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第二章~ヒューマンの国~
51話 勇者パーティーから配信を学ぶ その1
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「はー今日も疲れたねぇー」
「俺は頭が疲れたな」
水浴びを終えて食事の準備を取る。今日はドワーフの村では食べられなかった魚を食べてみようと魚を魔法鞄から取り出す。
「魚かーひさしぶりに食べるなー」
「そういえばドワーフの村では魚を食べなかったが何か理由でもあるのか?」
「うーん単純に保存が効かないからだと思うよ。魔法鞄をみんながみんな持ってるわけじゃないしね」
「ドウェインは魔法鞄を持ってたりするのか?」
「うん! それと炉作りの人ぐらいだったかなー。その人たちだけが魚を食べるってわけにもいかないでしょ?」
「まぁ確かに不満が出たりするかもな」
刺身ができるかは流石にわからないし文化の問題も怖いから普通に焼き魚にしておいた。聞くのはタダだし刺身はどうか聞いてみるか。
「魚を生で食べたことはあるか?」
「魚を生で!? うーん貴族が食べる料理にはそう言った風に食べる方法もあるらしいけど市場に並んでる魚そんなに鮮度がいいものじゃないからねー」
「ふーん、一応そういう文化はあるのか」
「それがどうかしたの?」
「俺のいた世界では結構生で食べることが多くてな。でも市場で並んでる魚じゃダメなのかー。それは残念だな。いつかゆっくりする機会ができたら魚でも釣りに行けたらいいな」
「そうだねー!」
作った料理を机に運び椅子に座る。
「「いただきまーす」」
「焼き魚なんて久々に食べたけど美味しいねー!」
そう言ってゴクっとエールを飲むドーコ。俺もこの世界に来てから初めての魚だ。どんな味がするんだろうか?
「ほーなかなかいけるな」
元いた世界のアジとほとんど変わらない味だった。俺もゴクっとエールを飲む。これだったらアジフライもどきが作れるかもしれない。そうなるとサンドウィッチにもいいな。パン粉はなかったから作らなきゃならないのが面倒だが。
「やっぱりたまに食べるものはいいねー」
「明日はもっと上手い魚料理を食べさせてやるよ」
「何か思いついたの?」
「思いついたっていうか元いた世界の料理が再現できると思ってな」
「おぉーそれは楽しみだよ!」
「朝昼晩いつ食べたい?」
「うーんやっぱりゆっくり食べれる夜かな?」
「わかった。じゃあ俺は明日はちょっと先に作業を終わって準備する」
「楽しみだなー!」
エールも飲み干し今日の晩ご飯も終わった。
「今日はどうするんだ?」
「どうするってうぅ私に言わせるの?」
このいつまで経っても慣れないドーコが可愛くてついついいじってしまう
「じゃあ行こうか」
「うん……」
まだ付き合いたてなのだ。やりたい盛り真っ只中だ。
★ ★ ★
チュンチュン
うーんこの鳥は本当に勤勉だな。今日はドーコを起こして卵焼きの作り方でも教えてやるか。
「おーいドーコ起きろー!」
ゆさゆさと揺れ動かす。
「うーんあと5分……」
「じゃあその5分の間に俺は卵焼きをまた1人で作っちまうぞー」
バッとドーコが飛び起き
「卵焼きの作り方教えてくれるの!? ほらじゃあさっさと台所に行くよ!」
さっきまであんなに眠そうにしてたのにな。一階に降りて顔を洗い見本を見せる。
「ほらこんなふうにくるっと巻いたらまた卵を入れて」
「ほー器用に何重にも巻いていくんだねー。でもこれなら私でも出来そうだよ!」
「じゃあやってみてもらおうじゃないか」
「こうやってこう! あれ? まだ固まってない? あー崩れちゃった!」
「もうそれはぐちゃぐちゃにしてスクランブルエッグにしよう」
「わかったよ。でももう一回挑戦させて! お願い!!」
「そんな必死にお願いしなくても。まぁあと一回くらいなら」
「あー今度は焼きすぎちゃったー。ねぇねぇもう一回もう一回だけ」
「本当に最後だからな!」
「うんうん」
……
「出来たー! 私にかかればざっとこんなもんだよ!」
「何がざっとこんなもんだよ。結局3回も失敗してるじゃないか!」
