674 / 984
第7章 リアリスティック・ドリームワールド
105 森の最奥にて
しおりを挟む
レイくん先導の元、私は三人で森の奥へと向かった。
氷室さんが私にぴったりとくっついて同行することに、レイくんはやや難色を示しけれど。
でもその不満を口にすることはなくて、成り行きのままに私たちは三人での行動となった。
もし万が一、クロアさんが言っていた通り氷室さんとクリアちゃんが同一人物だったとしたのなら。
さっきまで戦っていたレイくんは気付くはずだし、そうしたらもっと明確な敵意を見せるはずだ。
それをせず私の隣にいることを許しているのだから、やはりあれは間違いなんだろう。
考え出すと止まらないし、考えるほど否定材料が増えて混乱する。
だから私は取り敢えずそう結論付けて、自分の心を落ち着けた。
彼女は私が良く知る氷室 霰。それ以外の何者でもない。
それにもし彼女に私の知らない一面があったとしても、それでも氷室さんが氷室さんであることには変わりないんだから。
そう納得して、私は目の前のことに集中することにした。
ワルプルギスを率いて絶対的正義を謳うホワイトと相対するのに、生半可な気持ちではいられないからだ。
「レイくんは、王都での戦いから抜け出してこっちに来てくれたんだよね? 今、向こうの様子は?」
道すがら氷室さんに現状の情報共有をしてから、私は一歩前を歩くレイくんに尋ねた。
転臨の力を解放したままのレイくんは、雪のような白髪と長い兎の耳をふわりと揺らしながら、こちらに目を向けて微笑んだ。
「ロード・スクルドを筆頭に、H1とH2たちロード・ホーリーの部下たちが戦いを収める動きに回って、勢いは落ちているね。ただ僕としては、まだ魔法使いたちの動きを留めておく必要があったから、一人で抜け出してきただけだけれどね」
抜け出すのも一苦労だったよ、とレイくんは肩を竦めて溜息をついた。
もちろんすぐに収まるとは思っていなかったし、徐々に落ち着いているのならば取り敢えず安心かな。
シオンさんとネネさんたちに任せっきりにしてしまって申し訳ないけれど、それも私が大元を止めれば済む話だ。
「……クロアさんから、どうして戦いを起こさなきゃいかなかったのかは聞いたよ。でもレイくんは、私をホワイトのところに連れて行って、この戦いをやめさせるってことでいいんだよね? 今更だけど」
「あぁもちろん。確かに状況が変わって戦いは避けられなくなったけれど、でもその被害を最小限にはしたいからね。君が彼女の元に訪れることで、もう戦いは続けなくて済む」
魔法使いに私を奪われまいとする為の戦いだと、クロアさんは言っていた。
だから、私がワルプルギスの元に来ればもう争わなくていいと、そういうことなのかな。
でもこの戦いは、ロード・デュークスの計画を阻止する為とも言っていたし……。
「あの、レイくん」
少し不安になって、私は身を乗り出してレイくんの顔を見た。
「一応言っておくけど、私、ワルプルギスに力を貸すことはできない、からね。魔法使いを滅ぼそうとする企みには……」
「……うん。わかってるよ。君にそんな無理強いをするつもりはない。君にはただ、来てもらえればそれでいいのさ」
それであのホワイトが納得するのか、それはイマイチわからなかったけれど。
でも爽やかに頷くレイくんを、今は信じるしかなかった。
もし万が一、ホワイトが私に助力を強要し、そして戦いの手を緩めないと言うのであれば。
その時は、力尽くでも抵抗するしかない。その覚悟は持っておかないと。
それからひたすらに、巨大過ぎる森の中をズンズンと進んだ。
生茂る身の丈よりも大きな草花を魔法で掻き分け、時には木の根を乗り越えて。
スケール感がおかしくなりそうなこの巨大な森は、当時の私の記憶と相違はない。
たださっきからそうだけれど、妙に薄暗くて重たい空気が蔓延っていることが、昔とは違うところ。
前はもう少し日の光がこぼれてきて、過ごしやすい森だったように思える。
もちろん、場所によってはこんな風にどんよりと怪しい雰囲気のところもあったけれど。
