61 / 984
第2章 正しさの在り方
35 私が守りたい友達
しおりを挟む
「大きく出たな」
D7は笑わなかった。
鼻で笑われてるかと思った。嘲られ見下されると思っていた。
けれどD7は笑わなかった。
軽薄な顔ではあったけれど、私の言葉を意味のあるものだと聞いていた。
「争いをなくす。魔女を呪縛から解き放つ。アンタ、自分が何言ってるのかわかってるのか?」
「そのつもりだけど?」
決して一過性の気持ちじゃない。
自分自身が魔女になって、そして私は沢山の魔女に助けられ、守られてきた。
私の大切な友達は、その日を必死に生きている。
いつか訪れる死の恐怖に耐えながら、それでも毎日を必死に生きている。
何の罪もないのに汚名を着せられて、理不尽に蔑まれて、理不尽に罵られる。
魔女ごときと罵倒される。生きていちゃいけないって、死ななければいけないって否定される。
そんなの許せなかった。仕方ないなんて思えない。
私の大切な友達が、そんな風に理不尽に苛まれる姿を見ているのは辛い。
私の力なら、お姫様の力なら、それを終わらせることができるかもしれない。
何故か、そんな確信に近い気持ちが湧き上がってきたから。
もし本当に私にそれができるのなら、私はそのために足掻きたい。
「そういうのを世迷言って言うんだぜ。争いはなくならねぇよ。人がいる以上、必ずどこかで衝突する」
「そんなことはわかってる。誰も争わない平和な世界なんて、そう簡単にできることじゃない。私は、魔女と魔法使いがもう争う必要のないようにしたいの」
「それも同じだ」
D7は溜息をついた。
「魔女と魔法使い。存在しているだけでその在り方は相反してんだよ。必ずぶつかる。俺たちはわかり合えたりなんてしやしねぇのさ。アンタが味方の魔女を守りたいってんなら、魔法使いを全員ぶっ潰すって言った方がまだ現実的だぜ?」
「私はそんなことはしないよ」
だって別に、魔法使いが悪いわけでもない。
彼らは彼らで、自分たちの信じることを貫いているだけ。そこが、魔女とは交わらなかったというだけ。
そんな魔法使いをこっちの一方的な気持ちで否定してしまったら、それは魔女狩りと同じ。何にも解決しない。
────それに、私が守りたい友達は────
「────魔女がいなくなれば。魔女が魔女でなくなれば、争いはなくなるでしょ?」
今度は笑った。身をよじってD7は大笑いした。
けれどそれは私を馬鹿にしているというよりは、心の底から愉快だと思っているかのような笑い声。
「やっぱおもしれぇわアンタ。魔女を魔女でなくす。つまり、『魔女ウィルス』そのものをどうにかしようって魂胆か」
「……何がおかしいの」
あまりの大笑いに私が不機嫌に返すと、D7は悪い悪いと謝った。
「あんまりにも突拍子も無いことを言いだすもんだから、ついな」
ぜーぜーと荒らげた息を整えて、ニヤリとしながらD7は言う。
「『魔女ウィルス』の研究は大昔からされてる。しかしその詳細は未だに不明だ。もちろんウィルスそのものを失くすことも、感染者を治す方法もとっくに模索され尽くしてる。それでも何も解決してねぇんだ。アンタみたいな小娘が、どうにかできる問題じゃねぇよ」
「魔法使いがどれだけの研究をしてきたのかは知らないけれど、まだ試してない方法があるでしょ」
「姫君の力、か。確かにその力をそんな風に使おうとする奴なんていないだろうな。面白いよな、アンタは」
D7は遠い目をして、まるで何か大切なものを慈しむように言った。
「やっぱアンタは、優しい優しいお姫様だ」
その表情は、とても私たちを殺しにきた人のものとは思えなかった。
何かとても美しいものを見ているように、その表情には濁りがない。
「その理想は大切にすればいい。夢を見るのは自由だからな。けどよ、だからといってやっぱり俺は、アンタを見逃すわけにはいかねぇんだわ」
けれど一変。D7は元の魔女狩りの顔に戻った。
私たちを殺しにきた顔。容赦をしない冷徹な顔。
「俺は魔法使いだからな。やっぱ魔女を殺さないわけにはいかないんだわ。それに、アンタをこの手で殺せるんなら、そんな光栄なことはない」
「なにそれ。私ってよっぽど恨み買ってたの?」
「ちげーよ。逆だ逆。アンタみたいな良いお姫様、他の誰かに殺されるより、自分の手で殺したいのさ。敬意を評してな」
問答の時の空気から一変して、D7から強い殺気が伝わってくる。
それに合わせて、氷室さんと善子さんが私の前に乗り出した。
「ありがとう、花園さん」
私に背を向けながら氷室さんは呟くやうに言った。
「あなたの気持ちが、あなたの心が伝わってきた。その過酷な道に、私も寄り添うから」
「こっちこそありがとうだよ、氷室さん。私なんかの力になってくれて」
「……友達、だから」
「そうだね。私も友達を守りたい。みんなを守りたいの」
氷室さんは頷いた。
氷室さんならわかってくれると思った。無茶だと無謀だとわかっていても、それでも私の気持ちをわかってくれるって。
私のことを友達だといってくれて、命をかけて助けに来てくれた氷室さんなら。
「私だってアリスちゃんのお友達でしょ?」
善子さんがにっこりと微笑む。太陽のように。
「それに、私はいろんな意味で先輩だからね。可愛い後輩の覚悟には、力を貸してやるしかないでしょ」
「ありがとうございます善子さん。すいません、巻き込んでしまって」
「巻き込まれたなんて、そんなこと思ってないさ。魔女になって以来ドタバタには慣れてる。こういう日が来るかもってことも、覚悟してたよ。それに、私はアリスちゃんが正しいと思うしね」
自分の正しいと思ったことをする。その善子さんの生き方に、少しでも近付くことはできているかな。
その尊い想いに、少しでも寄り添えているかな。
けれど、正しさを貫こうとしている善子さんが力を貸してくれるというのなら、きっと私の選択は間違いじゃなかったんだって胸を張れる。
「ヤル気は十分ってか。魔女風情が」
嘲る笑みでD7は私たちを眺める。
「良いかお姫様。アンタに一つだけ教えておいてやるよ。アンタがいくら正しいと思っていたとしても、それが本当に正しいかどうかはわかんねぇんだぜ……!」
「それはあなたたちも同じでしょ! 魔法使い!」
「言うじゃねぇか。泣けるぜ、ホントに」
D7は嬉しそうに微笑んだ。
D7は笑わなかった。
鼻で笑われてるかと思った。嘲られ見下されると思っていた。
けれどD7は笑わなかった。
軽薄な顔ではあったけれど、私の言葉を意味のあるものだと聞いていた。
「争いをなくす。魔女を呪縛から解き放つ。アンタ、自分が何言ってるのかわかってるのか?」
「そのつもりだけど?」
決して一過性の気持ちじゃない。
自分自身が魔女になって、そして私は沢山の魔女に助けられ、守られてきた。
私の大切な友達は、その日を必死に生きている。
いつか訪れる死の恐怖に耐えながら、それでも毎日を必死に生きている。
何の罪もないのに汚名を着せられて、理不尽に蔑まれて、理不尽に罵られる。
魔女ごときと罵倒される。生きていちゃいけないって、死ななければいけないって否定される。
そんなの許せなかった。仕方ないなんて思えない。
私の大切な友達が、そんな風に理不尽に苛まれる姿を見ているのは辛い。
私の力なら、お姫様の力なら、それを終わらせることができるかもしれない。
何故か、そんな確信に近い気持ちが湧き上がってきたから。
もし本当に私にそれができるのなら、私はそのために足掻きたい。
「そういうのを世迷言って言うんだぜ。争いはなくならねぇよ。人がいる以上、必ずどこかで衝突する」
「そんなことはわかってる。誰も争わない平和な世界なんて、そう簡単にできることじゃない。私は、魔女と魔法使いがもう争う必要のないようにしたいの」
「それも同じだ」
D7は溜息をついた。
「魔女と魔法使い。存在しているだけでその在り方は相反してんだよ。必ずぶつかる。俺たちはわかり合えたりなんてしやしねぇのさ。アンタが味方の魔女を守りたいってんなら、魔法使いを全員ぶっ潰すって言った方がまだ現実的だぜ?」
「私はそんなことはしないよ」
だって別に、魔法使いが悪いわけでもない。
彼らは彼らで、自分たちの信じることを貫いているだけ。そこが、魔女とは交わらなかったというだけ。
そんな魔法使いをこっちの一方的な気持ちで否定してしまったら、それは魔女狩りと同じ。何にも解決しない。
────それに、私が守りたい友達は────
「────魔女がいなくなれば。魔女が魔女でなくなれば、争いはなくなるでしょ?」
今度は笑った。身をよじってD7は大笑いした。
けれどそれは私を馬鹿にしているというよりは、心の底から愉快だと思っているかのような笑い声。
「やっぱおもしれぇわアンタ。魔女を魔女でなくす。つまり、『魔女ウィルス』そのものをどうにかしようって魂胆か」
「……何がおかしいの」
あまりの大笑いに私が不機嫌に返すと、D7は悪い悪いと謝った。
「あんまりにも突拍子も無いことを言いだすもんだから、ついな」
ぜーぜーと荒らげた息を整えて、ニヤリとしながらD7は言う。
「『魔女ウィルス』の研究は大昔からされてる。しかしその詳細は未だに不明だ。もちろんウィルスそのものを失くすことも、感染者を治す方法もとっくに模索され尽くしてる。それでも何も解決してねぇんだ。アンタみたいな小娘が、どうにかできる問題じゃねぇよ」
「魔法使いがどれだけの研究をしてきたのかは知らないけれど、まだ試してない方法があるでしょ」
「姫君の力、か。確かにその力をそんな風に使おうとする奴なんていないだろうな。面白いよな、アンタは」
D7は遠い目をして、まるで何か大切なものを慈しむように言った。
「やっぱアンタは、優しい優しいお姫様だ」
その表情は、とても私たちを殺しにきた人のものとは思えなかった。
何かとても美しいものを見ているように、その表情には濁りがない。
「その理想は大切にすればいい。夢を見るのは自由だからな。けどよ、だからといってやっぱり俺は、アンタを見逃すわけにはいかねぇんだわ」
けれど一変。D7は元の魔女狩りの顔に戻った。
私たちを殺しにきた顔。容赦をしない冷徹な顔。
「俺は魔法使いだからな。やっぱ魔女を殺さないわけにはいかないんだわ。それに、アンタをこの手で殺せるんなら、そんな光栄なことはない」