「まぁまぁそう朝から怒っても良いことないよ」
「怒らせる原因が言うことじゃないと思うんだが」
「ほら卵たっぷりサンドが昼に食べられると思ってさー」
「うーん仕方ないなー」
「ありがと、ドワルフ」
誰かのせいで遅くなったが朝食を済ませて鍛冶場に向かう。今日は勇者パーティーの配信を見る日だ。休みじゃなければいいが。
まずは自分の配信をつける『配信の勉強しながら作業パート2』っと
〔ドワルフ:おはよう〕
〔エマ:おはよう。今日は少し遅かったわね〕
〔確かにちょっと遅かったな〕
〔相方の準備に時間がかかってな〕
早速配信カテゴリから冒険を選ぶ。トップにデカデカと勇者パーティー配信が出ていた。視聴者数も8万人と半端じゃない。というかこの世界の人口ってどのくらいなんだろうか? 配信タイトル『エルフの里と国交を結ぶ』か。って勇者もエルフの里を目指してるのか? というか勇者レベルじゃないとエルフの里を目指すのは厳しいのか? だとするとトップクラスの冒険者を引き連れないとな。
勇者パーティーの様子は良くなかった。
「なんで地図の場所に行ってんのにエルフの里がねぇ
んだよ!」
「ちょっと今配信中よ! もっと言葉遣いに気をつけて」
「それにしてもよーこう何日もここで待ってても埒があかねぇじゃねぇか」
「俺もいい加減ここら辺の魔物を相手に力比べするのも飽きたな。この大木に向かって発散でもするか。オルアー!」
勇者パーティーの重戦士が振った大斧がキーンと弾かれ木には傷一つ付かなかった。
「おいおい俺は今一発で切り倒そうとしたぜ?」
「ということはここにエルフがいることは間違いなさそうですわね。聞いてくださいエルフの民よ。私たちはヒューマンの国からあなた方エルフの民を守るため国交を結びにきたのです。どうかお話を聞いてくださらないかしら?」
……何も反応がなく勇者の苛立ちが限界に達した。
「あーもうこんな里燃やし尽くしちまおうぜ! どうせ魔族がもっと攻めてきてここも獣人の帝国みたいになっちまうんだろしよ!」
「だからもう少し勇者らしい喋り方で! 私たちは国交を結ぶと同時に獣人の帝国と同じく魔族側につかせないためこの里を滅ぼさなければなりません! それでもよろしいのでしょうか?」
ドウェインも気に入らないと言っていたが意味がよくわかるな。俺もこんな奴に武器を作りたくはない。
これじゃあ国交を結びに来たというより脅しに来たって感じだな。本当にやる気があるのか? というよりヒューマンの国の王はそんな許可を与えたというのか?
王と話す機会なんてないことを願うしかないな。
「俺は頭が疲れたな」
水浴びを終えて食事の準備を取る。今日はドワーフの村では食べられなかった魚を食べてみようと魚を魔法鞄から取り出す。
「魚かーひさしぶりに食べるなー」
「そういえばドワーフの村では魚を食べなかったが何か理由でもあるのか?」
「うーん単純に保存が効かないからだと思うよ。魔法鞄をみんながみんな持ってるわけじゃないしね」
「ドウェインは魔法鞄を持ってたりするのか?」
「うん! それと炉作りの人ぐらいだったかなー。その人たちだけが魚を食べるってわけにもいかないでしょ?」
「まぁ確かに不満が出たりするかもな」
刺身ができるかは流石にわからないし文化の問題も怖いから普通に焼き魚にしておいた。聞くのはタダだし刺身はどうか聞いてみるか。
「魚を生で食べたことはあるか?」
「魚を生で!? うーん貴族が食べる料理にはそう言った風に食べる方法もあるらしいけど市場に並んでる魚そんなに鮮度がいいものじゃないからねー」
「ふーん、一応そういう文化はあるのか」
「それがどうかしたの?」
「俺のいた世界では結構生で食べることが多くてな。でも市場で並んでる魚じゃダメなのかー。それは残念だな。いつかゆっくりする機会ができたら魚でも釣りに行けたらいいな」
「そうだねー!」
作った料理を机に運び椅子に座る。
「「いただきまーす」」
「焼き魚なんて久々に食べたけど美味しいねー!」
そう言ってゴクっとエールを飲むドーコ。俺もこの世界に来てから初めての魚だ。どんな味がするんだろうか?
「ほーなかなかいけるな」
元いた世界のアジとほとんど変わらない味だった。俺もゴクっとエールを飲む。これだったらアジフライもどきが作れるかもしれない。そうなるとサンドウィッチにもいいな。パン粉はなかったから作らなきゃならないのが面倒だが。
「やっぱりたまに食べるものはいいねー」
「明日はもっと上手い魚料理を食べさせてやるよ」
「何か思いついたの?」
「思いついたっていうか元いた世界の料理が再現できると思ってな」
「おぉーそれは楽しみだよ!」
「朝昼晩いつ食べたい?」
「うーんやっぱりゆっくり食べれる夜かな?」
「わかった。じゃあ俺は明日はちょっと先に作業を終わって準備する」
「楽しみだなー!」
エールも飲み干し今日の晩ご飯も終わった。
「今日はどうするんだ?」
「どうするってうぅ私に言わせるの?」
このいつまで経っても慣れないドーコが可愛くてついついいじってしまう
「じゃあ行こうか」
「うん……」
まだ付き合いたてなのだ。やりたい盛り真っ只中だ。
★ ★ ★
チュンチュン
うーんこの鳥は本当に勤勉だな。今日はドーコを起こして卵焼きの作り方でも教えてやるか。
「おーいドーコ起きろー!」
ゆさゆさと揺れ動かす。
「うーんあと5分……」
「じゃあその5分の間に俺は卵焼きをまた1人で作っちまうぞー」
バッとドーコが飛び起き
「卵焼きの作り方教えてくれるの!? ほらじゃあさっさと台所に行くよ!」
さっきまであんなに眠そうにしてたのにな。一階に降りて顔を洗い見本を見せる。
「ほらこんなふうにくるっと巻いたらまた卵を入れて」
「ほー器用に何重にも巻いていくんだねー。でもこれなら私でも出来そうだよ!」
「じゃあやってみてもらおうじゃないか」
「こうやってこう! あれ? まだ固まってない? あー崩れちゃった!」
「もうそれはぐちゃぐちゃにしてスクランブルエッグにしよう」
「わかったよ。でももう一回挑戦させて! お願い!!」
「そんな必死にお願いしなくても。まぁあと一回くらいなら」
「あー今度は焼きすぎちゃったー。ねぇねぇもう一回もう一回だけ」
「本当に最後だからな!」
「うんうん」
……
「出来たー! 私にかかればざっとこんなもんだよ!」
「何がざっとこんなもんだよ。結局3回も失敗してるじゃないか!」
「まぁまぁそう朝から怒っても良いことないよ」
「怒らせる原因が言うことじゃないと思うんだが」
「ほら卵たっぷりサンドが昼に食べられると思ってさー」
「うーん仕方ないなー」
「ありがと、ドワルフ」
誰かのせいで遅くなったが朝食を済ませて鍛冶場に向かう。今日は勇者パーティーの配信を見る日だ。休みじゃなければいいが。
まずは自分の配信をつける『配信の勉強しながら作業パート2』っと
〔ドワルフ:おはよう〕
〔エマ:おはよう。今日は少し遅かったわね〕
〔確かにちょっと遅かったな〕
〔相方の準備に時間がかかってな〕
早速配信カテゴリから冒険を選ぶ。トップにデカデカと勇者パーティー配信が出ていた。視聴者数も8万人と半端じゃない。というかこの世界の人口ってどのくらいなんだろうか? 配信タイトル『エルフの里と国交を結ぶ』か。って勇者もエルフの里を目指してるのか? というか勇者レベルじゃないとエルフの里を目指すのは厳しいのか? だとするとトップクラスの冒険者を引き連れないとな。
勇者パーティーの様子は良くなかった。
「なんで地図の場所に行ってんのにエルフの里がねぇ
んだよ!」
「ちょっと今配信中よ! もっと言葉遣いに気をつけて」
「それにしてもよーこう何日もここで待ってても埒があかねぇじゃねぇか」
「俺もいい加減ここら辺の魔物を相手に力比べするのも飽きたな。この大木に向かって発散でもするか。オルアー!」
勇者パーティーの重戦士が振った大斧がキーンと弾かれ木には傷一つ付かなかった。
「おいおい俺は今一発で切り倒そうとしたぜ?」
「ということはここにエルフがいることは間違いなさそうですわね。聞いてくださいエルフの民よ。私たちはヒューマンの国からあなた方エルフの民を守るため国交を結びにきたのです。どうかお話を聞いてくださらないかしら?」
……何も反応がなく勇者の苛立ちが限界に達した。
「あーもうこんな里燃やし尽くしちまおうぜ! どうせ魔族がもっと攻めてきてここも獣人の帝国みたいになっちまうんだろしよ!」
「だからもう少し勇者らしい喋り方で! 私たちは国交を結ぶと同時に獣人の帝国と同じく魔族側につかせないためこの里を滅ぼさなければなりません! それでもよろしいのでしょうか?」
ドウェインも気に入らないと言っていたが意味がよくわかるな。俺もこんな奴に武器を作りたくはない。
これじゃあ国交を結びに来たというより脅しに来たって感じだな。本当にやる気があるのか? というよりヒューマンの国の王はそんな許可を与えたというのか?
王と話す機会なんてないことを願うしかないな。
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