18 / 57
第一章~ドワーフの村~
18話 はじめての商人
しおりを挟む
「はーい! ドワルフ、商人が来たよ!」
おぉ待ってました。2人で玄関へと向かう。そこには大きな鞄をぶら下げ、馬に乗った髭を生やした外国人のような男がいた。
どうやらこの世界のヒューマンは日本人のような顔つきではないらしい。
「お邪魔しますーおぉおぉこれはドーコ様と、そちらの御人は?」
「こっちは私のパートナーのドワルフ」
「おぉおぉそうで御座いますか。だからあれをリストに追加したのでありますね。では今回のお取引を始めましょう。いつも通り物々交換でよろしいのでしょうか?」
「あれってなんだ?」
「おっと少々口が滑ってしまいましたな」
「もう! それはいいから! それより今回は2人だったしいつもより多くできたからお金もよろしくね」
「了解致しました。早速商品を見せていただけますか?」
商人を鍛冶場へと招き入れ商品を見せていく。
「おぉおぉドーコ様遂に魔物の皮を扱えるようになったのですね! これで軽装備の冒険者にも商品を売ることができます。しかし魔法印を入れ忘れているようですが?」
「……入れ忘れたんじゃなくてそれはドワルフが作ったものだよ」
「でっではここにある魔法印の入っていないものは、もしかして全てドワルフ様が作ったものなのですか?」
「そうですが何か問題がありますか?」
「いっいえ問題なんて滅相も……いやこんな高品質の物が魔法印無しとなるとどうやって売値を付けるかどうかが非常に難しくてですね」
「安値でもいいので買い取って頂けると助かります」
「やっ安値なんてとんでも御座いません。そんなことをしてしまってはドーコ様に申し訳がたちません。しかし困りましたね。今の手持ちではとても支払いきれませんね」
「えーいっぱい持ってきてねって言ったじゃない!」
「それにしても余りに規格外でして、いや申し訳ございません。残りの分は次回でもよろしいでしょうか?」
「うーんとじゃあサービスするから私たちをヒューマンの国に連れて行ってくれない?」
「今すぐとなりますと馬にそのまま乗っての旅になりますがよろしいんですか? 私共としてはドーコ様は上客ですので最高のおもてなしを」
「うーんとドワルフ、どうする」
「初めての旅だしな出来れば快適な馬車に乗りたいな」
「それもそうだね。じゃあシュドさんそれでよろしくね」
この商人はシュドって名前なのか。髭を伸ばしてるし、もしかしてドワーフ担当の商人だったりするんだろうか?
「それでは本日のご会計ですがこちらでよろしいでしょうか?」
そう言ってドーコに領収書を見せる。
「うん! 残りの分はヒューマンの国で直接売ることにするよ」
「助かります。それではこちらを」
と言いながらどう考えてもその鞄には入り切らないエールの入った樽や食べ物が出てきた。これがもしかして伝説の魔法鞄か!?
「ドーコ。あの鞄はマジックアイテムじゃないのか?」
「ん? そうだよ、まぁでも私が求めてる物じゃないけどね」
「これでしたら当商人ギルドでも扱っておりますよ。このサイズでしたらザッと150万ルラとなっております」
「なぁドーコそれってどれくらいの値段なんだ?」
「そうだねー。私たちが休まず半年作り続けたら買えるんじゃないかな」
あの作業を半年続けるってことは相当な値段なんだろう。いつか手にしてみたいが当分先になりそうだな。だがこのシュドという男そんな高価な鞄を預かってるってことは相当な実力者なんだろう。
「それにしても私たちにこんなに商品を卸していいの? この後ドワーフの村にいくんじゃ」
「それがですね。連絡が取れないので御座いますよ。ですので今回はドーコ様の所だけになっております」
連絡が取れない?そういえばずっとドバンが配信に来ていないのが気になってはいたが、単純にみていないだけじゃなく、何か理由があって見れなかったのか?
「ふーんまぁそれなら仕方ないね。じゃあ受け取るものも受け取ったしありがとう!」
「いえいえこちらとしましても、新しいお取引相手が増えまして嬉しい限りでございます」
あっそうだ。まだ俺のとっておきを見せていない。
「ちょっとだけお時間頂いてもよろしいですか?こちらを見ていただきたくて」
そう言って完成したフルアーマーの上にかけていた布を取る。
「こっこれは一体!? こんな精密な装飾見たことがありません! 縁に使われている金がまたいいアクセントを! コンコンッ それにこの丈夫さ、ここでしか取れないドワーフ鋼! 王が来ていてる物より装飾から何まで遥か上の物!?」
何という緻密な分析力。まるで料理漫画の感想みたいだな。貴族じゃなくて王様レベルとなったか。これはひょっとして物凄いものが出来てしまったのか?
「もっ申し訳ございません、取り乱してしまいました。それにしましても、重ね重ね申し訳ないのですがこちらを今すぐ取引することはできません。ギルドマスターに見て頂かなければ」
やっぱりそうなったか。まぁ想定通りだし問題ないがここは配信を宣伝するチャンスだ。
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私はメインジョブ配信者、サブジョブなしのドワルフと申します」
「おぉおぉこれは私としても失礼致しました。私はメインジョブ商人、サブジョブ配信者のシュドと申します。以後よろしくお願い致します」
「それでー先程の話なんですが、今売れないというのはこちらとしても想定外でして、もしよろしければ私の商品を宣伝するためにも私の配信を広めては頂けないでしょうか?」
「それくらいのことなら是非。その代わりですが少々買い値を下げて頂けたりしませんか?」
相手も上手いな。お互いに配信をフォローし合う。
「はい。それではその方向でよろしくお願いします」
「私達もヒューマンの国に行きますし、その時にでもギルドマスターに見ていただくことにします」
「いやーそれにしてもジョブに鍛冶師が入っていないのにここまでの物を仕上げるなんて、本当に凄いですね」
「ドワルフばっかり褒められてずっるーい! ねぇシュドさん私の自信作も見てよ」
そういいドーコはあの大斧を取り出す。それは非売品じゃないのか? まぁ俺ばっかり注目されて対抗心が芽生えたんだろう。
おぉ待ってました。2人で玄関へと向かう。そこには大きな鞄をぶら下げ、馬に乗った髭を生やした外国人のような男がいた。
どうやらこの世界のヒューマンは日本人のような顔つきではないらしい。
「お邪魔しますーおぉおぉこれはドーコ様と、そちらの御人は?」
「こっちは私のパートナーのドワルフ」
「おぉおぉそうで御座いますか。だからあれをリストに追加したのでありますね。では今回のお取引を始めましょう。いつも通り物々交換でよろしいのでしょうか?」
「あれってなんだ?」
「おっと少々口が滑ってしまいましたな」
「もう! それはいいから! それより今回は2人だったしいつもより多くできたからお金もよろしくね」
「了解致しました。早速商品を見せていただけますか?」
商人を鍛冶場へと招き入れ商品を見せていく。
「おぉおぉドーコ様遂に魔物の皮を扱えるようになったのですね! これで軽装備の冒険者にも商品を売ることができます。しかし魔法印を入れ忘れているようですが?」
「……入れ忘れたんじゃなくてそれはドワルフが作ったものだよ」
「でっではここにある魔法印の入っていないものは、もしかして全てドワルフ様が作ったものなのですか?」
「そうですが何か問題がありますか?」
「いっいえ問題なんて滅相も……いやこんな高品質の物が魔法印無しとなるとどうやって売値を付けるかどうかが非常に難しくてですね」
「安値でもいいので買い取って頂けると助かります」
「やっ安値なんてとんでも御座いません。そんなことをしてしまってはドーコ様に申し訳がたちません。しかし困りましたね。今の手持ちではとても支払いきれませんね」
「えーいっぱい持ってきてねって言ったじゃない!」
「それにしても余りに規格外でして、いや申し訳ございません。残りの分は次回でもよろしいでしょうか?」
「うーんとじゃあサービスするから私たちをヒューマンの国に連れて行ってくれない?」
「今すぐとなりますと馬にそのまま乗っての旅になりますがよろしいんですか? 私共としてはドーコ様は上客ですので最高のおもてなしを」
「うーんとドワルフ、どうする」
「初めての旅だしな出来れば快適な馬車に乗りたいな」
「それもそうだね。じゃあシュドさんそれでよろしくね」
この商人はシュドって名前なのか。髭を伸ばしてるし、もしかしてドワーフ担当の商人だったりするんだろうか?
「それでは本日のご会計ですがこちらでよろしいでしょうか?」
そう言ってドーコに領収書を見せる。
「うん! 残りの分はヒューマンの国で直接売ることにするよ」
「助かります。それではこちらを」
と言いながらどう考えてもその鞄には入り切らないエールの入った樽や食べ物が出てきた。これがもしかして伝説の魔法鞄か!?