「なにそれ。私ってよっぽど恨み買ってたの?」
「ちげーよ。逆だ逆。アンタみたいな良いお姫様、他の誰かに殺されるより、自分の手で殺したいのさ。敬意を評してな」
問答の時の空気から一変して、D7から強い殺気が伝わってくる。
それに合わせて、氷室さんと善子さんが私の前に乗り出した。
「ありがとう、花園さん」
私に背を向けながら氷室さんは呟くやうに言った。
「あなたの気持ちが、あなたの心が伝わってきた。その過酷な道に、私も寄り添うから」
「こっちこそありがとうだよ、氷室さん。私なんかの力になってくれて」
「……友達、だから」
「そうだね。私も友達を守りたい。みんなを守りたいの」
氷室さんは頷いた。
氷室さんならわかってくれると思った。無茶だと無謀だとわかっていても、それでも私の気持ちをわかってくれるって。
私のことを友達だといってくれて、命をかけて助けに来てくれた氷室さんなら。
「私だってアリスちゃんのお友達でしょ?」
善子さんがにっこりと微笑む。太陽のように。
「それに、私はいろんな意味で先輩だからね。可愛い後輩の覚悟には、力を貸してやるしかないでしょ」
「ありがとうございます善子さん。すいません、巻き込んでしまって」
「巻き込まれたなんて、そんなこと思ってないさ。魔女になって以来ドタバタには慣れてる。こういう日が来るかもってことも、覚悟してたよ。それに、私はアリスちゃんが正しいと思うしね」
自分の正しいと思ったことをする。その善子さんの生き方に、少しでも近付くことはできているかな。
その尊い想いに、少しでも寄り添えているかな。
けれど、正しさを貫こうとしている善子さんが力を貸してくれるというのなら、きっと私の選択は間違いじゃなかったんだって胸を張れる。
「ヤル気は十分ってか。魔女風情が」
嘲る笑みでD7は私たちを眺める。
「良いかお姫様。アンタに一つだけ教えておいてやるよ。アンタがいくら正しいと思っていたとしても、それが本当に正しいかどうかはわかんねぇんだぜ……!」
「それはあなたたちも同じでしょ! 魔法使い!」
「言うじゃねぇか。泣けるぜ、ホントに」
D7は嬉しそうに微笑んだ。
0
お気に入りに追加
99
あなたにおすすめの小説
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
美少女だらけの姫騎士学園に、俺だけ男。~神騎士LV99から始める強くてニューゲーム~
マナシロカナタ✨ラノベ作家✨子犬を助けた
ファンタジー
異世界💞推し活💞ファンタジー、開幕!
人気ソーシャルゲーム『ゴッド・オブ・ブレイビア』。
古参プレイヤー・加賀谷裕太(かがや・ゆうた)は、学校の階段を踏み外したと思ったら、なぜか大浴場にドボンし、ゲームに出てくるツンデレ美少女アリエッタ(俺の推し)の胸を鷲掴みしていた。
ふにょんっ♪
「ひあんっ!」
ふにょん♪ ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん! って、いつまで胸を揉んでるのよこの変態!」
「ご、ごめん!」
「このっ、男子禁制の大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
「ちょっと待って、俺も何が何だか分からなくて――」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、あなたに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
どうやら俺はゲームの中に入り込んでしまったようで、ラッキースケベのせいでアリエッタと決闘することになってしまったのだが。
なんと俺は最高位職のLv99神騎士だったのだ!
この世界で俺は最強だ。
現実世界には未練もないし、俺はこの世界で推しの子アリエッタにリアル推し活をする!
校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが集団お漏らしする話
赤髪命
大衆娯楽
※この作品は「校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話」のifバージョンとして、もっと渋滞がひどくトイレ休憩云々の前に高速道路上でバスが立ち往生していた場合を描く公式2次創作です。
前作との文体、文章量の違いはありますがその分キャラクターを濃く描いていくのでお楽しみ下さい。(評判が良ければ彼女たちの日常編もいずれ連載するかもです)
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜
赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。
これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。
友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる