落ちこぼれ公女さまは、精霊王の溺愛より、友達が欲しい

 アイリスは、〈精霊視〉をもつ公爵家の娘なのに、精霊を見たことがない落ちこぼれだ。
 そのせいで貴族からは遠巻きにされ、庶民からは〈精霊視〉ゆえに生き神扱いでおがまれる。
 ボッチ街道まっしぐらのアイリスは、友達を作ろうとがんばっていた。

 そんなある日、屋根裏探検中に、怪しげな箱に入った古いランプを見つける。火の精霊王ガーネストが封じられていた。
 彼の問題を解決して和解したが、ガーネストは契約者の死を知って落ち込む。
 アイリスがなぐさめると、なぜか気に入られて、求婚されてしまった。

 いったん保留にして、数年後。
 アイリスの周りには、精霊の友達ばかりが増えている。
 こんなはずではと悩む中、ガーネストはあいかわらずアイリスに甘い。

 しかし、アイリスが精霊王と契約していると知った王家から、結婚の打診が来てしまい……!?

・タイトルは仮題です。しっくりくるのがなくて。
・1Pは1000~3000字程度です。
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