「ドーコ。あの鞄はマジックアイテムじゃないのか?」
「ん? そうだよ、まぁでも私が求めてる物じゃないけどね」
「これでしたら当商人ギルドでも扱っておりますよ。このサイズでしたらザッと150万ルラとなっております」
「なぁドーコそれってどれくらいの値段なんだ?」
「そうだねー。私たちが休まず半年作り続けたら買えるんじゃないかな」
あの作業を半年続けるってことは相当な値段なんだろう。いつか手にしてみたいが当分先になりそうだな。だがこのシュドという男そんな高価な鞄を預かってるってことは相当な実力者なんだろう。
「それにしても私たちにこんなに商品を卸していいの? この後ドワーフの村にいくんじゃ」
「それがですね。連絡が取れないので御座いますよ。ですので今回はドーコ様の所だけになっております」
連絡が取れない?そういえばずっとドバンが配信に来ていないのが気になってはいたが、単純にみていないだけじゃなく、何か理由があって見れなかったのか?
「ふーんまぁそれなら仕方ないね。じゃあ受け取るものも受け取ったしありがとう!」
「いえいえこちらとしましても、新しいお取引相手が増えまして嬉しい限りでございます」
あっそうだ。まだ俺のとっておきを見せていない。
「ちょっとだけお時間頂いてもよろしいですか?こちらを見ていただきたくて」
そう言って完成したフルアーマーの上にかけていた布を取る。
「こっこれは一体!? こんな精密な装飾見たことがありません! 縁に使われている金がまたいいアクセントを! コンコンッ それにこの丈夫さ、ここでしか取れないドワーフ鋼! 王が来ていてる物より装飾から何まで遥か上の物!?」
何という緻密な分析力。まるで料理漫画の感想みたいだな。貴族じゃなくて王様レベルとなったか。これはひょっとして物凄いものが出来てしまったのか?
「もっ申し訳ございません、取り乱してしまいました。それにしましても、重ね重ね申し訳ないのですがこちらを今すぐ取引することはできません。ギルドマスターに見て頂かなければ」
やっぱりそうなったか。まぁ想定通りだし問題ないがここは配信を宣伝するチャンスだ。
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私はメインジョブ配信者、サブジョブなしのドワルフと申します」
「おぉおぉこれは私としても失礼致しました。私はメインジョブ商人、サブジョブ配信者のシュドと申します。以後よろしくお願い致します」
「それでー先程の話なんですが、今売れないというのはこちらとしても想定外でして、もしよろしければ私の商品を宣伝するためにも私の配信を広めては頂けないでしょうか?」
「それくらいのことなら是非。その代わりですが少々買い値を下げて頂けたりしませんか?」
相手も上手いな。お互いに配信をフォローし合う。
「はい。それではその方向でよろしくお願いします」
「私達もヒューマンの国に行きますし、その時にでもギルドマスターに見ていただくことにします」
「いやーそれにしてもジョブに鍛冶師が入っていないのにここまでの物を仕上げるなんて、本当に凄いですね」
「ドワルフばっかり褒められてずっるーい! ねぇシュドさん私の自信作も見てよ」
そういいドーコはあの大斧を取り出す。それは非売品じゃないのか? まぁ俺ばっかり注目されて対抗心が芽生えたんだろう。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
【宮廷魔法士のやり直し!】~王宮を追放された天才魔法士は山奥の村の変な野菜娘に拾われたので新たな人生を『なんでも屋』で謳歌したい!~
夕姫
ファンタジー
【私。この『なんでも屋』で高級ラディッシュになります(?)】
「今日であなたはクビです。今までフローレンス王宮の宮廷魔法士としてお勤めご苦労様でした。」
アイリーン=アドネスは宮廷魔法士を束ねている筆頭魔法士のシャーロット=マリーゴールド女史にそう言われる。
理由は国の禁書庫の古代文献を持ち出したという。そんな嘘をエレイナとアストンという2人の貴族出身の宮廷魔法士に告げ口される。この2人は平民出身で王立学院を首席で卒業、そしてフローレンス王国の第一王女クリスティーナの親友という存在のアイリーンのことをよく思っていなかった。
もちろん周りの同僚の魔法士たちも平民出身の魔法士などいても邪魔にしかならない、誰もアイリーンを助けてくれない。
自分は何もしてない、しかも突然辞めろと言われ、挙句の果てにはエレイナに平手で殴られる始末。
王国を追放され、すべてを失ったアイリーンは途方に暮れあてもなく歩いていると森の中へ。そこで悔しさから下を向き泣いていると
「どうしたのお姉さん?そんな収穫3日後のラディッシュみたいな顔しちゃって?」
オレンジ色の髪のおさげの少女エイミーと出会う。彼女は自分の仕事にアイリーンを雇ってあげるといい、山奥の農村ピースフルに連れていく。そのエイミーの仕事とは「なんでも屋」だと言うのだが……
アイリーンは新規一転、自分の魔法能力を使い、エイミーや仲間と共にこの山奥の農村ピースフルの「なんでも屋」で働くことになる。
そして今日も大きなあの声が聞こえる。
「いらっしゃいませ!なんでも屋へようこそ!」
と
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる