だったんだな。
いつの間にかお嬢様っぽいお淑やかなメッキが剥がれてる。
「やってから後悔するの、やめたほうがいいわよ?」
「……はい」
「本当に判ってる? 次はないわよ。今度やったら助けないから」
「はい……。え?」
顔を上げてキョトンとする。そんな彼女を横目で見つつ、水沢はぱしっと軽く書類を手に当てると、横山主任にそれを渡した。
「主任。谷口さんルートでお願いします」
「ふふ、仕方ないわね。樋口さん、本当にこれは今回限りだからね? これに懲りて、これからはちゃんと総務の子とも仲良くして、仕事はすること、ね?」
にっこりと目を細める横山主任に、樋口さんは呆気に取られたような顔をして「え?え?」と慌てた。
もっと嫌味を言われ、ここぞとばかりに色々と責められると思ったのだろうか。彼女もまた、水沢のように、自分のやっている事を自覚している人なんだ。
男を落とすために演技している。かつての水沢と同じ事を。
水沢は話は終わったとばかりに朝の掃除をする為、給湯室へサッサと歩いていく。そんな彼女の後ろを、樋口さんが慌てた足取りで走って追いかけていった。
きっと二人で何らかの話をするんだろう。恐らくは園部さんの事とか、水沢の立ち位置についてとか。
私は掃除の前に自分のデスクに積まれた発注書を取り、枚数を確認して種類別に分ける。その最中、ふと気になって向かいのデスクを整頓している主任に問いかけた。
「あの、横山主任。谷口さんルートって何なんでしょう」
「ん? あ~それはね。な・い・しょ!」
主任、決して口にはできませんが、あなたの御歳でその仕草はだめだと思います。腰をくねらせて人差し指をふりふりするのはもうちょっと若くないと……。
「むっ、今羽坂、失礼な事考えたわね」
「いいえまったく! でも内緒ってなんでですか?」
「うーん。色々と事情があってね。でも、そうね。来年には谷口さん寿退社するから、その時教えてあげるわよ」
「来年結婚されるんですか? 谷口さん」
どうやら谷口さんの結婚と谷口さんルートは関係するらしい。よくわからないけど、そのうち分かるならまぁいいかな、と私も掃除を始めた。
「そうね、季節はもう5月の後半だというのに」
「羽坂ちゃん! その意味深なタートルネックの下は何があるのかなー」
「うひゃあ! めくらないで下さいー!」
会社に出社してロッカーで着替えている途中、事務員の人達にからかい倒された。しかし、背に腹はかえられないのだ。例え今が初夏といえる季節であろうとも、今日はタートルネックのニットの上から事務服を着なければならない。
うう、笹塚のばかー! 昨日は週末でもない平日だっつうのに、何故にこんな目立つところにぃぃぃ!
でも、「すまん……」と殊勝に謝られてしまうと許すしかない! つくづく自分は笹塚に甘くなった。惚れた弱みというやつだろうか。
とか考えてるうちに、横からぺろりとタートルネックをめくられた。
「うっわ、これは納得」
「えー見せて! きゃーっ! これは目立つわ、これは目立つわ!」
「恐るべきは笹塚の執念。岸さんいい加減しつこいもんね。頭にきてんだろうなぁ」
「早く別の子にしたらいいのにねぇあの人も」
皆が好き勝手に言っている。
でも、岸さんについては私も全く同意見だ。彼はどうやったら私を諦めてくれるのだろう。あのしつこさは、宗像さんと同じように意地になってるのか、それとも私の事を、押せばなんとかなる女だと軽く見ているのか。
朝の世間話をしながらフロアに入り、総務や製造の子と別れて営業事務のデスクへ行く。するとそこには、何故か樋口さんがいた。
水沢のデスクの横で書類を持ち、俯いている。
「おはよう樋口さん。どうしたの?」
水沢の声に彼女が顔を上げ、非常にばつの悪い顔をする。水沢は「ん?」といぶかしげな顔をすると、樋口さんの持つ書類をヒョイと奪い取った。
「あっ」
「何コレ。……営業二課の経費請求書じゃない。5月分の」
「わ、忘れていたんです。これ、ずっとトレーの下に置きっぱなしにしてて」
私に続き、横山さんも請求書を見る。それは二課の営業が5月に使った経費を総務部に請求する書類だった。
ウチの経費は毎月20日締めで落とされる。お金の出し入れに厳格な高畠さんは、この日を超えると次の月――つまり今だと6月末にならないと、経費を落としてくれなくなる。
つまり二課の営業さんはまるまる1ヶ月、5月分の経費が戻らなくなってしまうのだ。
「なんで忘れていたの? 私、これトレーの一番上に置いといたわよね。早くやっといてねって一言つけて」
「………」
面白くなさそうな顔をして樋口さんが横を向く。その顔は拗ねてるような、面白くないと思っていそうな、そんな顔だった。
ふむ、と腕を組み、水沢が小さな声で言ってくる。
「気に入らなかった? 私からの仕事はしたくなかった?」
「……っ」
顔色が変わる。図星と言っていそうな顔。
そうか。樋口さん、水沢のことがキライなんだ。多分原因は園部さんの事だろうけど。あのフットサル弁当事件の後、二人は何となく距離を測っているというか、微妙な距離を保ち続けている。それは何となく見てて判っていたけど。
でもキライだからと言って、彼女からの仕事をしないというのはおかしいのではないだろうか。
「あとで、やろうって思ってたんです。急いでって言われたけど、別にいいかなって思って。5月末までにやればって」
「なるほどね。ウチ、ちょっと早いのよ締め日が。入ったばかりだから分からなかったのね」
「……高畠さんに言ったら、20日締めの25日払いが決まりだから、今月はもう無理って。だから営業に謝ってきなさいって言われたんですけど……でも」
「そう。まぁ言いづらいわよね。高速代やガソリン代もあるから結構な額の人もいるでしょうし」
う、と樋口さんが言いよどむ。
だから途方に暮れていたのか。私と谷口さんの出した請求書はちゃんと処理してる所を見ると、本当に水沢への嫌がらせのつもりで仕事を伸ばしていたのだろう。
私と横山さんが何となく事の成り行きを見守っていると、水沢が「はぁ」と溜息をついた。
「あなたがこの仕事をしないことで、結果的に「あの人」にまで迷惑かかること、考えなかったの?」
「……」
「私もまぁ、そこまで人のこと言える立場でもないけど、それでも仕事はちゃんとしてるわよ?」
「わかってる! ……ご、ごめんなさい。どうかしてたの。あの時は本当にイライラしていて、ちょっと困らせようって、そんな気持ちで。でも、やろうと思ってたのに、そのまま忘れてしまったんです」
俯く樋口さん。その顔は本当に後悔している顔だった。
……やっぱりというか何というか、樋口さんも私や水沢と同系統の人間だったんだな。
いつの間にかお嬢様っぽいお淑やかなメッキが剥がれてる。
「やってから後悔するの、やめたほうがいいわよ?」
「……はい」
「本当に判ってる? 次はないわよ。今度やったら助けないから」
「はい……。え?」
顔を上げてキョトンとする。そんな彼女を横目で見つつ、水沢はぱしっと軽く書類を手に当てると、横山主任にそれを渡した。
「主任。谷口さんルートでお願いします」
「ふふ、仕方ないわね。樋口さん、本当にこれは今回限りだからね? これに懲りて、これからはちゃんと総務の子とも仲良くして、仕事はすること、ね?」
にっこりと目を細める横山主任に、樋口さんは呆気に取られたような顔をして「え?え?」と慌てた。
もっと嫌味を言われ、ここぞとばかりに色々と責められると思ったのだろうか。彼女もまた、水沢のように、自分のやっている事を自覚している人なんだ。
男を落とすために演技している。かつての水沢と同じ事を。
水沢は話は終わったとばかりに朝の掃除をする為、給湯室へサッサと歩いていく。そんな彼女の後ろを、樋口さんが慌てた足取りで走って追いかけていった。
きっと二人で何らかの話をするんだろう。恐らくは園部さんの事とか、水沢の立ち位置についてとか。
私は掃除の前に自分のデスクに積まれた発注書を取り、枚数を確認して種類別に分ける。その最中、ふと気になって向かいのデスクを整頓している主任に問いかけた。
「あの、横山主任。谷口さんルートって何なんでしょう」
「ん? あ~それはね。な・い・しょ!」
主任、決して口にはできませんが、あなたの御歳でその仕草はだめだと思います。腰をくねらせて人差し指をふりふりするのはもうちょっと若くないと……。
「むっ、今羽坂、失礼な事考えたわね」
「いいえまったく! でも内緒ってなんでですか?」
「うーん。色々と事情があってね。でも、そうね。来年には谷口さん寿退社するから、その時教えてあげるわよ」
「来年結婚されるんですか? 谷口さん」
どうやら谷口さんの結婚と谷口さんルートは関係するらしい。よくわからないけど、そのうち分かるならまぁいいかな、と私も掃除を始めた。
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