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第8章 私の一番大切なもの
90 氷結の救援
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時すらも凍てつかせるような、静謐な冷気が一帯を埋め尽くす。
煌びやかな城内は一瞬にして氷河の世界へと様変わりし、あらゆる動きを凍結させている。
けれどそれでも、その凍結には一切の穢れなどなく、むしろ澄み渡る清らかさを感じさせた。
あらゆるものが氷と化した広間の中で、私たちだけが凍結を免れている。
まるで氷が私たちを守ろうとしているかのように、この冷たい世界は私たちにだけは温かい。
この魔法は────
「姫殿下、ご無事ですか!」
まさかと思って振り返ると、それと同時に白いローブの姿が入り口から飛び込んできた。
黒髪が爽やかに揺らめくその男性の姿は、紛れもなくロード・スクルドだ。
彼は慌てた様子で私の元まで駆け寄ると、飛びつきそうな勢いで私をくまなく見回した。
「わ、私は大丈夫です。助けてくださって、ありがとうございます……」
「間に合ってよかった。あなた様に万が一のことがあっては、取り返しがつきませんので」
息を切らせた様子も様になっているロード・スクルドは、私の無事を確認して大きく安堵を見せた。
どこか覚えのある氷の魔法に、一瞬「氷室さんでは」なんて思ってしまった私は、残念な気持ちを顔に出さないように必死に堪えつつ、けれど心強い救援にホッとした。
「あの、ロード・スクルド。私……」
「おいおい、君だけ出張って行くなんて、酷いじゃないか」
私を庇うように前に立ち、奥の氷へと睨みをきかせるロード・スクルド。
そんな彼に私が声をかけようとした時、何か素早い影が場内に飛び込んできて、私の真横にシュタッと着地した。
「アリスちゃんを守る王子様の役目は、僕がしたかったんだけどね。君は立場的に、あんまり相応しくないだろう?」
「レイくん! 無事だったんだね!」
私の肩に腕を乗せながら、レイくんはそう不満げにこぼした。
未だ転臨の力を解放したままのレイくんは、頭から伸びる兎の耳をぴょこぴょこと揺らしている。
私が思わず声を上げると、レイくんはこちらを見てにこりとウィンクをした。
「もちろんさ。僕は死んだりなんかしないよ。君こそ、無事で何よりだ」
いくらレイくんが強力な魔女だとはいっても、想定外の強襲の中ではとても心配だった。
数々の魔法使いの手を逃れて、ここまで助けにきてれたことは、本当に嬉しい。
でもまさか、ロード・スクルドと一緒にいただなんて。
「私はこの国の魔法使いとして、姫殿下をお守りする責任がある。姫殿下の号令の元に動いている私の方こそ、守護するに相応しいと思うがな」
「僕だって、アリスちゃんに頼まれて動いているし、それに何より友達だ。君なんかよりもよっぽど仲が深い。その主張は些か説得力にかけると思うね」
レイくんの登場にムッと顔をしかめたロード・スクルドと、レイくんがヤンヤンと静かな口論を始める。
まぁ、根本的な魔法使いと魔女の関係性は解決していないのだから、いがみ合ってしまうのは仕方がないのかな。
むしろ、そんな状況でもこうして力を合わせてくれていることに、感謝するべきだ。
「え、えっと! とりあえず二人とも、駆けつけてくれてありがとう」
静かに睨み合いながら、静かに淡々と言葉を戦わせる二人。
私は間に割って入って、制止の声を上げた。
「あのね、クリアちゃんはこの城の、多分玉座の間にいる。だから二人には、私がそこまで向かう手伝いをして欲しいんだけど……」
「何だか、急に騒がしくなったねぇ」
私が二人に状況の説明をしようとした時、玄関広間の奥に連なっていた氷が、大きな音を立ててガラガラと崩れた。
ロード・ケインが、自らを凍結させていた氷を打ち砕き、その内部から何食わぬ顔で姿を現す。
私たちが一斉に身構えると、彼は面倒くさそうに眉を寄せた。
「おいおい、スクルドくんに、ワルプルギスの魔女までいるじゃないか。勘弁してくれよー。僕、基本は戦うタイプじゃないんだぜ?」
「ロード・ケイン。あなたには、自らの行いに責任を取ってもらわなければなりません。同じ君主として、それは私が行わなければならない」
「こんな時まで真面目だなぁ」
一歩前に出たロード・スクルドに、ロード・ケインは更に顔をしかめる。
「僕は姫様に用があるだけだから、邪魔しないでもらえると助かるんだけど。君の杓子定規なお説教は、後で聞くからさぁ」
「私は姫殿下をお守りし、そして共にこの国を守ると誓った。姫殿下に仇なすあなたを、私は決して見逃せないのです」
「だよねぇ。もう、だから結界を斬ってはほしくなかったんだよなぁ」
そう言って、ロード・ケインは憚ることなく大きな溜息をついた。
私やレオとアリアだけだけならば、彼にも勝算があったのかもしれないけれど、同じ君主の登場となると、そう簡単にいかないのかもしれない。
二人の実力差はわからないけれど、でも同等の位を有しているのだから、彼にとってもロード・スクルドは厄介な相手なんだろう。
「姫殿下、彼は私が相手をします。魔法使いの失態は、魔法使いが拭わなければ。あなた様は、この先のクリアの元へ」
「わかりました、ありがとうございます! お気をつけて」
「ええ、姫殿下こそ」
決してロード・ケインから目を離さないまま、ロード・スクルドは私に向けてそっと微笑んだ。
その凛々しい佇まいからは、とても力強い頼もしさが感じられた。
私とても、ここで時間は食いたくないし、ロード・ケインの相手は極力したくない。
彼の言葉に感謝をして、私はレオとアリア、レイくんに目配せをして、城の奥に向けて駆け出した。
「ちょっと待って、ちょっと待って。僕がそんなこと許すわけないだろう?」
「私が許したのです。邪魔をしないでもらいたい」
脇を駆け抜けようとする私にたちに、ロード・ケインが即座に反応する。
しかしそうして放とうとした魔法は、ロード・スクルドによって瞬時に防がれた。
高く聳え立つ氷の壁が形成され、広間を大きく分断してしまう。
それで彼の進行を押さえられたように見えたけれど、しかし次の瞬間、私たちの目の前の空間がぐにゃりと歪んだ。
「邪魔するに決まってるじゃないか。ねぇ?」
「っ…………!」
空間を転移して現れたロード・ケインが、真正面から飛びかかってくる。
そんな彼に対し、『真理の剣』を振るって対抗しようとした瞬間、私の横からレイくんが飛び出した。
突撃したレイくんは、それと同時に分身を大量に発生させ、群体となってロード・ケインに飛びかかる。
「仕方ない、僕もここを押さえる方に回るから、君たちだけで行くんだ!」
「レイくん、ごめん!」
ロード・ケインが空間を掻き回し、大量の分身をかき消しながらこちらに手を伸ばしてくる。
レイくんはそれに負けじと分身を重ね、突撃を繰り返して、彼の進行をなんとか食い止めていた。
けれど、少しでも気を抜けば本体のレイくんまでも、空間ごと捻り潰されてしまいそうだ。
転臨している魔女といえど、魔法使いの君主が相手となれば、かなり難しい戦いになるであろうことは、その攻防を見れば明らかだった。
けれど、レイくんを心配して立ち止まってしまっては、全部意味がなくなってしまう。
だから私はレイくんを助けたい気持ちをグッと堪えて、作ってくれた道を進むことに注力した。
すり抜けざまに目が合ったレイくんは、いつもと変わらず爽やかに、そして優しげに笑っていた。
煌びやかな城内は一瞬にして氷河の世界へと様変わりし、あらゆる動きを凍結させている。
けれどそれでも、その凍結には一切の穢れなどなく、むしろ澄み渡る清らかさを感じさせた。
あらゆるものが氷と化した広間の中で、私たちだけが凍結を免れている。
まるで氷が私たちを守ろうとしているかのように、この冷たい世界は私たちにだけは温かい。
この魔法は────
「姫殿下、ご無事ですか!」
まさかと思って振り返ると、それと同時に白いローブの姿が入り口から飛び込んできた。
黒髪が爽やかに揺らめくその男性の姿は、紛れもなくロード・スクルドだ。
彼は慌てた様子で私の元まで駆け寄ると、飛びつきそうな勢いで私をくまなく見回した。
「わ、私は大丈夫です。助けてくださって、ありがとうございます……」
「間に合ってよかった。あなた様に万が一のことがあっては、取り返しがつきませんので」
息を切らせた様子も様になっているロード・スクルドは、私の無事を確認して大きく安堵を見せた。
どこか覚えのある氷の魔法に、一瞬「氷室さんでは」なんて思ってしまった私は、残念な気持ちを顔に出さないように必死に堪えつつ、けれど心強い救援にホッとした。
「あの、ロード・スクルド。私……」
「おいおい、君だけ出張って行くなんて、酷いじゃないか」
私を庇うように前に立ち、奥の氷へと睨みをきかせるロード・スクルド。
そんな彼に私が声をかけようとした時、何か素早い影が場内に飛び込んできて、私の真横にシュタッと着地した。
「アリスちゃんを守る王子様の役目は、僕がしたかったんだけどね。君は立場的に、あんまり相応しくないだろう?」
「レイくん! 無事だったんだね!」
私の肩に腕を乗せながら、レイくんはそう不満げにこぼした。
未だ転臨の力を解放したままのレイくんは、頭から伸びる兎の耳をぴょこぴょこと揺らしている。
私が思わず声を上げると、レイくんはこちらを見てにこりとウィンクをした。
「もちろんさ。僕は死んだりなんかしないよ。君こそ、無事で何よりだ」
いくらレイくんが強力な魔女だとはいっても、想定外の強襲の中ではとても心配だった。
数々の魔法使いの手を逃れて、ここまで助けにきてれたことは、本当に嬉しい。
でもまさか、ロード・スクルドと一緒にいただなんて。
「私はこの国の魔法使いとして、姫殿下をお守りする責任がある。姫殿下の号令の元に動いている私の方こそ、守護するに相応しいと思うがな」
「僕だって、アリスちゃんに頼まれて動いているし、それに何より友達だ。君なんかよりもよっぽど仲が深い。その主張は些か説得力にかけると思うね」
レイくんの登場にムッと顔をしかめたロード・スクルドと、レイくんがヤンヤンと静かな口論を始める。
まぁ、根本的な魔法使いと魔女の関係性は解決していないのだから、いがみ合ってしまうのは仕方がないのかな。
むしろ、そんな状況でもこうして力を合わせてくれていることに、感謝するべきだ。
「え、えっと! とりあえず二人とも、駆けつけてくれてありがとう」
静かに睨み合いながら、静かに淡々と言葉を戦わせる二人。
私は間に割って入って、制止の声を上げた。
「あのね、クリアちゃんはこの城の、多分玉座の間にいる。だから二人には、私がそこまで向かう手伝いをして欲しいんだけど……」
「何だか、急に騒がしくなったねぇ」
私が二人に状況の説明をしようとした時、玄関広間の奥に連なっていた氷が、大きな音を立ててガラガラと崩れた。
ロード・ケインが、自らを凍結させていた氷を打ち砕き、その内部から何食わぬ顔で姿を現す。
私たちが一斉に身構えると、彼は面倒くさそうに眉を寄せた。
「おいおい、スクルドくんに、ワルプルギスの魔女までいるじゃないか。勘弁してくれよー。僕、基本は戦うタイプじゃないんだぜ?」
「ロード・ケイン。あなたには、自らの行いに責任を取ってもらわなければなりません。同じ君主として、それは私が行わなければならない」
「こんな時まで真面目だなぁ」
一歩前に出たロード・スクルドに、ロード・ケインは更に顔をしかめる。
「僕は姫様に用があるだけだから、邪魔しないでもらえると助かるんだけど。君の杓子定規なお説教は、後で聞くからさぁ」
「私は姫殿下をお守りし、そして共にこの国を守ると誓った。姫殿下に仇なすあなたを、私は決して見逃せないのです」
「だよねぇ。もう、だから結界を斬ってはほしくなかったんだよなぁ」
そう言って、ロード・ケインは憚ることなく大きな溜息をついた。
私やレオとアリアだけだけならば、彼にも勝算があったのかもしれないけれど、同じ君主の登場となると、そう簡単にいかないのかもしれない。
二人の実力差はわからないけれど、でも同等の位を有しているのだから、彼にとってもロード・スクルドは厄介な相手なんだろう。
「姫殿下、彼は私が相手をします。魔法使いの失態は、魔法使いが拭わなければ。あなた様は、この先のクリアの元へ」
「わかりました、ありがとうございます! お気をつけて」
「ええ、姫殿下こそ」
決してロード・ケインから目を離さないまま、ロード・スクルドは私に向けてそっと微笑んだ。
その凛々しい佇まいからは、とても力強い頼もしさが感じられた。
私とても、ここで時間は食いたくないし、ロード・ケインの相手は極力したくない。
彼の言葉に感謝をして、私はレオとアリア、レイくんに目配せをして、城の奥に向けて駆け出した。
「ちょっと待って、ちょっと待って。僕がそんなこと許すわけないだろう?」
「私が許したのです。邪魔をしないでもらいたい」
脇を駆け抜けようとする私にたちに、ロード・ケインが即座に反応する。
しかしそうして放とうとした魔法は、ロード・スクルドによって瞬時に防がれた。
高く聳え立つ氷の壁が形成され、広間を大きく分断してしまう。
それで彼の進行を押さえられたように見えたけれど、しかし次の瞬間、私たちの目の前の空間がぐにゃりと歪んだ。
「邪魔するに決まってるじゃないか。ねぇ?」
「っ…………!」
空間を転移して現れたロード・ケインが、真正面から飛びかかってくる。
そんな彼に対し、『真理の剣』を振るって対抗しようとした瞬間、私の横からレイくんが飛び出した。
突撃したレイくんは、それと同時に分身を大量に発生させ、群体となってロード・ケインに飛びかかる。
「仕方ない、僕もここを押さえる方に回るから、君たちだけで行くんだ!」
「レイくん、ごめん!」
ロード・ケインが空間を掻き回し、大量の分身をかき消しながらこちらに手を伸ばしてくる。
レイくんはそれに負けじと分身を重ね、突撃を繰り返して、彼の進行をなんとか食い止めていた。
けれど、少しでも気を抜けば本体のレイくんまでも、空間ごと捻り潰されてしまいそうだ。
転臨している魔女といえど、魔法使いの君主が相手となれば、かなり難しい戦いになるであろうことは、その攻防を見れば明らかだった。
けれど、レイくんを心配して立ち止まってしまっては、全部意味がなくなってしまう。
だから私はレイくんを助けたい気持ちをグッと堪えて、作ってくれた道を進むことに注力した。
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