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第0章 Dormire
74 この世界は美しい
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神妙な面持ちで自らの立場を口にしたファウスト。
そのエメラルドグリーンの瞳にしっかりと私を映し、真摯な眼差しで。
そこには彼の覚悟と、同時に幾ばくかの恐怖が込められていた。
この国の王子。ということはもちろん、この『にんげんの国』の王子ということだろう。
つまりは、あの王都にある城を構える国王の息子ということ。
この国の人間たちを統べる人ということだ。
確かに唯ならぬ身分の人だろうと、そう予想はしていたけれど。
まさか一国の主人の子だったとは流石に考えてもみなかった。
しかし精錬されて気品ある振る舞いは、王族のものと言われれば納得してしまう。
その言葉に嘘はなく、彼自身がそう口にしたのならば、それは真実なんだろう。
私が愛した人間の男は、この国の王子だった。
それは確かに、驚かざるを得ない事実ではあった。
「本当に申し訳ない、ドルミーレ。貴女を謀るつもりはなかった。しかし、王子と知られれば貴女との関係が壊れてしまうかもしれないと、そんな恐れがあったのは事実だ」
私の手を握りながら、ファウストは珍しく弱々しい表情を見せた。
いつもは爽やかで、そして力強く、常に私に光を向けてくれるファウストが、今は萎らしい。
しかしそれは、私との関係を大切なものだと思ってくれているが故だと、それがよくわかった。
「確かに、驚いたわ。けれど……」
驚きはあった。しかしファウストが向けてくれる気持ちを感じ取れば、そんなことはどうでもよかった。
そこに偽りのものはなく、ただ直向きに私を見てくれているのだから。
今更そんなことに思うところなんて、私にはありはしない。
「私は、あなたが何者であろうとも、どうも思いはしないわ。だから、あなたにどんな立場や肩書きがあろうとも、私には関係がない。だって、ファウストがファウストであることには変わりなのだから」
「あぁ、ドルミーレ……」
私がファウストの頬を撫でると、彼はその手もまた握り、目を細めた。
喜びと同時に、僅かな戸惑いを含んだ瞳が私を捉える。
「ありがとうドルミーレ。しかし、本当に何も思わないのかい? 私は、貴女を蔑み貶めている人間たちの、代表のようなものだ。以前の魔女討伐の件だって、あれは国として活動だった。それでも貴女は、今まで通り私に微笑んでくれると?」
「ええ、もちろん。だってそんなことを言ったら、私は人間が────いいえ、ヒトそのものが苦手よ。でもあなたは違う。他のヒトとは違うと、私は知っているから。だから関係ないの。私はあなただからこそ、この全てを委ねても良いと、そう思っているのだから」
ファウストが何者であろうと、そんなものは何一つとして関係ない。
私たちの仲が変わることもなければ、この気持ちを妨げる要因になどなりようがない。
私は、私を一人のヒトとして見てくれた彼を、同じく一人のヒトとして想っているのだから。
「ドルミーレ……やはり貴女は、私の運命の人だ」
ファウストはそう言って、とても穏やかに笑みを浮かべた。
緊張から解き放ったれた安堵に満ちた表情で、ゆったりと私を見つめてくる。
その優しげな瞳を向けられるのが、とても心地よかった。
「ねぇファウスト。むしろ私は、あなたの方が心配なのだけれど」
ファウストの優しさに包まれながら、私はふと思い浮かんだ言葉をそのまま口にした。
「あなたがこの国の王子なのだとしたら、私とこうしていて良いの? 立場のある人間は、色々としがらみがあるようだし。それに一国の王子が、人間が憎む魔女と共に過ごしているなんて……」
「そんなことは貴女が気にしなくても良い。私はこの想いを、そんなつまらないものに縛られるつもりなんてないのだから」
ファウストはそう答えると、一旦私の手を放し、更に身を寄せるように座り直した。
そっと優しく伸ばされた腕が私の腰を抱き、私はされるがままに、流れに任せて彼の肩に頭を預けた。
「まだ上手くはいっていないけれど、私はいつか必ず、人間に貴女を認めさせる。謂れのない罪を着せられた、その汚名を濯いでみせる。私が貴女と共にいることを、誰にも文句を言わせるつもりなんてないんだ」
「ファウスト……」
「それに私は、王子といっても第三王子で、王位を継承する可能性はとても低い。だから兄上方に比べると、そういった縛りが少ないんだ。だからこそ、こうして奔放な振る舞いが許されている。私はそれを大いに活用して、これからも貴女と共に生きていきたいと、そう思っている」
腕に抱かれ、身を預け、こうして寄り添っていると、彼の言葉がより心に染みてくる。
