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第3章 オード・トゥ・フレンドシップ
63 不思議な不思議な森の茶会
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「ここは……」
気が付けば私は見覚えのある場所にいた。
そこは森の中。とても巨大な森の中だ。
ビルのようにそびえ立つ巨大な木々。草や花も私の背丈を優に越して、覆うように生えている。
私はこの巨大な森を知っている。
ここは一昨日、『お姫様』と会った場所だ。
あらゆるものが巨大な森の中で、唯一私と同じスケールのテーブルと椅子。
私はそのうちの一つの椅子に腰掛けていた。
けれど対面に座っていた『お姫様』の姿は今はない。
つい先程まで、ここではお茶会が開かれていたかのように、お菓子やお茶が出しっぱなしだった。
辺りを見回してみても誰もいない。
『お姫様』はおろか、人っ子一人いない。
巨大な森は静寂に包まれていた。
一瞬、ここに来たということはまた『お姫様』と会えて、また力を貸してもらえるかもと思ったけれど、どうやら今回は様子が違った。
このままここに座っていても埒が明かないので、私はとりあえず立ち上がった。
『────だめ』
その時、とてもか細い声が頭をかすめた。
聞き覚えのあるような、けれど始めて聞いたような。
どちらにしてもよくは聞こえなかった。
とりあえず適当に歩みを進めてみる。
ここに来たということは何か意味があるはずだから。
ここは確か、私の心の中とか夢の中とかそんな感じだったと思う。
ならここで何かヒントを掴めるかもしれない。
そういえば、私はどうしてここに来たんだっけ。
『────進んでは、だめ』
また同じ声が聞こえた。
弱々しくも澄み渡る静かな声だった。
頭に、心に直接訴えかけてくる声。
「あなたは誰?」
姿を見せない声の主に、私は語りかける。
普通に考えればここは私の心の中なんだから、他人がいるはずがない。
あの『お姫様』は私の一部だから例外だし、昨日のカルマちゃんは魔法で彼女が作った空間に引きずりこまれたからまた話が違うし。
『私は────。』
その声はどうやら名乗っているようなのに、その名前が聞き取れない。
何かにシャットアウトされているかのように、意図的にその部分だけ隠されているかのように。
『────進んではいけない────アリス、ちゃん────進んでは────』
「なに? この先に何があるっていうの?」
途切れ途切れの声は要領を得ない。
何故私を止めるのか。この先に何があるのか。そしてこの声の持ち主は何者なのか。
全くわからない。私に敵意はなさそうだけれど、でも何をしたいのかが見えてこない。
進んではいけないと言われても、ここには誰もいないし『お姫様』を探さないと。
私には今力が必要なんだ。みんなを守れるだけの力が。
せっかくこの心の中にやってこられたんだから、手ぶらで何もしないわけにはいかない。
『────それ以上は────あなたは知っては────』
途切れ途切れの声は続く。
そういえば意識が遠のいた時、ここに意識が落ちてくる時も誰かの声が聞こえた。
その声とこの声は多分違うように思える。
あの声は私を呼んでいた。
そうだ。私はあの声に引っ張られて意識を失ってここにやってきたんだ。
あれは『お姫様』のものとも違ったと思うけれど、あの声の主に出会えれば何かわかるかもしれない。
『────だめ────アリスちゃ────危険だか────私、は────あなたの────』
暖かい木漏れ日が心地良い。
森の中のものは全て巨大だけれど、それ以外にこの森に変わった様子はない。
歩みを進めてみたところで別段変わったこともない。
この静かな声は、私に一体何を伝えたいんだろう。
「そっちじゃないわよ。こっちにいらっしゃい」
その時、今度は別の声が聞こえた。
それはしっかりと耳に届く、確かに存在する声だった。
そしてそれは、私が意識を失う時に聞いた、私を呼んだ声と同じように聞こえて────
「うわぁぁっ────────!」
そう思った瞬間、突然足元にポッカリと穴が開いて、私はなす術もなくストンと落ちた。
まるで漫画のトラップみたい。何の前触れもなく空いた黒い穴に、重力のままに吸い込まれる。
思わずあげた叫び声が静かに木霊した。
何もない真っ暗な穴の中を落ちていたかと思うと、突然視界が開けた。
しかし落下は止まらない。何故ならそこは遥か上空。雲が浮かぶ高い空の上だったから。
「もうめちゃくちゃだ────!」
地に足をつけて歩いていて、そこに現れた穴に落ちたと思ったらいつの間にか空から落ちている。
道理も理屈もあったもんじゃない。
ただ、今起きていることそれだけが事実だった。
私は今身一つで空から落ちている。
一面に広がるのは青い空。眼下に広がるのは鬱蒼とした木々の森。
このまま落ちたら普通は死んでしまう。いや、もしかしたら心の中だからどうにでもなるのかな?
そんなことをふと思いついて、試しにスピードが落ちてふんわりと降下することをイメージしてみたら、これが案外あっさり上手くいった。
私の体はまるでパラシュートを開いたみたいにふんわりと速度を落として、ゆらゆらゆっくりと降下し出した。
これで安心して降りられるとホッとした時、地面に着くにはまだしばらくかかると思っていたら、急に足が地面について私は体勢を崩して尻餅をついてしまった。
バキバキとあたりの枝をなぎ倒してしまう。草木がトゲトゲして痛かった。
おかしいな。下に広がる木々はまだ小さかったし、地面との距離はまだまだだったと思ったんだけれど。
そう思って辺りを見渡して、私は気付いた。
私の周りに広がる森はとても小さかった。鬱蒼と茂る木々はミニチュアサイズだ。
木々は私の膝くらいまでしかない。私がなぎ倒したと思っていたのは枝じゃなくて木の幹だった。
私の常識内での普通の木のサイズを想像していたから、まだまだ地面が遠いと錯覚したんだ。
スケール感がまた変わっていた。遠いから小さく見えると感じていたそれは、ただ元から小さいだけだった。
さっきいたところは全てが大きかったけれど、今度は全てが小さい森になっている。
穴に落ちたと思ったら空から落ちていたり、大きい森だと思っていたら小さい森になっていたり。
ここは本当に私の心の中であっているのかな。
もしそうだとしたら、私の心はなかなか不安定に見える。なんかそれは嫌だなぁ。
強く打ち付けたお尻をさすりながら立ち上がる。
実際に立ち上がってみると、より周りが小さいことが感じられた。
見渡す限り広がっている森の木々は全て小さくて、それに浮かぶ雲も小ぶり。
まるで小人の国に来たみたいだった。
「ようこそ。素敵な着地だったわよ」
そして、唐突に背後から声をかけられた。
私は思わずびくりと飛び上がって、恐る恐る振り返った。
そこには小さな森の木々を無視して、大きな森と同じテーブルと椅子が置かれていた。
私と同じスケール感の、この森にしては大きすぎるもの。
大きな森と同じように、美味しそうなお菓子やいい香りのするお茶が並べられていた。
そして、テーブルを挟んで向かい側に座って優雅にお茶を飲んでいる人が一人。
もう半分わかりきってはいたけれど、その人は私と全く同じ見た目をしていた。
見た目は全く同じ。まるで鏡を見ているよう。
けれど、格好や感じる印象は全く違う。
髪は結んでおらずストンと下ろしており、肩や腕を曝け出したちょっぴりセクシーな黒いワンピースドレスを着こなしていて、私よりも一回りほど年上のような大人の色気を感じさせる雰囲気を醸し出していた。
「はじめまして、お嬢さん」
私の顔、私の声でそう言った。
けれどその表情はやっぱりどこか大人っぽくて、声も艶っぽさを感じる。
私と全く同じなのに、でもどこか違う。
そんな『私』は、私を見て穏やかに微笑んだ。
気が付けば私は見覚えのある場所にいた。
そこは森の中。とても巨大な森の中だ。
ビルのようにそびえ立つ巨大な木々。草や花も私の背丈を優に越して、覆うように生えている。
私はこの巨大な森を知っている。
ここは一昨日、『お姫様』と会った場所だ。
あらゆるものが巨大な森の中で、唯一私と同じスケールのテーブルと椅子。
私はそのうちの一つの椅子に腰掛けていた。
けれど対面に座っていた『お姫様』の姿は今はない。
つい先程まで、ここではお茶会が開かれていたかのように、お菓子やお茶が出しっぱなしだった。
辺りを見回してみても誰もいない。
『お姫様』はおろか、人っ子一人いない。
巨大な森は静寂に包まれていた。
一瞬、ここに来たということはまた『お姫様』と会えて、また力を貸してもらえるかもと思ったけれど、どうやら今回は様子が違った。
このままここに座っていても埒が明かないので、私はとりあえず立ち上がった。
『────だめ』
その時、とてもか細い声が頭をかすめた。
聞き覚えのあるような、けれど始めて聞いたような。
どちらにしてもよくは聞こえなかった。
とりあえず適当に歩みを進めてみる。
ここに来たということは何か意味があるはずだから。
ここは確か、私の心の中とか夢の中とかそんな感じだったと思う。
ならここで何かヒントを掴めるかもしれない。
そういえば、私はどうしてここに来たんだっけ。
『────進んでは、だめ』
また同じ声が聞こえた。
弱々しくも澄み渡る静かな声だった。
頭に、心に直接訴えかけてくる声。
「あなたは誰?」
姿を見せない声の主に、私は語りかける。
普通に考えればここは私の心の中なんだから、他人がいるはずがない。
あの『お姫様』は私の一部だから例外だし、昨日のカルマちゃんは魔法で彼女が作った空間に引きずりこまれたからまた話が違うし。
『私は────。』
その声はどうやら名乗っているようなのに、その名前が聞き取れない。
何かにシャットアウトされているかのように、意図的にその部分だけ隠されているかのように。
『────進んではいけない────アリス、ちゃん────進んでは────』
「なに? この先に何があるっていうの?」
途切れ途切れの声は要領を得ない。
何故私を止めるのか。この先に何があるのか。そしてこの声の持ち主は何者なのか。
全くわからない。私に敵意はなさそうだけれど、でも何をしたいのかが見えてこない。
進んではいけないと言われても、ここには誰もいないし『お姫様』を探さないと。
私には今力が必要なんだ。みんなを守れるだけの力が。
せっかくこの心の中にやってこられたんだから、手ぶらで何もしないわけにはいかない。
『────それ以上は────あなたは知っては────』
途切れ途切れの声は続く。
そういえば意識が遠のいた時、ここに意識が落ちてくる時も誰かの声が聞こえた。
その声とこの声は多分違うように思える。
あの声は私を呼んでいた。
そうだ。私はあの声に引っ張られて意識を失ってここにやってきたんだ。
あれは『お姫様』のものとも違ったと思うけれど、あの声の主に出会えれば何かわかるかもしれない。
『────だめ────アリスちゃ────危険だか────私、は────あなたの────』
暖かい木漏れ日が心地良い。
森の中のものは全て巨大だけれど、それ以外にこの森に変わった様子はない。
歩みを進めてみたところで別段変わったこともない。
この静かな声は、私に一体何を伝えたいんだろう。
「そっちじゃないわよ。こっちにいらっしゃい」
その時、今度は別の声が聞こえた。
それはしっかりと耳に届く、確かに存在する声だった。
そしてそれは、私が意識を失う時に聞いた、私を呼んだ声と同じように聞こえて────
「うわぁぁっ────────!」
そう思った瞬間、突然足元にポッカリと穴が開いて、私はなす術もなくストンと落ちた。
まるで漫画のトラップみたい。何の前触れもなく空いた黒い穴に、重力のままに吸い込まれる。
思わずあげた叫び声が静かに木霊した。
何もない真っ暗な穴の中を落ちていたかと思うと、突然視界が開けた。
しかし落下は止まらない。何故ならそこは遥か上空。雲が浮かぶ高い空の上だったから。
「もうめちゃくちゃだ────!」
地に足をつけて歩いていて、そこに現れた穴に落ちたと思ったらいつの間にか空から落ちている。
道理も理屈もあったもんじゃない。
ただ、今起きていることそれだけが事実だった。
私は今身一つで空から落ちている。
一面に広がるのは青い空。眼下に広がるのは鬱蒼とした木々の森。
このまま落ちたら普通は死んでしまう。いや、もしかしたら心の中だからどうにでもなるのかな?
そんなことをふと思いついて、試しにスピードが落ちてふんわりと降下することをイメージしてみたら、これが案外あっさり上手くいった。
私の体はまるでパラシュートを開いたみたいにふんわりと速度を落として、ゆらゆらゆっくりと降下し出した。
これで安心して降りられるとホッとした時、地面に着くにはまだしばらくかかると思っていたら、急に足が地面について私は体勢を崩して尻餅をついてしまった。
バキバキとあたりの枝をなぎ倒してしまう。草木がトゲトゲして痛かった。
おかしいな。下に広がる木々はまだ小さかったし、地面との距離はまだまだだったと思ったんだけれど。
そう思って辺りを見渡して、私は気付いた。
私の周りに広がる森はとても小さかった。鬱蒼と茂る木々はミニチュアサイズだ。
木々は私の膝くらいまでしかない。私がなぎ倒したと思っていたのは枝じゃなくて木の幹だった。
私の常識内での普通の木のサイズを想像していたから、まだまだ地面が遠いと錯覚したんだ。
スケール感がまた変わっていた。遠いから小さく見えると感じていたそれは、ただ元から小さいだけだった。
さっきいたところは全てが大きかったけれど、今度は全てが小さい森になっている。
穴に落ちたと思ったら空から落ちていたり、大きい森だと思っていたら小さい森になっていたり。
ここは本当に私の心の中であっているのかな。
もしそうだとしたら、私の心はなかなか不安定に見える。なんかそれは嫌だなぁ。
強く打ち付けたお尻をさすりながら立ち上がる。
実際に立ち上がってみると、より周りが小さいことが感じられた。
見渡す限り広がっている森の木々は全て小さくて、それに浮かぶ雲も小ぶり。
まるで小人の国に来たみたいだった。
「ようこそ。素敵な着地だったわよ」
そして、唐突に背後から声をかけられた。
私は思わずびくりと飛び上がって、恐る恐る振り返った。
そこには小さな森の木々を無視して、大きな森と同じテーブルと椅子が置かれていた。
私と同じスケール感の、この森にしては大きすぎるもの。
大きな森と同じように、美味しそうなお菓子やいい香りのするお茶が並べられていた。
そして、テーブルを挟んで向かい側に座って優雅にお茶を飲んでいる人が一人。
もう半分わかりきってはいたけれど、その人は私と全く同じ見た目をしていた。
見た目は全く同じ。まるで鏡を見ているよう。
けれど、格好や感じる印象は全く違う。
髪は結んでおらずストンと下ろしており、肩や腕を曝け出したちょっぴりセクシーな黒いワンピースドレスを着こなしていて、私よりも一回りほど年上のような大人の色気を感じさせる雰囲気を醸し出していた。
「はじめまして、お嬢さん」
私の顔、私の声でそう言った。
けれどその表情はやっぱりどこか大人っぽくて、声も艶っぽさを感じる。
私と全く同じなのに、でもどこか違う。
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