この不気味な雰囲気は、奥地にワルプルギスが、ホワイトが控えているからなのかな。
神殿へ行くと、レイくんはそう言っていた。ホワイトはそこにいると。
つまりそれは私の予想どおり、あそこが彼女たちの本拠地になっているということなんだろう。
かつて私が、レイくんとクロアさんと過ごしたあの場所が。
かつての私にとってこの森は、楽しい思い出の詰まっている場所だった。
摩訶不思議なことが沢山出て、毎日が驚きに満ちていて。
レイくんとクロアさんとの日々も、クリアちゃんと出会って遊んだ日々も、全部。
けれどこうして奥地へと目指している今のこの森の雰囲気は、そんな私の印象とは真逆のもので。
薄暗く怪しげで、不安に駆られるような重苦しさが全身を責めてくる。
その変化が、私には少し寂しかった。
けれど、そうこう言っている場合じゃない。
今は思い出に浸っている時じゃないし、目を向けるべきは別にあるんだから。
ホワイトと話をつけて、ワルプルギスを宥めることができれば、この空気もまた改善できるかもしれないし。
まぁ、彼女たちのせいだと決まったわけではないのだけれど。
そんなことを頭の片隅で考えながら、氷室さんとしっかり手を繋いで歩き続けて。
そしてようやく私たちは、木々の開けた場所へと辿り着いた。
そこは私がよく知る場所。
七年前の最初の一ヶ月間、ずっと過ごした場所だ。
広場のさらに奥には、白い石造りの神殿が聳え立っていた。
薄暗い森の中でも良く映える白い柱を何本も連ね、神々しさと同時に厳かを構える佇まい。
その外壁には松明が備え付けられていて、白い柱と壁を照らし、赤くチラチラと揺らめいていた。
その神殿を目にした瞬間、ゾワリと鳥肌が全身を駆け抜けた。
ドルミーレを祀っているというあの場所に、私の心が何かを感じた。
このモヤモヤ、ゾワゾワとした感覚は、私の中のドルミーレが何か思うところがあるからなのかな。
それをグッと飲み込んで、レイくんに付いて広場の中に進んでいく。
神殿の前には沢山の魔女たちが群がっている。
私たちの姿を見るとみんな一斉に息を飲んだり、楽しげな黄色い声を上げた。
向けられる沢山な視線にソワソワしてしまうし、不安がブワッと立ちこめる。
それを堪える為に氷室さんの手をしっかりと握ると、大丈夫だというように強く握り返してくれて。
それがとても心強くて、私は前だけを見ることができた。
神殿を守るように集っていた魔女の群衆が、レイくんと私の来訪によりさっと割れる。
神殿の入り口への一直線の道ができて、そして、その先に純白の姿が見て取れた。
一切の穢れのない純白の和服に身を包んだホワイトが、入口の階段の頂点に立ち、緩やかに私たちを見下ろしていた。
氷室さんが私にぴったりとくっついて同行することに、レイくんはやや難色を示しけれど。
でもその不満を口にすることはなくて、成り行きのままに私たちは三人での行動となった。
もし万が一、クロアさんが言っていた通り氷室さんとクリアちゃんが同一人物だったとしたのなら。
さっきまで戦っていたレイくんは気付くはずだし、そうしたらもっと明確な敵意を見せるはずだ。
それをせず私の隣にいることを許しているのだから、やはりあれは間違いなんだろう。
考え出すと止まらないし、考えるほど否定材料が増えて混乱する。
だから私は取り敢えずそう結論付けて、自分の心を落ち着けた。
彼女は私が良く知る氷室 霰。それ以外の何者でもない。
それにもし彼女に私の知らない一面があったとしても、それでも氷室さんが氷室さんであることには変わりないんだから。
そう納得して、私は目の前のことに集中することにした。
ワルプルギスを率いて絶対的正義を謳うホワイトと相対するのに、生半可な気持ちではいられないからだ。
「レイくんは、王都での戦いから抜け出してこっちに来てくれたんだよね? 今、向こうの様子は?」
道すがら氷室さんに現状の情報共有をしてから、私は一歩前を歩くレイくんに尋ねた。
転臨の力を解放したままのレイくんは、雪のような白髪と長い兎の耳をふわりと揺らしながら、こちらに目を向けて微笑んだ。