ファウストは一切のしがらみを無視して、そして取り払って、心の底から私を想ってくれている。
唯ならぬ立場の中にあっても、どんな弊害があったとしても、彼は私を選んでくれている。
これ以上の幸せが、私の人生において存在するのだろうか……。
ファウストにさえ愛されていれば、他のものなんて必要ない。
誰に蔑まれようと、誰に恨まれようと、私のことをなんて貶されようと。
私を見てくれる人がいれば、私は幸せに生きていける。
木陰の中で二人で座りながら、美しく咲き乱れる花々を眺める。
一切穢れのない清らかで無垢な花々は、まるで私たちのこれからの日々を彩るよう。
今この瞬間、こうして二人で過ごしていることが幸せの絶頂であるような、そんな気持ちが全身を満たす。
彼の優しい腕に抱かれながら、私は今という時間を噛みしめた。
「────この世界は、とても美しいのね」
目に映るもの、全てが美しい。
眼前に広がるこの花畑はもちろん、ファウストと共に目にするもの全てがとても美しく輝かしい。
これはきっと、私だけでは見ることのできなかったもので、そして彼としか知ることのできなかった事実。
その素晴らしさを思わず口にすると、ファウストは暖かく微笑んだ。
「ああ、私もそう思う。けれどこの世界が美しいのは、貴女がいるからだ、ドルミーレ」
私の腰を抱く腕に、そっと力が入る。
言葉と共に、その凛々しさが私の胸を跳ねさせた。
「私の大切な人。世界で一番美しい人。ドルミーレ、貴女が世界に彩りを、私の人生に華を添えてくれる。そんな貴女を、私は一生放したくはない」
「ファ、ファウスト……」
向けられた瞳に吸い込まれ、唇がうまく動かない。
彼に全てを奪われてしまったかのように、私のあらゆるものは自由を失っていた。
今の私は、ファウストを感じることしかできない人形のようだ。
「世界でたった一人の、私の麗しき人────ドルミーレ。世界がなんと言おうとも、私は、貴女を愛している」
心がじんわりと熱を帯び、頭がくらくらとボヤける。
そのたった一言が私の全てを満たし、この瞬間あらゆることがどうでも良くなった。
私はもう、今消えてなくなったとしても、後悔なんて一つもない。
「あぁ、ファウスト。私もあなたを────」
火照る体で、滾る気持ちで何とか言葉を紡ごうとして。
しかし、それを最後まで口にすることはできなかった。
彼の唇が、それを許してはくれなかったから。
でも、それでよかった。
全てが溶けて、彼と一緒になる。
今この瞬間が、私にとって全てだと、そう思えたから。
そのエメラルドグリーンの瞳にしっかりと私を映し、真摯な眼差しで。
そこには彼の覚悟と、同時に幾ばくかの恐怖が込められていた。
この国の王子。ということはもちろん、この『にんげんの国』の王子ということだろう。
つまりは、あの王都にある城を構える国王の息子ということ。
この国の人間たちを統べる人ということだ。
確かに唯ならぬ身分の人だろうと、そう予想はしていたけれど。
まさか一国の主人の子だったとは流石に考えてもみなかった。
しかし精錬されて気品ある振る舞いは、王族のものと言われれば納得してしまう。
その言葉に嘘はなく、彼自身がそう口にしたのならば、それは真実なんだろう。
私が愛した人間の男は、この国の王子だった。
それは確かに、驚かざるを得ない事実ではあった。
「本当に申し訳ない、ドルミーレ。貴女を謀るつもりはなかった。しかし、王子と知られれば貴女との関係が壊れてしまうかもしれないと、そんな恐れがあったのは事実だ」
私の手を握りながら、ファウストは珍しく弱々しい表情を見せた。
いつもは爽やかで、そして力強く、常に私に光を向けてくれるファウストが、今は萎らしい。
しかしそれは、私との関係を大切なものだと思ってくれているが故だと、それがよくわかった。
「確かに、驚いたわ。けれど……」
驚きはあった。しかしファウストが向けてくれる気持ちを感じ取れば、そんなことはどうでもよかった。
そこに偽りのものはなく、ただ直向きに私を見てくれているのだから。
今更そんなことに思うところなんて、私にはありはしない。
「私は、あなたが何者であろうとも、どうも思いはしないわ。だから、あなたにどんな立場や肩書きがあろうとも、私には関係がない。だって、ファウストがファウストであることには変わりなのだから」
「あぁ、ドルミーレ……」
私がファウストの頬を撫でると、彼はその手もまた握り、目を細めた。
喜びと同時に、僅かな戸惑いを含んだ瞳が私を捉える。
「ありがとうドルミーレ。しかし、本当に何も思わないのかい? 私は、貴女を蔑み貶めている人間たちの、代表のようなものだ。以前の魔女討伐の件だって、あれは国として活動だった。それでも貴女は、今まで通り私に微笑んでくれると?」
「ええ、もちろん。だってそんなことを言ったら、私は人間が────いいえ、ヒトそのものが苦手よ。でもあなたは違う。他のヒトとは違うと、私は知っているから。だから関係ないの。私はあなただからこそ、この全てを委ねても良いと、そう思っているのだから」
ファウストが何者であろうと、そんなものは何一つとして関係ない。
私たちの仲が変わることもなければ、この気持ちを妨げる要因になどなりようがない。
私は、私を一人のヒトとして見てくれた彼を、同じく一人のヒトとして想っているのだから。
「ドルミーレ……やはり貴女は、私の運命の人だ」
ファウストはそう言って、とても穏やかに笑みを浮かべた。
緊張から解き放ったれた安堵に満ちた表情で、ゆったりと私を見つめてくる。
その優しげな瞳を向けられるのが、とても心地よかった。
「ねぇファウスト。むしろ私は、あなたの方が心配なのだけれど」
ファウストの優しさに包まれながら、私はふと思い浮かんだ言葉をそのまま口にした。
「あなたがこの国の王子なのだとしたら、私とこうしていて良いの? 立場のある人間は、色々としがらみがあるようだし。それに一国の王子が、人間が憎む魔女と共に過ごしているなんて……」
「そんなことは貴女が気にしなくても良い。私はこの想いを、そんなつまらないものに縛られるつもりなんてないのだから」
ファウストはそう答えると、一旦私の手を放し、更に身を寄せるように座り直した。
そっと優しく伸ばされた腕が私の腰を抱き、私はされるがままに、流れに任せて彼の肩に頭を預けた。
「まだ上手くはいっていないけれど、私はいつか必ず、人間に貴女を認めさせる。謂れのない罪を着せられた、その汚名を濯いでみせる。私が貴女と共にいることを、誰にも文句を言わせるつもりなんてないんだ」
「ファウスト……」
「それに私は、王子といっても第三王子で、王位を継承する可能性はとても低い。だから兄上方に比べると、そういった縛りが少ないんだ。だからこそ、こうして奔放な振る舞いが許されている。私はそれを大いに活用して、これからも貴女と共に生きていきたいと、そう思っている」
腕に抱かれ、身を預け、こうして寄り添っていると、彼の言葉がより心に染みてくる。
ファウストは一切のしがらみを無視して、そして取り払って、心の底から私を想ってくれている。
唯ならぬ立場の中にあっても、どんな弊害があったとしても、彼は私を選んでくれている。
これ以上の幸せが、私の人生において存在するのだろうか……。
ファウストにさえ愛されていれば、他のものなんて必要ない。
誰に蔑まれようと、誰に恨まれようと、私のことをなんて貶されようと。
私を見てくれる人がいれば、私は幸せに生きていける。
木陰の中で二人で座りながら、美しく咲き乱れる花々を眺める。
一切穢れのない清らかで無垢な花々は、まるで私たちのこれからの日々を彩るよう。
今この瞬間、こうして二人で過ごしていることが幸せの絶頂であるような、そんな気持ちが全身を満たす。
彼の優しい腕に抱かれながら、私は今という時間を噛みしめた。
「────この世界は、とても美しいのね」
目に映るもの、全てが美しい。
眼前に広がるこの花畑はもちろん、ファウストと共に目にするもの全てがとても美しく輝かしい。
これはきっと、私だけでは見ることのできなかったもので、そして彼としか知ることのできなかった事実。
その素晴らしさを思わず口にすると、ファウストは暖かく微笑んだ。
「ああ、私もそう思う。けれどこの世界が美しいのは、貴女がいるからだ、ドルミーレ」
私の腰を抱く腕に、そっと力が入る。
言葉と共に、その凛々しさが私の胸を跳ねさせた。
「私の大切な人。世界で一番美しい人。ドルミーレ、貴女が世界に彩りを、私の人生に華を添えてくれる。そんな貴女を、私は一生放したくはない」
「ファ、ファウスト……」
向けられた瞳に吸い込まれ、唇がうまく動かない。
彼に全てを奪われてしまったかのように、私のあらゆるものは自由を失っていた。
今の私は、ファウストを感じることしかできない人形のようだ。
「世界でたった一人の、私の麗しき人────ドルミーレ。世界がなんと言おうとも、私は、貴女を愛している」
心がじんわりと熱を帯び、頭がくらくらとボヤける。
そのたった一言が私の全てを満たし、この瞬間あらゆることがどうでも良くなった。
私はもう、今消えてなくなったとしても、後悔なんて一つもない。
「あぁ、ファウスト。私もあなたを────」
火照る体で、滾る気持ちで何とか言葉を紡ごうとして。
しかし、それを最後まで口にすることはできなかった。
彼の唇が、それを許してはくれなかったから。
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