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第8章 私の一番大切なもの
72 国が敵に
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D7の言葉に、私たちは口をあんぐりと開けてしまった。
城が乗っ取られているだなんて。ましてロード・ケインに。
状況が突拍子もなさすぎて、うまく飲み込むことができなかった。
「ロード・ケインは、アンタよりも先に城に入って、王族特務に嘘の報告をしたんだろ。つまりは、アンタが国を裏切って、魔女と手を組んでよからぬことを企んでる、みたいなことをさ」
「で、でも、そんなことで国の方針が簡単に変わっちゃうものなの? 自分で言うのもなんだけど、私はこの国の姫なのに。ロード・ケインの言葉だけで狙われちゃうだなんて……」
ロード・ケインから敵視されるならまだしも、国の魔法使い全体から狙われるのは、どうも納得いかなかった。
この国の人たちは、私がいなくなってからもお姫様として扱ってくれていたわけだし、そんな私を簡単に敵とみなすとは思えなくて。
「俺もその場にいたわけじゃねぇから、どうしてそうなったかまではわかんねぇけど。まぁ大方、ロード・ケインが都合のいいこと、ある事ない事言ったんだろうぜ。あの人、口はうまいからなぁ」
思わず強めに尋ねてしまった私に、D7は困ったように眉を寄せた。
確かに、一介の魔女狩りである彼に詳細を尋ねても、王城の内情なんてわかるわけがなかった。
「……ロード・ケインがどういう手段を使ったのかはわからなけれど。でもそういう話なら、確かに王族特務を納得させるやり方はあるかも。だって、アリスが魔女を擁護していることはみんな知ってるから」
アリアは眉間にシワを寄せながら、言いにくそうに口を開いた。
私の方に、控えめな視線を向けてくる。
「昔から、アリスは魔女狩りという行為そのものに否定的だったし、魔女を助けたいってことも言ってた。それに加えて、昨日ワルプルギスの襲撃を止めた時、魔女の味方をしているように、見ようとすれば見えなくも……」
「つまりロード・ケインは、アリスの魔女も守りたいって思想を利用して、レジスタンスの魔女に加担したっていう話を信じさせたってことか? 汚ねぇやり方しやがって」
アリアの予測にレオは歯を剥いて唸った。
私が今まで主張してきたことが、彼の嘘を補強して、私への疑いを生ませてしまっていたんだ。
私には国を救った実績があるから、今まではその考え方そのものを危険視されたりはしなかったけれど。
魔女に味方し魔法使いに敵対したという事実を捏造されたことで、今まで流されていたことも疑いの材料になってしまった、ということ……。
「それに多分、すぐにアリスが城に行けない状況だったってことも大きいと思う。ロード・ケインの言葉を否定できる人がいなくて、アリス自身の所在が不明ってなると、王族特務としては君主である彼の言葉を信じるしかないし」
「私がまずお城に登ってれば、こんなことにはなってなかったのかな……」
私情を優先して氷室さんをまず探そうとしたから、ロード・ケインに先を越されてしまったのかもしれない。
この様子だと、クリアちゃんのやろうとしていうことに私が加担してるとか、ロード・デュークスを倒したのは私だとか、色々と罪を擦りつけられてる可能性もある。
今更後悔しても仕方がないけれど、もう少し冷静に状況を判断するべきだったかもしれない。
「まぁ詳しいところは想像するしかねぇが、ロード・スクルドも似たようなことを言ってたぜ。まぁそういう感じで、少し前に王族特務が声明を出して、反逆者たる魔女の討伐と、それを幇助してる姫様を捕らえろってことになったんだ。その陣頭指揮をとってるのがロード・ケインで、魔法使いは役職問わず従事しろってのがお達しってわけだ」
それが現状だと、D7は淡々と言った。
話し方は相変わらず軽々しいけれど、でもこの切迫した状況に面持ちは暗めだ。
「もちろん、姫様に加担してる奴は魔法使いでも敵だってことで、お陰で俺たちももう反逆者扱いだ。まぁロード・スクルドはこっちに義があるってんで、姫様に協力するのはやめないつってるし、魔女狩りは基本そのスタンスだ」
「迷惑をかけてごめんなさい。でも、魔女狩りの人たちがそのまま味方でいてくれてよかった。もしみんなも敵側に回っちゃてたら、国を丸ごと敵に回すみたいなものだったし」
「まぁでも、現状はほぼそんな感じだぜ? 魔女狩り以外の魔法使いは全員あっち側だしな。民意も今は姫様に否定的だろうし、敵の方が圧倒的に多い状況だ。一応聞いとくけどよ、それでもアンタは戦い続けるか?」
軽やかな調子で、けれど鋭い瞳でD7は尋ねてきた。
本来味方である人たち、守るべき人たちまでも敵に回った状況でも、まだ立ち上がれるのかと。
戦う必要のない人たちとぶつからざるを得なく、あらゆる人たちから非難を受ける状況。
世界を守ろうとしているのに、みんなを守ろうとしているのに、国と世界に仇を為そうとしていると思われても尚、戦えるのか。
そんなこと、聞かれるまでもない。
「もちろん。これくらいで挫けたりしないよ。味方をしてくれる人たちはいるし、私は一人じゃない。沢山の人に誤解されていたって、私は自分の気持ちと、私を信じてくれる人たちを信じてるから」
寄り添ってくれるレオとアリア、それにこうして助けてくれたD7とクリスティーン。
ロード・ケインの奸計に惑わされず、私の意思を汲んで貫き続けてくれているロード・スクルドと魔女狩りの人たち。
そして想定外の危険な状況の中でも奮闘してくれている、レイくんと魔女たち。
みんなのことを思えば、立ち止まる理由なんて一つも浮かばなかった。
みんなを見渡して答えると、D7は薄く笑った。
「アンタならそう言うと思ってたぜ。って、俺が言うなよって思うかもだけど」
「そんなこと別に思わないよ」
「相変わらずお優しいねぇ────とにかく、まぁそういう状況だ。俺たち魔女狩りは、ロード・スクルドの指揮下で、アンタを守りながらクリアランス・デフェリアを捜索するって方針になってる。他の魔法使いとのいざこざも承知の上だ」
D7は眉を上げて苦笑すると、少し周りを気にしながらそう言った。
そろそろ身を隠しているのも限界かもしれない。
「俺はアンタらを発見次第、こうして状況を説明するように言われてたんだ。他の奴より、アンタと面識があった方がスムーズだろうってことでさ。まぁ、それもどうかと思ったんだけどよ」
「ううん、そんなことないよ。助けてもらえてありがたかったし。それで、私たちはロード・スクルドと一旦合流しようと思ってたんだけど、どこに行けばいいかな?」
「あぁ……それなんだけどよ。ロード・スクルドから伝言だ。姫様は自分のやることを優先しろってさ」
「え、でも……」
私が城に行けなかったからこそこうなっちゃっているのに、本当にそれでいいのかな。
私が戸惑っていると、D7も首を捻った。
「ロードいわく、こうなった以上城の意向を変えるよりも、クリアランス・デフェリアを見つける方が優先だそうだ」
「お城の人たちとかみんなを説得してる時間があるなら、問題のクリアちゃんに対処した方がいいってこと?」
「あぁ。ロード・ケインが乗っ取ってる以上、それを覆すのは、今更姫様が出向いても簡単じゃねぇだろうからな。そこら辺の判断は、まぁロードに任せていいんじゃねぇの?」
D7もあまり深く考えていない感じで、そこは少し気になったけれど。
でも確かに、ロード・スクルドが考えた上でそう言っているのなら、その方がいいかもしれない。
魔法使いに気を取られているうちに、クリアちゃんがジャバウォックを呼び寄せてしまうかもしれないし、むしろロード・ケインはそれを狙っているのかもしれない。
それを思えばやっぱりクリアちゃんの捜索こそが優先で、そしてそれをしながら氷室さんを探すのが優先だ。
それにロード・スクルド自身、氷室さんの身を案じているというのもあるかもしれない。
敵が多い状況は決して好ましくないけれど、でもクリアちゃんを押さえられれば全てひっくり返せる。
そのためにもまずは、私は当初の予定通りまず氷室さんを探すことに専念するべきだ。
「つーわけで、頼んだぜ姫様。肝心要はアンタだからな。クリアランス・デフェリアには、俺も因縁があるんだ。勝手だけどよ、アンタがケジメをつけてくれることを期待してんのさ」
「……? D7も、クリアちゃんと……?」
私が頷くと、D7はヘラッと笑ってそう言った。
調子が軽いものだから思わず突っ込んで聞いてしまったけれど、ちょっと不躾だったかもしれない。
すぐに取り消そうとしたけれど、D7は特に気にした様子もなく、でも少しだけ寂しそうに頷いた。
「ああ。コイツ……クリスティーンを殺したのは、クリアランス・デフェリアだからな」
そう言ってD7は、クリスティーンを優しく抱きしめた。
城が乗っ取られているだなんて。ましてロード・ケインに。
状況が突拍子もなさすぎて、うまく飲み込むことができなかった。
「ロード・ケインは、アンタよりも先に城に入って、王族特務に嘘の報告をしたんだろ。つまりは、アンタが国を裏切って、魔女と手を組んでよからぬことを企んでる、みたいなことをさ」
「で、でも、そんなことで国の方針が簡単に変わっちゃうものなの? 自分で言うのもなんだけど、私はこの国の姫なのに。ロード・ケインの言葉だけで狙われちゃうだなんて……」
ロード・ケインから敵視されるならまだしも、国の魔法使い全体から狙われるのは、どうも納得いかなかった。
この国の人たちは、私がいなくなってからもお姫様として扱ってくれていたわけだし、そんな私を簡単に敵とみなすとは思えなくて。
「俺もその場にいたわけじゃねぇから、どうしてそうなったかまではわかんねぇけど。まぁ大方、ロード・ケインが都合のいいこと、ある事ない事言ったんだろうぜ。あの人、口はうまいからなぁ」
思わず強めに尋ねてしまった私に、D7は困ったように眉を寄せた。
確かに、一介の魔女狩りである彼に詳細を尋ねても、王城の内情なんてわかるわけがなかった。
「……ロード・ケインがどういう手段を使ったのかはわからなけれど。でもそういう話なら、確かに王族特務を納得させるやり方はあるかも。だって、アリスが魔女を擁護していることはみんな知ってるから」
アリアは眉間にシワを寄せながら、言いにくそうに口を開いた。
私の方に、控えめな視線を向けてくる。
「昔から、アリスは魔女狩りという行為そのものに否定的だったし、魔女を助けたいってことも言ってた。それに加えて、昨日ワルプルギスの襲撃を止めた時、魔女の味方をしているように、見ようとすれば見えなくも……」
「つまりロード・ケインは、アリスの魔女も守りたいって思想を利用して、レジスタンスの魔女に加担したっていう話を信じさせたってことか? 汚ねぇやり方しやがって」
アリアの予測にレオは歯を剥いて唸った。
私が今まで主張してきたことが、彼の嘘を補強して、私への疑いを生ませてしまっていたんだ。
私には国を救った実績があるから、今まではその考え方そのものを危険視されたりはしなかったけれど。
魔女に味方し魔法使いに敵対したという事実を捏造されたことで、今まで流されていたことも疑いの材料になってしまった、ということ……。
「それに多分、すぐにアリスが城に行けない状況だったってことも大きいと思う。ロード・ケインの言葉を否定できる人がいなくて、アリス自身の所在が不明ってなると、王族特務としては君主である彼の言葉を信じるしかないし」
「私がまずお城に登ってれば、こんなことにはなってなかったのかな……」
私情を優先して氷室さんをまず探そうとしたから、ロード・ケインに先を越されてしまったのかもしれない。
この様子だと、クリアちゃんのやろうとしていうことに私が加担してるとか、ロード・デュークスを倒したのは私だとか、色々と罪を擦りつけられてる可能性もある。
今更後悔しても仕方がないけれど、もう少し冷静に状況を判断するべきだったかもしれない。
「まぁ詳しいところは想像するしかねぇが、ロード・スクルドも似たようなことを言ってたぜ。まぁそういう感じで、少し前に王族特務が声明を出して、反逆者たる魔女の討伐と、それを幇助してる姫様を捕らえろってことになったんだ。その陣頭指揮をとってるのがロード・ケインで、魔法使いは役職問わず従事しろってのがお達しってわけだ」
それが現状だと、D7は淡々と言った。
話し方は相変わらず軽々しいけれど、でもこの切迫した状況に面持ちは暗めだ。
「もちろん、姫様に加担してる奴は魔法使いでも敵だってことで、お陰で俺たちももう反逆者扱いだ。まぁロード・スクルドはこっちに義があるってんで、姫様に協力するのはやめないつってるし、魔女狩りは基本そのスタンスだ」
「迷惑をかけてごめんなさい。でも、魔女狩りの人たちがそのまま味方でいてくれてよかった。もしみんなも敵側に回っちゃてたら、国を丸ごと敵に回すみたいなものだったし」
「まぁでも、現状はほぼそんな感じだぜ? 魔女狩り以外の魔法使いは全員あっち側だしな。民意も今は姫様に否定的だろうし、敵の方が圧倒的に多い状況だ。一応聞いとくけどよ、それでもアンタは戦い続けるか?」
軽やかな調子で、けれど鋭い瞳でD7は尋ねてきた。
本来味方である人たち、守るべき人たちまでも敵に回った状況でも、まだ立ち上がれるのかと。
戦う必要のない人たちとぶつからざるを得なく、あらゆる人たちから非難を受ける状況。
世界を守ろうとしているのに、みんなを守ろうとしているのに、国と世界に仇を為そうとしていると思われても尚、戦えるのか。
そんなこと、聞かれるまでもない。
「もちろん。これくらいで挫けたりしないよ。味方をしてくれる人たちはいるし、私は一人じゃない。沢山の人に誤解されていたって、私は自分の気持ちと、私を信じてくれる人たちを信じてるから」
寄り添ってくれるレオとアリア、それにこうして助けてくれたD7とクリスティーン。
ロード・ケインの奸計に惑わされず、私の意思を汲んで貫き続けてくれているロード・スクルドと魔女狩りの人たち。
そして想定外の危険な状況の中でも奮闘してくれている、レイくんと魔女たち。
みんなのことを思えば、立ち止まる理由なんて一つも浮かばなかった。
みんなを見渡して答えると、D7は薄く笑った。
「アンタならそう言うと思ってたぜ。って、俺が言うなよって思うかもだけど」
「そんなこと別に思わないよ」
「相変わらずお優しいねぇ────とにかく、まぁそういう状況だ。俺たち魔女狩りは、ロード・スクルドの指揮下で、アンタを守りながらクリアランス・デフェリアを捜索するって方針になってる。他の魔法使いとのいざこざも承知の上だ」
D7は眉を上げて苦笑すると、少し周りを気にしながらそう言った。
そろそろ身を隠しているのも限界かもしれない。
「俺はアンタらを発見次第、こうして状況を説明するように言われてたんだ。他の奴より、アンタと面識があった方がスムーズだろうってことでさ。まぁ、それもどうかと思ったんだけどよ」
「ううん、そんなことないよ。助けてもらえてありがたかったし。それで、私たちはロード・スクルドと一旦合流しようと思ってたんだけど、どこに行けばいいかな?」
「あぁ……それなんだけどよ。ロード・スクルドから伝言だ。姫様は自分のやることを優先しろってさ」
「え、でも……」
私が城に行けなかったからこそこうなっちゃっているのに、本当にそれでいいのかな。
私が戸惑っていると、D7も首を捻った。
「ロードいわく、こうなった以上城の意向を変えるよりも、クリアランス・デフェリアを見つける方が優先だそうだ」
「お城の人たちとかみんなを説得してる時間があるなら、問題のクリアちゃんに対処した方がいいってこと?」
「あぁ。ロード・ケインが乗っ取ってる以上、それを覆すのは、今更姫様が出向いても簡単じゃねぇだろうからな。そこら辺の判断は、まぁロードに任せていいんじゃねぇの?」
D7もあまり深く考えていない感じで、そこは少し気になったけれど。
でも確かに、ロード・スクルドが考えた上でそう言っているのなら、その方がいいかもしれない。
魔法使いに気を取られているうちに、クリアちゃんがジャバウォックを呼び寄せてしまうかもしれないし、むしろロード・ケインはそれを狙っているのかもしれない。
それを思えばやっぱりクリアちゃんの捜索こそが優先で、そしてそれをしながら氷室さんを探すのが優先だ。
それにロード・スクルド自身、氷室さんの身を案じているというのもあるかもしれない。
敵が多い状況は決して好ましくないけれど、でもクリアちゃんを押さえられれば全てひっくり返せる。
そのためにもまずは、私は当初の予定通りまず氷室さんを探すことに専念するべきだ。
「つーわけで、頼んだぜ姫様。肝心要はアンタだからな。クリアランス・デフェリアには、俺も因縁があるんだ。勝手だけどよ、アンタがケジメをつけてくれることを期待してんのさ」
「……? D7も、クリアちゃんと……?」
私が頷くと、D7はヘラッと笑ってそう言った。
調子が軽いものだから思わず突っ込んで聞いてしまったけれど、ちょっと不躾だったかもしれない。
すぐに取り消そうとしたけれど、D7は特に気にした様子もなく、でも少しだけ寂しそうに頷いた。
「ああ。コイツ……クリスティーンを殺したのは、クリアランス・デフェリアだからな」
そう言ってD7は、クリスティーンを優しく抱きしめた。
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