「ロード・スクルドを筆頭に、H1とH2たちロード・ホーリーの部下たちが戦いを収める動きに回って、勢いは落ちているね。ただ僕としては、まだ魔法使いたちの動きを留めておく必要があったから、一人で抜け出してきただけだけれどね」
抜け出すのも一苦労だったよ、とレイくんは肩を竦めて溜息をついた。
もちろんすぐに収まるとは思っていなかったし、徐々に落ち着いているのならば取り敢えず安心かな。
シオンさんとネネさんたちに任せっきりにしてしまって申し訳ないけれど、それも私が大元を止めれば済む話だ。
「……クロアさんから、どうして戦いを起こさなきゃいかなかったのかは聞いたよ。でもレイくんは、私をホワイトのところに連れて行って、この戦いをやめさせるってことでいいんだよね? 今更だけど」
「あぁもちろん。確かに状況が変わって戦いは避けられなくなったけれど、でもその被害を最小限にはしたいからね。君が彼女の元に訪れることで、もう戦いは続けなくて済む」
魔法使いに私を奪われまいとする為の戦いだと、クロアさんは言っていた。
だから、私がワルプルギスの元に来ればもう争わなくていいと、そういうことなのかな。
でもこの戦いは、ロード・デュークスの計画を阻止する為とも言っていたし……。
「あの、レイくん」
少し不安になって、私は身を乗り出してレイくんの顔を見た。
「一応言っておくけど、私、ワルプルギスに力を貸すことはできない、からね。魔法使いを滅ぼそうとする企みには……」
「……うん。わかってるよ。君にそんな無理強いをするつもりはない。君にはただ、来てもらえればそれでいいのさ」
それであのホワイトが納得するのか、それはイマイチわからなかったけれど。
でも爽やかに頷くレイくんを、今は信じるしかなかった。
もし万が一、ホワイトが私に助力を強要し、そして戦いの手を緩めないと言うのであれば。
その時は、力尽くでも抵抗するしかない。その覚悟は持っておかないと。
それからひたすらに、巨大過ぎる森の中をズンズンと進んだ。
生茂る身の丈よりも大きな草花を魔法で掻き分け、時には木の根を乗り越えて。
スケール感がおかしくなりそうなこの巨大な森は、当時の私の記憶と相違はない。
たださっきからそうだけれど、妙に薄暗くて重たい空気が蔓延っていることが、昔とは違うところ。
前はもう少し日の光がこぼれてきて、過ごしやすい森だったように思える。
もちろん、場所によってはこんな風にどんよりと怪しい雰囲気のところもあったけれど。
この不気味な雰囲気は、奥地にワルプルギスが、ホワイトが控えているからなのかな。
神殿へ行くと、レイくんはそう言っていた。ホワイトはそこにいると。
つまりそれは私の予想どおり、あそこが彼女たちの本拠地になっているということなんだろう。
かつて私が、レイくんとクロアさんと過ごしたあの場所が。
かつての私にとってこの森は、楽しい思い出の詰まっている場所だった。
摩訶不思議なことが沢山出て、毎日が驚きに満ちていて。
レイくんとクロアさんとの日々も、クリアちゃんと出会って遊んだ日々も、全部。
けれどこうして奥地へと目指している今のこの森の雰囲気は、そんな私の印象とは真逆のもので。
薄暗く怪しげで、不安に駆られるような重苦しさが全身を責めてくる。
その変化が、私には少し寂しかった。
けれど、そうこう言っている場合じゃない。
今は思い出に浸っている時じゃないし、目を向けるべきは別にあるんだから。
ホワイトと話をつけて、ワルプルギスを宥めることができれば、この空気もまた改善できるかもしれないし。
まぁ、彼女たちのせいだと決まったわけではないのだけれど。
そんなことを頭の片隅で考えながら、氷室さんとしっかり手を繋いで歩き続けて。
そしてようやく私たちは、木々の開けた場所へと辿り着いた。
そこは私がよく知る場所。
七年前の最初の一ヶ月間、ずっと過ごした場所だ。
広場のさらに奥には、白い石造りの神殿が聳え立っていた。
薄暗い森の中でも良く映える白い柱を何本も連ね、神々しさと同時に厳かを構える佇まい。
その外壁には松明が備え付けられていて、白い柱と壁を照らし、赤くチラチラと揺らめいていた。
その神殿を目にした瞬間、ゾワリと鳥肌が全身を駆け抜けた。
ドルミーレを祀っているというあの場所に、私の心が何かを感じた。
このモヤモヤ、ゾワゾワとした感覚は、私の中のドルミーレが何か思うところがあるからなのかな。
それをグッと飲み込んで、レイくんに付いて広場の中に進んでいく。
神殿の前には沢山の魔女たちが群がっている。
私たちの姿を見るとみんな一斉に息を飲んだり、楽しげな黄色い声を上げた。
向けられる沢山な視線にソワソワしてしまうし、不安がブワッと立ちこめる。
それを堪える為に氷室さんの手をしっかりと握ると、大丈夫だというように強く握り返してくれて。
それがとても心強くて、私は前だけを見ることができた。
神殿を守るように集っていた魔女の群衆が、レイくんと私の来訪によりさっと割れる。
神殿の入り口への一直線の道ができて、そして、その先に純白の姿が見て取れた。
一切の穢れのない純白の和服に身を包んだホワイトが、入口の階段の頂点に立ち、緩やかに私たちを見下ろしていた。
0
お気に入りに追加
99
あなたにおすすめの小説
美少女だらけの姫騎士学園に、俺だけ男。~神騎士LV99から始める強くてニューゲーム~
マナシロカナタ✨ラノベ作家✨子犬を助けた
ファンタジー
異世界💞推し活💞ファンタジー、開幕!
人気ソーシャルゲーム『ゴッド・オブ・ブレイビア』。
古参プレイヤー・加賀谷裕太(かがや・ゆうた)は、学校の階段を踏み外したと思ったら、なぜか大浴場にドボンし、ゲームに出てくるツンデレ美少女アリエッタ(俺の推し)の胸を鷲掴みしていた。
ふにょんっ♪
「ひあんっ!」
ふにょん♪ ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん! って、いつまで胸を揉んでるのよこの変態!」
「ご、ごめん!」
「このっ、男子禁制の大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
「ちょっと待って、俺も何が何だか分からなくて――」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、あなたに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
どうやら俺はゲームの中に入り込んでしまったようで、ラッキースケベのせいでアリエッタと決闘することになってしまったのだが。
なんと俺は最高位職のLv99神騎士だったのだ!
この世界で俺は最強だ。
現実世界には未練もないし、俺はこの世界で推しの子アリエッタにリアル推し活をする!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
よろしくお願いいたします。
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが集団お漏らしする話
赤髪命
大衆娯楽
※この作品は「校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話」のifバージョンとして、もっと渋滞がひどくトイレ休憩云々の前に高速道路上でバスが立ち往生していた場合を描く公式2次創作です。
前作との文体、文章量の違いはありますがその分キャラクターを濃く描いていくのでお楽しみ下さい。(評判が良ければ彼女たちの日常編もいずれ連載するかもです)
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜
赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。
これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。
友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる